日本海軍 戦艦 長門 (フルハルモデル) (プラモデル)

フジミ   1/700 帝国海軍シリーズ   No.旧008   スケール:1/700

当店税込価格 ¥3,564 (メーカー希望小売価格 3,960
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日本海軍 戦艦 長門 (フルハルモデル) プラモデル (フジミ 1/700 帝国海軍シリーズ No.旧008) 商品画像

「日本海軍 戦艦 長門 (フルハルモデル) プラモデル (フジミ 1/700 帝国海軍シリーズ  No.旧008 )」です

●「日本海軍 戦艦 長門 (フルハルモデル)」です

●太平洋戦争時における帝国海軍を代表する戦艦「長門」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット、開戦時から1942年頃までの姿が表現されています

●フジミ社製「日本海軍戦艦 長門 (太平洋戦争開戦時)」にフルハル用のパーツ、台座パーツをセットしたバリエーションキットとなります

●当時の連合艦隊の象徴として国民の人気を集めた「長門」を再現、日本戦艦特有の積み上げ式の艦橋と、先鋭的な艦首デザイン、迫力の主砲、そして複雑な形状の後檣など、その威厳を持った姿が表現された内容となっています

【 戦艦「長門」について 】


●帝国海軍は、日露戦争においてその海軍力によりロシア海軍を破ると、大艦巨砲主義に基づいた海軍戦力の拡大を図るようになります
●第1次世界大戦では日本は連合軍国側として参戦、国としての損害は無い状態で戦勝国となり、軍需景気に支えられ、海軍力の増強に拍車が掛かります

●第1次世界大戦後の1920年に計画されたのが通称「88艦隊」で、艦齢8年未満の8隻の戦艦と8隻の巡洋戦艦を保有するというものでした
●この計画は、建造が開始されていた「長門型」戦艦の「長門」、「陸奥」を始めとするものでしたが、1921年に「ワシントン軍縮会議」が開催、その前の1920年に「長門」は竣工していましたが、「陸奥」は竣工前であり、削減対象となるのを防ぐために建造が急がれ、1921年に竣工させています

●この「ワシントン軍縮会議」により主力艦の保有制限が設けられ、完成していた「長門」、「陸奥」はからくも保有が認められましたが、「88艦隊」計画により建造中の艦は建造中止、もしくは他の艦種へと変更されました

●新造時の「長門」は、当時の列強の最強力艦と同等もしくはそれ以上の火力を誇り、防御力、速力共に優秀で、世界最強の能力を持っていました
 ・ 搭載する主砲は名目上は「40cm砲」でしたが、実際には「41cm砲」でした
●しかし、当時の建造技術は急速に発展しており、1925年と、1932年から1934年にかけての2回に渡り大規模な近代化改装が行なわれます

●この「長門」は、当時の連合艦隊の中では最強とされ、まだ大艦巨砲主義が常識化していた国民の間では絶大な人気を誇りました
 ・ 「長門」を大幅に凌ぐ能力を持つ戦艦「大和型」は、国民へは完全に秘密とされ、その存在を知る人はほとんど居ませんでした

●「長門」は就役直後から連合艦隊旗艦とされ、各式典などに参加、太平洋戦争の開戦時には連合艦隊司令長官「山本五十六」大将の乗艦の元、真珠湾攻撃艦隊などの指揮が執られました
●しかし、「長門」自体は、艦隊決戦用の「主力艦隊」として内地で温存されており、1942年2月には新たに就役した戦艦「大和」に連合艦隊旗艦の座を譲り渡しています

●1942年5月に空母「ホーネット」から飛び立った「B-25」爆撃機が日本本土を初空襲、この爆撃は小規模なもので、損害は軽微でしたが、軍部に与えた衝撃は大きいものでした
●そこで、哨戒ラインを前進するためと、敵主力艦隊を殲滅するために「ミッドウェー」攻略作戦が実行されます
●この作戦は、先行する空母機動部隊によりミッドウェー海域の制空権を確保、ミッドウェー島を占領し、その反撃に現れた敵艦隊を連合艦隊の主力艦隊で殲滅するという2段構えでした
●「長門」は、「大和」などの戦艦部隊と共に「主力艦隊」を編成、ミッドウェーへと出撃します

