M18 ヘルキャット 駆逐戦車 (プラモデル)AFV CLUB 1/35 AFV シリーズ No.AF35015 スケール:1/35
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「M18 ヘルキャット 駆逐戦車 プラモデル (AFV CLUB 1/35 AFV シリーズ No.AF35015 )」です●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の駆逐戦車「M18 ヘルキャット」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●俊敏な機動性能と強力な火力を持つ「M18 ヘルキャット」を再現、アメリカ戦車としては珍しいトーションバーサスペンションを装備した先鋭的なスタイルを再現した内容となっています 【 「駆逐戦車 M18 ヘルキャット」について 】●アメリカ軍は第2次世界大戦参戦前から空挺部隊用の戦車を開発しており、空挺部隊用の軽戦車「T9」の車体に37mm砲を装備した戦車「T42」の製造計画を1941年末ごろより進めていました ●しかし、兵器局は37mm砲では威力不足と判断、1942年4月に「T42」計画を破棄、新たに57mm砲を装備した「T49」を作ることになりました ●この「T49」の試作車輌は1942年7月に完成、その後テストが繰り返されましたが、当初予定されていた空挺部隊用の戦車という要求は徐々に薄れ、次第に駆逐戦車としての道を歩むようになります ●駆逐戦車として戦車よりも大きな火力を装備することを求められ、57mm砲は75mm砲へ、さらに76mm砲へと変更、1943年4月に「M18」の試作車両である「T70」が登場、同年7月には量産が始まり、1944年3月に制式化されます ・ 「M18」は、上記のように空挺戦車として開発が行われていたため、当時最新鋭の懸架装置であり、車体の軽量化を図ることができるトーションバーサスペンションを採用していました ・ 主砲には、「76mm戦車砲 M7」を装備、この砲は駆逐戦車「M10」と同じで、当時としては強力な火力を擁していました ・ 開発の経緯から装甲は薄く、最大装甲厚は25mmしかない脆弱なものでしたが重量18t程度の軽い車体に400馬力のエンジンを搭載、このため最高速度は80km/hという第2次世界大戦時における最速の戦車となりました ●「M18」は開発の紆余曲折から戦力化が遅れた戦車とも言える車両で、「M18」を実戦に投入した1944年の初頭の頃になると主砲の「76mm戦車砲 M7」は駆逐戦車としては力不足となり、「タイガー 1」や「パンター」のような重装甲のドイツ戦車に対峙すると苦戦を強いられます ●しかし、俊敏さと「4号戦車」クラスに対しては十分な火力を持つことから、ヒットエンドラン戦法により活躍、特にノルマンディ戦以降になるとドイツ軍の戦車部隊は数的劣勢だけではなく、錬度も低下、有利な戦いを展開しました ●「M18」は対戦車戦闘だけではなく、自走砲としての火力支援などにも活躍、脆弱な装甲を戦術によって補い、連合軍の勝利に貢献した車両として存在感ある働きを見せたのです 【 「M18 ヘルキャット 駆逐戦車」のキット内容について 】●このアメリカ軍の駆逐戦車「M18 ヘルキャット」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●AFVモデル社のディテール表現力を投入して「M18 ヘルキャット」を再現、金属製砲身やパーツ分割、そしてパーツ上に施したモールドでディテール再現に重きを置いた内容となっています ・ AFVクラブ社の初期のキットで、現在の同社製キットと比べるとパーツ数は抑えられています ●砲塔内部、砲塔上部と前部ハッチを開いた状態で、見える範囲で車体内部を再現、メカニカルな構造を楽しむことができます ●「M18 ヘルキャット」は、主砲にマズルブレーキを装着していない「前期型」と、マズルブレーキを装着した「後期型」とに区分が行われており、本キットでは「後期型」を再現しています ●「M18 ヘルキャット」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●オープントップの「M18 