アメリカ戦車 スーパーパーシング T26E4 (プラモデル)タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.319 スケール:1/35
|
|||||
「アメリカ戦車 スーパーパーシング T26E4 プラモデル (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.319 )」です●「アメリカ戦車 スーパーパーシング T26E4」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●第2次世界大戦末期に登場したアメリカ軍の「M26 パーシング」重戦車を再現したキットで、戦後に試作された「70口径 90mm戦車砲T15E2」を搭載したタイプ「T26E4」が表現されています ●キットは、同社「アメリカ戦車 M26 パーシング」のバリエーションキットで、砲身と砲塔後部に付けられたカウンターウェイト、歩兵のフィギュアを追加した内容となっています ●アメリカ陸軍は「M3 中戦車」に続く本格的な中戦車として「M4 中戦車」を開発、当時の主戦場であった北アフリカ戦線に投入します ●この「M4 中戦車」はドイツ軍の「3号戦車」、「4号戦車」に対して有利に戦いますが、当時戦場に姿を現し始めた「4号戦車 G型」には、その長砲身の主砲の威力により遠距離から撃破されてしまいます ●また、チュニジアでの戦いにおいてはドイツ軍の「タイガー1 重戦車」と会戦、この「タイガー1」には「M4 中戦車」は歯が立ちませんでした ●そこでアメリカ陸軍は、「M4 中戦車」よりも強力な防御力と火力を持つ新型戦車の開発を1942年5月から開始、これが「T20」シリーズで、数度の試作車と試験を繰り返しながら1944年5月には「M26」の原型となる「T26E1」が完成します ●この「T26E1」は、鋳造式の砲塔に「90mm戦車砲」を搭載、航空機エンジンを流用したために車高が高くなった「M4 中戦車」と比べ、専用の戦車用エンジンにより車体は低重心なシルエットとなっています ●「T26E1」を更に改良した「T26E3」の生産が1944年11月から開始、12月にはドイツ軍の「アルデンヌ攻勢」が発起され、アメリカ軍は強力なドイツ軍の「キングタイガー」と交戦することとなり、この「T26E3」が急遽戦場に投入されました ●結局、「アルデンヌ攻勢」には間に合わなかったものの、その後の戦いに参加、1945年3月には「T26E3」は「M26 パーシング」として制式採用、「M26」は300両程度がヨーロッパ戦線に送られ、大戦末期の連合軍の勝利の貢献しました ●大戦末期、戦局は連合軍優勢のままドイツ本国へと進撃する状態であったため、あまり重要視されていませんでしたが、局地的な対戦車戦闘になると「M26」はドイツ軍の「タイガー1」とは同等に戦えるものの「キングタイガー」にはかなり劣勢で、現地部隊からはより強力な戦車を求める声が上がっていました ●そこで誕生したのが「70口径 90mm戦車砲 T15E1」を装備した「T26E4」で、試作車1両がヨーロッパに送られています ●この「T26E4」の試作車は、「70口径 90mm戦車砲 T15E1」を急造式に搭載したために砲塔上部に平衡器が剥き出しのまま設置され、現地部隊では防御力の強化として捕獲した「パンター」戦車の装甲板を切り取って追加装甲が施されました ●この試作車は「キングタイガー」に対抗できる火力を持ち、期待が寄せられましたが、配備されたのはドイツの敗戦が濃厚となった1945年3月であり、この頃にはドイツ戦車に接敵する機会は少なく、戦果は定かでは有りませんでした ●1945年3月には「T26E4」の本格的な量産試作を行なうことが決定し、2両目の試作車からは平衡器は砲塔内部に収められるようになります ●その後、「T26E4」は25両が生産されましたが、ドイツの敗戦により計画は中止され、結局実戦配備は行なわれませんでした ・ 「M26」は「朝鮮戦争」に参加しましたが、「T26E4」は参戦していません ●このアメリカ陸軍「T26E4 スーパーパーシング」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●キットは、長大な砲身を持つ「T26E4」の迫力あるフォルムを再現、アメリカ戦車らしい滑らかな鋳造表現、フェンダーの質感などタミヤタッチで表現され、エンジングリル部などの細部は、シャープ且つ繊細、またメリハリの在る彫刻により実感豊かな仕上りとなっています ●また、タミヤMMシリーズの特徴でもある「組み易さ」も考慮され、全体的なパーツ数は少なく、戦車模型初心者であっても完成することが可能で、中上級者のモデラーにとってもディテールアップや、ジオラマ化や追加させる装備品などで、より深い模型作りが楽しむことができる内容となっています ●キットは、サスペンション部を可動とすることができ、タミヤならではの技術により、展示する場合やジオラマ上での動きの在る足周りを再現する場合においても不自然とならないように工夫されています ●砲身部分は左右分割式となっています ・ マズルブレーキ部も左右分割式です ●防盾部分は一体成型され、表面上の鋳造表現も表情豊かに彫刻されています ・ 