54cm自走臼砲 カール w/4号特殊弾薬運搬車 (プラモデル)ハセガワ 1/72 ミニボックスシリーズ No.MT056 スケール:1/72
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「54cm自走臼砲 カール w/4号特殊弾薬運搬車 プラモデル (ハセガワ 1/72 ミニボックスシリーズ No.MT056 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の自走臼砲「カール」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●列車砲「ドーラ」を除くと、ドイツ軍最大口径の火砲となる自走臼砲「カール」を再現、「4号弾薬運搬車」が随伴した射撃時の姿を再現した内容となっています ●本キットには ・ カール 自走臼砲 (54cm砲搭載) ×1 ・ 4号弾薬運搬車 ×1 ・ ドイツ兵フィギュア ×24 をセットしています ●7両生産された「カール」の中、足周りにガータービームを装着していない「3号車」~「7号車」、そして長砲身の54cm砲へと換装した姿を再現しています ●自走臼砲「カール」専用の砲弾運搬車「4号弾薬運搬車」が付属しています 【 「54cm自走砲 カール w/4号特殊弾薬運搬車」のキット概要 】●車体の複雑な構造を再現するためにパーツ数は多いものの、ミニスケールらしくコレクション性を重視して作りやすさに配慮した内容 ●ハセガワらしい繊細なパーツとモールドにより、露出した火砲を持つ自走臼砲「カール」としての造りの細かさを再現、ミニスケールの定番となるキット ●長砲身の54cm砲を搭載 ●足周りにガータービームを装備していない「3号車」~「7号車」を再現 ●側面のプラットフォームを展開した射撃時の状態 ●砲身(揺架)は、上下に可動させることが可能 ●砲弾を供給する4号弾薬運搬車が付属 ●砲を操作している姿などを再現したドイツ兵のフィギュア24体が付属 ●履帯は、「カール」の「3号車」~「7号車」用の「後期型履帯」、接着及び塗装が可能な軟質素材によるベルト式 ●塗装例はドイツ軍仕様2種、砲番号やパーソナルネームなどを再現したデカールが付属 【 「カール 自走臼砲」について 】●第1次世界大戦後、フランス軍はドイツとの国境線に沿って長大な「マジノ要塞」を構築、ドイツ軍は1935年の再軍備化に伴い、この「マジノ要塞」をはじめ、各国の要塞を制圧するための攻城兵器の開発に着手します ●「マジノ要塞」のような頑強な要塞の制圧に関しては、砲弾1発あたりの炸薬の量の多さが重要な要素となることから、大口径の火砲が必要でした ●大口径の火砲として「列車砲」の開発が有力視されましたが、「列車砲」では事前に線路を敷かなくてはならず、機動戦を重視したドイツ軍にとって「列車砲」を用いるのは望ましいものではなく、口径の大きな「臼砲」をベースとし、臼砲の欠点である短射程をカバーするため自走能力を持たせること骨子として攻城兵器の開発を進めます ●1940年前半、攻城兵器である自走臼砲「カール」の1号車が完成、この「カール」は履帯で走行をし、車体中央部に大型の60cm臼砲を搭載した姿になりました ・ この履帯の走行装置は、大口径火砲による莫大な衝撃力を地面へと逃すため、射撃時には転輪を持ち上げて、車体の底を地面へと接地します ・ 「カール」は陣地変換する程度の機動力(最高速度10km)しか有しておらず、輸送時には専用の貨車に積載する方法を採用しています ・ 「カール」自身には砲弾を収納するスペースはなく、運用時には「4号戦車」をベースとした砲弾運搬車「4号弾薬運搬車」が随伴し、この「4号弾薬運搬車」から砲弾の供給を受けて射撃を行いました ●1号車の完成に続いて2号車も完成、そして1941年3月に完成した3号車からは走行装置を一新し、この足周りの状態は最終の7号車まで同じとなっています ●自走臼砲「カール」は、臼砲としては極めて口径長の短い砲身を使用したため、最大射程4kmという能力しかなく、このような短い射程の兵器は敵の反撃を受けやすく、1943年には長砲身の54cm砲が登場します ●この54cm砲は、砲身部分を換装するだけで変更することができ、この54cm砲へと換装した車両や、逆に60cm砲へと戻した車両も存在しています ●自走臼砲「カール」は、肝心のフランス戦に間に合いませんでしたが、1942年4月の「セヴァストポリ戦」において本格的に実戦へと参加、「セヴァストポリ要塞」に対して大口径砲の威力を発揮し、要塞攻略に大きな貢献を果たすことができました ●しかし、「セヴァストポリ戦」以降のドイツ軍は、攻城作戦自体が稀になり、自走臼砲「カール」は「ワルシャワ蜂起」の鎮圧や「レマーゲン鉄橋」を巡る戦いなどに短期間参加した程度で終戦を迎えています ●自走臼砲「カール」は、兵器としての費用対効果という点を見れば、結果的に効率の悪い兵器に終わってしまいましたが、ドイツの火砲と車両技術の頂点に立つ存在として後世まで名を残す存在となったのです 【 「54cm自走砲 カール w/4号特殊弾薬運搬車」のキット内容について 】●このドイツ軍の自走臼砲「カール」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●自走臼砲「カール」を1/72スケールに沿って再現、車体の複雑な構造を反映するためミニスケールのキットとしてはパーツ数は多くなるものの、コレクション性を重視したミニボックスシリーズらしく過度なパーツの細分化は避け、組みやすさに配慮した内容となっています ●「4号弾薬運搬車」が随伴し、「カール」自身は側面のプラットフォームを展開した、射撃時の姿を再現しています ■自走臼砲 カール ●「自走臼砲 カール」は、「砲身部」「車体」の2ブロックで構成しています 【 砲身部 】 ●「54cm臼砲」の砲身は左右に分割したパーツで再現 ・ 砲口の内側にはライフリングをモールドで再現しています ・ 「砲尾」は前後に分割したパーツで再現、「閉鎖器」は閉じた状態となります ・ 砲身を覆う「揺架」は、左右及び後部パネルの3パーツで再現、砲身を挟んで作製します ・ 「揺架」に内蔵する金属製バネにより、「砲身」は完成後も前後に可動させることができます ・ 「揺架」は、完成後も上下に可動させることができます 【 車 体 】 ●車体は、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します ・ 「操縦席」はバスタブ状となった一体成型のパーツで再現、「操行レバー」は別パーツ化して再現しています ・ 「通気グリル」は2層のパーツで再現、上部は開口した状態となっています ・ 前後の「梯子」は一体成型のパーツで再現 ・ 「砲架」は、左右それぞれ一体成型のパーツで再現 ・ 「弾薬装填装置」は、左右及び天板、ラマー、ラマー用のハンドルの5パーツに分割して再現 ・ 貨車接続用の「吊り下げフック」は前後に分割したパーツで再現 ・ 「消炎器」は上下に分割したパーツで構成、「消炎器」から伸びる「排気管」はそれぞれ一体成型のパーツで再現 ・ 側面の「プラットフォーム」と「手摺り」もそれぞれ一体成型のパーツで再現、展開した状態を再現しています ・ 「プラットフォーム」下部の「支柱」は1本ずつ個別にパーツ化 ・ 車体各部の「フック」「消火器」「昇降ハンドル」「照準器」などを別パーツ化 ・ 「車載工具類」は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています ●自走臼砲「カール」の「3号車」~「7号車」の特徴となるガータービームを装備していない足周りを再現 ・ 「サスペンションアーム」は、左右それぞれ一体成型のパーツで再現 ・ 「起動輪」「誘導輪」「転輪」は、表・裏に分割したパーツで再現 【 履 帯 】 ●履帯は、自走臼砲「カール」の「3号車」~「7号車」用の各履板の長さの長い「後期型履帯」を再現しています ・ 履帯は、接着及び塗装が可能な軟質素材によるベルト式履帯となっています ■4号弾薬運搬車 ●「4号弾薬運搬車」は、「車体」「弾薬庫」「クレーン」の3ブロックで構成しています 【 車 