陸上自衛隊 73式 特大型セミトレーラー (プラモデル)アオシマ 1/72 ミリタリーモデルキットシリーズ No.010 スケール:1/72
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「陸上自衛隊 73式 特大型セミトレーラー プラモデル (アオシマ 1/72 ミリタリーモデルキットシリーズ No.010 )」です●陸上自衛隊のタンクトランスポーター「73式 特大型 セミトレーラー」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●陸上自衛隊の戦車、装軌式装甲車、自走砲などの重車両の輸送に欠かせない「73式 特大型セミトレーラー」を再現、後部に車載用の大きなスペースのトレーラーを連結した迫力あるスタイルを再現した内容となっています ●アオシマ社製スポット生産の「陸上自衛隊 73式 特大型セミトレーラー 74式戦車付属」のキットから、「73式 特大型セミトレーラー」のみを抽出、シリーズ中に定番化した内容となっています 【 「73式 特大型セミトレーラー」について 】●現在の日本では、道路交通法上、装軌式車両(履帯を装備した車両)が公道上を走る場合は、事前に国土交通省の許可が必要です ●ただし、許可を受ければ良いというものではなく、大型の装軌式車両は自重が重いので、通常のアスファルト舗装上を走行すると「割れ」や「凹み」といった損傷を与えてしまい、この損傷に対し補償と修理が必要となるため、有事の際以外、装軌式車両は基本的にタンクトランスポーターで運搬を行います ・ 演習場に隣接する道路で、地形上から戦車などの走行が止むを得ない場所では、重量を考慮した構造となっています ●また、自衛隊の車両の開発にあたっては、求める性能に沿って各自動車メーカーが行うのが基本ですが、特大サイズの大型トラックは、開発コストの関係から一般の市販車をベースに、細部を手直しすることで自衛隊仕様とする方法が採られています ●「73式 特大型セミトレーラー」は、民間車である「三菱・ふそう スーパーグレート」をベースとして、積載量7tクラスのトレーラーヘッド部に専用のトレーラーを繋ぎ、最大積載量40tの能力を持つ、戦車などの重車両運搬用のタンクトランスポーターです ●重量物を運搬する必要と、自衛隊という組織が運用することから、その車高は「三菱・ふそう スーパーグレート」よりも高くなり、少々の不整地でも走行が可能となっています ・ 「73式 特大型 セミトレーラー」のトレーラーヘッド部はタンクトランスポーターだけではなく、浮橋、対艦用ミサイル、そして対空ミサイル「パトリオット」のキャリアーとしても運用されています ●この「73式 特大型 セミトレーラー」は、陸上自衛隊の「74式戦車」「89式装甲車」などの装軌式装甲車、「99式自走榴弾砲」などの自走砲などを運搬する役目を担っています ・ 重量50tを超える「90式戦車」は、車体と砲塔を分割して、2両の「73式 特大型 セミトレーラー」を使い運搬を行っています ・ 「10式戦車」は、重量が44tとなりますが、モジュラー装甲を取り外すことで「73式 特大型 セミトレーラー」に積載することができます ・ なお、陸上自衛隊では予算などの関係で、戦車の運搬にはタンクトランスポーターの能力を重視する方針が採られていますが、アメリカ軍やドイツ連邦軍などでは戦車の大きさに合わせてタンクトランスポーターの開発もしくは発展が行われています ●「73式 特大型セミトレーラー」の運用は、法令によって一般車両の通行に影響が出ないように深夜から早朝にかけて行われており、陸上自衛隊の中核的車両でありながら一般にはあまり知られていない車両でもあります ●「73式 特大型セミトレーラー」は、陸上自衛隊の戦車運用に欠くことができない車両であり、師団の後方支援連隊の輸送隊に配備、戦車などの装軌車両を運搬するという任務を帯び、深夜の幹線道路などにおいて人知れず活躍しているのです 【 「陸上自衛隊 73式特大型セミトレーラー」のキット内容について 】●この陸上自衛隊のタンクトランスポーター「73式 特大型 セミトレーラー」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●アオシマ社らしい繊細かつスケール感を重視したモールド、かっちりとした造形、そして各パーツの組合せには小さいながらも強度をしっかりと考慮しており、ミニスケールながら高いレベルで「73式 特大型セミトレーラー」を再現した内容となっています ●「73式 特大型セミトレーラー」の巨体と機能を、ミニスケールモデルとして、複雑化しそうなパーツ類を一体成型を多用して、できるだけパーツ数を抑えて再現、スケールに沿って強弱を付けたモールドを交えて、民間車両を転用したプレス構造などを使用した独特の構造と、現用車両らしいディテールを再現しています ●トレーラーの後部に装着する、車両の積み下ろし用のローディングランプは差込み式により着脱が可能、積載時のシーンを作製することもできます ●「73式特大型 セミトレーラー」は、「トレーラーヘッド」「トレーラー」の2ブロックで構成しています ■トレーラーヘッド ●トレーラーヘッドは、「キャビン」「デッキ」「シャーシ」の3ブロックで構成 【 キャビン 】 ●キャビンは民生車から転用したプレス構造やプレスラインを再現し、灯火類はクリアーパーツとなっています ●キャビンの主要躯体は、上部、後部パネル、フロアパネルの3パーツで構成 ・ ドアはパーツ上のモールドで再現 ・ ウィンドはクリアパーツとなります ・ ワイパーはウィンドパーツ上に凸モールドで再現しています ・ キャビン側面の梯子はそれぞれ独立してパーツ化 ・ バンパーは上下に2分割したパーツで構成、これに裏側から灯火類を再現したクリアーパーツを取り付けます ・ サイドミラーは、ステーと各ミラーとに分割したパーツで再現 ・ キャビンを前方に倒しエンジン部分を露出させることができます ●キャビン内部も再現しています ・ 内部はフロアパネルに座席、メーターパネル、ハンドルなどを取り付けて再現します ・ メーター類を再現したデカールが付属 【 シャーシ 】 ●シャーシはパーツ数を抑えて、トランスポーターの構造を再現しています ●シャーシのメインフレームは一体成型のパーツで再現 ・ サスペンションもそれぞれ一体成型のパーツで再現 ・ デファレンシャルは前後に分割したパーツで再現 ・ ステアリングは固定した状態、左右に可動させることはできません ・ エンジン部も再現しています ●タイヤは、前後に2分割したパーツで再現、タイヤ表面にはトレッドパターンを彫刻しています 【 デッキ 】 ●デッキは、滑り止めパターンやプレスラインを繊細なモールドで再現 ●デッキは一体成型のパーツで再現、これにマッドフラップ、ガード柵、牽引装置、吊り下げ装置などを取り付けます ・ 後部パネルも一体成型のパーツとなっており、灯火類はクリアパーツで再現します ■トレーラー ●トレーラーは、「デッキ」「シャーシ」の2ブロックで構成 ・ 前部のトレーラーヘッドと後部のトレーラーは、トレーラーのジョイント部分を差込むことにより左右の旋回が可能です 【 デッキ 】 ●大型のトレーラーの骨太な構造を持ったデッキを再現、デッキ表面部には滑り止めパターン、パネルラインなどを繊細な彫刻で再現しています ●デッキは、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 側面の巻き込み防止柵は、側面パネルに一体成型して再現、スケールに沿った細さとなっています ・ デッキ後部の上部パネルは別パーツで、メッシュ部分を再現する軟質素材のメッシュが付属しています ・ 尾灯はクリアーパーツとなります ・ 前部のランディングギアは駐車時の長いタイプと、走行時の短いタイプが付属、選択して使用します ・ トレーラーとトレーラーヘッドを繋ぐ配線を再現するゴムパイプが付属しています ●デッキ後部に装備するローディングランプが付属 ・ ローディングランプは差込み式で固定、着脱させることが可能です ・ ローディングランプは使用しない場合にはデッキ上部に乗せておきます 【 シャーシ 】 ●重量物を支える骨太な構造のシャーシを再現、車軸(アクスル)は一体成型化したパーツで組立の煩雑さを回避しています ●シャーシのフレームは一体成型のパーツで再現 ・ 後部の3軸の車軸は、サスペンションも含めて一体で再現 ・ シャーシに装着する収納箱、予備タイヤなどを別パーツ化して再現しています ●タイヤは1個ずつ独立してパーツ化、2パーツを貼り合せることでダブルタイヤを再現しています 【 「陸上自衛隊 73式 特大型セミトレーラー」の塗装とマーキング 】 ●「陸上自衛隊 73式特大型 セミトレーラー」のマーキングとして、陸上自衛隊仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されており、部隊表示、陸上自衛隊マーク、ナンバープレート、危険表示板などを再現したデカールが付属しています ●「73式特大型 セミトレーラー」の完成時のサイズ ・ 全長 : 約23.5cm 【 「陸上自衛隊 73式特大型セミトレーラー」のパッケージ内容 】・ 陸上自衛隊 73式特大型 セミトレーラー ×1 ・ ビニールパイプ ×1本 ・ 軟質素材製メッシュ ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2015年 シリーズ定番化 (「陸上自衛隊 73式 特大型セミトレーラー 74式戦車付属」のキットのうち「73式 特大型セミトレーラー」のみを抽出したバリエーションキット)
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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