ソビエト KV-8S 火炎放射戦車 (プラモデル)トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.01572 スケール:1/35
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「ソビエト KV-8S 火炎放射戦車 プラモデル (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.01572 )」です「ソビエト KV-8S 火炎放射戦車 (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.01572)」です●第2次世界大戦時におけるソ連軍の「火炎放射戦車 KV-8S」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「重戦車 KV-1S」をベースとした火炎放射戦車「KV-8S」の「鋳造砲塔型」を再現、欺瞞のための砲身を太くした主砲と、主砲と同軸式に火炎放射器を装備した姿が再現されています ●トランペッター社製「ソビエト KV-1S 重戦車 スコロツノイ」をベースに、「KV-8S」を再現するために、砲身と防盾を「ソビエト KV-8S 火炎放射戦車 溶接砲塔」のパーツへと変更したバリエーションキットとなります 【 「火炎放射戦車 KV-8S」について 】●火炎放射器は、対陣地戦における有効な兵器として第1次世界大戦から本格的に実戦で使用されました ●火炎放射器自体の構造は、燃料タンクからノズルによって燃料を前方に向けて噴出し、それにノズル先端の点火装置によって火を着けるという単純なものでしたが、トーチカなどの防御拠点の制圧には絶大な威力を誇りました ●ただし、兵士が携行する火炎放射器は射程が10m~20m程度と短く、火炎放射器自体には対弾性がないために被弾によって味方に大きな被害が発生する可能性があるという欠点も持っています ●そこで、第2次世界大戦では兵士が携行する火炎放射器だけではなく車載化が図られており、特に厚い装甲を装備した戦車への装備が各国で進められることになります ●このような車載型の火炎放射器は、歩兵の携行用として開発されたタイプよりも当然大型で、また燃料の搭載量も増やすことができ、射程も100m程度へと向上しました ●しかし、野戦において100mという距離は戦車にとっては至近距離であるため、搭載させる車輌は装甲が厚い重戦車が適していました ・ ドイツ軍の「2号戦車」をベースとした火炎放射戦車「フラミンゴ」は装甲が薄いために短命で終わりましたが、イギリス軍の「チャーチル」をベースとした「チャーチル・クロコダイル」は厚い装甲から終戦に至るまで活躍しています ●ソ連軍では、「T-26」などの軽戦車に火炎放射器を装備したタイプを保有していましたが、軽戦車ゆえにある軽装甲のウィークポイントと、車内スペースの関係から1941年末に「重戦車 KV-1」に火炎放射器を装備した「KV-8」が開発されます ●この「KV-8」は、主砲と同軸に火炎放射器を装備、室内のスペースと、火炎放射器の砲架と砲尾の大きさのため「76.2mm戦車砲」を装備することはできず、代わりに「45mm戦車砲」が装備されています ●もっとも、この「45mm戦車砲」をそのまま装備した状態では、火炎放射戦車ということが敵から判別されてしまうので、主砲には欺瞞用のカバーが付けられ、遠目では「76.2mm戦車砲」に見えるようにしています ●1942年8月、「KV-1」シリーズは機動性能を重視して軽量化された「KV-1S」へと生産が移行、それに併せて「KV-8」も、「KV-1S」の車体をベースとした「KV-8S」へと移ります ●この「KV-8S」では、「KV-1S」のオリジナルとなる鋳造式の砲塔のタイプと、「KV-1」の「1941年型」の溶接式の砲塔のタイプとが生産されました ●「KV-8」と「KV-8S」は合計102両が生産され、その重装甲と搭載する火炎放射器の威力により枢軸国軍相手に活躍を果たしています 【 「ソビエト KV-8S 火炎放射戦車」のキット内容について 】●このソ連軍の「火炎放射戦車 KV-8S」の「鋳造砲塔型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●トランペッター社の「KV-1」シリーズのパーツ構成を踏襲して「KV-8S」を再現 ・ 全体のパーツ数を抑えながら、鋳造肌や各部の溶接跡、装甲の切断面などソ連軍の重戦車としてのポイントを捉え、各部のディテールに強弱をつけたモールドで雰囲気良く再現されており、同社の名作キットである「KV-1」シリーズの流れを汲んだ内容となっています ●トランペッター社製「ソビエト KV-1S 重戦車 スコロツノイ」をベースに、「KV-8S」を再現するために、砲身と防盾を「ソビエト KV-8S 火炎放射戦車 溶接砲塔」のパーツへと変更したバリエーションキットとなります ●「KV-8S」は、「砲塔」「車体」、左右の「フェンダー」の4ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、「KV-1S」と同じ鋳造砲塔を再現、表面部や防盾などの鋳造肌、砲塔側面の溶接跡などが表現されています ●主砲の砲身は一体成型となっており、砲口部分は内蔵された「45mm戦車砲」の砲身先端が再現されています ・ 防盾は1パーツで構成され、砲身基部部分のディテール、ボルト、火炎放射器部、そして鋳造肌が表現されています ・ 防盾は完成後も上下可動式とすることができます ●砲塔は左右分割のパーツで構成、天板は別パーツ化されています ・ 各部の溶接跡がモールドされています ・ 上部ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択して組立てることができます ・ 各ペリスコープのカバーがパーツ化 ・ 上部のペリスコープは別パーツです ・ 後部の機銃は、マウント部が2パーツ、機銃本体は1パーツで再現 【 車 体 】 ●車体は、「KV-1S」としてのエンジンデッキ部分が斜めとなっている特徴を再現、エンジンデッキの各ボルト、吊り下げリング用の基部、車体前方の溶接跡などが実車の表情を踏まえて表現されています ●車体は、バスタブ型に成型された車体下部パーツに、各パネルを貼り付ける構成となっています ・ サスペンションアーム、ダンパーは別パーツ化して再現 ・ 後部の整風板は、プラパーツとエッチングパーツとを選択することができます ・ 最後部の吸気グリル部のメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています ・ 操縦手ハッチ、後部のエンジン点検ハッチは別パーツです ・ 操縦手用の視察装置、ホーン、前照灯などがパーツ化 ・ 排気マフラーは、先端部が開口処理されています ・ 車体に設けられた手摺りが各ブロックごとにパーツ化 ・ 牽引ワイヤーは、アイの部分がプラパーツ、ワイヤー本体は付属の銅製ワイヤー使用します 【 フェンダー 】 ●フェンダーはその薄さが表現、各部の細かなリベットも彫刻されています ●フェンダーは一体成型され、上部のフェンダー支持架は別パーツとなっています ・ フェンダー部分に存在する車体中央部の張り出し部は上下分割式です ・ 後部の予備燃料タンクは各4パーツで構成、雑具箱は1パーツで構成されています 【 履 帯 】 ●履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式履帯が付属しています ・ 履帯は、「KV-1S」用の「軽量型履帯」が再現されており、モデルカステン製「KV&JS戦車用履帯 (可動式)」がこれに対応しています ●前照灯のガラス部、尾灯を再現するクリアーパーツが付属 ●車体後部の整風板、最後部の吸気グリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています 【 「KV-8S 火炎放射戦車」の塗装とマーキング 】 ●「KV-8S」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されており、車体番号、スローガンなどを再現したデカールが付属しています ●「KV-8S 火炎放射戦車」の完成時のサイズ ・ 全長 : 約197mm ・ 全幅 : 約95mm ●全430パーツ 【 「ソビエト KV-8S 火炎放射戦車」のパッケージ内容 】・ ソ連軍 火炎放射戦車 KV-1S(鋳造砲塔型) ×1 ・ デカールシート ×1枚
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