体 】 ●車体は、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します ・ 各「視察装置」は別パーツ化して再現 ・ 「車載工具類」はモールドにて再現、「消火器」「ジャッキ台」は別パーツ化しています ・ 「前照灯」は一体成型のパーツで再現 ・ 「排気管」は前後に分割したパーツで再現 ●「4号戦車F型/G型」と同じタイプとなる「4号弾薬運搬車」の足周りを再現 ・ 「サスペンションユニット」は車体側面パーツに一体成型化しています ・ 「起動輪」「誘導輪」「転輪」は、表・裏に分割したパーツで再現 【 弾薬庫 】 ●弾薬庫は、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します ・ 側面パネルは、パーツの一部を切り離すことで、展開した状態とすることが可能です ・ 弾薬庫に積載する砲弾(×2)が付属しています 【 クレーン 】 ●クレーンは、「アーム」「支柱」「基部」の3ブロックで構成しています ・ 「アーム」は一体成型のパーツ再現、「滑車」などを取り付けて作製します ・ 「支柱」は、左右に分割したパーツで再現、滑車のパーツを挟んで作製します ・ 「基部」は、上下に分割したベース、「リール」「ウインチ」などの7パーツで構成 ・ クレーン先端の「フック」は左右に分割したパーツで再現 ・ 「ワイヤー」は、糸などを使用して作製します(糸は付属していません) ・ 「フック」に吊り下げる「砲弾」(×1)が付属、砲弾には「アーム」を一体成型化しています 【 履 帯 】 ●履帯は、接地部分に滑り止めパターンが付いていない「4号戦車」用の「中期型」履帯を再現しています ・ 履帯は、接着及び塗装が可能な軟質素材によるベルト式履帯となっています ■フィギュア ●砲の操作などを行っているドイツ軍の砲兵のフィギュアが24体付属しています ・ 服装は、「野戦服」を着用、ブーツを履き、ヘルメットを被った姿です ・ 「水筒」「ガスマスクケース」「雑嚢」などの装備品はモールドで再現 ・ 各フィギュアは、一体成型のパーツ、もしくは「胴体」「両腕」に分割したパーツ構成となっています ●フィギュアのポージングは ・ 座った姿勢で横を向いているポーズ ×2 ・ 片膝を付いた姿勢で、昇降ハンドルなどを操作しているポーズ ×2 ・ 両手を腰の位置において立っているポーズ ×6 ・ 立った姿勢でヘルメットを脱いで、片手を挙げているポーズ ×2 ・ 立った姿勢で、片手を大きく挙げているポーズ ×2 ・ 立った姿勢で、片手を腰の位置に置いて見上げているポーズ ×4 ・ 立った姿勢で、両手で昇降ハンドルなどを操作しているポーズ ×2 ・ 駆けている、もしくは階段を登っているポーズ ×2 ・ 立った姿勢で、片手に双眼鏡などを持ち、見上げているポーズ ×2 となっています 【 「自走臼砲 カール」の塗装とマーキング 】 ●「自走臼砲 カール」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています ・ ドイツ陸軍 041機材 カール 4号車 「トール」 (1944年夏) ・ ドイツ陸軍 041機材 カール 5号車 「ロキ」 (1944年夏) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、砲番号、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています 【 「54cm自走砲 カール w/4号特殊弾薬運搬車」のパッケージ内容 】・ カール 自走臼砲 (54cm砲搭載 射撃時の状態) ×1 ・ 4号弾薬運搬車 ×1 ・ ドイツ兵フィギュア ×24 ・ 金属製バネ ×2 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2005年 一部新金型 (起動輪・転輪・54cm長砲身・砲弾部品など)
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