海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 いずも (プラモデル)ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.031 スケール:1/700
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「海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 いずも プラモデル (ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.031 )」です●海上自衛隊の最新鋭ヘリコプター搭載護衛艦「いずも型」の1番艦「DDH-183 いずも」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●5機の艦載機を同時に離発着可能な飛行甲板を備えた海上自衛隊最大のヘリコプター搭載護衛艦「DDH-183 いずも」を再現、第2次大戦時の航空母艦に匹敵する大きさの全通式の飛行甲板にアイランド型の艦橋を備えた、精悍かつ巨大なシルエットを再現した内容となっています 【 海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 いずも (ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.31) プラモデルの内容 】●海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いずも型」の1番艦「DDH-183 いずも」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●大型の艦船モデルなどで培った成型技術とハセガワ社らしい繊細かつポイントを押さえたディテール再現で護衛艦「DDH-183 いずも」を再現、近年における艦船モデルの趨勢に沿って細部再現を重視しながらも、ウォーターラインシリーズとしてのコレクション性を考慮して一体成型化によりパーツ数を抑え、モールド表現を主体としてディテールを再現した内容となっています ●「DDH-183 いずも」の顔とも言うべき艦橋は、窓の部分を中心としてスライド金型を用いて奥行きのある造形と繊細なタッチの彫刻により護衛艦独特のマッシブな形状を再現、構造物はくっきりと輪郭が出るようにエッジ部分をシャープに成型しており、最新鋭艦らしいシルエットを演出しています ●艦体喫水線までの部分を再現した洋上モデルです ●「DDH-183 いずも」は、「船体」「飛行甲板」「艦橋などの上部構造物」「レーダー類などの艤装類」を、それぞれブロック化して分割した構成となっています ●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、飛行甲板、構造物、艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます ●船体は、艦首先端、左右の舷側、艦尾の各パネルに分割したパーツで構成 ・ 船体の内部には、船体パネルの貼り合わせの際に歪みを防ぐための「桁パーツ」をセットしています ・ 船体には、ボート収納デッキやクレーン格納部などの基本構造の他に、ホースパイプ、サイドランプ、内蔵式のボラードなどのディテールをモールドで再現 ・ 右舷の舷側エレベーター部は別ブロック化したパーツ構成、格納庫扉を別パーツ化しており波型の格納庫扉(シャッター)を凹凸あるモールドで再現しています ・ 艦尾の「スポンソン」は別ブロック化して再現、左右舷を繋ぐスポンソンの形状を「CIWS」「SeaRAM」の台座部を含めた一体成型のパーツで再現しています ・ 船体の鋼板の継ぎ目を繊細な凸モールドで再現しています ・ 洋上モデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属、オモリとなる金属製のバラストも付属しています ●飛行甲板は、全通状に一体成型のパーツで再現 ・ 飛行甲板中央及び右舷の搭載機用の「エレベーターデッキ」は別パーツ化して再現、右舷の舷側エレベーターは昇降状態を選択して組み立てることができます ・ 飛行甲板上には、「CIWS ファランクス」の台座などの基本構造の他、ヘリ固定環などのディテールを繊細なモールドで再現しています ・ 「ひゅうが型」よりも広くなった飛行甲板側面の「キャットウォーク (スポンソン)」は各ブロックごとに別パーツ化して再現しています 