フランス戦車 B1 bis (プラモデル)タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.282 スケール:1/35
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「フランス戦車 B1 bis プラモデル (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.282 )」です●第2次世界大戦初期におけるフランス軍の重戦車「シャール B1 bis」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●フランス軍最強の戦車としてドイツ軍から恐れられた「シャール B1 bis」を再現、車体に「75mm砲」、砲塔に「47mm砲」という2門の火砲を搭載し、スポンソン部を覆うように履帯が装備された特徴的なフォルムを再現した内容となっています 【 「シャール B1 bis」について 】●第1次世界大戦に登場した「戦車」は、イギリス軍の大型戦車「Mk.1」~「Mk.4」、フランス軍の小型戦車「ルノー FT」が中心となった結果、戦後の各国の戦車開発は重戦車と軽戦車の2車種が中心となりました ●フランス軍ではその傾向が顕著であり、「ルノー FT」から発達した多くの軽戦車の他に、火力、防御力に優れた重戦車の開発が行われました ●「シャール B1」は、第1次世界大戦時のフランス軍の「サンシャモン戦車」や「シュナイダー戦車」という大型戦車の流れを継承するもので、戦後間もない1921年から開発が開始されています ●同車は、第1次世界大戦時の塹壕戦を考慮した設計で、重装甲と強力な武装を持つことが主眼となっており、塹壕線を通過するために車体が長くなっているのが特徴です ●ただ、当時の戦車技術でこのような仕様を満たす重戦車の開発は難しく、機械的な問題をクリアーするために試作車の完成は1929年、更に試験と性能向上が行われ、量産型の生産は1934年からとなりました ●「シャール B1」の武装は、車体前部にケースメート式で搭載された「75mm戦車砲 SA35」と、砲塔には「30口径 47mm戦車砲 SA34」を装備、装甲は最大40mmで、当時の戦車としては強力な装甲を誇っています ●また、開発を進める一方で「シャール B1」を改良する計画が立てられており、1930年から開発が開始されました ●この改良では、機動力の向上と、武装と装甲の強化が図られ、従来の250馬力のエンジンから300馬力のエンジンへと換装、砲塔の搭載砲は「32口径 47mm戦車砲 SA35」へと変更、装甲も前面及び側面が60mmへと大幅に強化されています ●この改良型は「シャール B1 bis」(「bis」は改良を意味する)と呼ばれ、その生産数はオリジナルの「シャール B1」を大きく上回り、重戦車部隊の主力となりました ・ 「シャール B1」の「シャール」は、「戦車」を意味するフランス語であり、同車はメーカー名から「ルノー B1」とも呼ばれます ●1940年の独仏戦において、「シャール B1 bis」はフランス軍最強の重戦車として活躍、その60mmの装甲は当時のドイツ軍の主力対戦車砲「37mm対戦車砲 Pak35/36」を全く受け付けず、「4号戦車」に装備されていた「24口径 75mm戦車砲」でも貫通は難しいものでした ●同車は、ドイツ軍の攻勢の前に盾のように立ちはだかり、各地において暴れ回りましたが、ドイツ軍の電撃戦に対してフランス軍首脳部が対応できず、その戦術的な勝利は、あくまでも限定的なものとなっています 【 「フランス戦車 B1 bis」のプラモデルの内容について 】●このフランス軍の重戦車「シャール B1 bis」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●第2次世界大戦に登場した戦車の中で最も特異なスタイルを持つ「シャール B1 bis」をタミヤタッチにより再現、表面のリベット構造、各装甲板のパネルラインなどが豊かに表現されています ●「シャール B1 bis」の実車が持つ細かな構造とディテールを追求しながらも、組みやすさが考慮された最小限のパーツ構成により再現されており、タミヤMMシリーズらしく複雑な構造の「シャール B1 bis」の姿を気軽に楽しむことができる内容となっています ●いたずらにパーツを増やしてそのディテールを表現するのではなく、一体成型を進めながら彫刻の妙によってそのディテールを質感高く再現しており、ストレスなくその姿を味わうことができ、戦車模型の「楽しさ」を感じることができるでしょう ●履帯1枚(履板)が大きい同車の履帯を再現するために、キットには1枚ずつが分割された連結可動式履帯が付属、同履帯はパチパチと組むことができる構造となっており、最小限の工作量で連結式の質感を楽しむことができます ●また、転輪類も可動式となっていますので、戦車模型らしい履帯の動きを味わうこともできるでしょう ●「シャール B1 bis」は「砲塔」「車体」の2ブロックで構成されています 【 砲塔 】 ●砲塔は、鋳造式ながら戦前の生産された車両らしくなだらかな表面が再現され、その複雑な形状を最小限のパーツ構成で表現しています ●「32口径 47mm戦車砲 SA35」の砲身は、一体成型となっており、砲口部分が開口処理されています ・ 砲身と同軸機銃の防盾は、各1パーツにて再現 ・ 砲身と同軸機銃は、基部に内蔵させるポリキャップにより連装式に上下可動します ●砲塔は、上下分割式となっています ・ 左右の視察装置は別パーツです ・ 後部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 砲塔周囲の3箇所の吊り下げフックがパーツ化 ●砲塔上部のペリスコープは、砲塔とは別パーツとなっており、左右に旋回します ・ ペリスコープ本体は前後分割式です ・ 前部の視察口カバーは別パーツで、開閉状態が選択できます 【 車体 】 ●車体は、その複雑な形状をパーツを抑えて再現、表面には特徴的はリベット構造とパネルラインがタミヤタッチによってシャープかつ実感豊かに彫刻されています ・エンジンデッチ上部の点検ハッチは車体と一体成型となっていますが、吸気口が開口処理され、ハッチ自体の構造も豊かに表現されています ●車体は上下分割式で、車体前面パネル部などは別パーツとなります ・ 前面パネルの取り付け部には、内側にガイドパネルが成型され、確実に形となるように工夫されています ・ 左側面部のエンジングリル部は別パーツにて再現 ・ 操縦手ハッチ、側面の乗降ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 前部の防空灯は、ライト本体、ライト基部、カバーの3パーツで構成され、カバーの開閉状態が洗濯できます ・ 牽引フックは、上部の吊り下げ部と一体成型され、これを牽引ピントル部に差し込みます ●「75mm戦車砲 SA35」の砲身は、基部も含めて左右分割式となっています ・ 基部に内蔵させるポリキャップにより、砲身は左右上下に可動します ・ 砲身のカバー部は1パーツで再現され、カバーの固定ボルトは車体側に表現されています ●排気管は、排気管本体とカバー部、排気管先端部の5パーツで構成されています ・ 排気管の先端部は2種類のタイプが用意されており、選択して使用します ●側部のフェンダーは、形状が若干異なる2種類のタイプが付属、選択して使用します ●車載工具類は、車体の取り付けアーム部分がパーツ化され、これに各工具類を取り付けます 【 足周り 】 ●足周りは、その複雑な造りを単純化したパーツ構成により再現、転輪や履帯は可動式ですので、「動き」のギミックも楽しむことができます ・ 転輪は左右分割式で、足周り部分の下部のステーに載せる方式により回転可動します ・ 起動輪、誘導輪は左右分割式で、内蔵させるポリキャップにより回転可動式です ●履帯は、1枚ずつが分割された連結可動式履帯が付属しています ・ 履帯パーツは、1枚ずつを嵌め込んで行くだけで組み立てることが可能で、組立て後はスムーズに可動します ●牽引用のチェーンを再現するための金属製チェーンが付属しています 【 フィギュア 】 ●フランス軍の戦車兵を再現したフィギュアが1体付属しています ・ フィギュアは、砲塔後部のハッチ上に腰掛け、片手を砲塔上に置いて前方を見ているポーズです ・ 服装は、戦車兵用のジャケットを着用、ゲートルを履き、戦車ヘルメットを被った姿です(服装的には下士官となります) ・ 服の皺の表現はスケールに沿っており、ベルトや徽章類などの細部はシャープかつ立体的に彫刻されています ・ フィギュアは、頭部、上半身、下半身、両腕のパーツ構成となっています 【 塗装とマーキング 】 ●「シャール B1 bis」のマーキングとして、フランス軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第2装甲師団 第15戦車大隊 第1中隊 第2小隊 「プラースック」 (フランス / 1940年) ・ 第4装甲師団 第46戦車大隊 第3中隊 「ベルサンジェトリクス」 (フランス / 1940年) ・ 第1装甲師団 第37戦車大隊 第3中隊 第2小隊 「ニベルネ2」 (フランス / 1940年) ・ 第2装甲師団 第15戦車大隊 第3中隊 第3小隊 「アンドシン」 (フランス / 1940年 ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、小隊マーク、車輌番号、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています ●各車輌のカラーの塗装図と、「シャール B1 bis」の戦歴が記載されたカラーのリーフレットが付属 ●2006年 完全新金型
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