シュコダ 重砲牽引トラクター 35(t) (プラモデル)ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.CB35196 スケール:1/35
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「シュコダ 重砲牽引トラクター 35(t) プラモデル (ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.CB35196 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の牽引トラクター「35(t) 砲兵トラクター」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●旧式化した「35(t)戦車」の砲塔を撤去して装甲トラクターとした「35(t) 砲兵トラクター」を再現、車体上部の開口部を塞ぐために幌、もしくは幌枠を取り付けた、特異なフォルムを再現した内容となっています ●ブロンコモデル社製「ドイツ シュコダ Pz.Kpfw.35(t) 軽戦車」をベースに、「35(t) 砲兵トラクター」を再現するために、砲塔を省いて車体を変更、幌や幌枠、牽引装置などの新規パーツを追加したバリエーションキットです 【 「35(t) 砲兵トラクター」について 】●第1次世界大戦後、ヨーロッパ中央部でオーストリア・ハンガリー帝国から分離独立する形で建国したチェコスロバキアは高い工業技術力を持ち、1930年代には自国で戦車を開発、生産していました ●1930年代中頃、チェコスロバキアの兵器メーカー「シュコダ」社は自国向け及び輸出用として軽戦車「S-2-a 戦車」を開発、それがチェコスロバキア軍に制式採用され、「LTvz.35」という名称を与えられました ●しかし、1938年の「ミュンヘン会談」においてチェコスロバキアの西部のチェコはドイツへと併合、東部のスロバキアはドイツ傀儡政権による国家となります ●このためチェコスロバキア軍は解体され、「LTvz.35」は「35(t)戦車」としてドイツ軍が運用し、大戦初期における貴重な戦車戦力として、西方電撃戦などで活躍しました ●1942年以降になると、「35(t)戦車」は旧式化が目立つようになり、徐々に第一線から退き始め、主に枢軸国側として参戦している東欧諸国への供与用として用いられています ●また、ドイツ軍では牽引用のトラクターとしても活用が行われ、1942年3月に改装されたのが「35(t) 砲兵トラクター」です ・ 「35(t) 砲兵トラクター」は、「35(t)戦車」の砲塔を撤去、前方機銃も省かれ、車体後部には12tの牽引能力を持つフレーム式の牽引装置を装備していました ・ 砲塔を撤去したことから、車体上部の開口部には、幌を張るためのフレームを設置、車内の砲弾ラック跡には3個のジェリカンラックを装備しています ●「35(t)砲兵トラクター」は、既存の「35(t)戦車」を改造する方法で、1942年に37両、1943年に12両の合計49両を生産、取り外した砲塔は「大西洋の壁」の固定砲台用として活用されています ●「35(t)砲兵トラクター」は、火砲の牽引を主な任務として各地において活躍、地味な存在ながらもドイツ軍の機械化に貢献したのです 【 「シュコダ 重砲牽引トラクター 35(t)」のキット内容について 】●このドイツ軍の牽引トラクター「35(t) 砲兵トラクター」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●高い成型技術と実車へのリサーチに基づき「35(t)砲兵トラクター」を再現、細分化したパーツと、エッチングパーツを交えた構成により、ディテール再現に重きを置いた内容となっています ●エンジンルーム内部以外の車体内部も再現しています ●「35(t)砲兵トラクター」は、「車体上部」「車体下部」の2ブロックで構成しています 【 車体上部 】 ●車体上部は、「35(t)戦車」をベースとした複雑な面構成を再現、スライド金型を使用して前面や側面の凸状のリベットをモールドで再現しています ●車体上部は、旧戦闘室部分とエンジンデッキとに分割したパーツで構成 ・ 戦闘室前面パネルは別パーツ化して再現 ・ 前面パネルの「視察ハッチ」「操縦手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択できます ・ 「前照灯」「ノテックライト」「ホーン」「車間表示灯」「牽引フック」なども別パーツ化 ・ 「前照灯」は通常の状態と管制カバーを付けた状態とを選択することが可能、ガラス部はクリアパーツで再現しています ●左右のフェンダーは前後に分割したパーツで再現 ・ フェンダー前部は、ラバー製のマッドフラップが付いた状態と付いていない状態の2種のパーツをセット、選択して使用することができます ・ 「排気管」は前後方向に3分割したパーツで再現、先端部分を開口しています ・ 「車載工具類」は、工具本体をプラパーツ、固定具は付属のエッチングパーツで再現しています ・ フェンダー上の「ジェリカンラック」と「固定バンド」は付属のエッチングパーツで再現、積載するジェリカン(×4)も付属しています ・ 「牽引ワイヤー」はアイの部分をプラパーツ、ワイヤー本体は付属の紐を使用します ●車体上部の開口部に取り付ける幌は、「幌枠のみの状態」「幌を幌枠上に巻いた状態」「幌を展開した状態」の3種から1種を選択して作製することができます ・ 「幌枠のみ」の状態は、コの字状に一体成型となったフレームに支柱を取り付けて作製します ・ 「幌を幌枠上に巻いた」状態は、後部の展開した幌のパーツと上部の巻いた状態の幌のパーツに各フレームを取り付けます ・ 「幌を展開」した状態は、一体成型となった幌のパーツに、クリアパーツのウィンドなどを取り付けて作製します 【 車体下部 】 ●車体下部は、複雑な構造のサスペンションを細分化したパーツ構成とエッチングパーツにより細かく再現、履帯は嵌め込み式の連結履帯となっています ●車体下部は各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します ・ 各パネルには内壁面の構造をモールドで再現 ・ 各サスペンションユニットは、ボギー部分を前後に分割、これにアーム部分、リーフサスペンション、中央のフレームなどを接続して完成させます(各ユニットは転輪も含めて34個のパーツで構成) ・ 起動輪、誘導輪は前後に分割したパーツで再現、外側の履帯の脱落防止リングは別パーツ化しています ・ 起動輪は、ハブ部分の形状が異なる2種が付属、選択して使用します ●牽引装置は、一体成型のパーツで再現したフレーム部分に軸、軸カバー、牽引ピントルなどを取り付けて作製します ・牽引ピントルなどの脱落防止チェーンはエッチングパーツにて再現 ●エンジンルーム以外の車体内部を再現、以下のパーツで構成しています ・ 操行レバー及び操行装置 ・ 変速装置 ・ 各種ペダル類 ・ 操縦席、助手席、後部座席 ・ 燃料タンク ・ 消火器 ・ 後部隔壁 ・ ジェリカンラック及びジェリカン ×各3 など 【 履 帯 】 ●履帯は、センターガイドが1枚となる「35(t)戦車」用のシングルピン式履帯を再現しています ・ 履帯は、1枚ずつに分割した連結可動式履帯で再現、各履板をはめ込みにより繋ぎ合わせます ・ 同履帯には、モデルカステン製「35(t)戦車用履帯 (可動式)」が対応しています 【 アクセサリーパーツ 】 ●アクセサリーパーツとして ・ MG34機関銃 ×1 ・ 機関銃用弾倉ケース ×1 が付属しています ●前照灯のガラス部、幌のウィンドなどを再現するクリアーパーツが付属 ●工具類の固定具、サスペンションユニットのプレート、車体各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 「35(t) 砲兵トラクター」の塗装とマーキング 】 ●「35(t) 砲兵トラクター」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 東部戦線 (1942年) ・ 東部戦線 (1942年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています 【 「シュコダ 重砲牽引トラクター 35(t)」のパッケージ内容 】・ 35(t)砲兵トラクター ×1 ・ アクセサリーパーツ 一式 ・ エッチングシート ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2015年 一部新金型
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