日本海軍 航空母艦 飛龍 第2戦闘航空隊 航空機36機付き (フルハルモデル) (プラモデル)

フジミ   1/700 帝国海軍シリーズ   No.SPOT-014   スケール:1/700

当店税込価格 ¥3,762 (メーカー希望小売価格 4,180
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日本海軍 航空母艦 飛龍 第2戦闘航空隊 航空機36機付き (フルハルモデル) プラモデル (フジミ 1/700 帝国海軍シリーズ No.SPOT-014) 商品画像

「日本海軍 航空母艦 飛龍 第2戦闘航空隊 航空機36機付き (フルハルモデル) プラモデル (フジミ 1/700 帝国海軍シリーズ  No.SPOT-014 )」です


●太平洋戦争時における日本海軍の航空母艦「飛龍」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●「蒼龍」の改良型として日本空母の基礎となり、後の大型空母「翔鶴型」や、「雲龍型」空母の元となった航空母艦「飛龍」を再現、スマートな船体に、左舷中央部に艦橋を設けた均整の取れた姿を再現した内容となっています

●フジミ社製「日本海軍 航空母艦 飛龍 (フルハルモデル)」をベースに、同社製「第二航空戦隊 艦載機セット 3種各4機 (12機)」を2セット分追加したバリエーションキットです
 ・ 「日本海軍 航空母艦 飛龍 (フルハルモデル)」に付属している艦載機を含めて36機分の艦載機をセットしています
 ・ ただし、第2航空戦隊としての「飛龍」の艦載機用の識別帯は24機分のみとなります
 ・ 「飛龍」と「艦載機」とをそれぞれ個別に揃えるよりも価格的にお得な内容となっています

【 「日本海軍 航空母艦 飛龍 フルハルモデル 艦載機36機付き」のキット内容について 】


●日本海軍の航空母艦「飛龍」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●フジミ社「特シリーズ」の特徴であるディテー表現力に基づき航空母艦「飛龍」を再現、細かな彫刻と細分化したパーツ構成により、実艦の細かで複雑な作りを再現した内容となっています

●スポンソン部の支柱などは別パーツ化して実感豊かに再現、日本空母特有の細かな構造物が織り成す複雑な構造を再現していますす

●「飛龍」の特徴である丸みを持った艦橋構造は一体成型によってパーツ化、独特な形状がパーツ接合によって崩れないようになっています

●喫水線以下の部分も再現されたフルハルモデルです
 ・ 下部がフラットな形状となった船底パーツも含まれていますので、喫水線から上の部分を再現した洋上モデルとしても作製することができます(金属製のバラストは付属していません)


●「飛龍」は、「船体」「飛行甲板」「上甲板」「艦橋などの上部構造物」「高角砲などの艤装類」を、それぞれブロック化して分割した構成となっています
●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、飛行甲板、構造物、艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます

●船体は、左右に分割したパーツ構成で、船体には格納庫側面を一体成型しています
 ・ 船体部の内部には船体の歪みを防ぐ桁のパーツを多数用意しています
 ・ 船体部には、舷側の舷窓、フェアリーダー、ホースパイプ、塵捨管などの細部をモールドで再現
 ・ 舷窓には雨樋を彫刻で再現しています
 ・ フルハルモデルとして船底部分のスクリュー、推進軸、舵が別パーツ化、ビルジキールは船底パーツに一体成型で再現しています

●上甲板は、船首部分、船尾部分、そしてボート収納デッキに分割しています
 ・ 甲板上には、アンカーチェーン導板、リール、ボラード、ボート用架台などの細かなディテールを再現しています
 ・ 船首の甲板部分には、機銃座のパーツが付属
 
●飛行甲板は、着艦表示灯も含めて一体成型のパーツで再現、エレベーター部分は別パーツとなっています
 ・ 兵員用のスポンソン、遮風柵は別パーツ化して再現
 ・ 飛行甲板上には、木甲板、甲板継ぎ手、着艦制動装置基部、探照灯収納蓋などのディテールをモールドで再現しています
 ・ 飛行甲板裏側には細かな桁を再現
 ・ 前後に存在する飛行甲板支柱は、それぞれ別パーツとなっています


「飛龍」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています
●艦橋
 ・ 艦橋の主要部は7パーツで構成
 ・ 艦橋下部は、一体成型となったパーツで再現、スライド金型により舷窓、扉などのディテールを再現しています
 ・ 艦橋窓枠の部分が別パーツ化、窓枠部分を凸モールドで再現しています
 ・ 艦橋に装備する、「94式高射装置」(×1)、「方位測定アンテナ」(×1)、「1.5m測距儀」(×1)、「60cm探照灯」(×2)が別パーツ化、探照灯はクリアーパーツとなっています 

●マスト基部は三脚檣型、トップは単檣型で、5パーツにより細かな構造を再現しています

●通信マストは、下部のトラス部、中央のヤード部、トップの単檣の3パーツで構成

● 煙突
 ・ 本体部分は上下に分割したパーツ構成となっており、トップと整流板を別パーツ化しています
 ・ 表面上には緊急用排煙口がモールドで再現しています
 ・ トップは開口処理済みで、雨水カバー金網を再現

