イギリス 25ポンド野砲 Mk.2 w/リンバー ヨーロッパ戦線 (プラモデル)サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6774 スケール:1/35
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「イギリス 25ポンド野砲 Mk.2 w/リンバー ヨーロッパ戦線 プラモデル (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6774 )」です●「イギリス 25ポンド野砲 Mk.2 w/リンバー ヨーロッパ戦線」です●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の主力野砲「25ポンド砲」の「後期型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●イギリス軍及びイギリス連邦軍を代表する野砲「25ポンド砲 Mk.2」を再現、イギリス軍兵器らしいクラシカルなスタイルを継承した質実剛健さを感じるフォルムと、そのディテールを再現した内容となっています ●サイバーホビー社製「イギリス 25ポンド砲 Mk.2 w/リンバー&クルー」をベースとしてフィギュアを省き、「後期型」を再現するために砲身部分と砲架の一部を新規パーツへと変更したバリエーションキットとなります 【 「25ポンド砲 Mk.2」について 】●第1次世界大戦時におけるイギリス軍は、1904年に制式化された「18ポンド砲」を使用していましたが、第1次大戦後の1925年に新式の野砲として「25ポンド砲」の開発を進めました ●ところが、時代は世界恐慌による軍縮の時期となっており、開発は事実上中止され、ようやく1935年となって「25ポンド砲」が完成します ●ただ、この「25ポンド砲」は、既存の「18ポンド砲」の砲身内部を削り「25ポンド砲弾」を撃つことができるようにするという、乱暴な手段が採られていました ●この砲は「25ポンド砲 Mk.1」と呼ばれ、フランス戦及び北アフリカ戦に使用されましたが、さすがにその造りから着弾の安定性に乏しいという欠点を持っていました ●次いで、この「25ポンド砲 Mk.1」を参考に新造されたのが「25ポンド砲 Mk.2」です ●この「25ポンド砲 Mk.2」は、当初は開脚式の砲架の採用が検討されましたが、開戦には間に合わず、従来の箱型砲架を使用、また「18ポンド砲」に採用された円形の射撃台も装備されました ●この「25ポンド砲 Mk.2」(口径88mm)は、各国の師団砲兵が使用する榴弾砲(105mm砲」から「155mm砲」クラス)と比べると口径が小さく、そして分離装薬、手動鎖栓方式により発射速度が低いのも事実でしたが、使い勝手や信頼性が高く、イギリス連邦軍内で広く使われました ●また、各国が師団内に各口径の砲を装備したのに対し、イギリス連邦軍の師団内では「25ポンド砲」を単一装備し、弾薬の補給や整備性などの点から有利となっていました ●「25ポンド砲」は、北アフリカ戦線では徹甲弾が用意されて、対戦車兵器としても使用されるなどの活躍をしています ●この北アフリカ戦では、砲口部分に補強リングが取り付けられた「25ポンド砲 Mk.2」の「初期型」が使用されましたが、同戦線後期からは、砲口先端部にマズルブレ-キを装着した同「後期型」が登場、ヨーロッパ大陸に戦いが移るとその殆どが「後期型」となります ●「25ポンド砲」は12000門が製造され、牽引式だけではなく、自走式の「ビショップ」や「セクストン」などに活用、大戦後も1960年代まで使用され続けられました 【 「イギリス 25ポンド野砲 Mk.2 w/リンバー ヨーロッパ戦線」について 】●このイギリス軍の「25ポンド砲 Mk.2」の「後期型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●サイバーホビー社のディテール表現力により「25ポンド砲」を再現、細分化されたパーツ構成によりその細部とメカニカルな構造を表現しながらも、同社のキットとしてはパーツ数が抑えられた内容となっています ●「25ポンド砲」は、牽引状態と射撃状態とを選択して組立てることができます ●「25ポンド砲」用の弾薬リンバーが付属しており、同リンバーを付けた牽引中のシーンを再現することができます ●「25ポンド砲 Mk.2」は「砲身部」「砲架」「砲脚部(箱型砲架部)」「防盾」「射撃台」の5ブロックで構成されています 【 砲身部 】 ●砲身は一体成型で、後部右側とマズルブレーキは別パーツです ・ マズルブレーキは左右分割式となっています ・ 砲尾は3パーツで構成、閉鎖器は開閉状態が選択できます ・ 揺架はリベットが付いたタイプと、リベットの無いタイプとが付属し、選択して使用します 【 砲 架 】 ●砲架は左右分割式で、これに照準器、操作ハンドルなどを取り付ける構成となっています ・ 照準器部分は一体成型化されており、複雑な構造が2パーツで再現 【 砲脚部 】 ●特徴的な砲脚部は、左右分割式で再現、砲脚内側のリベットなどがパーツ分割によって表現されています ・ 後部上面、駐鋤、照準手席、車軸部などは別パーツとなっています ・ 砲脚の表と裏には特徴的なリベットがモールドされています ・ 砲脚に装備されるラマーがパーツ化 ●タイヤは、ホイール部とゴムの部分とが分割されています ・ ゴムの部分は、接着及び塗装が可能なDS素材となっており、トレッドパターンが表現されています 【 防 盾 】 ●防盾部は、本体と上部との2分割式で、パーツは薄く成型され、実際の防盾の薄さが表現されています ・ 防盾表面には細かなリベットが彫刻されています ・ 防盾上部は、展開した射撃状態と、折り畳んだ牽引状態とを選択できます 【 射撃台 】 ●射撃台は一体成型となっています ・ 射撃台の支持架は2種類用意され、射撃状態と牽引状態とに合わせて選択使用します 【 「弾薬運搬用リンバー」について 】●弾薬リンバーは、弾薬庫、フェンダー、タイヤ、牽引部の4ブロックで構成されています ●弾薬庫は各パネルを貼り合わせる箱組み方式となっています ・ 弾薬庫の前面パネル部には、砲弾ケースが収納されている状態がモールドされ、2ケースが抜かれた状態となっています ・ 前面のドアは開閉状態が選択できます ・ 25ポンド砲との牽引装置は2種類が付属し、選択して使用します ●左右のフェンダーは一体成型されています ●タイヤは、ホイール部とゴムの部分とが分割されています ・ ゴムの部分は、接着及び塗装が可能なDS素材となっており、トレッドパターンが表現されています ●牽引部は、5パーツで構成されています ●砲弾ケースが2個付属、弾薬リンバーの弾薬庫に挿入することもできます ●砲弾ケースの下面、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 塗装とマーキング 】 ●「25ポンド砲 Mk.2 後期型」の塗装例として、イギリス軍仕様となる2種類が説明書に記載されています ・ 所属不明 (北アフリカ / 1943年) ・ 所属不明 (イギリス本国 / 1943年) ●2013年 一部新金型
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