ロシア KV-85 重戦車 (可動キャタピラ & インテリア) (プラモデル)ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.CB35110 スケール:1/35
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「ロシア KV-85 重戦車 (可動キャタピラ & インテリア) プラモデル (ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.CB35110 )」です●第2次世界大戦時におけるソ連軍の重戦車「KV-85」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「KV-1」シリーズの集大成として火力を強化したタイプ「KV-85」を再現、大型化した砲塔に長砲身の85mm砲を搭載した重厚なフォルムを再現した内容となっています ●ブロンコモデル社製「ロシア SU-152 (KV-14) 自走砲 後期型 (可動キャタピラ & インテリア)」をベースに、「KV-85」を再現するため、車体上部、砲塔などを新規パーツへと変更したバリエーションキットとなります 【 「KV-85 重戦車」について 】●1941年に独ソ戦が開始、その緒戦においてドイツ軍は快進撃を果たしましたが、ソ連軍の新鋭戦車「T-34」と「KV-1」に対しては苦戦を強いられることになります ●特に「KV-1」は、当時としては破格な装甲を持ち、ドイツ軍戦車では余程の近距離でないと撃破することができず、その対応には88mm高射砲や急降下爆撃機に頼るしかありませんでした ●戦訓などによりドイツ軍の戦闘車両は徐々に火力を向上しましたが、「KV-1」シリーズもより厚い装甲へと変化、「KV-1」はドイツ軍が最も恐れる存在となっていました ●しかし、ソ連軍側から見た「KV-1」は全く異なるもので、大重量の車体を動かす駆動系、特にトランスミッションへの負担が大きく、その不調により戦場まで辿り着けずに放棄となってしまう車両が続出しました ●また、このトランスミッションは、機械式であったことと、その装備位置が車体後部であったことから、操縦手の変速操作が極めて難しく、機動性能はカタログスペックよりもかなり低いものでした ●このような「KV-1」の機動性能の低さは、用兵側にとって常に不満の種となり、さらには搭載する主砲が「T-34」と変わらないことから、重戦車不要論まで噴出する結果となります ●これを受けて「KV-1」シリーズの設計陣が新たに開発したのが「KV-1S」で、この「KV-1S」では装甲の削減とデザイン変更により車体の軽量化を実現、従来の「KV-1」シリーズよりも機動性能と機械的信頼性が向上し、用兵側から高い評価を受けます ●ところが、「KV-1S」は「KV-1」シリーズの最大の長所であった装甲の厚さを削減したことからドイツ軍砲火からは脆弱となり、ドイツ軍の「3号戦車」や「4号戦車」などの長砲身化によりそれが顕著となりました ●そして、1942年末頃からドイツ軍は重戦車「タイガー 1」を戦線に投入、その後も「パンター」や「フェルディナント」などの新鋭戦車を次々と投入し、「KV-1」シリーズの装甲の優位性は大きく削がれてしまうようになります ●ソ連軍では「タイガー 1」などのドイツ軍の重装甲戦車に対抗する車両の開発を開始、「KV-1」シリーズでは「KV-1S」をベースとして、「85mm戦車砲 D-5T」を搭載した「KV-85」を開発します ●「KV-85」は1943年9月から生産を開始、実戦部隊に配備が行われました ●しかし、「KV-85」は車体の軽量化を図った「KV-1S」をベースとしていたことから、戦線に登場した頃にはドイツ軍の「タイガー 1」や「パンター」などに苦戦、大きな損害を受けてしまいます ●また、「T-34」にも85mm砲搭載型が登場したことから「KV-85」の存在意義は薄れてしまい、合計143両(100両もしくは130両説もあります)の量産に留まりました ●ただし「KV-85」は、85mm級の火砲では「タイガー 1」や「パンター」に対抗できないという貴重な戦訓をソ連軍に与え、122mm砲を装備した「JS-2」の登場を促すという重要な役割を果たしたのでした 【 「ロシア KV-85 重戦車 (可動キャタピラ & インテリア)」のキット内容について 】●このソ連軍の重戦車「KV-85」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●細分化したパーツ構成と、細部に至るまで繊細に再現した高いパーツ成型力で、「KV-85」の細部表現に重きを置いた内容となっています ●砲塔内部、車体内部はその一部を再現、乗員用ハッチ、点検用ハッチから見える部分を再現しています ●サスペンションアーム、起動輪、転輪類、履帯などは可動として組み立てることが可能、足周りの動きを楽しむことができます ●「KV-85」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」、左右の「フェンダー」の5ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●「JS」シリーズと同型となる「KV-85」の砲塔形状を再現、各部の溶接跡、刻印などを繊細なタッチで、表面の鋳造肌をロシア製らしい荒々しい彫刻で再現しています ●「85mm戦車砲 