ソビエト中戦車 T-34/76 1941年型 (鋳造砲塔) (プラモデル)タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.015 スケール:1/48
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「ソビエト中戦車 T-34/76 1941年型 (鋳造砲塔) プラモデル (タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.015 )」です●第2次世界大戦時におけるソ連軍の中戦車「T-34/76」の「1941年型」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●強力な火力と優れた防御力でソ連軍の反攻の原動力となった「T-34/76」の「1941年型」を再現、傾斜装甲の車体と背の低い砲塔を装備した「T-34/76」の初期生産型の独特のスタイルを再現した内容となっています ●本キットでは ・ 背の低い扁平型の鋳造砲塔 ・ 主砲は長砲身の「41.5口径 76.2mm戦車砲 F-34」 ・ 前方機銃に防盾を装備 ・ 前照灯は1灯タイプ ・ 車体後部のエンジン点検ハッチは丸型 ・ 転輪は全てゴム付きのタイプ となる「T-34/76」を再現しています(いわゆる「T-34/76 1941年型(1942年型)」) 【 「T-34/76 1941年型」について 】●ソ連軍では1920年代から外国の戦車を国産化して戦車部隊を編成していましたが、これらの戦車はオリジナルの車両よりも武装を強化しており、スペイン内戦などに投入したソ連軍戦車は他国の戦車を圧倒する強さを発揮します ●しかし、防御力は強化していなかったために、対戦車砲などで簡単に撃破されてしまう例が後を絶たず、防御力の向上が急務となりました ●「T-34」は、軽戦車「BT-7」の防御力強化型として開発が始まり、戦訓を反映してさらなる火力向上などを施して拡大発展した車両で、1939年12月に試作車の完成を待たずに制式化、1940年9月から生産が始まりました ・ 当時の戦車の最大装甲は30mm程度だったのに対して、「T-34」では45mm厚を誇り、装甲板も傾斜していたため高い防御力を持っていました ・ 主砲は、当時の戦車が37mmクラスだったのに対して、大口径砲となる「30.5口径 76.2mm戦車砲 L-11」を装備していました ・ また、エンジンは燃費に優れたディーゼルエンジンを搭載、地形への追従能力が高いクリスティーサスペンションと幅の広い履帯により極めて優れた機動性能を持ち、総合性能に優れた当時としては画期的な戦車でした ●「T-34」は、改良を経てその姿を大きく変化させ、後に主砲を長砲身の「41.5口径 76.2mm戦車砲 F-34」へと換装、砲塔形状も変わり、さらに1943年末には主砲を「85mm砲」へと変更した「T-34/85」を開発、この車両の登場で従来の76mm砲搭載型は「T-34/76」と呼ばれるようになります ●「T-34/76」は、独ソ戦が始まるとドイツ軍戦車を凌駕する性能により活躍、緒戦においてはドイツ軍の巧みな戦術とソ連軍の準備不足から十分な戦い振りを発揮することはできませんでしたが、それでもドイツ軍に与えた影響は大きく、以後ドイツ軍は「T-34」に対抗できる兵器の開発に没頭することになりました ●大戦中期以降「T-34/76」はソ連軍の戦車戦力の主力として反攻作戦に従事、ソ連軍を勝利へと導く存在となったのです 【 「T-34/76」の型式について 】 ●「T-34/76」は上記のように生産時期により仕様を変更しており、従来は「1940年型」「1941年型」「1942年型」「1943年型」という4種に大別していました ●しかし、最近の研究と実際の生産年と型式名とが異なることから、ロシアの研究者を中心に新たな型式名が提唱され、それでは「1940年型」「1941年型」「1941年戦時簡易型」「1942年型」「1943年型」と5種となっています ●もっとも、このような型式名はあくまでも戦後の研究者が独自に付けたものであり、どちらの名称も当時のソ連軍の公式名ではありません ●本キットでは「1941年型」と表示していますが、これは後者の型式名に基づくもので、従来は「1942年型」としていたものです(「1941年型」の特徴は上記の通りとなります) ●対して、タミヤ社の1/35スケールのMMシリーズでは従来の型式名を使用していますので、「ソビエト T34/76戦車 1942年型」と本キットとは同じタイプの車両を再現していることになります 【 「ソビエト中戦車 T-34/76 1941年型 (鋳造砲塔)」のキット内容について 