ソビエト JS-2M 重戦車 初期型 (プラモデル)トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.05589 スケール:1/35
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「ソビエト JS-2M 重戦車 初期型 プラモデル (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.05589 )」です●ソ連軍の重戦車「JS-2M」の「初期型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●重戦車「JS-2」の「戦後型」となる「JS-2M」の「初期型」を再現、側面装甲を2重構造にしてフェンダー部分を拡大した、重厚なフォルムを再現した内容となっています ●トランペッター社製「ソビエト JS-1 重戦車」をベースとして、「JS-2M 初期型」を再現するために、主砲、車体上部、フェンダーなどを新規パーツへと変更したバリエーションキットです 【 「ソビエト軍 JS-2M重戦車 初期型」のキット概要 】●トランペッター製KVシリーズを踏襲して、ディテール再現を重視しながらも全体的にパーツ数を抑え、作りやすに配慮したパーツ構成 ●主砲砲身は、金属製砲身とプラスチック製パーツの2種をセット ●砲塔上部の各ハッチは開閉状態を選択可能 ●エンジン吸気グリルの異物防止ネットを再現したエッチング ●履帯は「JS」用のシングルピン式履帯を再現、履板1枚ずつに分割した接着連結式 ●塗装例はソ連軍仕様1種、国籍マーク、親衛マークを再現したデカールが付属 【 「JS-2M 重戦車」について 】●第2次世界大戦時のソ連軍は、重戦車として「KV-1」を運用していましたが、強靭な防御力を持つ「KV-1」はドイツ軍から高い評価を得ていましたが、ソ連軍内部では機動性の低さと故障の多さ、そして中戦車「T-34」とは同程度の火力しか持たないことから、重戦車不要論まで出る事態となっていました ●そこで、ソ連軍では後継車両として「KV-1」よりも重量を軽くし、その分避弾経始を重視することで高い防御力を維持した「JS-1」を開発、実戦に投入します ●しかし、戦場に投入された「JS-1」は、ドイツ軍重戦車との主砲の威力が異なり、「タイガー 1」や「パンター」といった重量級戦車からアウトレンジで撃破されてしまい、主砲の火力の増強が求められました ●そこで、主砲を「D-25T 122mm戦車砲」へと変更した「JS-2」が登場、この「JS-2」は大口径砲の威力と防御力の高さでドイツ軍戦車相手に活躍、ソ連軍の反攻作戦の先鋒として、その能力を如何なく発揮しました ・ 主砲の「D-25T 122mm戦車砲」は、装甲貫通能力はそれ程大きい砲ではありませんでしたが、大口径の砲弾が与える衝撃力は凄まじく、装甲を貫通することはできなくても衝撃力により敵戦車を戦闘不能とすることができました ●「JS-2」は戦訓を反映し車体前部の形状を改めた「JS-2m」へと発展、この「JS-2m」の仕様で終戦を迎えています ・ 「JS-2m」は正式な名称ではなく、現在では「後期型」もしくは「1944年型」とも呼ばれています ●大戦末期には、「JS-2」の後継車両として「JS-3」が登場しますが、「JS-3」は性能上は優れるものの、乗員用のスペースを極端にまで切り詰めたことから、運用が難しいという欠点を持っており、以後のソ連軍の重戦車開発は「JS-2」がベースとなりました ●一方で、「JS-2」は戦後も運用が続き、既存の車両をベースとした改修型として登場したのが「JS-2M」です ●「JS-2M」では、車体側面装甲を2重構造として防御力を向上、フェンダーも大型化しているのが外観上の大きな特徴となっています ・ 本キットでは「JS-2M 初期型」と表記されていますが、これは「JS-2m」ではなく「JS-2」をベースとした「JS-2M」を表しているものと思われます ●「JS-2M」は、ソ連軍のみならず東側諸国や中国などに広く供与、1960年代頃まで西側諸国に睨みを利かせました ●その後、後継となる重戦車「T-10」や主力戦車「T-54/55」の登場によって「JS-2M」はその役割を終えますが、ソ連戦車史を語る上で欠かせない一車両となっているのです 【 「ソビエト JS-2M 重戦車 初期型」のキット内容について 】●このソ連軍の重戦車「JS-2M」の「初期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●トランペッター社の「KV-1」シリーズのフォーマットを踏襲して「JS-2M 