海上自衛隊護衛艦 DD-113 さざなみ (SH-60J/すがしま型掃海艇付属) (プラモデル)ピットロード 1/700 スカイウェーブ J シリーズ No.J-040 スケール:1/700
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「海上自衛隊護衛艦 DD-113 さざなみ (SH-60J/すがしま型掃海艇付属) プラモデル (ピットロード 1/700 スカイウェーブ J シリーズ No.J-040 )」です●2005(平成17年)年に就役した 海上自衛隊の護衛艦「たかなみ型」の4番艦「DD-113 さざなみ」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット ●「はつゆき型」「あさぎり型」に続く海上自衛隊ガスタービン推進式の第3世代汎用護衛艦、艦形にステルス性を採り入れた「むらさめ型」の改良型、「たかなみ型」4番艦「DD-106 さみだれ」の船体をウォーターラインモデルで再現 ●2009(平成21)年3月、ソマリア沖に出没する海賊から航行する船舶を護衛するために派遣された「DD-113 さざなみ」の特殊装備として「12.7ミリ機銃」「大音響発生装置」「防弾板」を装備した姿を再現した内容となっています 【 「護衛艦 たかなみ型」について 】●「たかなみ型」は「はつゆき型」「あさぎり型」に続き建造された3番目のガスタービン推進汎用護衛艦「むらさめ型」の改良型です ●「ステルス性」「汎用性」「VLS」といった新世代護衛艦としての必要条件を全て持ち合わせた「むらさめ型護衛艦」は、大型化された船型を持ちながら、前級の「あさぎり型護衛艦」と同じ武装が施されていました ●「むらさめ型」の余裕のある船体は、まだ改良の余地を残しており、運用上での実績を踏まえ改良、「たかなみ型護衛艦」として2003(平成15)年3月、ネームシップの「護衛艦 DD-110 たかなみ」が竣工しました ●「護衛艦 DD-110 たかなみ」は大幅な艦容の変化はありませんが、実用性に基づいた改良が盛り込まれ、「むらさめ型護衛艦」と比べて更に能力が向上しています ●その中でも特に目を引くのが、主砲が「OTOブレダ 127mm単装砲」に換装された事で、「むらさめ型」の「OTOメララ 76ミリ単装砲」が船体サイズに比して小さいイメージがあったのに比べ、「イージス艦 こんごう型」でも採用されたこの主砲は船体サイズにマッチし、艦容を力強く見せるだけでなく水上打撃力は大幅に向上しました ●「OTOブレダ 127mm単装砲」は重量が約40トンと「OTOメララ 76ミリ単装砲」の7.5トンに比べ5倍強となり、凌波性能が若干悪化したとも伝えられますが、大口径化による破壊力の向上は大きく、これまで主に対空用に使われてきた主砲に、対艦・対地攻撃力としての威力が期待できる様になった事は大きな進歩と言えるでしょう ●「むらさめ型」で汎用護衛艦として初採用となった「VLS(Vertical Launching System:垂直発射システム)」は、構成が大きく見直され、船体中央の「シー・スパロー 対空ミサイル」装備が廃止、これに変わり前部16セルの「アスロック 対潜誘導弾」用と兼用となり、セル数は倍の32へと変更になりました ●この「VLS」の移動は、導入が予定されている「新型哨戒ヘリ SH-60K」とも関連しており、「VLS」撤去後のスペースには武装化された「SH-60K」用の空対艦ミサイル(ヘルファイア)や対潜爆弾(航空爆雷)用の弾庫とヘリコプター搭乗員待機室が設けられ、ヘリ格納庫との位置関係から合理的な配置とされています ●ほかにも「99式 艦対艦誘導弾 キャニスター」の位置が中央構造物から後部構造物の「VLS」があった位置へと移動、空いたスペースには現在「ディンギー」が追加で搭載されています ●「たかなみ型」の艦内も様々な点で変更が加えられ、「むらさめ型」より進化したコンピューターやデータリンクを装備、性能が強化されています ●一方、居住性の面では「むらさめ型」で採用された1室12名の小部屋化された科員寝室が戦闘時に不利であると指摘され、一室30名と大部屋化されたほか、緊急時には2段ベッドを3段に増やす事ができ、これにより邦人輸送任務などの際に50名分の追加スペースが確保できるようになりました ●「たかなみ型護衛艦」4番艦「DD-113 さざなみ」は、2005(平成17)年竣工で所属は呉基地、2012(平成24)年現在はイージス艦「DDG-174 きりしま」を旗艦とする「第4護衛隊群 第8護衛隊」に配備されています ●2001(平成13)年9月11日の「アメリカ同時多発テロ」を契機に世界情勢は緊迫化、この後自衛隊も様々な海外任務に当たる事となります ●「たかなみ型護衛艦」はこれらの任務に度々動員されており、2001(平成13)年から2010(平成22)年にかけての「インド洋派遣」の際には2004(平成16)年の「第10次派遣」を皮切りに参加しています ●さらに2007(平成19)年頃からアフリカのソマリア沖で頻発していた現地住民による海賊行為に対し、2009(平成21)年からソマリア沖を航行する船舶の護衛に出動、参加艦艇の中核を成しました ●その第1陣として出動したのが「むらさめ型護衛艦」6番艦「DD-106 さみだれ」と「たかなみ型護衛艦」4番艦「DD-113 さざなみ」の2艦でした ●交戦の可能性を伴う脅威度の高い任務にあたるに際し、「DD-113 さざなみ」には「M-2 12.7ミリ機関銃」「防弾板」「大音響発生装置」そして臨検用の「多目的高速艇」などを追加装備、ヘリコプターは通常を上回る2機を搭載して参加、2012(平成24)年現在も派遣は続行中です ●「たかなみ型護衛艦」がこの種の任務に多用されているのは、省人化による居住性の向上が大きく貢献しているものと考えられ、また、単純に兵装などの装備面だけにとどまらず「新世代」に相応しい素養を備えたタイプであるからと言えるでしょう ●「たかなみ型護衛艦」の50名分の追加人員収容スペースは、邦人救出などに大きな効果が期待でき、遠くない将来発生するかもしれない危機的状況を想定した対応能力が盛り込まれていると考える事ができます ●近年、我が国を取り巻く国際情勢は大きなうねりを見せていますが、「たかなみ型」を始めとする新世代護衛艦は今後も新たな局面に柔軟に対応し、活躍を続けていく事でしょう 【 「海上自衛隊護衛艦 DD-113 さざなみ (SH-60J/すがしま型掃海艇付属)」の製品内容について 】●この海上自衛隊護衛艦「DD-113 さざなみ」を再現 ●「DD-113 さざなみ」が2009(平成21)年、アフリカのソマリア沖海賊対策のため「護衛艦 DD-106 さみだれ」を寮艦に出動した当時の姿を再現した内容となっています ・ 海賊対応の特殊装備として「12.7mm機銃」×4丁、「大音響発生装置」×2を装備し、これらを保護する防弾板が艦橋側面に装備された姿を再現 ・ 「12.7ミリ機銃」「大音響発生装置」「艦橋側面防弾板」はエッチングパーツで再現されています ・ ヘリ格納庫上の「12.7ミリ機銃」用防弾板はプラ板による自作をすると、よりリアルな姿が再現可能、原寸の型紙と詳細な説明図画が付属しております ・ 防弾板用のプラ板として0.3mm厚のものがマッチしますので、「プラバンセット」に含まれている「0.3mm プラ板」など、各自ご用意下さい ●艦体喫水線までが再現されたウォーターラインモデル ●「DD-113 さざなみ」は、船体と艦上構造物(前中後)及び装備品のパーツで構成されています ・ 船体部は一体成型のパーツで構成され、喫水線部分までが再現されています ・ 現用艦の舷窓のないフラットな舷側が再現されています ・ ウォーターラインモデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属しています ●上甲板は錨鎖甲板の部分が分割されています ・ 甲板全体にある歩行帯は繊細な凸モールドで再現、ガイド無しでの塗装を容易にしており、単調となりがちな1/700スケール艦艇に情報量を盛り込む工夫が施されています ●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「マスト」「主砲」「中央構造物(第1煙突)」「後部構造物(Mk.48VLS/第2煙突/ヘリ格納庫)」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます 「DD-113 さざなみ」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています ●船体 ・ 「むらさめ型」とパーツを共有しているため、波除けと「16セル VDS」モールドの削除が必要となります ●艦橋部 ・ ステルス性確保ため、「八の字」型の正面系を有する艦橋部は、基部に天板、ブリッジ窓部と左右ブルワークが組み合わされた姿で再現されています ・ 艦橋基部は、「前部」「左右側面」「天板」「ブリッジ窓部」「左右ブルワーク」に分割されたパーツ構成となっており、これに「バルカンファランクス」「TYPE 2-31 FCS」「旗箱」と別組の「マスト」を組み合わせる形になっています ・ 艦橋上構の窓、リブ、水密扉、救命浮き輪などのディテールがモールドで再現されています ・ キットは「むらさめ型」とパーツを共有しているため船体前部「32セル VLS」に干渉する艦橋前部モールドの削除が必要となります ・ 「DD-113 