ソビエト ISU-152-2 155mm BL-10 (プラモデル)サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6796 スケール:1/35
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「ソビエト ISU-152-2 155mm BL-10 プラモデル (サイバーホビー 1/35 AFV シリーズ ('39~'45 シリーズ) No.6796 )」です●第2次世界大戦時におけるソ連軍の試作重自走砲「JSU-152-2」及び「JSU-152-1」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット ●重自走砲「JSU-152」をベースに、より装甲貫通能力を高めるために長砲身砲を搭載した「JSU-152-2」「JSU-152-1」を再現、スラブ的な骨太なデザインの車体に長大な主砲を装備した迫力あるフォルムを再現した内容となっています ●「152mmカノン榴弾砲 BL-10」を装備した「JSU-152-2」と、「152mmカノン榴弾砲 BL-8」を装備した「JSU-152-1」とを選択して作製することができます ・ 「JSU-152-2」と「JSU-152-1」とは、マズルブレーキ先端部のディテールと防盾が異なるのみとなります ●サイバーホビー社製「ソビエト軍 重自走砲 JSU-152 (3 in 1)」をベースに、「JSU-152-2」及び「JSU-152-1」を再現するために、フィギュアを省き、砲身、防盾などを新規パーツへと変更したバリエーションキットとなっています 【 「試作重自走砲 JSU-152-2/JSU-152-1」について 】●ソ連は地理的に陸軍大国であり、帝政ロシア時代から陸上戦闘時において火砲の果たす役割をを熟知し、他国と比べて火砲の保有数は極めて多いものでした ●このため、第2次世界大戦時においてソ連軍の火砲は種類、数共に多く、第1次世界大戦時以前に開発された砲から艦船用の火砲を転用した砲まで、様々な火砲が存在していました ●一方、ソ連軍ではドイツ軍の重戦車「タイガー 1」に対抗するために、「KV-1S」の車体を利用して「152mmカノン榴弾砲 ML-20S」を搭載した重自走砲「SU-152」を1943年の初期に開発します ●この「SU-152」が搭載した「152mmカノン榴弾砲 ML-20S」は榴弾砲ながらも高い装甲貫通能力を持ち、さらに大口径の砲弾による弾片効果から、装甲を貫通するに至らなくても敵の戦車に重大なダメージを与えることができました ●しかし、ドイツ軍は重戦車「タイガー 1」だけではなく、より装甲が厚い重駆逐戦車「エレファント」、重戦車「キングタイガー」などを戦線に投入、重戦車キラーとして活躍していた「SU-152」もドイツ軍が繰り出す重装甲車両に対しては不利になりました ●この「SU-152」は、車体の生産が「JS」シリーズに移行したのに従って「JS」の車体をベースとした「JSU-152」へと発展、この「JSU-152」では装甲が強化されましたが、それでもドイツ軍の重装甲車両に対しては苦戦を強いられます ・ ただし、重駆逐戦車「エレファント」、重戦車「キングタイガー」などは配備数は決して多くはなく、「タイガー 1」や「パンター」などを撃破できる車両として「JSU-152」の存在は揺るぎないものでした ●ソ連軍首脳部は、このドイツ軍重装甲車両に対抗するために「JSU-152」の火力向上型の開発を指示、これに従い試作されたのが「152mmカノン榴弾砲 BL-8」を装備した「JSU-152-1」と、「152mmカノン榴弾砲 BL-10」を装備した「JSU-152-2」でした ●この「JSU-152-1」と「JSU-152-2」は、極めて高い装甲貫通能力を示しましたが、この車両が試作された頃にはソ連軍の優勢は決定的となっており、ドイツ軍も弱体化が激しかったことから、「JSU-152-1」と「JSU-152-2」の必要性は低下していました ●さらに、このような新型車両の投入は、少なからず前線部隊の混乱を生じさせるため、「JSU-152-1」と「JSU-152-2」は試作のみに終わり、量産されることはありませんでした 【 「ソビエト ISU-152-2 155mm BL-10」のキット内容について 