●機銃用スポンソンはブロックごとにパーツ化、下面の補強板はスポンソンパーツと一体成型して1枚ずつ再現
 ・ スポンソン部の支柱は別パーツ化しており、複雑な構造を再現しています

●高角砲「40口径 89式 12.7cm連装高角砲」 ×6
 ・ 右舷後部の1基は煙突の煙除けのシールド付き(A1型改2)、左舷と右舷前部はシールド無しの状態が再現(A1型)
 ・ シールド付きの高角砲は、連装式に成型された砲身部とシールド部で構成
 ・ シールド無しの高角砲は、砲身部と砲架部との2パーツで再現
 ・ 高角砲支柱は2分割したパーツで構成、複雑な形状を再現しています

●対空機銃 「25mm 3連装機銃」 ×9、「25mm 3連装機銃(シールド付き)」 ×3
 ・ シールド付きの機銃は銃身部とシールドの2パーツで構成、シールド無しの機銃は一体成型のパーツで再現しています


●艦載機
 ・ 艦載機は、本体、キャノピー、脚、尾脚、プロペラに分割したパーツ構成となっており、機種ごとに増槽・爆弾類の武装を別パーツ化しています
 ・ 艦載機のパーツはクリア成型となっています

●艦載機内容
 ・ 零式艦上戦闘機21型 ×12
 ・ 99式艦上爆撃機 ×12
 ・ 97式艦上攻撃機 ×12

●内火艇、カッターなど
 ・ 12m内火艇 ×3
 ・ 13m特型運搬船 ×2
 ・ 12m内火ランチ ×2
 ・ 8m内火ランチ ×1
 ・ 9mカッター ×2
 ・ 通船 ×1
 
●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ 錨、副錨
 ・ 菊花紋章(フェアリーダー含む)
 ・ ラッタル
 ・ リール
 ・ 射撃指揮装置
 ・ 舷梯
 ・ 94式高射装置
 ・ 110cm探照灯(クリアーパーツ)
 などをセットしています


●フルハルモデル用のディスプレイスタンドが付属しています

●飛行甲板上に書かれた表示線、艦名表記、着艦標識、日の丸マーク、艦尾の軍艦旗(直線タイプとなびいているタイプ)、艦載機の日の丸マークを再現したデカールが付属しています
 ・ 第2航空戦隊の「飛龍」艦載機の胴体部分に描かれた青色の帯を再現したデカールが付属しています(24機分)


【 「日本海軍 航空母艦 飛龍 第2戦闘航空隊 航空機36機付き (フルハルモデル)」のパッケージ内容 】


 ・日本海軍 航空母艦 飛龍(フルハルモデル) ×1
 ・ 零式艦上戦闘機21型 ×12
 ・ 99式艦上爆撃機 ×12
 ・ 97式艦上攻撃機 ×12
 ・ ディスプレイスタンド ×1
 ・ デカールシート ×3
 ・ 組立て説明書 ×1


●スポット生産品 (フジミ社製「日本海軍 航空母艦 飛龍 (フルハルモデル)」をベースに、同社製「第二航空戦隊 艦載機セット 3種各4機 (12機)」を2セット分追加したバリエーションキット)


【 「航空母艦 飛龍」について 】


●1922年、日本海軍は世界に先駆けて空母として専用設計した「鳳翔」を竣工します

●この空母「鳳翔」と、改造空母「赤城」「加賀」によって日本海軍は空母の運用方法を徐々に確立して行きました

●ワシントン軍縮会議、ロンドン軍縮会議の結果、空母の保有トン数が決められ、「鳳翔」「赤城」「加賀」の3隻を合わせたトン数よりも余裕があったので、残りの枠を利用して排水量10,000tクラスの空母を2隻建造することが決定します

●1番艦「蒼龍」は1934年に起工、2番艦「飛龍」は1936年に起工します
●当初「飛龍」は、「蒼龍」の同型艦として建造される予定でしたが、条約切れが迫っていたために排水量の制限を大きく考慮する必要はなくなり、「蒼龍」を若干拡大する形で設計、建造が行なわれました
●このため「飛龍」は「蒼龍」と比べて、艦の幅が拡大され、飛行甲板も若干大型化しています
●最大の特徴は、「蒼龍」が艦首寄りの右舷に艦橋を配置したのに対して、「飛龍」では左舷の中央部に艦橋を配置、艦首方向への視認性を確保するために艦橋自体も大型化していました
 ・ 「飛龍」のこの艦橋配置は運用上の利便性を考慮したものですが、結局は右舷の方が良いとの結論となり、以後の艦は左舷配置に統一化しています

●この「飛龍」の設計は、以後の日本の空母のスタイルを確立し、軍縮条約が切れた後に建造が行われた大型空母「翔鶴型」は「飛龍」の発展拡大型、戦時急造となる「雲龍型」空母は「飛龍」の設計を元にしていました