ヘルキャット」の砲塔構造を再現、砲尾や砲塔構造、装備品などを細かく再現しています ●「76mm戦車砲 M7」の砲身は金属製パーツで再現、マズルブレーキはプラパーツで再現しています ・ マズルブレーキは左右に分割したパーツで再現 ・ 砲身は基部に取り付ける金属製のスプリングにより、前後に可動させることができます ・ 砲尾は前後の方向で5分割したパーツ構成により、砲尾が斜めとなった構造の特徴までも再現 ・ 閉鎖器、閉鎖ハンドル、防危板などを別パーツ化しています ・ 防盾は一体成型のパーツで再現 ・ 防盾の照準器カバーは別パーツ化しており、開閉状態を選択することができます ●砲塔は上下に分割したパーツで構成 ・ 砲塔側面のバスケットはそれぞれ一体成型のパーツで再現 ・ 砲塔側面のラック、フック、後部の予備履帯などを別パーツ化 ・ 砲塔上部の手摺り、リング状の機銃架をパーツ化しています ・ 砲塔に装備する「M2重機関銃」が付属、機銃本体、弾薬箱、コッキングハンドル、グリップハンドルに分割したパーツ構成となっています ●砲塔内部を再現、以下のパーツで構成しています ・ 砲塔バスケット ・ 砲手席、車長席 ・ 操作ハンドル ・ 砲塔旋回装置 ・ 砲塔のロック装置 ・ 無線機 ・ 砲弾ラック など 【 車体上部 】 ●後部に大きなグリルを持つ「M18 ヘルキャット」の車体上部レイアウトを再現、溶接跡、各部のボルトなどを繊細なタッチで再現しています ●車体上部は前部フェンダーを含めて一体成型となったパーツで再現、後部パネルは別パーツとなります ・ 前部のハッチ、ペリスコープ、ペリスコープの蓋が別パーツ化 ・ 前部ハッチは中央部をカットすることにより、開放状態とすることができます ・ 前照灯、ホーンは一体成型のパーツで再現しています ・ ライトガードは左右に分割したパーツで構成 ・ 車載工具類は独立したパーツで再現、各工具には固定具を一体成型して再現しています ・ 側面と後部のフェンダーは一体成型のパーツで再現 【 車体下部 】 ●「M18 ヘルキャット」特有のトーションバーを使用した足周りと歯車のような形状の起動輪を再現、繊細な造りとなるサスペンション構造を細分化したパーツ構成で再現しています ●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現、後部パネルは別パーツとなります ・ サスペンションアームは別パーツです ・ 転輪は前後に分割したパーツで再現 ・ 起動輪、誘導輪は前後方向に4分割したパーツ構成により、肉抜き穴を再現しています ●車体内部を再現、以下のパーツで構成しています ・ 戦闘室のフロアパネル ・ エンジンルーム隔壁 ・ スポンソンの砲弾ラック ・ トランスミッション ・ 前部座席 ・ メーターパネル など 【 履 帯 】 ●履帯は、接着が可能な軟質素材によるベルト式履帯が付属しています ・ 履帯は、履帯ピン部分が長い「M18 ヘルキャット」用のシングルピン式履帯が再現され、モデルカステン製「M18 ヘルキャット駆逐戦車用 履帯 (可動式)」がこれに対応しています ●アクセサリーパーツとして砲弾(×12)が付属しています 【 「M18 ヘルキャット 駆逐戦車」の塗装とマーキング 】 ●「M18 ヘルキャット 駆逐戦車」のマーキングとして、8種類の塗装例が説明書に記載されています ・ アメリカ陸軍所属 (イタリア戦線 / 1944年) ・ アメリカ陸軍所属 (フランス / 1944年) ・ アメリカ陸軍所属 (アルデンヌ戦 / 1944年) ・ アメリカ陸軍所属 (太平洋戦線 / 1944年) ・ 中華民国海軍陸戦隊 ・ 戦後復元車両 ・ イタリア陸軍学校 ・ 中華民国陸軍第249師団所属 ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号、部隊表示などを再現したデカールが付属しています 【 「M18 ヘルキャット 駆逐戦車」のパッケージ内容 】・ アメリカ軍 駆逐戦車 M18 ヘルキャット ×1 ・ 金属製砲身 ×1 ・ 砲弾 ×12 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1
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