●ところが、この作戦は暗号解読によりアメリカ軍に読まれており、先行する日本の空母機動部隊は3隻の空母を主力としたアメリカ機動部隊に待ち伏せされ、その主力である4隻の空母を失ってしまいました
●これにより、制空権を掌握できなかった連合艦隊は敗退してしまいます
 ・ 水上戦力で勝る連合艦隊は夜戦での決戦も検討しましたが、「山本五十六」司令長官の命により中止されました

●1942年8月、アメリカ軍が南太平洋のガダルカナル島に上陸、以後この海域を巡って両軍の死闘が繰り広げられました
●「長門」は、これらの戦いに参加することはなく、「主力艦隊」として内地を中心とした後方に留まります
 ・ アメリカ海軍は新鋭戦艦である「ノースカロライナ級」や「サウスデコタ級」を同地に派遣して、機動部隊の護衛や、夜戦に投入するなど奮戦を繰り広げたのとは対照的です

●その後、「長門」は1944年6月の「マリアナ沖海戦」、1944年10月の「レイテ沖海戦」に参加、「レイテ沖海戦」ではアメリカの護衛空母を撃沈するなどの活躍を見せます
●しかし、「レイテ沖海戦」後は、日本本土での燃料事情が悪化し、重油を大量に消費する戦艦の出撃は出来なくなるようになり、横須賀沖に繋留、浮き砲台として利用されました
●1945年7月には空襲によって中破しましたが、終戦時にも残存しています

●「長門」は、帝国海軍の象徴として戦争を生き抜きましたが、接収したアメリカ軍によって1946年7月ビキニ環礁における原爆実験でその姿を消しています


【 「日本海軍 戦艦 長門 (フルハルモデル)」のキット内容について 】


●この帝国海軍戦艦「長門」を再現したプラスチック組立てキットです

●特シリーズのキットパーツに「戦艦 長門」の艦底部のみを再現したパーツをセット、スクリュー部までも再現したフルハルモデルと、喫水線ラインまでのウォーターラインモデルを選択して組立てる事が可能な内容となっています
 ・ 「フルハル仕様」となる以外は「日本海軍戦艦 長門 (太平洋戦争開戦時)」と同内容のキットとなっています

●キットは、シャープなモールドにより「長門」を再現、同社「特シリーズ」の特徴であるディテール表現力により、実艦の細かで複雑な作りが表された内容となっています
●また、日本の戦艦の特徴である積み上げ式の艦橋や、トラス構造の探照灯台座、そして後檣の独特な形状が再現され、「長門」の持つ魅力が表現されています


●「長門」の船体部は上下分割式で、これに上甲板、上部構造物、各艤装類を取り付ける構成となっています

●「長門」の船体部には、下部副砲塔甲板が一体成型され、細部では舷側の舷窓、舷外電路、汚水捨て管、アンカーレセスなどが再現、バルジ部分も表現されています
 ・ 舷窓上部には雨樋がモールド再現
 ・ ウォーターラインモデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属、オモリとなるバラストも付属しています

●上甲板は、一体成型となっており、艦橋甲板及び艦載機用甲板は、別パーツとなっています
 ・ 甲板上には、主砲塔台座、木甲板表現などの基本躯体の他、アンカー導板、ボラード、昇降口、リール、ボート架台、通風筒などの細かなディテールが再現
 ・ 艦橋甲板には、木甲板表現、リール、昇降口、側面の舷窓、扉などが表現されています
 ・ 艦載機用甲板には、リノリウム押さえ、航空機用軌条、ターンテーブルのモールドが彫刻、側面には舷窓、扉、梯子、雨樋などが表現されています

●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「主砲部」「カタパルト部」「煙突部」「後部構造物」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます


「長門」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています
●艦橋
 ・ 艦橋は9層で構成され、トップには射撃指揮所が一体成型で再現
 ・ 艦橋構造物の各艦橋の窓の枠がモールドされています
 ・ 艦橋を構成するための前檣楼支柱(6本)が別パーツ化されています
 ・ 艦橋部分を構成する、4.5m測距儀(×2)、25mm連装機銃(×6)、12.7cm連装高角砲(×2)などがパーツ化されています
 ・ 60cm探照灯(×4)がクリアーパーツにより別パーツ化されてます

● 煙突
 ・ 本体部分は左右分割式で、上部の雨水カバー金網、内部の整流板は別パーツとなっています
 ・ 雨水カバー金網は開口処理されています
 ・ 煙突の梯子部分は別パーツとなっています
 ・ 煙突部の各副管は、別パーツにて再現
 ・ 煙突部の探照灯及び機銃台座は、ブロックごとにパーツ化されています
 ・ 探照灯台座の支柱部分は一体成型で、シャープなモールドによりトラス構造を再現、一部分が開口処理されています
 ・ 「110cm探照灯」×6、「25mm連装機銃」×4が付属、探照灯はクリアーパーツとなっています

●高角砲指揮所
 ・ 艦体中央部の高角砲指揮所は、台座部分が上下2分割式で、高射装置の台座は別パーツとなっています
 ・ 94式高射装置、観測鏡は別パーツにて再現

●後部艦橋
 ・ 後部艦橋の主要部は7パーツで構成、後部予備指揮所は窓枠がモールドされています
 ・ 側面には舷窓、扉などがモールドされています
 ・ ラッタルは別パーツにて再現
 ・ 高射装置、主砲予備方位盤などが別パーツとなっています
 ・ 「12.7cm連装高角砲」(×2)が付属しています

●後檣
 ・ 後檣は1本の単檣で、上部のヤード、ガフは別パーツ化されています
 ・ ヤード下部の支柱もパーツ化され、特徴的な実艦の後檣の造りを再現

●カタパルト「呉式2号5型射出機」 ×1
 ・ カタパルトは一体成型のパーツで、スライド金型により側面のトラス構造と上部のディテールとが再現されています

●主砲塔部「45口径3年式 40cm連装砲」 ×4
 ・ 主砲塔は上下2分割式で、梯子や砲身キャンバス受けなどがモールドで再現されています
 ・ 測距儀は別パーツとなっています
 ・ 砲身部分は1本づつの分割式で、スライド式金型により砲口が開口処理済み、防水布が再現されています

●副砲「50口径3年式 14cm単装砲」 ×18
 ・ 砲塔部分と砲身部とは一体成型となっており、砲身基部の防水布が再現されています

●高角砲「40口径89式 12.7cm連装高角砲(A1型)」 ×4
 ・ 高角砲はシールド部分と砲身本体との分割式で、砲身部分は連装式に一体成型されています
 
●対空機銃
 ・ 25mm 連装機銃 ×10(艦橋、煙突部に配置)

●内火艇、カッター及びボートダビッド
 ・ 17m内火艇 ×2
 ・ 11m内火艇 ×1
 ・ 12m内火ランチ ×2
 ・ 9mカッター ×6
 ・ 小型カッター ×1

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ 錨、副錨
 ・ 菊花紋章
 ・ クレーン
 ・ フェアリーダー
 ・ 塵芥投棄管
 ・ 舷々門
 ・ 応急舵
 ・ 係船桁
 ・ パラベーン
 などがセットされています

●艦載機として
 ・ 95式2号水上偵察機 ×1
 が付属しています


●艦尾の軍艦旗(直線タイプとなびいている状態の2種)、艦載機の日の丸マーク、識別帯、偏流測定線を再現したデカールが付属しています
 
●フルハルモデル用の展示台が付属しています 


●2010年 一部新金型
●フジミ社製「日本海軍戦艦 長門 (太平洋戦争開戦時)」に、フルハル時再現用のパーツ、ディプレイ用の台座をセットしたバリエーションキット
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日本海軍 戦艦 長門 (フルハルモデル)  (プラモデル)

フジミ   1/700 帝国海軍シリーズ   No.旧008   スケール:1/700

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