●「飛龍」は1939年に竣工、早速「蒼龍」と共に第2航空戦隊を編成、日中戦争の航空支援や仏印進駐の支援作戦に従事します
●ところが、仏印進駐はアメリカとの関係を一挙に悪化、1941年の中頃には内地において対米戦争開戦を意識した航空隊の訓練が本格的に行なわれるようになりました

●連合艦隊は、アメリカとの戦争となれば戦力的に劣勢に立つことを慮り、当時世界的には戦力として未知数であった空母艦載機を集中使用した、アメリカ太平洋艦隊の最大拠点「真珠湾」への奇襲攻撃を実施することを決定します
●この奇襲攻撃には、世界に先駆けて編成した空母機動部隊「第1航空艦隊」を投入しました
●この「第1航空艦隊」には、空母「赤城」、「加賀」の「第1航空戦隊」、空母「飛龍」、「蒼龍」の「第2航空戦隊」、空母「翔鶴」、「瑞鶴」の「第5航空戦隊」の6空母を中心としたものでした
●中型の空母で編成した「第2航空戦隊」は、搭載燃料と航続距離の関係上、ハワイ「真珠湾」への到達が危ぶまれましたが、艦内に大量の燃料をドラム缶などで積載、何とか参加することが可能となりました

●1941年12月8日、「第1航空艦隊」から発進した航空隊は、停泊中のアメリカ太平洋艦隊の主力艦艇に甚大な損害を与え、戦艦群をほぼ壊滅することに成功します
 ・ 奇襲攻撃を行なう航空隊は、自分達の立場から最大の目標の空母であることを認識していましたが、訓練や輸送のために奇襲攻撃時には「真珠湾」に空母は1隻も存在していませんでした

●「真珠湾」攻撃によって太平洋戦争が開戦し、日本軍は各地で進撃や攻略を開始しましたが、中部太平洋のウェーキ島に攻撃を行なった艦隊がアメリカ軍の反撃によって撃退されてしまい、奇襲攻撃から帰投中の「第1航空艦隊」は支援の要請を受け、「第2航空戦隊」が分離して同島への攻撃を行ないました
●この攻撃により、ウェーキ島のアメリカ軍の航空兵力は壊滅し、同島の占領作戦も成功します

●その後、「第1航空艦隊」はアンボン空襲、ポートダーウィン空襲に参加、続いて西部太平洋にて連合軍艦艇の掃討作戦に従事します

●1942年4月には、インド洋のセイロン沖に進出、セイロンのイギリス軍基地とイギリス艦隊を攻撃、小空母1隻、重巡洋艦2隻、その他多くの艦艇、商船を撃沈し、これによりイギリス艦隊の活動は極端に低下することとなりました

●1942年6月、連合艦隊はミッドウェー島の占領とアメリカ艦隊の撃滅を狙って、その戦力の大半を投入した大作戦を立案、「第1航空艦隊」は制空権を確保するために、その先鋒となってミッドウェー島沖へと侵攻します
 ・ この時、「第1航空艦隊」は、「珊瑚海海戦」の損害により「第5航空戦隊」を欠いており、空母4隻の陣容となっていました
●日本側の作戦では、「第1航空艦隊」がミッドウェー島のアメリカ軍の航空兵力を壊滅、「攻略艦隊」により同島を占領、反撃に出てきた、アメリカの機動部隊と艦隊を、空母艦載機と後方から進出した戦艦部隊で叩くという方針でした

●「第1航空艦隊」は予定通りにミッドウェー島を攻撃、ただしアメリカ軍は日本軍の意図を見抜いており、空母機動部隊を近海に展開して日本艦隊に航空攻撃を開始します
●当時の日本の空母艦載機の搭乗員の技量は最高レベルであり、最初に攻撃を掛けたアメリカ軍の雷撃機は、直衛の零戦によりほとんど壊滅してしまいました
●しかし、アメリカの雷撃機に対処するために低空に移った零戦隊の間隙を突いて、急降下爆撃隊が日本空母を襲い、「赤城」「加賀」「蒼龍」の3隻は直撃弾を受けて火災が発生、空母としての機能が失われました

●無傷で残った「飛龍」は、「第2航空戦隊」の司令官「山口多聞」少将の指揮の下、アメリカ空母艦隊の撃滅を狙って攻撃隊を繰り出します
●この攻撃には収納不能となった他の空母の艦載機も投入、アメリカの空母「ヨークタウン」を大破する戦果を挙げます
●しかし、数波に渡った航空攻撃は、対空砲火による被弾で航空機の消耗が激しく、「飛龍」は零戦以外はほとんど稼動機が無い状態となってしまいました
●そのような状況下、「飛龍」はアメリカ艦載機の攻撃を受け、4発の爆弾を被弾、全体が火災に覆われてしまいます
●乗員は鎮火に努めましたが、火の勢いは衰えずに誘爆も発生したために自沈処分を決定、駆逐艦の魚雷によりその栄光の姿を沈めて行ったのでした
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日本海軍 航空母艦 飛龍 第2戦闘航空隊 航空機36機付き (フルハルモデル)  (プラモデル)

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