ドイツ 2号戦車 C型 (ポーランド戦線) (プラモデル)タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.299 スケール:1/35
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「ドイツ 2号戦車 C型 (ポーランド戦線) プラモデル (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.299 )」です●「ドイツ 2号戦車 C型 (ポーランド戦線)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット●第2次世界大戦開戦時におけるドイツ軍の実質的主力戦車であった「Sd.Kfz.121 2号戦車」の「C型」を再現したキットです ●同社「ドイツ 2号戦車A~C型(フランス戦線)」のバリエーションキットで、ポーランド戦における追加装甲が装着されていない状態が再現されおり、「2号戦車 C型」が持つ本来のフォルムを楽しめます ●小型の車体にドイツ的デザインを持つフォルムを持つ同車を再現、タミヤタッチのメリハリの在る彫刻と、ディテール表現力により実車の魅力を表現しながらも、タミヤMMシリーズの美点でもある「組み易さ」も考慮された内容となっています ●また、タミヤらしく実車の薄い装甲が感じ取れる清潔感の在るモールドにより、大戦後期の車両と違い、弱装甲と機関砲を装備したその姿は、逆に軽快さと余裕を感じ取ることができ、ドイツ戦車隊の栄光であった電撃戦の息吹を感じ取ることができるでしょう 【 「Sd.Kfz.121 2号戦車 C型」について 】●ドイツ軍は、第1次大戦の休戦条約「ベルサイユ条約」により、戦車の保有を認められなくなりましたが、「ヒットラー」政権による条約破棄の再軍備化により戦車の開発計画が建てられます ●そこで考えられたのが4つの車種で、「1号戦車」は訓練用、「2号戦車」は偵察及び主力戦車の補助、「3号戦車」は主力戦車、「4号戦車」は支援用の戦車と体系的に区別されました ●「2号戦車」は、1935年10月に試作車が完成、この試作車は一定数生産され、各種テストが繰り返されました ●最初の試作タイプである「2号戦車 a型」は、小型の転輪とそれを支えるガータービームを持つ足周りを持ち、「2号戦車 b型」は起動輪と車体後部の形状が変更、続く「2号戦車 c型」ではガータービームが廃止され、小型の転輪は片側5個の大型転輪に変更されています ・ 「a型」~「c型」は合計150両生産され、その後実戦にも参加しています ●試作戦車である「2号戦車 c型」を改良した最初の量産型である「2号戦車 A型」は、1937年7月に生産が開始、改良(主な改良点は車内装備)が施された「B型」、「C型」が順次登場、「2号戦車」の「初期型」とされるこの「A~C型」は、1940年4月までに各型合計1088両が作られました ●「2号戦車」の「A~C型」は、「20mm戦車砲 KwK30」を装備、重量は8.9tで最高時速40km/hを発揮し、最大装甲厚は15mm程度でした ●「2号戦車 A~C型」は、主力戦車とされた「3号戦車」の生産の遅延に伴い、大戦初期においては実質的にドイツ戦車部隊の主力となり、「ポーランド戦」に参加、近代化の遅れたポーランド軍に対して電撃的な勝利を収めました ●ただし、「2号戦車」を始めドイツ戦車は装甲の薄さという弱点を露呈、ポーランド軍の装備する対戦車砲や対戦車ライフルなどで多数が撃破されてしまいます ●その戦訓からポーランド戦後にドイツ軍は各戦車の装甲の強化を図り、既存の「2号戦車」も車体と砲塔前面に20mm厚の追加装甲板が装着され、車体前部に関しては追加装甲板によって、それまでの曲線状の形状から箱型の形状へと変化することとなりました ●「2号戦車」はその後、フランス戦やバルカン戦などで活躍、以後は「3号戦車」や「4号戦車」の生産の伸びに伴い戦線から徐々に姿を消して行きますが、補助戦車として独ソ戦や北アフリカ戦にも参加しています ●しかし、戦争中盤以降はさすがに旧式化が目立ち、主に「マーダー 2」や「ヴェスペ」などの自走砲の車体へと転用され、少数の「2号戦車」は対パルチザンの後方部隊用として大戦終了時まで使用されています ・ 追加装甲を付けていない「2号戦車 C型」も、その使用が確認できます 【 「ドイツ 2号戦車 C型 (ポーランド戦線)」のキット内容について 】●この「2号戦車 C型(ポーランド戦線)」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●キットは、ポーランド戦時における「2号戦車 C型」を再現しており、特徴的な曲面で構成された車体前面形状が表現されています ●「20mm機関砲 KwK30」及び同軸の「MG34 機関銃」は、一体成型となっており、スライド式金型により砲口(銃口)が開口処理されています ・ 「20mm機関砲 KwK30」「MG34 機関銃」は、それぞれ砲尾の部分まで再現 ・ 機関砲砲尾と機関銃との間に在る照準器がパーツ化されています ・ 防盾ブロック部に主砲類を取り付け、砲塔部に組み込む形となっています ・ 防盾部のクラッペは別パーツとなっており、開閉状態が選択できます ・ 防盾部(内装式防盾)は、ポリキャップによって上下に可動します ●砲塔部は上下2分割式で、これに防盾ブロックを取り付ける構成となっています ・ 