】●このソ連軍の試作重自走砲「JSU-152-2」及び「JSU-152-1」を再現したプラスチックモデル組み立てキットです ●ドラゴン社の比較的初期の製品がベースとなっていますが、現在のニューキットと比べてパーツ数が少ないながらも「JSU-152-2」及び「JSU-152-1」としてのツボがしっかりと押さえられ、重厚な防盾と装甲カラー部、荒々しい鋳造肌や溶接跡、そして長大な主砲など、重自走砲としての迫力ある姿を気軽に楽しむ事ができる内容となっています ●「JSU-152-2」及び「JSU-152-1」は、「砲身部」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲身部 】 ●砲身部は長大な砲身と独特なマズルブレーキの形状を再現、防盾は「JSU-152-2」及び「JSU-152-1」との違いが再現され、ソ連戦闘車両らしい荒々しい鋳造肌が彫刻されています ●「152mmカノン榴弾砲 BL-8」と「152mmカノン榴弾砲 BL-10」の砲身は、左右に分割したパーツ構成となっており、マズルブレーキは別パーツ化して再現しています ・ マズルブレーキは前後方向に3分割したパーツで再現、これにマズルブレーキ内部パーツを取り付ける構成となっています ・ 「152mmカノン榴弾砲 BL-8」と「152mmカノン榴弾砲 BL-10」とは、マズルブレーキの先端パーツを変更することでその違いを再現します(その違いは砲口規正用のラインの有無という些細なものになります) ●防盾は一体成型のパーツで構成され、鋳造肌や巨大なボルトがパーツ上に彫刻で再現されています ・ 防盾は、「JSU-152」と同じ形状となる「JSU-152-2」用と、防盾下部のパネル状構造物の形状が異なる「JSU-152-1」用の2種のパーツが付属、作製したい車両に合わせて使用します ・ 防盾は、上下に可動させることができます 【 車体上部 】 ●車体上部は、「JSU-152」に準じた車体レイアウトを再現、車体前部の鋳造部分と戦闘室から後部の圧延鋼板の表情の違いや荒々しい溶接跡などが表現されています ●車体上部は、フェンダーも含めて一体成型のパーツで再現、戦闘室後部パネル、エンジングリル、後部パネルは別パーツ化しています ・ 戦闘室上部と後部のハッチは別パーツ化し、開閉状態を選択して組み立てることができます ・ 操縦手の視察ハッチは、ハッチ本体とハッチが収まるベース部分とで構成され、視察ハッチの形状と奥行きを再現 ・ 戦闘室上部のベンチレーター、ペリスコープ、吊り下げフック、手摺りなどが別パーツ化 ・ 車載工具類は固定具が一体成型されています ・ 予備燃料タンクは、上下分割のパーツで再現、これに側面のパネルを貼り合わせて円筒状の形状を作製します ・ 車体後部のトラベリングロックは一体成型のパーツで再現しています 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ状に一体成型されたパーツで再現、後部パネルは別パーツとなっています ・ サスペンションアーム、ダンパーは車体下部とは別パーツにて再現 ・ 転輪、起動輪は前後に分割したパーツで再現、ハブキャップは別パーツ化しています 【 履 帯 】 ●履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式履帯が付属しています ・ 履帯は、センターガイドが2枚おきとなる「KV-1S」「JS」用の軽量型履帯が再現されており、モデルカステン製「KV&JS戦車用履帯 (可動式)」がこれに対応しています 【 「JSU-152-2」及び「JSU-152-1」の塗装とマーキング 】 ●「JSU-152-2」及び「JSU-152-1」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる各1種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 「JSU-152-2」 所属不明 (クビンカ / 1944年) ・ 「JSU-152-1」 所属不明 (クビンカ / 1944年) 【 「ソビエト軍 重突撃砲 ISU-152-2 BL-10」のパッケージ内容 】・ ソ連軍 試作重自走砲 JSU-152-2 もしくは JSU-152-1 (コンバーチブル) ×1
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