「DDH-183 いずも」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています ●艦橋構造物 ・ 舷側に沿ってそびえる大型のアイランドは前後にブロック分けしたパーツで構成、前後の艦橋部分は別パーツ化しています ・ アイランドは、スライド金型を多用して組立のストレスを軽減する工夫がされており、「OPS-50 3次元レーダー」や梯子などのディテールも繊細な凹凸モールドで再現しています ・ 艦橋及び航空管制室の窓枠は窓の部分を奥行きのある繊細でシャープな凹状のモールドで再現しており、新金型キットならではのシャープな印象を演出しています ・ 艦橋構造物には、煙突部のグリル、扉、手摺り兼足掛けなどのディテールをモールドで再現 ・ 第1煙突、第2煙突とも煙突トップ部を別パーツ化、排気口は開口した状態になっています ・ ラッタル、各フラットは別パーツ化 ・ 艦橋構造物に装備するマストを始め、「SeaRAM」(×1)、「ESM」(×2)、「航海用レーダー」(×1)、各種アンテナ(×6)、ホイップアンテナ(×4)などを別パーツ化しています ●マスト ・ ステルス性を考慮した独特の形状のマスト主部を、組立のストレスがないよう一体成型のパーツで再現 ・ フラットの一部を別パーツ化して再現しています ●近接防空ミサイル 「SeaRAM」 ×2 ・ 「SeaRAM」は一体成型のパーツで再現 ●近接防御火器 「CIWS ファランクス」 ×2 ・ 「CIWS ファランクス」は一体成型のパーツで再現しています ●艦載艇 ・ 11m作業艇 ×2 ・ 複合型作業艇(ゴムボート) ×1 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 艦首、艦尾旗竿 ・ 航海灯マスト ・ 錨 ・ 飛行甲板上のアンテナ ×6 ・ 飛行甲板上のホイップアンテナ ×5 ・ 給油ポスト などをセットしています ●艦載機が付属 ・ MCH-101 輸送・救難ヘリコプター ×2 ・ SH-60K 哨戒ヘリコプター ×2 ・ MV-22 オスプレイ ×2 ●「MCH-101」「SH-60K」は、左右に分割したパーツで再現、メインローターは別パーツ化しています ・ メインローターは展開した状態と折り畳んだ状態の2種をセット、選択して組み立てることができます ●「MV-22」は、胴体部分を上下に分割しており、主翼、ローターを取り付けて作製します ・ 主翼は、エンジンを上に向けた離発着時の状態と、エンジンを前方に向けた飛行時の状態の2種が付属、状態を選択して使用します ・ ローターは展開した状態と折り畳んだ状態の2種をセット、選択して組み立てることができます ●飛行甲板上などに配置する車両類が付属しています ・ 3 1/2tトラック ×4 ・ 艦載牽引車 ×2 ・ フォークリフト ×2 ・ 清掃車 ×2 ・ 艦上自走式クレーン ×2 ・ 高所作業車 ×2 ・ P-25J 艦載救難作業車 ×2 ・ 73式 特大型セミトレーラー + パトリオット PAC3 ×2 ・ ヘリコプター牽引装置 電動ハンドラー ×4 ●車両類は、「73式 特大型セミトレーラー + パトリオット PAC3」を除いて一体成型のパーツで再現しています ・ 「73式 特大型セミトレーラー + パトリオット PAC3」は、73式特大型セミトレーラー、パトリオットPAC3の車体、パトリオットPAC3のランチャーの3パーツで構成 【 海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 いずも (ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.31) 塗装・マーキング 】●飛行甲板の表示線、艦番表示、エレベーターの表示線、艦橋窓、日章旗、自衛艦旗などを再現したデカールが付属 ●搭載機のウィンド、国籍マーク、海上自衛隊の文字、機体番号、P-25J艦載救難作業車の赤色の帯などを再現したデカールも付属しています 【 海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 いずも (ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.31) パッケージ内容 】・ 海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 DDH-183 いずも ×1 ・ MCH-101 ×2 ・ SH-60K ×2 ・ MV-22 ×2 ・ 車両類(9種) ×22 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2015年 完全新金型 【 海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦 いずも型 について 】●太平洋戦争において日本は、潜水艦を中心としてシーレーンを破壊され水路を失い敗北を喫しましたが、戦後も島国である日本にとってシーレーンの確保は重要なことに変わりなく、海上自衛隊のみならず我が国の命題として今でも最重要の課題とされています ●特に、冷戦構造下においてソ連海軍は潜水艦の建造と戦力化に積極的で、海上自衛隊は対潜水艦戦を重視して護衛艦を建造し、その対潜能力は徐々に向上して行きました ●護衛艦に搭載する「対潜ヘリコプター」は、洋上で広い範囲を迅速に行動することができ、また、実質的に潜水艦からの反撃を受けることがないために、ヘリコプターの性能向上に従って対潜水艦戦の主役となって行きます ●もっとも、「ヘリコプター」は「固定翼機」と比べると航続距離が短いため母艦となる艦艇が必要で、各国の海軍では「駆逐艦」に各1機程度の「対潜ヘリコプター」を搭載できる能力を備えるようになります ●ただし、1機の「ヘリコプター」では、一度に哨戒できる範囲が限られ、連続した作戦行動を行う場合、給油や人員の交代を行う必要があるため、複数の「ヘリコプター」を搭載する能力を望まれるようになります ●このような背景の下、1973年に海上自衛隊が建造した護衛艦「はるな型」は、5,000t程度の大きさで3機の「ヘリコプター」を搭載することができる画期的な護衛艦であり、この「はるな型」の登場により護衛艦隊の対潜能力は飛躍的に向上しました ●しかし、この「はるな型」の建造は、元々がヘリ空母の建造を望んだ海上自衛隊が予算の都合から従来型の護衛艦をベースとして「ヘリコプター」の搭載能力を増やしたものであり、3機のヘリコプターでも、本来海上自衛隊が理想とした対潜能力には及びませんでした ●さらに、艦の後部にヘリ甲板を設けた護衛艦では運用上の制約が大きく、広大な海上を少ない装備で効率的に運用せねばならない我が国の事情を鑑みると、全通式の飛行甲板を持つ「護衛艦」の建造は海上自衛隊の悲願でもありました ●2009年に竣工した「ひゅうが型」は、それまでの「ヘリコプター護衛艦」から脱した全通式の飛行甲板を持つヘリコプター搭載型の護衛艦で、その形態と最大搭載機数11機という能力は海上自衛隊が理想とした「ヘリコプター護衛艦」を具現化したものでした ●「ひゅうが型」は、見た目には「ヘリ空母」のように見えるものの、実質的には従来型の「ヘリコプター護衛艦」の性格を色濃く残しており、ヘリコプターによる対潜能力だけではなく、艦としての対艦能力、対潜能力、そして対空能力とそれまでの護衛艦以上の能力を持っています ●2015年に竣工した最新鋭のヘリコプター護衛艦「いずも型」の1番艦「DDH-183 いずも」は、この「ひゅうが型」を拡大した艦形となっていますが、航空機の運用と艦としての汎用性、多用途性をより追求した護衛艦で、最大搭載機数を14機に増やしながら、「ひゅうが型」よりも各種装備を大幅に減らし、あくまでも複数の護衛艦と連携した「艦隊行動」を前提とした艦となっています ・ 「いずも型」は基準排水量19,500t、全長は248mに達し、その大きさは旧日本海軍の航空母艦「加賀」に匹敵、海上自衛隊では最も大きな護衛艦です ・ 飛行甲板の大きさは「ひゅうが型」の約1.5倍広くなり、航空機の運用能力がより拡大、「ひゅうが型」ではヘリコプターの同時発着能力は3機でしたが、「いずも型」では5機へと大きく向上しています ・ 艦の大きさが拡大したことにより、「いずも型」では人員、物資の輸送能力や病院施設の大きさも拡大、これにより国内外における災害出動などの際にも高い能力を発揮することができます ●ヘリコプターの運用能力の向上を目指して、「ひゅうが型」からその形態を全通式の飛行甲板へと移行した海上自衛隊のヘリコプター護衛艦ですが、冷戦構造崩壊後のグローバル化によって拡大する任務に沿った形で発展したのが「いずも型」であり、従来の護衛艦では対応しきれない多用な任務に就くことが可能となっています ●このため、「いずも型」は冷戦構造下において対潜能力を追い続けた護衛艦ではなく、多目的性を求められる現在の海上自衛隊を象徴する護衛艦であり、これからの海上自衛隊の中核を成す存在となることでしょう
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