海上自衛隊 護衛艦 DD-106 さみだれ (プラモデル)ピットロード 1/700 スカイウェーブ J シリーズ No.J-068 スケール:1/700
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「海上自衛隊 護衛艦 DD-106 さみだれ プラモデル (ピットロード 1/700 スカイウェーブ J シリーズ No.J-068 )」です●海上自衛隊の汎用護衛艦「むらさめ型」の6番艦「DD-106 さみだれ」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●護衛艦隊の主力汎用護衛艦として、バランスの取れた装備を備えた「むらさめ型」の6番艦「DD-106 さみだれ」を再現、ステルス性を考慮した面構成の上部構造物と垂直発射装置「VLS」を備えた、精悍なシルエットを再現した内容となっています ●「海上自衛隊護衛艦 DD-106 さみだれ (SH-60J/すがしま型掃海艇付属)」をベースに、掃海艇などを省き、新規金型で造型した艦底パーツと、2014年以降実施されている新たな着艦標識と歩行帯を含む新規デカールをセットしたリニューアルバージョンとなります 【 「海上自衛隊 護衛艦 DD-106 さみだれ」のキット内容について 】●汎用護衛艦「むらさめ型」の6番艦「DD-106 さみだれ」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●海上自衛隊の艦艇を積極的にモデル化してきたピットロード社のリサーチ力と、実艦への深い造詣により汎用護衛艦「DD-106 さみだれ」を再現、全体のシルエットを捉えながら、同社らしいシャープでメリハリのある彫刻で上部構造物や露出するVLS内部などのディテールを再現した内容となっています ●「DD-106 さみだれ」は、喫水線以下の船底部分も再現したフルハルモデルと、喫水線までの部分を再現した洋上モデルとを選択して製作することができます ●「DD-106 さみだれ」は、「船体」「錨鎖甲板」「艦橋などの上部構造物」「主砲などの艤装類」の各ブロックごとに分割した構成となっています ●各ブロックをそれぞれ個別に組み立て、錨鎖甲板、構造物と艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます ●船体は上下に分割したパーツで再現 ・ 船体は舷窓のないフラットな舷側の状態を再現しています ・ 船底部は、 洋上モデルとしての船体下を塞ぐ平らな船底パーツと、フルハルモデル用の船底を再現したパーツが付属、選択して使用します ・ フルハルモデル用の推進軸、スクリュー、舵、スタビライザーを別パーツ化して再現しています ●上甲板は船体パーツ部分に一体成型化しており、艦首の錨鎖甲板は別パーツ化しています ・ 上甲板には、主砲台座、艦首VLS、魚雷発射管台座、波除け、ヘリ発着指揮所などの基本構造の他、歩行帯、ヘリ甲板の表示線、昇降口、ボラードなどのディテールをモールドで再現しています ・ 甲板の歩行帯を再現したデカールも付属しています ・ 錨鎖甲板上には、アンカーチェーン、ケーブルホルダー、ボラードなどのディテールをモールドで再現 「DD-106 さみだれ」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています ●前部構造物 ・ 前部構造物は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 艦橋部分は一体成型のパーツで再現、艦橋窓は、窓の部分を一段凹んだ状態で深めに彫刻、立体感を演出しています ・ 各パネルには、梯子、扉、救命浮標などのディテールを凹凸あるモールドで再現しています ・ 第1煙突は前部構造物と一体で成型しており、トップは別パーツ化しています ・ 煙突側面のグリルは、1個づつ個別に別パーツ化 ・ 前部構造物に装備する、「CIWS ファランクス ブロック 1」(×1)、「Mk.137 Mod2 (チャフ、フレア発射機)」(×4)、「NORA 1C スーパーバード通信衛星アンテナ」(×2)、「81式射撃指揮装置」(×1)、「90式 SSM-1B 4連装発射機」(×2)、「探照灯」(×1)などを別パーツ化しています ●メインマスト ・ メインマストは、左右に分割したパーツでトラス状の形状を再現、ヤード、各フラットは別パーツとなっています ・ メインマストに装備する、「OPS-24B 対空レーダー」(×1)、「ORQ-1 ヘリデータリンク」(×1)、「NORQ-2B ESM」(×2)などを別パーツにて再現 ●後部構造物 ・ 後部構造物は、箱組み状に各パネルを貼り合わせて作製します ・ 各パネルには、扉、梯子、救命浮標などを凹凸あるモールドで再現 ・ 第2煙突は後部構造物と一体で成型しており、トップは別パーツ化しています ・ 煙突側面のグリルは、1個づつ個別に別パーツ化 ・ 格納庫はシャッター部分を別パーツ化して再現、開閉状態を選択して組み立てることができます ・ 後部構造物の前部の「VLS」はモールドで再現、「むらさめ型」特有の露出した発射装置を繊細な彫刻で再現しています ・ 後部構造物に装備する、「CIWS ファランクス ブロック1」(×1)、「81式射撃指揮装置」(×1)、「インマルサットNORC-4B 衛星通信アンテナ」(×2)、「NORA 1 スーパーバード通信衛星アンテナ」(×2)、「OE-82C 衛星通信アンテナ」(×2)、「水平燈」(×2)などを別パーツ化しています ●主砲塔部 「オットー・メララ 54口径 76.2mm単装砲」 ×1 ・ 砲塔は、砲塔本体と砲身の2パーツで構成 ●垂直発射機 「16セル Mk.41 VLS」 ×1、「16セル Mk.48 VLS」 ×1 ・ 甲板と後部構造物にモールドで再現 ●対水上ミサイル 「90式 SSM-1B 4連装発射機」 ×2 ・ 発射機本体は、上下2基のキャニスターが支柱と共に一体成型、これを2つ合わせて4連装とします ●近距離防御兵器 「CIWS ファランクス ブロック1」 ×2 ・ 一体成型のパーツで再現、艦橋直前と後部構造物の後部に装備します ●魚雷発射管 「HOS-302 3連装魚雷発射管」 ×2 ・ 魚雷発射管は、上下に分割したパーツで再現 ●洋上補給装置 「スライディング・パッドアイ」 ×2 ・ 左右の本体と支柱部分の3パーツで再現、中央構造物と後部構造物の間に装備します ●膨張式ボートコンテナ ×6 ・ 後部構造物の両舷部に各3組、計6組を装備します ●艦載艇 「7.9m 内火艇」 ×2 ・ 前部構造物の両舷に各1隻を装備、ボートダビットが付属します ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 艦首、艦尾旗竿 ・ 錨 ・ プロペラガード ・ 作業艇 などをセットしています ●「DD-106 さみだれ」の搭載ヘリコプターとして ・ 「SH-60J」 ×1 が付属しています ・ 「SH-6J」の機体本体は左右に分割したパーツで構成、メインローター、テールローター、ランディングギア、水平尾翼は別パーツとなります ●アクセサリーパーツとして ・ 攻撃ヘリコプター 「AH-1S」 ×1 ・ 輸送ヘリコプター 「CH-47J」 ×1 が付属しています ●フルハルモデル用のディスプレイスタンドが付属しています ●デカールは「むらさめ型護衛艦」1隻分が付属 ・ 艦名、ハルナンバー、ヘリ甲板の表示線、甲板上の歩行帯の白線デカール、「SH-60J」の機体番号、国籍マーク、海上自衛隊のロゴなどを再現したデカールが付属しています ・ 歩行帯デカールは、先に甲板を塗装し、構造物を接着する前に貼り付ける事により綺麗に再現することができます ・ 事前に周囲のニスをカッターナイフで切除してから「Mr.マークソフター」等のデカール軟着剤を併用するとフィットしやすくなります ・ 艦首旗竿に取りける「日章旗」と、艦尾旗竿に取り付ける「自衛艦旗」のデカールが付属 ・ 「DD-106 さみだれ」「DD-107 いかづち」「DD-108 あけぼの」「DD-109 ありあけ」の艦名、ハルナンバーを再現したデカールも付属しています 【 「海上自衛隊 護衛艦 DD-106 さみだれ」のパッケージ内容 】・ 護衛艦 DD-106 さみだれ ×1 (「DD-107 いかづち」「DD-108 あけぼの」「DD-109 ありあけ」も製作可能) ・ SH-60J ×1 ・ AH-1S ×1 ・ CH-47J ×1 ・ デカールシート ×2 ・ ディスプレイスタンド ×1 ・ 組立て説明書 ×1 【 「護衛艦 むらさめ型」について 】●「護衛艦 むらさめ型」は「護衛艦 はつゆき型」「護衛艦 あさぎり型」に続き建造された3番目のガスタービン推進汎用護衛艦です ●重装備でありながら余裕の少ない艦型で「プアマンズ・スプルーアンス」とアメリカ側に揶揄された「はつゆき型」の反省を踏まえ、この拡大改良型として建造された「あさぎり型」は、大型化されたヘリ格納庫が単純な箱組みの構造物となってしまい、竣工時期から水上艦艇の趨勢と成りつつあった船体の「ステルス化」の点で取り残される形となりました ●この「むらさめ型」「はつゆき型」の変遷を受け「むらさめ型」は基準排水量を拡大し、基本的に同様の武装を踏襲しながらステルス化を積極的に採り入れ、大幅に艦容が変化しています ●「むらさめ型」の船体はフラットな面構成を中心に各所に傾斜を設けて電波反射の低減に努めると共に、ミサイル兵装のランチャーにVLS(Vertical Launching System:垂直発射システム)を採用、艦上構造物はシンプルな構成になっています ●「あさぎり型」で2本に分かれていたマストは、第2煙突の直後に装備したサブマストが煙突の排煙の影響を受け、搭載していた「シー・スパロー対空ミサイル」の射撃統制装置に悪影響があったため、「むらさめ型」では1本化され、多くのレーダーやアンテナを搭載して、煙突の前方に装備される事になりました ●ヨーロッパやアメリカの一部の艦艇が採用している箱組みの「ステルス・マスト」の採用は見送られましたが、まとめて装備したレーダーなどの重量から来る強度的な問題に加え、我が国の島国としての変化に富んだ気象などの国情を考えると無理からぬ事であり、対抗措置として電波吸収塗料の導入などにより見た目ほどにはステルス性の低下につながっていないと言われています ●主機のガスタービンエンジンは巡航用がイギリスのロールスロイス社製、高速用がアメリカのジェネラル・エレクトリック社製となっており、それぞれ2基の計4基により「COGAG (Combined Gas turbine And Gas turbine)」型式を構成、航続距離性能と加速・速度性能の並存を図っていますが、1隻の艦艇で異なるメーカーのエンジンが混載される例は世界的に見ても極めて稀です ●「はつゆき型」以降の戦術情報処理装置は新型コンピューターの導入によりさらに強化され、加えて「むらさめ型」からは汎用護衛艦初の対潜情報処理装置を搭載、その対潜能力はイージス艦であるこんごう型にも匹敵します ●「むらさめ型」は「あさぎり型」とほぼ同様の武装を有しますが、船型は大きくなり省人化も進んだ事から、「あさぎり型」の乗員数220名を大きく下回る165名となり、ベッドは3段から2段へ、部屋は1室12名と細かく分けられ、居住性も大幅に向上しています ●この様に、新世代の護衛艦として「ステルス性」「汎用性」「VLS」といった必要条件を満たした「むらさめ型」は1996(平成8)年3月にネームシップの「DD-101 むらさめ」が就役、以後2002(平成14)年の最終艦「DD-109 ありあけ」まで全9隻が建造されました ●「むらさめ型」の就役が始まると、「はつゆき型」と入れ替わるように護衛艦隊へと配備が行われ、護衛艦隊の護衛艦の主力として、イラク人道復興支援活動、ソマリア沖の海賊対策などに派遣、その高い汎用能力により様々な任務に就いているのです 【 「DD-106 さみだれ」について 】●「DD-106 さみだれ」は、「むらさめ型」の6番艦として2000年3月に竣工しました ●竣工後、「DD-106 さみだれ」は、第4護衛隊群、第4護衛隊に配属、呉基地に配備が行われています ●2002年9月、「DD-106 さみだれ」は「DDH-142 ひえい」と共にテロ対策特措法によりインド洋に派遣、2003年1月に帰還します ●2004年2月には再びテロ対策特措法によりインド洋に展開、補給艦の護衛任務に従事し、2002年6月に帰還しています ●2008年3月、護衛隊の改編により「DD-106 さみだれ」は、第4護衛隊群第8護衛隊に編入しています ●2009年3月、ソマリア沖の海賊対策により「DD-106 さみだれ」はソマリア沖へと派遣、海賊と思われる不審船に対して無線で警告を行い、海賊行為を中止させることに成功しています ●その後も「DD-106 さみだれ」は、2011年6月、2013年11月の2回に渡りソマリア沖へと派遣され、海賊に対しての護衛任務に従事しました
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