初期型」を再現、一体成型のパーツを多用しパーツ数を抑え、パーツ上に施したモールドを主体として「JS-2M 初期型」のディテールを再現、同社のキットの中では作りやすさに配慮した内容となっています ・ トランペッター社の「KV-1」シリーズは、ディテール表現、作りやすさ、雰囲気など、同社のキットの中でも最良なものですが、当キットもその流れを汲んだものとなります ●「JS-2M 初期型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●楕円状に張り出した防盾と、左側面に膨らみのある「JS-2M」の砲塔形状を再現、繊細なタッチで鋳造肌を再現しています ●「D-25T 122mm戦車砲」の砲身は、金属製砲身とプラパーツの2種とをセット、選択して使用することができます ・ プラスチック製パーツの砲身は「マズルブレーキ」を含めて左右に分割したパーツで再現 ・ 金属製砲身を使用する場合は、プラスチックパーツの砲身に一体成型化している「マズルブレーキ」を切り取って、砲身先端に取り付けます ・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現 ・ 「防盾」は完成後も上下に可動させることができます ●砲塔は上下に分割したパーツで構成 ・ 「装填手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 「ペリスコープ」「ベンチレーター」「吊り下げフック」を別パーツ化して再現 ・ 「後部機銃」は、機銃銃身、防盾、マウント部に分割したパーツ構成 ・ 砲塔に付けられた「手摺り」を別パーツ化して再現しています ●車長キューポラは2パーツで構成、キューポラ下部は砲塔パーツに一体成型化して再現しています ・ 「車長ハッチ」を別パーツ化、開閉状態を選択できます 【 車体上部 】 ●「JS-2」の基本構造を引継ぎながら、雑具箱を兼ねた追加装甲とフェンダー部分を大型化した「JS-2M 初期型」の車体上部レイアウトを再現、表面の鋳造肌や溶接跡などを繊細なモールドで、フェンダーのプレスラインはクッキリとしたモールドで再現しています ●車体上部は、前後に分割したパーツで構成、後部パネルとフェンダーは別パーツとなっています ・ 車体側面の雑具箱兼追加装甲部はそれぞれ一体成型のパーツで再現、「蓋」は別パーツ化しています ・ 「操縦手視察ハッチ」、後部の「エンジン点検ハッチ」は別パーツ化 ・ 「前照灯」は、本体とガラス部の2パーツで再現 ・ 「ライトガード」はそれぞれ4パーツで構成 ・ 「車幅灯」「尾灯」を別パーツ化して再現 ・ 「エンジン吸気グリル」は、仕切り板をパーツ化、上部にエッチングパーツによるメッシュを貼って作製します ・ 「牽引ワイヤー」は、アイの部分をプラパーツ、ワイヤー本体は付属の銅製ワイヤーで作製します ・ 「予備燃料タンク」は前後に分割したパーツで再現、タンクの支持架は個別にパーツ化しています 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現、前後のパネルは別パーツとなっています ・ 「サスペンションアーム」「ダンパー」を別パーツ化して再現 ・ 「起動輪」「転輪」は前後に分割したパーツで再現、ハブキャップは別パーツ化しています 【 履 帯 】 ●履帯は、各履板にセンターガイドが付いた「JS」用のシングルピン履帯を再現しています ・ 履帯は、履板1枚ずつに分割した接着連結式となっています ・ より精密で立体感ある履帯に交換したい場合には、「JS-2 スターリン Aタイプ用 履帯」がこれに対応しています ●吸気グリルの異物防止ネットを再現したエッチングパーツが付属しています 【 「JS-2M 初期型」の塗装とマーキング 】 ●「JS-2M 初期型」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる1種類の塗装例がカラー塗装図に記載されており、国籍マーク、親衛マークなどを再現したデカールが付属しています ●「ソビエト JS-2M 重戦車 初期型」の完成時のサイズ ・ 全長 : 270mm ●パーツ数 : 360点以上 【 「ソビエト JS-2M 重戦車 初期型」のパッケージ内容 】・ JS-2M 重戦車 初期型 ×1 ・ 金属製砲身 ×1 ・ 銅製ワイヤー ×1 ・ エッチングシート ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ・ カラー塗装図 ×1 ●2016年 一部新金型
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