さざなみ」艦橋部などに装備された「12.7mm機銃」「大音響発生装置」「艦橋側面防弾板」を再現したエッチングパーツが付属、2009(平成21)年のソマリア沖派遣時の姿を再現することが可能です ●メインマスト ・ メインマストは四脚檣型、側面はトラスが張られておりヤードとマスト頂部は別パーツとなっています ・ マスト上に設置された「OPS-28D 対空レーダー」「OPS-24 三次元対空レーダー」「LINK 11 アンテナ」「ECM」は別パーツにて再現されています ●中央構造物(第1煙突) ・ 「第1煙突」を含む中央構造物は「本体」「左右側面」「煙突排煙部」で構成されています ・ キットは「むらさめ型」とパーツを共有しているため煙突後部、旧「99式艦対艦誘導弾」装備位置のモールド及び周囲のブルワークの削除が必要となります ・ 煙突側面のルーバーは別パーツで再現、組み易さと金型の一体成型でフォローしきれない部分のモールドの再現を両立させています ・ 「クレーン」、「探照灯」等が別パーツで再現、これらを組み合わせる形で構成されています ・ 探照灯台座、及び探照灯は別パーツで構成 ●後部構造物(Mk.48VLS・第2煙突・ヘリ格納庫) ・ 「第2煙突」「ヘリ格納庫」を含む後部構造物は「本体」「左右側面」「煙突排煙部」「ブルワーク」「ヘリ格納庫シャッター」「ヘリ格納庫内壁」で構成されており、これに「99式 艦対艦誘導弾」キャニスター、「バルカンファランクス」「TYPE 2-31 FCS」「水平燈」等を組み合わせる形になっています ・ ヘリ格納庫シャッターはシャッター部が別パーツ化されており、格納庫の「オープン」「クローズ」を選択して製作可能です ・ 煙突側面のルーバー及びアンテナは「中央構造物」同様、別パーツで再現されています ・ エッチング製の「12.7mm機銃」が付属しています ●主砲塔部「OTOブレダ 127mm単装砲」 ×1 ・ 砲塔は基部と砲身の分割式で構成されています ●99式 艦対艦誘導弾 ×2 ・ 発射機本体が左右に分割されており、1基が4本のキャニスターで構成され後部構造物の前部に装備されます ●バルカンファランクス ×2 ・ 一体で成型おり、艦橋直前と後部構造物の後端に装備されます ・ 左側の突起を削り取る工作が必要です ●物資受給ポスト ×1 ・ 受給ポスト×2とポストサポートで構成され、中央構造物と後部構造物の間に装備されます ●多目的高速艇 ×2 ・ 中央構造物の両舷に装備されており、ボートダビットが付属します ●3連装短魚雷発射管(左右) ・ 中央構造物の両舷、多目的高速艇の後方に装備されます ●ラッタル ×2 ・ 艦橋ブリッジ部の両サイドに装備されます ●TYPE 2-31 射撃指揮装置 ×2 ・ 1基を艦橋上部に、もう1基を第2煙突後方に装備します ●チャフ発射機 ×4 ・ メインマスト脇のブルワークに各舷2基ずつ装備されます ●ディンギー ×1 ・ 中央構造物、第1煙突直後のスペースに搭載 ●膨張式ボートコンテナ ×6 ・ 第2煙突両脇に各舷2組、ヘリ格納庫の両脇に各舷1組ずつ、計6組が装備されます ●搭載ヘリコプター「SH-60J」 ・ 機体左右とメインローター、左右のランディングギアで構成されています ●艦首及び艦尾旗竿 など ●デカールは「DD-113 さざなみ」の1隻分が付属 ・ 艦首・艦尾の「日章旗」「海軍旗」、艦名、ハルナンバー、ヘリ甲板着艦位置表示、主砲旋廻ライン用サークル、搭載ヘリ用国籍マーク・海上自衛隊ロゴ等が付属しています ●海上自衛隊「すがしま型」掃海艇が付属 ・ 「すがしま型」は一体成型の本体に「上部構造物」「煙突」「20ミリ多銃身機銃」「マスト」「掃海具」などを取り付ける形で構成されています ・ ウォーターラインモデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属しています ・ 「すがしま型」掃海艇用デカールとして艦首・艦尾の「日章旗」「海軍旗」、「とよしま」「うくしま」「いずしま」「みやじま」「ししじま」「くろしま」の6隻分の船名・ハルナンバーが付属、いずれか1隻を選択して製作可能です ●その他、ボーナスとして「CH-47 チヌーク 輸送ヘリコプター」と「AH-1S コブラ 攻撃ヘリコプター」が付属しています ・ 「CH-47 チヌーク 輸送ヘリコプター」は左右胴体とメインローター ×2、ランディングギア ×4で構成されています ・ 「AH-1S コブラ 攻撃ヘリコプター」は本体、メインローター、TOWランチャー付きスタブウィング ×2 スキッドで構成されています ●ソマリアで警護任務中の「護衛艦 DD-113 さざなみ」を写したミニピンナップが付属 ●「DD-113 さざなみ」の船体サイズ ・ 全長 : 約215mm
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