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「T-77MGMC 初期型 プラモデル (ディン・ハオ 1/35 AFV No.DH96011 )」です●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の試作対空戦車「T77」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●軽戦車「M24」の車体を使用し、半密閉型の砲塔に12.7mm重機関銃を6丁装備した試作対空戦車「T77」を再現、試作車両ながら車体の大きの割りに強力な兵装を搭載した完成度の高いフォルムを再現した内容となっています ●AFVクラブ社製「M24 チャーフィー 軽戦車 アメリカ陸軍 WW2」をベースとして、砲塔を新規のレジン製パーツへと変更したバリエーションキットです 【 「T-77MGMC 初期型」のキット概要 】●細分化したパーツと、レジン製パーツ、エッチングパーツ、金属製パーツなどのマルチマテリアルの構成により、細部再現に重きを置いた内容 ●砲塔は全てレジン製パーツで再現 ●車体の各ハッチは開閉状態を選択可能 ●砲塔内部を再現 ●サスペンションアーム及びショックアブソーバーは可動させることができる ●前照灯のガラス部やペリスコープはクリアパーツで再現 ●エンジングリルの異物混入防止ネット、フェンダー支持架などを再現したエッチングパーツが付属 ●履帯は全鋼製の「T72」、軟質素材によるベルト式 ●マーキング例はアメリカ軍仕様1種、国籍マークなどを再現したデカールが付属 【 「T77 試作対空戦車」について 】●第2次世界大戦時、アメリカ軍は軽戦車として「M3」「M5」シリーズを開発、これらの軽戦車は大戦を通じて広く運用されました ●ただ、「M3」「M5」は、戦力化を急ぐために戦前に登場していた軽戦車「M2」をベースに開発が行われたことから、早々に旧式化してしまうことは明らかであり、大戦の早い時期から新設計の軽戦車の開発を始めています ●紆余曲折を経ながらも新型の軽戦車「T24(後の「M24」)」の試作車が1943年10月に完成、本格的な試験の後、1944年3月から量産を開始します ●また、アメリカ軍では対空自走砲の開発が積極的に行われており、当初は軽戦車「M3」「M5」をベースとした車両を想定していましたが、車体が小さいことと、「M24」の生産が現実化したことから、車体を「M24」に切り替えることを決定、この結果「M24」ベースとなる対空自走砲の試作車両が数多く生み出されました ●「T77」もその対空自走砲の試作車の一つで、「M24」の開発の進行に合わせて1943年7月に開発を開始、1944年10月頃に最初の車両が完成します ・ 「T77」は、当初は「12.7mm重機関銃」を4丁装備する予定でしたが、設計を変更して「12.7mm重機関銃」を6丁装備しました ・ 砲塔は新たに作り起こされ、車長と照準手が位置する天板部分を開放状態とした半密閉式砲塔を採用しています ●しかし、この頃になると、戦局は連合軍の有利へと大きく傾き、また、絶大な航空戦力を投入した各戦場は連合軍が制空権を完全に掌握しており、もはや対空自走砲の存在意義は薄れてしまいました ●このため、アメリカ軍の対空自走砲の開発のペースは鈍化し、「T77」の本格的な試験は1945年7月にズレ込んでしまいます ●そして、大戦の終結が目前と迫ったことから、「T77」が量産化されることはありませんでした ●「T77」は試作車両としての存在に過ぎませんでしたが、その試験で得られた結果は、後の対空車両の開発に大きく貢献しているのです 【 「T-77MGMC 初期型」のキット内容について 】●このアメリカ軍の試作対空戦車「T77」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●細分化したパーツと、砲塔を再現したレジン製パーツ、実車の構造に合わせたエッチングパーツ、そして金属製パーツなどのマルチマテリアルを使用することで「T77」のディテール再現に重きを置いた内容となっています ●機関銃を含めて砲塔部分は全てレジン製パーツで再現しています ●「試作対空戦車 T77」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●天板に開口部を設け、6丁の機関銃をまとめた状態で装備した「T77」の砲塔形状を再現、レジン成型を活かして装甲の薄さを再現しています ●「12.7mm重機関銃」の銃身は一体成型のパーツで再現 ・ 「防盾」は1パーツで再現、銃身部分はヌケた状態に開口しており、後部から各銃身を差し込んで作製します ・ 「防盾」は、完成後も上下に可動させることができます ●砲塔は、上下に分割したパーツで再現、前面の装甲カバーは別パーツとなっています ・ 天板は、実車の構造に沿って、車長と照準手が位置する部分を開口しています ・ 「吊り下げフック」「アンテナマウント」を別パーツ化して再現 ●砲塔内部を再現、以下のパーツで構成しています ・ 砲塔バスケット ・ 砲塔旋回装置 ・ 各座席 ・ 無線機 ・ 操作ハンドル など 【 車体上部 】 ●「T77」のベースとなる「M24」の車体上部レイアウトを再現、フックや細かな構造物、エンジングリルのスリットなどを繊細な彫刻で再現しています ●車体上部は一体成型のパーツで再現、エンジンデッキ部分は別パーツ化となっています ・ 「操縦手ハッチ」「前方機銃手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択して組み立てることができます ・ 操縦手用の「シールド」(クリアパーツ)が付属、起倒状態を選択して組み立てることが可能です ・ 「トランスミッョン点検ハッチ」は別パーツ化して再現 ・ エンジングリルの異物混入防止ネットはエッチングで再現 ・ 各「ペリスコープ」は、クリアパーツで再現したペリスコープ本体、回転部、ペリスコープの蓋の3パーツで再現 ・ 「前照灯」は本体とガラス部の2パーツで再現、ガラス部はクリアパーツです ・ 「ライトガード」はプラスチック製のパーツですが、薄く成型されています ・ エンジンデッキ部分の各フックは別パーツ化して再現 ・ 車載工具類はそれぞれ個別にパーツ化、固定具を含めて一体成型したパーツで再現しています ・ 車体後部の「バスケット」はエッチングパーツで再現 ・ 「牽引ワイヤー」は、アイの部分はプラパーツ、ワイヤー本体は付属の紐で作製します ●左右の「フェンダー」はそれぞれ一体成型のパーツで再現、「マッドフラップ」は別パーツ化して再現しています ・ 「フェンダー支持架」はエッチングパーツで再現しています 【 車体下部 】 ●車体下部はバスタブ状に一体成型となったパーツで再現、後部パネルは別パーツとなります ・ 「サスペンションアーム」「ダンパー」「ショックアブソーバー」は別パーツ化しています ・ 「トーションバー」を個別にパーツ化、この「トーションバー」と「サスペンションアーム」のみを接着することでアームを上下に可動させることができます ・ 「ショックアブソーバー」は、シリンダー状に分割した金属製パイプと軸となるプラパーツで再現、サスペンションアームの動きに合わせて可動させることができます ・ 「下部転輪」はオーバーハングしたリム部分を再現するために前後方向に4分割したパーツで再現 ・ 「誘導輪」は表面部分の肉抜き穴を再現するため、前後方向に4分割したパーツで再現 ・ 「起動輪」は3パーツで再現 ・ 「起動輪」「下部転輪」「誘導輪」は回転可動させることができます 【 履 帯 】 ●履帯は、全鋼製の「M24」用のシングルピン式履帯「T72」を再現しています ・ 履帯は、軟質素材によるベルト式履帯となっています ・ 履帯同士の接続は付属の金属製ピンを使用します ●ペリスコープ、前照灯のガラス部などを再現したクリアパーツをセット ●エンジングリルの異物混入防止ネット、フェンダー支持架などを再現したエッチングパーツが付属しています 【 「試作対空戦車 T77」の塗装とマーキング 】 ●「試作対空戦車 T77」のマーキングとして、アメリカ軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されており、国籍マークなどを再現したデカールが付属しています 【 「T-77MGMC 初期型」のパッケージ内容 】・ T77 試作対空戦車 ×1 ・ レジン製パーツ 一式 ・ 金属製パイプ ×8 ・ 金属製ピン ×2 ・ 紐 ×1 ・ エッチングシート ×2 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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