ドイツ 4号戦車 H型 中期生産型 w/ツィメリットコーティング (プラモデル)サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6611 スケール:1/35
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「ドイツ 4号戦車 H型 中期生産型 w/ツィメリットコーティング プラモデル (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6611 )」です●「ドイツ 4号戦車 H型 中期生産型 w/ツィメリットコーティング」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の主力戦車「4号戦車H型」の「中期生産型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「4号戦車」シリーズの頂点に立つ存在の「4号戦車H型」を再現、中世の甲冑のように「シュルツェン」を身に纏い、「ツィンメリットコーティング」が施されたマッシブかつ迫力ある姿を再現した内容となっています 【 「4号戦車H型」について 】●第2次世界大戦の勃発前、ドイツ軍は戦車を「1号戦車」~「4号戦車」の4系統に分けて開発、生産を行い、「1号戦車」は訓練用、「2号戦車」は偵察及び主力戦車の補助、「3号戦車」は主力中戦車、「4号戦車」は支援戦車としての役割を持っていました ●第2次世界大戦の緒戦に於いては、その戦車の役割については問題は生じなかったものの、1941年から開始された独ソ戦では、ソ連軍の「T-34」や「KV-1」などの出現により主力戦車であるべき「3号戦車」は火力と装甲の不足が目立つようになります ●そこで、「3号戦車」は砲の長砲身化と装甲の強化が図られましたが、車格の関係から装甲貫通能力が高い長砲身の「75mm砲」を搭載することができず、その役割は「3号戦車」よりも大型の車体である「4号戦車」が担うこととなりました ●これにより、「4号戦車」は従来の搭載砲である短砲身の「24口径 75mm戦車砲 KwK37」から、長砲身の「43口径 75mm戦車砲 Kwk40」に変更、これは後に「48口径」へと変化し、対戦車戦闘に高い能力を発揮しました ●この「4号戦車」の長砲身型(「G型」以降)は、本来の支援戦車から主力戦車へとその役割を換え、ドイツ戦車部隊の中核車両として運用される存在となります ●「4号戦車H型」は、長砲身砲を装備した最初の型式である「4号戦車G型」の次のタイプとして1943年4月から生産が開始されました ●この「H型」は、「G型」をベースに変速機を変更したもので、当初は「G型」の「後期生産型」と外観上はほぼ同一で、最終減速機カバー(起動輪の基部)の形状が異なる程度でした ●その後「H型」は、それまで追加装甲式だった前面装甲が、一体化された1枚物の装甲板へと変わり、クラッペやピストルポートの廃止、車体シュルツェンの取り付け方法の変更などの改良が順次行われるようになります ●一方、ドイツ軍では自軍で使用されていた磁気式吸着地雷が、連合軍側でも同様の兵器が使われることを考慮し、対吸着地雷用の「ツィンメリットコーティング」を戦闘車両に施すことを決定します ●この「ツィンメリットコーティング」は、1943年9月から実施され、生産工場で塗布、既存の車両も現地部隊の手により極力塗布されることが行われました ●同コーティングは、連合軍が吸着地雷を使用する気配がないことから1944年8月には、その塗布が廃止されています ●「4号戦車H型」は、前記の通り1943年4月から生産が開始されて1944年7月で生産が終了、その後は「4号戦車J型」に生産が移行します ●そのため、「4号戦車H型」では、基本的に「ツィンメリットコーティング」が塗布されており、その姿は「H型」を特徴付ける要因の一つにもなっています ●「4号戦車H型」は、「A型」から続く「4号戦車」シリーズの進化の頂点に立つ存在であり、その後の「4号戦車J型」は、実質的に「H型」の簡易型ともいえるものでした ●同車は、1944年6月から始まった「ノルマンディ戦」においてドイツ戦車師団の主力戦車として活躍、物量で迫る連合軍相手に常に劣勢だったものの、その奮戦により連合軍の進撃を長期間押し止めました ●「ノルマンディ戦」以降では、「4号戦車H型」に代わり「J型」が「4号戦車」シリーズの主力となりましたが、残存する「H型」はその後も使用され続け、ドイツ敗戦時まで活躍しています 【 「ドイツ 4号戦車 H型 中期生産型 w/ツィメリットコーティング」のキット内容について 】●このドイツ軍の主力戦車「4号戦車H型 中期生産型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●サイバーホビー社のディテール表現力により「4号戦車H型 中期生産型」を再現、同車ならではの細かな造りと、シュルツェン及びシュルツェン架とが織り成す複雑な構造を細分化されたパーツ構成で表現した内容となっています ●「ドラゴン・ツィンメリット」シリーズとして、「ツィンメリットコーティング」がパーツ上に彫刻され、実際のコーティングに沿ったコーティング剤の薄さや、人工的なパターンの荒れが表情豊かに表現されています ・ 「ツィンメリットコーティング」の再現は、パテなどを使用する方法がありますが、非常に手間が掛かる上にテクニックも必要とします ・ このキットは、「ツィンメリットコーティング」を避けて通れない「4号戦車H型」を再現したものであり、パーツ数は多いものの同車の姿を気軽に楽しむことができます ●「4号戦車H型 中期生産型」は「砲塔」「車体上部」「車体下部」「左右フェンダー」の5ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、ドラゴン社(サイバーホビー社)のディテール表現力によりその細部を再現、キューポラ部分の細かな構造、砲塔部に刻まれた各種のネジ穴、薄い装甲板で構成されたシュルツェンなどが表現されています ●「43口径 75mm戦車砲 Kwk40」砲身は、本体部分がプラパーツにより一体成型されており、マズルブレーキは3分割式により内部構造も再現しています ・ マズルブレーキは、先端部などの形状が異なる4種類のタイプが付属しており、選択して使用します ・ 防盾は、砲身基部の装甲スリーブ、駐退複座装置の装甲カバー部を含めて5パーツで構成、同軸機銃は別パーツとなっています ・ 同軸機銃は、機関銃を装備している状態のパーツと、装備していない状態のパーツが付属し、選択して使用できます ・ 砲尾も細かく再現され、閉鎖器は開閉状態が選択できます ・ 防盾は、完成後も上下可動式とすることができます ●砲塔は、主要部分が上部、底部、前面の3パーツにて構成されています ・ 前面に在るクラッペは別パーツとなっており、開閉状態が選択可能、内側の防弾ガラスを再現するクリアーパーツが付属しています ・ 砲塔内部には、車長席、ベンチレーターが再現されています ・ 砲塔天板のネジ穴が表現されています ・ 砲塔側面ハッチは、前後2分割で再現されており、開閉状態を選択できます ●車長キューポラは、細かなパーツ分割で再現され、視察口の開閉状態を選択できるようになっています ・ 視察口の防弾ガラスを再現するクリアーパーツが付属 ・ 車長ハッチは、内側のロック装置が別パーツになったものか、一体成型されたものかを選ぶことができ、ハッチの開閉状態も選択可能です ●後部のゲベックカステンは上下分割式で、蓋の部分は別パーツです ・ ゲベックカステンの支柱がパーツ化 ●砲塔シュルツェンは、縁に向かって緩やかな傾斜が付いた状態で成型されおり、実車の通りの薄い構造と見えるように工夫されています ・ 側面ハッチ部分の扉は、閉じた状態のパーツのみとなります ・ シュルツェン架は、薄く成型され、内側の固定ボルトも再現されています 【 車体上部 】 ●車体上部は、独特な面構成と、各種装備品で覆われた「4号戦車」特有の複雑な造りを再現、シュルツェンは薄く成型されたプラパーツとアルミ板で構成され、その華奢な構造が表現されています ●車体上部は、各装甲板を貼り合せる箱組み方式となっています ・ パーツの精度の高さにより確実に形となるように工夫されています ・ 車体上部の操縦手、無線手ハッチは、別パーツとなっており、開閉状態が選択できます ・ エンジングリルの点検ハッチも別パーツ化されています ・ エアークリーナーは9パーツで構成 ●戦闘室前面板は1パーツで再現 ・ 操縦手の装甲バイザーは、開閉状態が選択できます ・ 操縦手用の視察装置の防弾ガラスを再現するクリアーパーツが付属 ・ 前方機銃は、7パーツによって内部の細かな細部も再現されています ●車体前部上面板は一体成型となっています ・ 前面板に存在する左右のブレーキ点検ハッチは、別パーツとなっています ・ 予備履帯固定具は、プラパーツをエッチングパーツとを選択できます 【 フェンダー 】 ●左右のフェンダーは、それぞれフェンダー本体、前後のマッドフラップの3分割式です ・ 車体用のシュルツェン架の下部は、フェンダーパーツと一体成型されています ・ フェンダー後部の吸気口グリルの蓋はプラパーツとエッチングパーツとの選択式です ・ 各車載工具類は、固定具のクランプなども一体成型となっています ●車体シュルツェンは、1枚ずつに分割されたアルミ板が用意されています ・ シュルツェン架は、実車通りに薄く成型されたパーツで構成されています ・ シュルツェン架は、取り付け部が全て山型となったタイプと前部2個が台形になったタイプとを選択できます 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ式に一体成型されており、これに前面及び後面パネルを取り付ける構成となっています ・ ボギー式サスペンションは、1ユニットが各4パーツ(合計8ユニット)で構成されています ・ 転輪は左右分割式で、ハブキャップは別パーツです ・ 誘導輪は、鋳造式とパイプ式の2種類が付属しており、選択して使用します ・ 鋳造式誘導輪の内側リングはエッチングパーツで再現 【 履 帯 】 ●履帯は、接着及び塗装が可能な素材によるベルト式履帯が付属しています ・ 履帯は、接地部分にハの字の滑り止めパターンが付いた「4号戦車」の後期型履帯を再現、モデルカステン製「3/4号戦車 後期型用履帯 [タイプA] (可動式)」がこれに対応しています ●視察口の防弾ガラスなどを再現するためのクリアーパーツが付属 ●エンジングリルのシャッターや、吸気口の蓋などを再現するエッチングパーツが付属しています ●牽引ワイヤーのワイヤー本体を作製するための金属製ワイヤーが付属 【 塗装とマーキング 】 ●「4号戦車H型 中期生産型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる8種類の塗装例が説明書に記載されています ・ SS第12戦車師団 「ヒトラー・ユーゲント」 (ノルマンディ / 1944年) ・ SS第12戦車師団 「ヒトラー・ユーゲント」 (ノルマンディ / 1944年) ・ SS第12戦車師団 「ヒトラー・ユーゲント」 (ノルマンディ / 1944年) ・ 第2戦車師団 第3戦車連隊 (ノルマンディ / 1944年) ・ 装甲教導師団 第130戦車連隊 (ノルマンディ / 1944年) ・ 第20戦車師団 (1943年) ・ 第20戦車師団 (1943年) ・ 所属不明 (1943年) ●説明書の塗装例に基づく国籍マーク、車体番号、部隊マークなどを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 ・SS第12戦車師団「ヒトラー・ユーゲント」所属の「4号戦車H型」では、その車体番号がかなりラフに描かれており、キットに付属のデカールはそのラフな感じが表現されています ・ ただし、模型的の見栄えからデカールでは字体が若干崩れた程度となっています ●2013年 一部新金型
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