ソビエト KV-5 超重戦車 (プラモデル)トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.05552 スケール:1/35
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「ソビエト KV-5 超重戦車 プラモデル (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.05552 )」です●第2次世界大戦時におけるソ連軍の計画戦車「KV-5」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●100t級の超重戦車として計画された「KV-5」を再現、前方に銃塔を備え、長砲身砲を装備した、重厚なスタイルを再現した内容となっています 【 「ソビエト KV-5 超重戦車」のキット概要 】●トランペッターの「KV-1」シリーズのキットと同様に、パーツ数を抑えた内容 ●各ハッチは開閉状態を選択可能 ●吸気グリルのルーバー、排気グリルの異物混入防止ネットなどを再現したエッチングパーツが付属 ●履帯は、「KV」用の「650mm 重量型履帯」を再現、一部連結式 ●塗装例はソ連軍仕様の1種、スローガンなどを再現したデカールが付属 【 「KV-5 超重戦車」について 】●ソ連はロシア帝国時代から続く陸軍大国であり、ロシア革命後の混乱期を終えると、最新の陸上兵器である「戦車」に高い関心を示し、各国の戦車のライセンス生産権を獲得、ソ連軍仕様として大量に生産を行いました ●ソ連軍の戦車に対する期待は大きく、イギリスからは陸上軍艦的な重戦車「インディペンデント」を輸入しようとしますが、イギリスからは断られ、やむなく国産戦車として多砲塔戦車「T-28」「T-35」の開発に着手、量産化に成功します ●1930年代後半、ソ連は世界有数の戦車保有国となっていましたが、その内容は軽戦車「T-26」と「BT-5」「BT-7」が多くを占め、多砲塔戦車「T-28」「T-35」は僅かな数に過ぎませんでした ●ソ連軍は「T-35」の後継車両として、陸上軍艦として敵を圧倒する能力を持つ同じ多砲塔戦車に固執し、「SMK」と「T-100」という試作戦車を開発、一方で多砲塔戦車を嫌う「スターリン」の指示から単砲塔の「KV-1」も試作し、この3両は実戦でのテストを行うためにフィンランド戦に投入されました ●実戦での「SMK」と「T-100」は、装甲の薄さと大重量による機動性の低さという欠点を露呈、それに対して「KV-1」は優秀な性能を示し、重戦車としての後継車両は「KV-1」に決まります ●この「KV-1」の採用によって、多砲塔戦車の開発は終了したかに見えましたが、それでもソ連軍内部では多砲塔戦車とは言えないまでもより強力な超重戦車に期待する意見は残り、「KV-1」をベースに車体を延長した重戦車「KV-220」が1941年に試作されています ●さらに、より強力な戦車として100t級の超重戦車「KV-5」の開発が1941年6月に始まりました ・ 「KV-5」は、主砲に「ZiS-6 107mm戦車砲」を搭載、砲塔の前と上部に銃塔を備えた多砲塔式のレイアウトを採用しています ・ 最大装甲は、150mm~180mmという極めて強固な防御力を持ち、スペックを見る限り無敵を誇る戦車でした ●しかし、この「KV-5」の開発は独ソ戦が開戦した後で、緒戦において甚大な損害を被ったソ連軍は、既存の戦車の増産に手一杯の状態となり、「KV-5」のような超重戦車の開発や生産を行う余力はなく、開発は中止となりました ●「KV-5」は、仮に開発が進んだとしても採用される可能性は低く、当時の技術では満足な機動性能を持つことはできなかったはずですが、ソ連軍上層部が夢見た超重戦車の一つの形として、後世の研究家から高い関心を集めているのです 【 「ソビエト KV-5 超重戦車」のキット内容について 】●このソ連軍の計画戦車「KV-5」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●トランペッター社の「KV-1」シリーズのフォーマットを踏襲して「KV-5」を再現、一体成型のパーツを多用しパーツ数を抑え、パーツ上に施したモールドを主体として「KV-5」のディテールを再現、同社のキットの中では作りやすさに充分配慮した内容となっています ・ トランペッター社の「KV-1」シリーズは、ディテール表現、作りやすさ、雰囲気など、同社のキットの中でもベストスタンダードに挙げられる内容となっており、本キットもこの流れを汲んだものとなります ●「KV-5」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●平面パネルを張り合わせた独特の多角面で構成された「KV-5」の砲塔形状を再現、ボルト穴や溶接跡などを強弱を付けたモールドで再現しています ●「ZiS-6 107mm戦車砲」の砲身は一体成型のパーツで再現、砲口を開口しています ・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現 ・ 「防盾」は、完成後も上下に可動させることができます ●砲塔は、上下に分割したパーツで構成 ・ 「上部ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 「視察キューポラ」は3パーツで再現、「ペリスコープ」は個別にパーツ化しています ・ 「ベンチレーター」は形状が異なる2種をセット、選択して使用することができます ・ 砲塔側面の「梯子(ステー)」は、1本ずつ独立してパーツ化しています ●銃塔は、上下に分割したパーツ構成 ・ 「ペリスコープ」及び「ペリスコープガード」は個別にパーツ化 ・ 装備する「デクチャレフ DT 機関銃」は一体成型のパーツで再現 【 車体上部 】 ●車体上部は、前方に銃塔とキューポラを備えた「KV-5」の車体上部レイアウトを再現、エンジンデッキのボルトや各部の溶接跡を強弱を付けたモールドで再現しています ●車体上部は、一体成型のパーツで再現、フェンダーは別パーツ化しています ・ 操縦手用の「キューポラ」は一体成型のパーツで再現、「操縦手ハッチ」は別パーツ化しており、開閉状態を選択することができます ・ 「前照灯」は前後に分割したパーツで再現 ・ 「吸気グリル」は別パーツ化、グリルのルーバーはエッチングパーツで再現します ・ 「排気管」は一体成型のパーツで再現、先端部は開口しています ・ 後部の排気グリルの異物混入防止ネットはエッチングパーツで再現 ・ 「フェンダー支持架」は1枚ずつ個別にパーツ化 ・ 「フェンダー」上の「雑具箱」はそれぞれ一体成型のパーツで再現、スライド金型を使用して側面のディテールも再現しています ●銃塔は、上下に分割したパーツで再現 ・ 「ペリスコープ」及び「ペリスコープガード」は個別にパーツ化 ・ 装備する「デクチャレフ DT 機関銃」は一体成型のパーツで再現 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現しています ・ 「サスペンションアーム」は別パーツ化 ・ 「起動輪」は、前後方向に3分割したパーツで再現 ・ 「誘導輪」は、前後に分割したパーツで再現 ・ 「転輪」は、1枚を前後に分割したパーツで再現しており、2枚を組み合わせて作製します 【 履 帯 】 ●履帯は、各履板ごとにセンターガイドが付く、「KV」用の「650mm 重量型履帯」を再現しています ・ 履帯は、一部連結式履帯となっています ・ 履帯の上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつに分割したパーツで再現しています ・ より精密で立体感ある履帯に交換したい場合には、「KV-1/2型戦車用履帯 (可動式)」がこれに対応しています(車体が延長されていますので、2キット分必要となります) ●吸気グリルのルーバー、排気グリルの異物混入防止ネットなどを再現したエッチングパーツが付属しています 【 「KV-5 超重戦車」の塗装とマーキング 】 ●カラー塗装図には「KV-5」のソ連軍仕様となる1種類の塗装例が記載されており、スローガンなどを再現したデカールが付属しています ●「ソビエト KV-5 超重戦車」の完成時のサイズ ・ 全長 : 288.5mm ・ 全幅 : 104.6mm ●パーツ数 : 280点以上 【 「ソビエト KV-5 超重戦車」のパッケージ内容 】・ KV-5 超重戦車 ×1 ・ エッチングシート ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ・ カラー塗装図 ×1 ●2016年 一部新金型 (転輪、履帯などはトランペッター社製「KV-1」シリーズのランナーを使用)
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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