ソビエト KV-8 重戦車 (プラモデル)トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.01565 スケール:1/35
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「ソビエト KV-8 重戦車 プラモデル (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.01565 )」です●「ソビエト KV-8 重戦車」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット●第2次世界大戦時におけるソ連軍の火炎放射戦車「KV-8」を再現したキットです 【 火炎放射戦車「KV-8」について 】●「KV-8」は、「KV-1」重戦車の「1941年型」をベースとした火炎放射戦車です ●「KV-1」重戦車は、「T-35」多砲塔戦車の後継車輌として開発が開始されました ●当時の世界の趨勢でもあった多砲塔式を踏まえた、「SMK」と「T-100」の2種類の砲塔を2つ持つ重戦車が試作されましたが、多砲塔式は当時のソ連の指導者「スターリン」が嫌っており、それを見越した単砲塔式の「KV-1」も開発が進められました ●この「SMK」、「T-100」、「KV-1」の3両は試験と、実戦テストの結果、「KV-1」の優位性が認められ、同車が制式採用、生産が開始されます ●「KV-1」は、最大装甲厚75mmと、当時の各国の戦車と比べて破格の防御力を誇り、搭載する「76.2mm戦車砲」により強力な攻撃力を兼ね備えていました ●同車は、「1939年型」、「1940年型」、「1941年型」と改良が施され、防御力の増強と搭載砲の威力の増大とが図られます(後に、より防御力を向上させた「KV-1E」や、「1942年型」が作られました) ●しかし、これらは重量の増加ということを意味しており、トランスミッションへの負担や、機械的信頼性が低下し、故障によって放棄される例が絶えませんでした ・ 重量が増大した後輪駆動式でのトランスミッションの操作は大変であり、走行中の変速は困難を極め、その機動力はカタログデータを大きく下回っていたと思われます ●ただ、この重装甲は、対峙するドイツ軍にとっては恐怖の的で、ドイツ軍が装備する戦車や対戦車砲では装甲を貫くことができず、「88mm高射砲」や急降下爆撃機の支援によって撃破する手段が採られました ●この重装甲を活かして作られたのが火炎放射戦車「KV-8」で、「KV-1」の「1941年型」をベースとして、主砲と並列式に火炎放射器を装備、主砲には「45mm戦車砲」が搭載され、その外側には通常型と欺瞞するために「76.2mm戦車砲」を模したパイプが装着されています ●この「KV-8」は1941年12月から生産が開始され、「KV-1S」(「KV-1」の軽量型)をベースにした火炎放射戦車「KV-8S」と合わせて102輌が作られてました 【 「ソビエト KV-8 重戦車」のキット内容について 】●この火炎放射戦車「KV-8」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●キットは、火炎放射戦車として特徴的な防盾を持つ「KV-8」をシャープに再現、「KV-1」と同じフォルムを持つ迫力有る姿が表現されています ●最近のAFVモデルとしては比較的パーツ数が少なく、パーツ同士の合いも良好ですので、「KV-8」の持つ魅力を気軽に楽しむことができることでしょう ●トランペッター社「ソビエト軍 KV-1重戦車 1941年型」をベースに、火炎放射型の防盾、予備燃料タンクなどのパーツを追加した内容となっています ●「KV-8」は、車体、砲塔、左右フェンダーの4ブロックで構成されています ●砲身は一体成型で、スライド式金型により砲口が開口処理されています ・ 砲口部は内蔵される「45mm戦車砲」による2重構造が再現 ・ 火炎放射口は、防盾部に一体成型されています ・ 砲身は上下可動式です ●砲塔は、上下分割式となっています ・ 砲塔右側のペリスコープは2種類用意されており、選択して使用できます ・ 後部の機銃は、機銃マウント、防盾、機銃本体の3分割式です ・ 車長ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ●対空機銃がパーツ化されています ・ 機銃架は5パーツで構成 ・ 機銃は旋回が可動式です ・ 対空照門を再現したエッチングパーツが付属しています ●車体は各パネルを貼り合わせる箱組み方式となっています ・ サスペンションアーム、ダンパーは別パーツです ・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 操縦手の視察部は別パーツです ・ 前照灯、尾灯のガラス部を再現するクリアーパーツが付属しています ・ 前照灯のライトコードがパーツ化 ・ エンジンルームの点検ハッチは別パーツです ・ マフラー先端部はスライド式金型により開口処理されています ●履帯は、プラパーツによる連結式とラバー素材のベルト式とが付属、選択して使用します ・ 連結式履帯は、上下の直線部が繋がった状態のパーツ、前後の曲線部が1枚ずつ分割されたパーツで構成されています ・ 連結式履帯の上部は、上部転輪による弛みが表現されています ●フェンダーは、フェンダー本体と支持架が別パーツとなっています ・ 予備燃料タンクは各4パーツで構成 ・ 大型の雑具箱は、1パーツで構成され、側面の取っ手などもモールドされています ●各部のディテールを再現するエッチングパーツが付属 ●前照灯と尾灯のガラス部を再現するクリアーパーツが付属しています ●マーキングは、ソ連軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されており、それに基づく車体番号を再現したデカールが付属しています ●全340パーツ ●2011年 一部新金型
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