ドイツ 3号戦車 (FL)M型 火炎放射戦車 w/シュルツェン (プラモデル)サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6776 スケール:1/35
|
||||||||
「ドイツ 3号戦車 (FL)M型 火炎放射戦車 w/シュルツェン プラモデル (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6776 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の火炎放射戦車「3号火炎放射戦車」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「3号戦車M型」をベースに主砲の代わりに火炎放射器を装備した「3号火炎放射戦車」を再現、ダミー用に太めの砲身を付け、車体前面に追加装甲を備えた独特の姿を再現した内容となっています 【 「3号火炎放射戦車」について 】●火炎放射器は近接戦闘時に使用が行われる兵器で、陣地戦や対トーチカ戦闘に威力を発揮します ●ただし、歩兵携行用の火炎放射器は、射程が短い上に引火性の高い燃料を大量に持つことから、射手が被弾すると味方部隊に大きな損害が生じるという危険性も含んでいます ●1942年、ドイツ軍は南ロシアを侵攻する「ブラウ作戦」を開始、その攻撃の矛先はロシア南部の工業都市スターリングラードへと伸び、同地の占領を防ごうとするソ連軍の間で激戦が繰り広げられました ●スターリングラードは工場を中心とした大都市であり、独ソ両軍が入り乱れる大規模な市街戦を展開、このような市街戦では爆薬や火炎放射器のような近接兵器が極めて効果的でした ●ドイツ軍では今までに経験したことがない大規模な市街戦により専用の兵器の必要性を痛感、近距離での戦闘を考慮した戦闘車両の開発を進めます ●ドイツ軍は既存の火炎放射戦車として「2号戦車」をベースとした「フラミンゴ」という車両を装備していましたが、この車両は実験的な意味合いが強い車両であり、市街戦に投入するには防御力が貧弱過ぎるという欠点を持っていました ●そこで、「3号戦車」をベースとした本格的な火炎放射戦車の開発が進められ、1943年2月に登場したのが「3号火炎放射戦車」です(スターリングラード戦には間に合いませんでした) ・ 「3号火炎放射戦車」は、主力戦車としては陰りが見えていた「3号戦車M型」をベースとして製作が行われ、主砲を撤去して空いたスペースに火炎放射器を装備しました ・ しかし、火炎放射戦車は敵側にとって危険な存在であることから、真っ先に攻撃の対象となってしまいがちであり、通常の戦車型と同じように見えるようにダミーの砲身が付けられ、その内側に火炎放射器のノズルが延びるという構造となっていました ・ さらに、近接戦闘用として車体前面には30mm厚の追加装甲を装着しています ・ 「3号火炎放射戦車」の火炎放射の射程は55mから60mという性能を持ち、砲塔に火炎放射器を装備したことにより全周への放射が可能でした ●「3号火炎放射戦車」は1943年4月までに合計100両を生産、1943年7月のクルスク戦から本格的に戦線に投入が行われています ●クルスク戦の「3号火炎放射戦車」は主に第6戦車師団、第7戦車師団、グロースドイッチュラント装甲擲弾兵師団に配備、この戦いでは合計41両の「3号火炎放射戦車」が参加しています ●「3号火炎放射戦車」は近接戦闘用の車両として活躍が期待されましたが、クルスク戦以後のドイツ軍は防戦が主となり、スターリングラード戦のような大規模な市街戦は少なく、活躍の機会は多くはありませんでした ●それでも、「3号火炎放射戦車」のような火炎放射戦車は、対峙する連合軍将兵にとって恐怖の存在として終始恐れられたのでした 【 「ドイツ 3号戦車 (FL)M型 火炎放射戦車 w/シュルツェン」のキット内容について 】●このドイツ軍の火炎放射戦車「3号火炎放射戦車」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ドラゴン/サイバーホビー社のディテール表現力によって「3号火炎放射戦車」を再現、細分化したパーツ構成とエッチングパーツで細部表現に重きを置きながらも、スマートキット版として同社のキットとしてはパーツ数を抑えた内容となっています ●サイバーホビー社製「ドイツ 3号戦車 M型 w/シュルツェン 1943年 クルスク戦仕様 」をベースとして、「3号火炎放射戦車」を再現するために、砲塔のシュルツェンを省き、砲身、車体の追加装甲などの新規パーツを追加したバリエーションキットとなります ●「3号火炎放射戦車」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」、左右の「フェンダー」の5ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●防盾に中空方式に追加装甲を付け、太いダミーの砲身を装備した「3号火炎放射戦車」の砲塔形状を再現、砲身基部の火炎放射の直接照準器はエッチングパーツで再現します ●ダミーの砲身は一体成型のパーツで再現、スライド金型を使用して砲口部分の凹みと砲口から延びる線を再現しています ・ 砲身基部の装甲スリーブ前端部は、戦車型と同じタイプと、「3号火炎放射戦車」のオリジナルとなる先端部分にボルトが付いたタイプの2種が付属、選択して使用することができます ・ 砲身基部に付く直接照準器を再現するエッチングパーツが付属 ・ 同軸機銃は、銃口部分を開口しています ・ 同軸機銃は装着の有無を選択することができます ・ 防盾は、内側の防盾と、追加装甲とで構成、その間の中空部分は周囲の各パネルを貼り付けて作製します ・ 防盾(砲身)は、完成後も上下に可動させることができます ●砲塔は、上部と床面、そして前面パネルの3パーツで構成、上部パーツには側面部、後面部を一体成型化しています ・ 砲塔側面のハッチは砲塔とは別パーツ化、開閉状態を選択して組み立てることができます ・ 砲塔左右のスモークディスチャージャーは1本ずつ個別にパーツ化しています ・ スモークディスチャージャーの発煙弾は別パーツとなっており、スモークディスチャージャーへの発煙弾の装填の有無を選択できます ●車長キューポラは砲塔とは別パーツ化、上下に分割したパーツ構成となっています ・ 各視察口の装甲ガードは個別にパーツ化され、開閉状態を選択可能、防弾ガラス部はクリアパーツとなります ・ 車長ハッチはキューポラとは別パーツ化、開閉状態を選択することができます 【 車体上部 】 ●「3号戦車M型」をベースとした「3号火炎放射戦車」の車体上部レイアウトを再現、特徴となるエンジングリルの防水カバー、延長排気管などを再現しています ●車体上部は、前部、戦闘室、エンジンデッキの3ブロックで構成しています ●前部は一体成型のパーツで再現、トランスミッション点検ハッチは別パーツとなっています ・ 車体前部の追加装甲は1枚ずつ個別にパーツ化、これを車体前部パネルへと貼り付けて作製します ・ 車体前部の予備履帯ラックは長さが異なる2種をセット、選択して使用することができます ●戦闘室の主要部は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 構成するパーツの内側にはガイド用のパーツが用意され、確実に形状が完成するように工夫しています ・ 側面のクラッペは車体とは別パーツとなっており、開閉状態を選択可能です ・ 操縦席の装甲バイザーは車体とは別パーツで、開閉状態を選択できます ・ 操縦手の前面装甲は視察用の穴が開いた状態と、穴が開いていない状態を選択して組み立てることができます ・ 操縦手の防弾ガラスを再現するクリアパーツが付属 ・ 前方機銃は6個のパーツで構成、内部の機関部などを詳細に再現しています ●エンジンデッキ部は一体成型のパーツで再現、これに各ハッチ、側面のエンジングリル部を取り付けて作製します ・ エンジングリルの防水カバーは一体成型のパーツで再現 ・ 牽引ワイヤーは、牽引ワイヤーが巻かれた状態のパーツと固定具のみのパーツとを用意、選択して使用することができます 【 フェンダー 】 ●フェンダーは、ドット状の滑り止めパターンをモールドで再現、裏面にもドット裏のパターンを彫刻で再現しています ●フェンダーは、左右それぞれ一体成型のパーツで構成、後部のマッドフラップは別パーツとなります ・ フェンダー支持架は個別にパーツ化 ・ フェンダー上の車載工具類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています ・ 前照灯は、管制カバーが付いた状態(ボッシュライト)を再現 ●車体のシュルツェンは、アルミ製パーツにより1枚ずつ個別にパーツ化しています ・ シュルツェン架は、1本のフレーム状となるシュルツェン架本体と、それを支える支持架とで構成 ・ 支持架は1本ずつ個別にパーツ化、複雑な形状を一体成型により再現しています 【 車体下部 】 ●車体下部は、後部パネルを除きバスタブ状の一体成型となっています ・ サスペンションアームは車体とは別パーツで、車体内部を通るトーションバーもパーツ化 ・ 各転輪及び起動輪は、前後に分割したパーツで構成 ・ 誘導輪も前後に分割したパーツで構成され、誘導輪内側のリムはエッチングパーツで再現しています 【 履 帯 】 ●履帯は、接着及び塗装が可能な軟質素材によるベルト式履帯が付属しています ・ 履帯は、センターガイドに肉抜き穴が開いた「3/4号戦車」用の中期型履帯が再現されており、モデルカステン製「3/4号戦車 中期型用履帯 タイプA (可動式)」がこれに対応しています ●キューポラ、視察口、クラッペの防弾ガラスなどを再現するクリアパーツが付属 ●誘導輪の内側、戦闘室前面の追加装甲のカバー、砲身基部の直接照準器、車体上のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 「3号戦車 (FL)M型 火炎放射戦車」の塗装とマーキング 】 ●「ドイツ 3号戦車 (FL)M型 火炎放射戦車 w/シュルツェン」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる7種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第6戦車師団 (東部戦線 / 1943年) ・ 所属不明 (東部戦線 / 1943年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号、部隊長マーク「OP」などを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 【 「ドイツ 3号戦車 (FL)M型 火炎放射戦車 w/シュルツェン」のパッケージ内容 】・ ドイツ軍 3号火炎放射戦車 ×1 ・ エッチングシート ×1 ・ アルミ製シート ×2 ・ デカールシート ×2 ・ 組立て説明書 ×1 ●2015年 一部新金型
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
|
|
|||||||