イタリア自走砲 M40 セモベンテ (プラモデル)タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.294 スケール:1/35
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「イタリア自走砲 M40 セモベンテ プラモデル (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.294 )」です●第2次世界大戦時におけるイタリア軍の突撃砲「M40 セモベンテ」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●イタリア軍最強を誇った突撃砲「M40 セモベンテ」を再現、その低いシルエットと、イタリア戦闘車輌らしいリベット止め構造を表現しています 【 「M40 セモベンテ」について 】●イタリア陸軍は、イタリア国内の工業力の弱さからなかなか近代化が進みませんでしたが、1940年7月に全周式の大型砲塔を持つ中戦車「M13/40」の生産を開始しました ●この「M13/40」は、当時としては標準的な性能を持っており、連合軍の戦車に充分対抗できる能力がありましたが、「マチルダ 2」などのイギリス軍の新型戦車の登場により、苦戦を強いられることとなります ●このため、イタリア軍は「75mm榴弾砲」を搭載する自走砲の開発を開始、この自走砲はドイツ軍の「3号突撃砲」の影響を受け、「M13/40」の戦闘室に直接に砲を搭載するレイアウトを採りました ・ この自走砲は直接照準戦闘を行うために防御力も強化されており、戦闘室前面装甲は「M13/40」の30mmから50mmへと変化しています ●こ「M13/40」をベースとした自走砲(性格的には突撃砲)は、1940年12月に1両の完成車が無い状態でありながら「M40 セモベンテ」として制式化、1941年2月から生産が開始されました ●「M40 セモベンテ」が搭載する「75mm榴弾砲」は18口径という短砲身砲で、それほど威力が高い砲ではありませんでしたが、イタリア軍の戦闘車両が装備する火砲としては大口径であり、対戦車戦闘、対歩兵戦闘で活躍、同軍の最強戦闘車輌として北アフリカ戦線を中心に奮戦したのでした 【 「イタリア自走砲 M40 セモベンテ」のキット内容について 】●このイタリア軍の突撃砲「M40 セモベンテ」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●「M40 セモベンテ」をタミヤタッチによって再現、特徴的な各部のリベットの表情やディテールがシャープなモールドで表現されており、更に作り易さが考慮された内容となっています ●タミヤ社製「イタリア 突撃砲M40-75/18 セモベンテ」をベースとして、履帯、排気管、車載工具及び固定具などを新規パーツへと変更したものであり、元々のキットの作り易さと、現行のタミヤディテール表現力を融合させたものです ●旧キットは、MMシリーズ成長期の名キットとして評判が高いキットであり、タミヤならではのカッチリとしたモールド、実車の雰囲気、そして各パーツの整合性の高さとパーツを抑えた内容によるキットの組立てやすさというタミヤMMテイストの結晶であり、更に新規に追加されたパーツにより現在のニューキットにも匹敵するディテールも兼ね備えられ、「M40 セモベンテ」の魅力を気軽に楽しむことができる傑作キットとなっています ●上部ハッチから見える範囲で戦闘室内部が表現されています ●「M40 セモベンテ」は、「戦闘室」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています ●車体上部はフェンダーも含めて一体成型されています ・ 前部の点検ハッチのノブがパーツ化 ・ 排気管は左右分割式です ・ エンジン点検ハッチの蝶ネジもパーツ化されています ・ フェンダーの内側の蓋はエッチングパーツにて再現 ・ 車載工具類の固定具は繊細なパーツで構成 ●戦闘室は逆バスタブ式に一体成型された本体パーツと、前面、後面パネルの3分割式です ・ 上部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 操縦手用視察ハッチ、上部のペリスコープは別パーツです ・ 上部の機銃の対空照門はエッチングパーツにて再現 ●「75mm榴弾砲」の砲身は左右分割式です ・ 砲尾部分も再現されています ・ マズルブレーキの細かな穴も再現 ・ 砲身は左右、上下に可動します ●車体下部は、バスタブ式に一体成型されており、前面、後面パネルは別パーツです ・ 各サスペンションユニットは、転輪を含めて12パーツで構成(全4ユニット) ・ 起動輪は、内蔵させるポリキャップにより可動します ・ 車体前部に装着される牽引ワイヤーは、固定フックも含めて1パーツで構成 ●履帯は、プラパーツによる一部連結式履帯が付属しています ・ 上下の直線部は繋がった状態、前後の曲線部は2枚が連結されたパーツとなっています ・ 履帯は、上部転輪による弛みが表現されています ●戦闘室内部が再現されています ・ 操縦席、砲手席、弾薬ラック、ドライブシャフト、後部隔壁などがパーツ化 ・ 操縦席に収まる半身像の操縦手のフィギュアが1体付属しています ●銘板、機銃の照門、各部のディテールを再現するエッチングパーツが付属 ●「M40 セモベンテ」用のアクセサリーパーツが付属 ・ 予備履帯(繋がった状態) ×5 ・ ジェリカン(ラックで2個が繋がった状態) ×2 ・ ジャリカン ×4 ・ 木箱 ×1 ●新規パーツとなるフィギュアが2体付属しています ・ 旧キットに含まれていた2体のフィギュアも付属 ●フィギュアの1体は「戦車兵」、もう1体は「ベリサリエリ部隊(機械化歩兵)」の将校です ・ 戦車兵は車上で座っているポーズ、将校は車外で立っているポーズとなっています ・ 戦車兵は、戦車用コートを着用、将校は将校用野戦服を着用しています ・ 服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目やポケットなどの細部はシャープかつエッジの立ったモールドで彫刻されています ・ フィギュアは、頭部、胴体、両腕のパーツ構成です ・ 戦車兵のフィギュアは、略帽を被った状態と、戦車帽を被った状態とを選択できます ・ 各徽章、階級章などを再現したデカールが付属しています ●「M40 セモベンテ」のマーキングとして、イタリア軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に記載されており、部隊マーク、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています ●2008年 一部新金型 ----------------------------------- 【 「イタリア自走砲 M40 セモベンテ」のワンポイント 】●前述のように、キットはパーツ数を抑えながら、実車のポイントを抑えられており、タミヤらしい組立てやすさにより、その魅力を気軽に「楽しむ」ことができるというMMシリーズの指標とも言うべき存在です ●現在の他社のニューキットは、ディテール表現を重視するあまり、パーツ数が膨大となり、ややもすると極めて組立てを躊躇するようなキットも出現しています ●このようなキットは確かにディテール表現に優れていますが、製作時間が多く必要とされ、組み上げるだけでモチベーションが途切れてしまいがちです ●このキットは、組立て自体は2日もあれば完了するため、「装備品を追加する」「違う塗装バージョンで楽しむ」「フィギュアを付属させる」「戦闘室内部を魅せるようにする」「ベースに固定して演出を楽しむ」「ジオラマ化にステップアップする」というモデラーの原点である楽しみを想像させる余裕ができます ●難しいキットで手が回らなくなった際に、是非ともこのキットを手にして「作る楽しさ」を思い出して頂ければと思います
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