ロシア BTR-70 装甲兵員輸送車 アフガニスタン (プラモデル)トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.01593 スケール:1/35
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「ロシア BTR-70 装甲兵員輸送車 アフガニスタン プラモデル (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.01593 )」です●ソ連軍の装輪式装甲兵員輸送車「BTR-70」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●アフガニスタン侵攻時に現地の戦場に投入された、銃塔上部に自動擲弾銃「AGS-17」を装備した「BTR-70」を再現しています ●「BTR-60」シリーズの改良型として開発、運用が行われた「BTR-70」の「AGS-17搭載型」を再現、多面形で構成する車体形状でマッシブなフォルムを再現した内容となっています ●トランペッター社製「ソビエト BTR-70 装甲兵員輸送車 後期型」をベースに、アフガニスタン配備車輌を再現するため、「AGS-17」を追加、車体側面パネルや兵員室上部パネルの一部、スモークディスチャージャーなどを新規パーツへと変更したバリエーションキットです 【 「BTR-70 装甲兵員輸送車」について 】●ソ連軍は、第2次世界大戦後に装甲兵員輸送車の本格的な開発を開始、装輪式の「BTR-152」と「BTR-40」を採用しました ●この車輌は、第2次大戦中にアメリカから供与が行われたハーフトラックを参考としたため、その影響が色濃く残っており、オープントップ式による防御力の不足という弱点も抱えていました ●当時の装甲兵員輸送車は、装軌式が主流となっていましたが、膨大な兵力を持つソ連軍では生産コストが高く、整備に手間が掛かる装軌式に絞ることができず、装輪式と装軌式の両方のタイプの装甲兵員輸送車を開発、思考錯誤を繰り返しました ●このような状況の下で、8輪の装輪式車輌として1959年に登場したのが兵員輸送車「BTR-60」で、多面形で構成した車体形状が特徴となっています ●当初、「BTR-60」はオープントップ型でしたが、1966年に登場した「BTR-60PB」では密閉型となり、上部に「14.5mm機関砲」を装備した銃塔を搭載、このスタイルは後々まで続くソ連軍装輪式装甲車輌の基本デザインとなります ●しかし、この「BTR-60PB」は、車体前部に操縦席、中央部に兵員室、後部にエンジンというレイアウトにより、兵員の乗降は上部ハッチしか使用できず、その乗降時の兵員の暴露が大きな欠点となってしまいます ●そこで、「BTR-60PB」の改良型として1972年に登場したのが「BTR-70」です ・ 「BTR-70」では、第2、第3タイヤの間に側面ハッチを増設、これにより側面から乗降が可能となり、「BTR-60PB」の欠点を改善しました ・ ところが、このハッチは小型のために乗降に支障が生じ、また「BTR-60PB」と同じガソリンエンジンを搭載したことで、引火しやすいという弱点も持っていました ●1979年、ソ連はかねてから政情が不安定だった隣国アフガニスタンへの軍事介入を開始、アフガニスタン戦が始まりました ●ソ連軍は高度に機械化した大兵力により次々とアフガニスタンの主要都市を占領しましたが、山岳地を中心として武装勢力による大きな抵抗を受けるようになります ●特に、攻撃力、防御力共に十分とは言えない「BTR-60PB」や「BTR-70」などは大きな損害を受け、ガソリンエンジンによる炎上も頻繁に発生しました ●このような事態を受けて登場したのが「BTR-70」の「AGS-17搭載型」です ・ 「AGS-17搭載型」では、30mm自動擲弾銃「AGS-17」を銃塔上部に装備、この「AGS-17」は擲弾としての威力は小さいものの発射速度が速く、近距離での戦闘を挑む武装勢力に対して大きな威力を発揮しています ●「BTR-70」の「AGS-17搭載型」は応急的な車両でしたが、「BTR-70」の火力強化型として活躍し、近距離戦闘における火力の重要性を知らしめたのでした 【 ロシア BTR-70 装甲兵員輸送車 アフガニスタン (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.01593) プラモデルの内容 】●この兵員装甲輸送車「BTR-70」の「AGS-17搭載型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●複雑な面構成のボディ部分は一体成型としつつ、車体各所を細分化したパーツとエッチングパーツで「BTR-70 AGS-17搭載型」のディテールを再現、各部の溶接跡、トリムベーンや排気管等の独特のプレスライン、そして立体的な造形となったガンポートなど、ソ連軍車両らしい凹凸のある独特のフォルムをメリハリの効いた造形で再現した内容となっています ●エンジン以外の車体内部も再現されており、車体ハッチから覗く車体内部の様子など、兵員輸送車ならではの演出も楽しむことができるでしょう ●「BTR-70 AGS-17搭載型」は、「銃搭」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 銃 塔 】 ●銃塔は、「BTR-60PB」から受け継いだ円錐状となる半埋め込み式の銃塔を再現、表面には装甲板の細かな凹凸模様や溶接跡などをモールドで再現しています ●「14.5mm 機関砲」の砲身は上下に分割したパーツで再現、スライド金型を使用して砲口を開口しています ・ 砲身部の放熱口をモールドで再現 ●「AGS-17」は、銃本体と機関部上部の2パーツで再現、発射口部分を開口した状態となっています ・ 弾薬箱は各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 脚の部分はフレーム状となった4つのパーツに分割しています ●銃搭の基本構造は、本体、防盾の2パーツで構成 ・ 防盾は完成後も上下に可動させることができます ・スモークディスチャージャーの基部は銃塔に一体成型しており、これに1本ずつ個別にパーツ化したスモークディスチャージャー本体を取り付けます ●銃搭内部を再現、以下のパーツで構成しています ・ 機関砲の砲尾 ・ 機関銃の機関部 ・ 照準器 ・ 操作ハンドル ・ 砲手席 など 【 車体上部 】 ●「BTR-70」の複雑な車体上部形状を再現、表面には溶接跡などを繊細なモールドで再現しています ●車体上部は、一体成型のパーツで再現 ・ 乗員ハッチ、兵員ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 側面ハッチは上部と下部とで2パーツで構成、開閉状態を選択可能です ・ 前部の視察ハッチは別パーツ化しており、開閉状態の選択が可能、内側のガラス部はクリアパーツで再現しています ・ 各ペリスコープはクリアパーツで再現 ・ エンジンデッキの各点検ハッチは別パーツ化しています ・ 前照灯、管制灯のガラス部はクリアパーツで再現しています ・ 兵員室のガンポートは2パーツで構成 ・ 前部のトリムベーンは、展開した状態と、畳んだ状態とを選択できます ・ 車体後部の湾曲したパネルはエッチングパーツにて再現(形状を作るための治具が付属しています) 【 車体内部 】 ●エンジンルーム以外の車体内部を再現しています ・ 操縦席、兵員室の床面、内部側面、エンジン隔壁をパーツ化して再現 ・ 兵員用のベンチシートも詳細に再現しています ●操縦席部が細かなパーツ構成で再現されています ・ 操縦席、助手席はそれぞれ2パーツで構成 ・ 各種レバー、ペダル類が再現 ・ メーターパネルはモールドでディテールを再現、各メーターを再現するデカールも付属しています 【 車体下部 】 ●バスタブ状に一体成型したパーツで車体下部を再現、後面パネルは別パーツとなっています ・ 各サスペンションユニットは細分化したパーツ構成により、複雑なダブルウィッシュボーン式サスペンションの構造を再現 ・ ダンパー、ショックアブソーバーを別パーツ化 ●タイヤはホイール部とゴムの部分とに分割しています ・ ゴムの部分は軟質素材製で、複雑なトレッドパターンをモールドで再現 ・ タイヤは、内蔵するポリキャップにより可動します ●ペリスコープ、視察ハッチやライトのガラス部分などを再現するクリアパーツが付属 ●ハッチのメッシュ、後部のパネル、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 ロシア BTR-70 装甲兵員輸送車 アフガニスタン (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.01593) 塗装とマーキング 】●「BTR-70 装甲兵員輸送車」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる2種類の塗装例がカラー塗装図に記載されており、部隊マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています ●「ロシア BTR-70 装甲兵員輸送車 アフガニスタン」の完成時のサイズ ・ 全長 : 218mm ・ 全幅 : 80mm ●パーツ数 : 500点以上 【 ロシア BTR-70 装甲兵員輸送車 アフガニスタン (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.01593) パッケージ内容 】・ BTR-70 装甲兵員輸送車 AGS-17搭載型 ×1 ・ エッチンングシート ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ・ カラー塗装図 ×1 ●2015年 一部新金型
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