防盾部は内蔵させるポリキャップにより上下可動が可能です ●砲塔部は上下分割式となっています ・ 砲塔表面には緩やかな鋳造表現が施され、刻印もモールドされています ・ 装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 側面の排莢ハッチは別パーツです ・ 車長用の直接照準器は別パーツで再現 ・ 「T26E4」用の砲塔後部に付くカウンターウェイトが付属、上下2分割式となっており、後方の「12.7mm 重機関銃」の固定装置は一体成型されています(一部別パーツ) ・ 砲塔部は左右旋回可能です ●車長キューポラは、砲塔と別パーツとなっています ・ ビジョンブロックの取り付けボルトなどシャープに彫刻されています ・ 車長ハッチは別パーツで開閉状態が選択できます ●車体上部は、フェンダー部も含め一体成型されています ・ フェンダー支持架は別パーツとなっています ・ エンジングリルの点検ハッチは別パーツです(キットにはエンジンが再現されていませんので、他からエンジン関係を流用して開状態としても面白いでしょう) ・ 前方機銃は、機銃本体とマウント部が一体となっており、完成後も可動します ・ 操縦手及び前方機銃手用ハッチは別パーツで、開閉状態が選択可能です ・ ライトガード、ペリスコープガードはプラパーツにより再現されています ・ サイドスカートは別パーツで再現 ・ 車体後部の牽引ワイヤーはプラパーツで再現、ワイヤーの重なりやよじれた状態が表現されています ・ 車体後部に取り付けられる「T26E4」用の大型のトラベリングロックがパーツ化 ●車体下部はバスタブ式に一体成型されています ・ 車体下部にはジオラマなどで使用する固定用のナットと、そのナットを固定するナット受けがモールドされています ●サスペンションアームは車体と別パーツとなっており、固定用のツメを切ることで車体内側にはめ込むポリキャップにより上下方向に可動式とすることができます ・ 最前部と最後尾の転輪は車体内部に取り付けるバネにより正位置に固定され、転輪を全て可動式としても車重により車高が下がることがありません ・ また、その場合においても最前部と最後尾の転輪自身は上下方向に可動します ●下部転輪、起動輪、誘導輪は内蔵させるポリキャップにより可動します ・ 起動輪は4分割式で、中央部のセンターガイド用のレーンが表現されています ●履帯は、接着及び塗装が可能な素材によるベルト式履帯が付属しています ●戦車兵2体と歩兵3体の合計5体のフィギュアが付属しています ●戦車兵のフィギュアは、ハッチから半身を出した状態が再現されています ・ 戦車兵のフィギュアは半身像です ・ 服装は通常の戦車兵の服装ですが、首に巻かれたマフラーなどから冬季における状態が表現されています ・ フィギュアは、頭部、胴体、両腕のパーツ構成となっています ●戦車兵の各フィギュアのポーズについて ・ 車長のフィギュア(後述のXランナーに付属)は、両腕で双眼鏡を持ち、それを覗いているポーズ(タンカーズジャケットを着用し、ヘルメットを被っています) ・ 装填手のフィギュアは、両腕をハッチ周りに置き、前方を見ているポーズです(「M1943 戦闘服」を着用し、戦車兵用の布製ヘッドギアを被っています) ●歩兵のフィギュアは、戦闘中のシーンが再現されています ・ 服装は大戦後期の冬季の服装となっています ・ フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成となっています ●歩兵の各フィギュアのポーズについて ・ 片手で「BAR」自動小銃を持ち、もう一方の手でヘルメットを押さえながら、身を低くして駈けているポーズ(「M1943 戦闘服」に布製レギンスを着用) ・ 両手で「M1 ガーランド」ライフルを持ち、駈けているポーズ(「M1943 戦闘服」に革製レギンスを着用、襟の部分にはマフラーが巻かれています) ・ 立ち姿で、援護のためにライフルを射撃しているポーズとなっています(オーバーコートと布製レギンスを着用しています) ●同社「アメリカ歩兵装備品セット」ランナーが1枚付属しています ・ 「M1 ガーランド」ライフル ×2 ・ 「M1 ガーランド」ライフル(小銃擲弾付き) ×1 ・ 「M1 カービン」騎銃 ×1 ・ 「BAR」自動小銃 ×1 ・ 「M1A1 トンプソン」サブマシンガン ×1 ・ ヘルメット ×6 ・ 「コルト・ガバメント」拳銃ホルスター ×2 ・ 水筒 ×6 ・ 折りたたみ式携帯シャベル ×4 ・ 携帯シャベル ×2 ・ 背嚢 ×2 ・ 手榴弾 ×4 ・ 銃剣 ×6 など ●アメリカ戦車用アクセサリパーツ「Xランナー」が1枚付属 ・ レーション用木箱 ×2 ・ 「12.7mm 重機関銃」用弾薬箱 ×4 ・ 「M1919A4 機関銃」用弾薬箱 ×4 ・ 「M1919A4 機関銃」用三脚架(折畳んだ状態) ×1 ・ 車長フィギュア ×1 ●マーキングは、1種類の塗装例が説明書に記載されており、それに基づく車台番号などを再現したデカールが付属しています ●組立説明書のほか、「T26E4 スーパーパーシング」の車体解説をしたリーフレットが付属
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
|
|
||||