D-5T」の砲身は一体成型のパーツで再現、砲口は開口した状態となっています ・ 砲尾は細分化したパーツ構成で細部に渡り再現、同軸機銃、照準器、防危板なども別パーツ化して再現しています ・ 防盾は一体成型のパーツで再現 ・ 防盾は、完成後も上下に可動させることができます ●砲塔は上下に分割したパーツで再現しています ・ 車長キューポラは一体成型のパーツで再現、各視察口は別パーツ化しています ・ 車長ハッチ、装填手ハッチは砲塔とは別パーツで、開閉状態を選択して組み立てることができます ・ ペリスコープは、ガード部分とペリスコープ本体の2パーツで構成、ペリスコープ本体はクリアパーツで再現しています ・ 砲塔のベンチレーター、アンテナマウント、フック、手摺りを別パーツ化しています ●砲塔内部を再現、以下の構造をパーツ化しています ・ 砲尾部分 ・ 同軸機銃、後部機銃の機関部 ・ 照準器 ・ 各座席 ・ ペリスコープの内部機能 など 【 車体上部 】 ●「KV-1S」に準じた「KV-85」の車体上部レイアウトを再現、各部の溶接跡、跳弾板の造り、エンジンデッキ部を中心とした各部のボルトなどを繊細な彫刻で再現しています ●車体上部は、一体成型のパーツで再現 ・ 操縦手の視察ハッチは車体とは別パーツ化、開閉状態を選択して組み立てることができます ・ ペリスコープは、ガード部分とペリスコープ本体の2パーツで構成、ペリスコープ本体はクリアパーツで再現しています ・ 前照灯は前後に分割したパーツで再現、前部のガラス部はクリアパーツで再現しています ・ ホーン、固定式の前方機銃は別パーツ化しています ●エンジンデッキ部は「KV-1S」と同じ構造を再現 ・ エンジン点検ハッチ、後部の円形ハッチは別パーツで、開閉状態を選択することができます ・ エンジン点検ハッチは、「KV-85」特有の張り出し部が変形した状態を再現 ・ 吸気グリルは、プラパーツにより再現したパーツと、メッシュ部分をエッチングパーツで再現するパーツとが付属、選択して使用します ・ 排気管は、排気管本体とカバー部との2パーツで構成、排気管本体の先端部分は開口した状態となっています ・ 車体後部張り出し部の排気グリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属 ・ エンジンデッキ部分の手摺りをパーツ化 ●車体内部を再現、以下の構造をパーツ化しています ・ 操縦席 ・ 操縦席の各種レバー、操行レバー ・ 前方機銃の機関部 ・ ペリスコープの内部機能 ・ エンジン など 【 フェンダー 】 ●フェンダーは、左右それぞれ一体成型のパーツで構成、前部のマッドフラップは別パーツとなります ・ フェンダー支持架は1枚ずつ個別にパーツ化 ・ 車体の張り出し部には水抜き穴をモールドしています ・ 牽引ワイヤー固定具は、取り付け基部、フック、中央のハンドルの3パーツで構成 ・ 予備燃料タンクは前後方向に3分割したパーツで構成、把手は別パーツです 【 車体下部 】 ●車体下部は、「KV-1」シリーズながらも繊細な構造を持つ転輪、そして車体内部のトーションバー構造も再現、可動となるサスペンションアームと連結可動式履帯により、足周りの動きを楽しむこともできます ●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現、後部パネルは別パーツです ・ サスペンションアームはトーションバー部分も再現、トーションバー先端部を車体へと接着することにより、サスペンションアームを可動とすることができます ・ 起動輪、誘導輪、上部転輪、下部転輪は前後に分割したパーツ構成で、内臓する軸パーツにより回転可動とすることができます 【 履 帯 】 ●履帯は、1枚ずつに分割した連結可動式履帯が付属しています ・ 履帯は、両側からピンを接着して連結する方式で、可動とすることができます ・ 履帯は、センターガイドが隔枚ごとに付く「KV」「JS」用の軽量型履帯を再現、モデルカステン製「KV&JS戦車用履帯 (可動式)」がこれに対応しています ●ペリスコープ、前照灯のガラス部などを再現するクリアーパーツが付属 ●牽引ワイヤーを再現する金属製ワイヤーが付属 ●吸気グリル、排気グリル、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 「ロシア KV-85重戦車 可動キャタピラ & インテリア」の塗装とマーキング 】 ●「ロシア KV-85重戦車 可動キャタピラ & インテリア」のマーキングとして、4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ ソ連軍所属 (1944年) ・ ドイツ軍撃破車両 (ウクライナ / 1943年11月) ・ ソ連軍第1452自走砲連隊 (クリミア / 1944年4月) ・ ドイツ軍捕獲車両 (東部戦線 / 1944年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています 【 「ロシア KV-85 重戦車 (可動キャタピラ & インテリア)」のパッケージ内容 】・ ソ連軍 重戦車 KV-85 ×1 ・ クリアーランナー ×1 ・ エッチングシート ×1 ・ 金属製ワイヤー ×2 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2015年 一部新金型
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