ドイツ重戦車 タイガー 1型 (プラモデル)タミヤ 1/25 戦車シリーズ No.30611 スケール:1/25
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「ドイツ重戦車 タイガー 1型 プラモデル (タミヤ 1/25 戦車シリーズ No.30611 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の「重戦車 タイガー1」を1/25スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●強力な火力と強靭な防御力により数々の伝説を作り上げた重戦車「タイガー 1」を再現、ドイツ的デザインを彷彿させる直線を基調とした車体と馬蹄形の砲塔、そしてその威力を誇った主砲による迫力溢れるフォルムが表現されています 【 「重戦車 タイガー 1」について 】●ドイツは1935年に再軍備化を開始し、戦車に関しては「1号戦車」から「4号戦車」という4車種に絞って開発と生産が行われました ●それまで、ヴェルサイユ条約によって戦車の保有を禁じられていたドイツ軍にとって戦車の戦力化は急務であり、この4車種の開発と生産が重点的に行われましたが、その一方で各種用途に特化した車両の開発も行われています ●この一環として大型の「4号戦車」以上の能力を持つ重戦車の開発が「ヘンシェル」社と「ポルシェ」社の2社で開始され、「30tクラス」と「40tクラス」の2種のタイプが試作されました ●1941年5月、これまでのポーランド戦やフランス戦などの戦訓を踏まえ、より強力な戦車の必要性を感じたドイツ軍は、これまでの重戦車開発の経緯を考慮し、新型の重戦車の開発を「ヘンシェル」社と「ポルシェ」社に命じます ●「ポルシェ」社は動力としてエンジンと電気モーターとのハイブリッド式の「VK4501(P)」を開発、これはエンジンにより発電した電力を使用してモーターを駆動、大重量の車体を動かす方式となっていました ●対して「ヘンシェル」社では、従来型の手堅い動力構造を採用した「VK4501(H)」を開発、足周りは当時としては最新式であるトーションバーサスペンションが使用されていました ●この「VK4501(P)」と「VK4501(H)」という2社の試作車両は、軍部立会いの比較試験の結果、良好な走行性能を示した「ヘンシェル」社の「VK4501(H)」が重戦車「タイガー 1」として採用されることとなりました ●「タイガー 1」は、当時の戦車としては最強クラスとなる前面装甲100mm厚という防御力を誇り、その主砲には有名な「88mm高射砲」を車載型とした「88mm戦車砲 KwK36」を搭載、この火力と防御力は当時の戦車のレベルを遥かに上回り、まさしく最強戦車という存在でした ●また、この頃のドイツ軍は攻勢を考慮して機動性も重要視しており、重戦車ながら従来の「1号戦車」~「4号戦車」と変わらない機動性能も持っていました ●「タイガー 1」は1942年7月から生産が開始され、主に国防軍と武装親衛隊の重戦車大隊に配備、連合軍戦車に対し圧倒的な強力さを誇示し、連合軍将兵の恐怖の的となります ●特に、ベテランの乗員と優れた整備能力を持つ部隊では卓越した戦闘能力を発揮しており、「タイガー 1」の特性を熟知した乗員によって無敵に近い働きを見せ、その結果数多くの「タイガー 1」伝説が誕生、「タイガー 1」という名称はドイツ軍戦車の無敵さを象徴する慣用句として連合軍兵士の間で広く使われました ●「タイガー 1」は、1944年8月までに1346両が生産され、この後には後継車輌である「キングタイガー」に生産の座を譲りましたが、残存した「タイガー 1」は継続して戦闘を続け、その姿は1945年4月のベルリン戦でも見られ、ドイツ軍の終焉まで戦い続けたのでした ●なお、「タイガー 1」は戦訓と生産効率の関係から生産の途中で仕様変更が行なわれており、「初期型」は1943年7月までに生産されたタイプとなり、車長キューポラが円筒形で、後部にエアフィルターを装備しているのが主な特徴となっています 【 「ドイツ重戦車 タイガー1型」のキット内容について 】●このドイツ軍の「重戦車 タイガー1」の「初期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●製造年は古くありながらも、実車取材に基づいて「タイガー1」を忠実に再現した名作キットで、基本のフォルムはもちろんのこと、細部のモールドはシャープで、現在においても色褪せない魅力を持っています ・ 1969年に誕生したキットながら、金型管理に最新の注意を払っており、復刻版キットに有りがちなヒケや、金型に傷みによるパーツの荒れも見られず、一流のプラモデルメーカーはかくあるべきだという姿勢を実感させてくれます ●1960年代に登場した当時、AFVのキットはモーターライズキットが当たり前の時代でありながら、ビッグスケールの完全ディスプレイ版として内部も再現、インテリアは約80点のパーツを使用し、砲塔内部や操縦席はもちろん、エンジンやラジエターまわりまでも表現されています ●連結式履帯と、内部再現により、1/35スケールよりも上位クラスとして君臨していた「タイガー 1」、タミヤのカタログのカラーページにおいて、また少年誌の広告において広く認知され、当時の模型少年の憧れの対象だったビックスケールモデルが甦ります ・ 当時このキットは内部再現のためにパーツ数が多く、価格も1/35スケールのキットよりも高価だったために高級キットとして位置付けられていましたが、現在の1/35スケールのニューキットと比べると構成するパーツ数は極めて少なく、価格的にも大差もなく、さらに再販にあたり履帯を組立て済みとしていますので、ビッグスケールの戦車モデルの魅力を気軽に楽しむことができるでしょう ●「タイガー 1」の「初期型」を再現、防盾とエアフィルター(ファイフェルフィルター)は「極初期型」のタイプを再現しています ●「タイガー 1」は、「砲塔」「車体」の2ブロックで構成されており、それぞれが内部再現を重視した下層より積み上げて行く方式となっています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、重厚な防盾と馬蹄形の砲塔形状を再現、砲塔天板部の溶接跡も彫刻されています ●「88mm戦車砲 KwK36」の砲身は前後2ブロックで構成され、前部ブロックは左右分割式、後部ブロックは一体成型となっています ・ マズルブレーキの砲口部分は別パーツです ・ 防盾は1パーツで再現され、装甲スリーブが一体成型されています ・ 防盾の基部と砲尾部分は一体成型され、左右分割式です ・ 防盾(砲身)は、完成後も上下可動式とすることができます ●砲塔は左右分割式で、天板部分は別パーツです ・ 装填手ハッチは別パーツで、開閉可動式です ・ 砲塔吊り下げ用のフックがパーツ化されています ・ ゲベックカステンは上下分割式で、上部のリベットとヒンジが再現 ・ 後部のエスケープハッチは別パーツで、開閉可動式です ・ スモークディスチャージャーは個別にパーツ化され、先端部は開口処理されています ・ ピストルポート、ベンチレーターなどがパーツ化 ●車長キューポラは上下分割式で、下部は砲塔天板に一体成型されています ・ 車長ハッチは別パーツで、開閉可動式です ・ 車長ハッチのロック機能がパーツ化 ・ キューポラ上部のレインシールド取り付け基部は開口処理されています ●砲塔内部は、以下の構造と各種装備が詳細に再現されています ・ 砲尾 ・ 同軸機銃 ・ 防危板 ・ 照準器 ・ 旋回ハンドル ・ 砲塔バスケット ・ 各座席 ・ 砲塔旋回装置 ・ 空薬莢受け ・ ベンチレーター内部構造 ・ 機銃弾弾薬嚢 など 【 車 体 】 ●車体は、各部の溶接跡が表現され、足周りはサスペンションアームと各転輪類が可動式となっており、連結可動式履帯によりその動きを楽しむことができます ●車体は、バスタブ式に一体成型された車体下部に内装、車体前面パネル、天板パネル、後部パネル、フェンダー、足周りなどを取り付ける構成となっています ●サスペンションアームはトーションバー部分も再現され、トーションバーの先端部を車体パーツへと接着する方式によってアーム部分が上下可動します ・ 起動輪、誘導輪は左右分割式で、内蔵させるポリキャップにより回転可動します ・ 転輪は各3パーツで構成され、ポリ製のハブキャップにより回転可動します ●車体前面パネルには、戦闘室前面パネル、前部のフェンダーが一体成型されています ・ 操縦手用のクラッペが一体成型されています ・ 操縦手クラッペの装甲ガード部は別パーツです ・ 前方機銃のマウント部は前面パネルに一体成型され、ボールマウント部は別パーツにより可動式となっています ・ 前方機銃がパーツ化 ・ 前面の天板部には前面装甲板や側面装甲板との溶接跡がモールドで再現 ・ 前部に装着されるシャベルは2パーツで構成され、固定具は別パーツです ・ 予備履帯は1枚ずつがパーツ化されています ・ 牽引フック、予備履帯ラックがパーツ化 ●車体後部パネルは一体成型で、後部のフェンダーは別パーツです ・ 排気管は装甲カバーを含めて前後分割式で、上部の消炎用の蓋は別パーツにて再現 ・ エアフィルターは前後分割式で、天板部分は別パーツです ・ ジャッキは3パーツで構成 ・ クランク、牽引フック、工具箱などがパーツ化 ●天板はエンジン点検ハッチも含めて一体成型されています ・ 操縦手ハッチ、前方機銃手ハッチは別パーツで、開閉可動式です ・ 車載工具類は固定具が一体成型されています ・ クリーニングロッドは左右各1パーツで再現 ・ クリーニングロッド兼牽引ワイヤー固定具は別パーツとなっています ・ エアフィルターのパイプは、付属のラバー製パイプを使用して再現します ・ ボッシュライト、エンジン点検ハッチのハッチ止め、消火器、予備アンテナケース、アンテナ、ジャッキ台などがパーツ化 ●側面の履帯交換用ワイヤーは付属の金属製ワイヤーで作製、アイの部分はビニール製のパイプを被せることで再現します ・ ワイヤーの固定具は別パーツです ●側面のフェンダーは左右各1パーツで再現 ●車体内部は、以下の構造と各種装備が詳細に再現されています ・ 操縦席、前方機銃手席 ・ ハンドル及び各種レバー ・ メーターパネル ・ 無線機 ・ 砲弾ラック ・ エンジン上部 ・ 戦闘室のフロアパネル ・ 機銃弾弾薬嚢 など 【 履 帯 】 ●履帯は連結可動式履帯が付属しており、組立て済みとなっています 【 フィギュア 】 ●車長、操縦手、装填手の合計3体のフィギュアが付属しています ・ 服装は、戦車服を着用、車長は将校帽、操縦手と装填手は略帽を被った姿です ・ フィギュアは、胴体、両腕のパーツ構成です ●各フィギュアのポージング ・ 車長のフィギュアは、車長キューポラから上半身を出して、片手に双眼鏡を持っているポーズ ・ 操縦手のフィギュアは、操縦席に座り、ハンドルを持っているポーズです ・ 装填手のフィギュアは、ハッチから上半身を出しているポーズとなっています 【 マーキング 】 ●「タイガー1」のマーキングとして、国籍マーク、車体番号、部隊マーク、戦術マーク、キルマークなどを再現したデカールが付属しており、任意のデカールを選択して使用します ●「タイガー1」の完成時のサイズ ・ 全長 : 341mm ●全約300パーツ ●再販アイテム
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