砲塔部の車長ハッチは左右分割のパーツで構成、ハッチ裏面の保護パッドも再現され、開閉状態を選択して組立てる事ができます ・ 車長用のシートも再現されています ●車体上面はフェンダーを含めた一体成型のパーツで構成され、これに戦闘室を構成する装甲板の一部を取り付ける方式となっています ・ フェンダー部は菱形状のモールド、ハッチ金具、給油口などを精密な彫刻で再現 ・ フェンダーの前後のマッドフラップ、フェンダー支持架は別パーツ化されています ・ 操縦手ハッチ、無線手用ハッチ、エンジン点検用ハッチ、砲塔まわりの跳弾板、クラッペは別パーツ化して再現しています ・ 操縦手クラッペは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 車体前部に装着される牽引ワイヤーは、固定具も含めて一体成型され、繊細なモールドにより張った状態が表現されています ●車体後部のマフラーカバーはエッチングパーツで再現 ●車体下部は、側面と底面とが一体成型され、これに前面及び後部パネルを取り付ける構成となっています ・ リーフスプリング式のサスペンションは別パーツで再現 ・ 下部転輪、起動輪、誘導輪はポリキャップにより可動します ●履帯はプラパーツによる一部連結式、上下の直線部分は長短タイプの一体成型のパーツ、曲部は3枚~1枚が1組となっています ・ 上部パーツは転輪による「たわみ」が再現されています ●車体上に装備されていたOVM類は別パーツで再現 ・ アンテナ、アンテナケース、手オノ、シャベル、バール、ジャッキ、ジャッキ台、消火器、ワイヤーカッター類、クランク、S型シャックル、予備砲身ケース、付属品ケースなどを再現しています ・ 各工具類には、その固定具が一体成型され、ジャッキに関しては固定具が別パーツとなっています ●パンチング状のマフラーカバーと車体番号プレートを再現するエッチングパーツが付属 ●戦車兵1体と歩兵3体の合計4体のフィギュアが付属しています ●戦車長のフィギュアについて ・ フィギュアは立ち姿で、砲塔内部から身を乗り出し、ハッチに両手を置いているポーズです ・ 戦車服(パンツァージャケット)を着用し、ベレー帽を被った状態が表現されています ・ フィギュアは、頭部、足が一体成型された胴体、両手のパーツ構成となっています ・ 服の皺は、戦車服の特徴であるゆとりの在る状態が表現され、細部のモールドはシャープです ・ 上着には2級鉄十字章(リボン)、1級鉄十字章、戦車突撃章が彫刻されています ●歩兵のフィギュアについて ・ 戦車もしくは建物の物陰から様子を覗うシーンが再現されています ・ 歩兵フィギュアの服装は、「M36 野戦服」とブーツを着用した典型的なドイツ軍の大戦初期の軍装が表現されています ・ フィギュアは、頭部、胴体、両手、両足のパーツ構成となっています ●3体の歩兵のフィギュアの姿勢について ・ 片膝を付いて双眼鏡を持ち、前方を覗っているポーズ(指揮官クラス) ・ 両手でライフルを持ち、前進するために立ち姿で待機しているポーズ ・ 片手にライフルを持ち、動き出そうとしているポーズとなっています ●同社「ドイツ歩兵装備品セットA(大戦前・中期)」ランナーが1枚付属しており、付属するフィギュアの装備品として使用します ・ 「MG-42」機関銃×1 ・ 「MG-34」機関銃×1 ・ 「モーゼル Kar98k」ライフル×2 ・ 「MP-40」サブマシンガン×1 ・ 機関銃用弾薬箱×2 ・ 予備銃身ケース(1本タイプ)×1 ・ 機関銃工具入れ×1 ・ ヘルメット×5 ・ 雑嚢×5 ・ 飯盒×5 ・ 水筒×5 ・ ガスマスクケース×5 ・ ポンチョ×5 ・ 銃剣付き携帯シャベル×3 ・ 携帯シャベル×2 ・ ライフル用マガジンポーチ×4 ・ サブマシンガン用マガジンポーチ×2 ・ 銃剣×2 ・ 双眼鏡×1 ・ マップケース×1 ・ 「P-08」拳銃用ホルスター×1 ・ 「P-38」拳銃用ホルスター×1 など ●マーキングは、4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第4戦車師団 第35戦車連隊 (車番R03 / ポーランド・ワルシャワ / 1939年9月) ・ 第4戦車師団 第35戦車連隊 (車番R05 / ポーランド・ワルシャワ / 1939年9月) ・ 第4軽師団 第33戦車大隊 (車番812 / ポーランド / 1939年9月) ●説明書に塗装例の基づく、国籍マーク、部隊記号、車体番号などを再現したデカールが付属 ●2009年 一部新金型 -------------------------------- 【 「ドイツ 2号戦車 C型 (ポーランド戦線)」のワンポイント 】・ キットの表記では「2号戦車 C型」となっていますが、以下の不要パーツを使用して「A、B型」を作ることが可能です(A、B、C型の外観上の相違点は主に視察クラッペの違いだけのようで、A、B型はクラッペが同じとなります) ・ 砲塔クラッペA18、車体前面及び側面のクラッペA19を、A20もしくはA22に変更し、リベットが2個存在する側を上方にして接着するようにします ・ 付属している歩兵のフィギュアは、ドイツ軍の初期の服装での戦闘中のポーズのフィギュアとして貴重な存在です ・ 同キットに同社「ドイツ歩兵セット (フランス戦線)」などを絡めるとより一層臨場感が増すでしょう(ポーランド戦とフランス戦とは歩兵の服装は変化していません)
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