】●このソ連軍の中戦車「T-34/76」の「1941年型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●第2次世界大戦におけるソ連軍戦車を代表する存在となる「T-34/76」の「1941年型」を再現、名作キットとして名高いタミヤ1/35スケールMMシリーズ「ソビエト T34/76戦車 1942年型」の流れを汲みながら現在の造形技術を用いて再構成、精密さと作りやすさとを両立した内容となっています ●車体などの圧延鋼板のなだらかな表面、それに対して砲塔部の鋳造肌の荒々しさなどの差異をタミヤタッチにより表情豊かに再現、パーツ数を抑えて作りやすさも考慮しており、1/48スケールという小型サイズながら戦車模型として「T-34/76 1941年型」の凝縮した姿を気軽に楽しむことができることでしょう ●車体下部にはダイキャスト製シャーシを使用、小型のモデルながらずっしりとした重量感を味わうことができます ●「T-34/76 1941年型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●高さを抑え、扁平形の「T-34/76」の初期生産型の砲塔形状を再現、荒々しい鋳造肌や溶接跡などを強弱を付けたモールドで再現しています ●「41.5口径 76.2mm戦車砲 F-34」の砲身は、一体成型のパーツで再現 ・ 防盾は一体成型のパーツで再現、砲身基部の駐退器カバーは3パーツで構成しています ・ 防盾は基部に装着するポリキャップにより完成後も上下に可動させることができます ●砲塔は、左右に分割したパーツと天板パーツとで構成 ・ 上部ハッチは別パーツ化しており、開閉状態を選択することができます ・ 吊り下げフック、ペリスコープ、側面の手摺りを別パーツ化して再現しています 【 車体上部 】 ●傾斜装甲を大幅に採り入れ、エンジンデッキ部が一段上がった「T-34/76」の車体上部レイアウトを再現、各部の溶接跡、エンジングリルのルーバーやメッシュなどのディテールを繊細かつシャープなモールドで再現しています ●車体上部はフェンダーを含めて一体成型のパーツで再現、後部パネルは別パーツ化しています ・ 操縦手ハッチは別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 前方機銃は、マウントと機銃本体の2パーツで構成 ・ エンジンデッキ後部カバーは別パーツ化しており、グリルのメッシュは繊細な凹凸あるモールドで再現しています ・ 車体後部に装着する箱型の予備燃料タンク(×2)をセット ・ 排気管は、排気管本体と装甲カバーの2パーツで再現 ・ 前照灯、手摺り、牽引フックなどを別パーツ化 ・ 牽引ワイヤーは、アイの部分はプラパーツ、ワイヤー本体は付属の紐で作製します ・ アクセサリーパーツとして、予備履帯(×10)、木箱(×2)が付属しています 【 車体下部 】 ●車体下部はバスタブ状に一体成型となったダイキャスト製パーツで再現、ずっしりとした重量感を楽しむことができます ・ 車体後部パネルはプラスチック製のパーツで再現 ・ サスペンションアームは車体下部に一体成型しています ・ 起動輪、誘導輪、転輪は前後に分割したパーツで再現しています 【 履 帯 】 ●履帯は、一部連結式履帯が付属しています ・ 履帯の上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつに分割したパーツで構成 ・ 履帯は、表面にワッフル状の滑り止めパターンが付いた500mm幅の履帯「M42」を再現しています 【 「T-34/76 1941年型」の塗装とマーキング 】 ●「T-34/76 1941年型」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第112クラースナエ・ソルモヴォ工場製 41号車 (東部戦線) ・ 第112クラースナエ・ソルモヴォ工場製 第1戦車連隊偵察小隊 106号車 (東部戦線 / 1944年4月) ・ 第112クラースナエ・ソルモヴォ工場製 64号車 (東部戦線/1943年夏) ・ 第112クラースナエ・ソルモヴォ工場製 「エストニアのために!」 第45戦車連隊 (東部戦線 /1943年6月) ●説明書の塗装例に基づく、車両番号、スローガンなどを再現したデカールが付属しています 【 「ソビエト中戦車 T-34/76 1941年型 (鋳造砲塔)」のパッケージ内容 】・ ソ連軍 中戦車 T-34/76(1941年型) ×1 ・ 紐 ×1 ・ ポリランナー及びボリキャップ 一式 ・ 金属製ビス ×2 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2005年 完全新金型
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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