無人宇宙探査機 ボイジャー (プラモデル)ハセガワ サイエンスワールド シリーズ No.SW002 スケール:1/48
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「無人宇宙探査機 ボイジャー プラモデル (ハセガワ サイエンスワールド シリーズ No.SW002 )」です●アメリカ「NASA」の無人惑星探査機「ボイジャー」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。 ●1970年代の後半から1980年代、惑星探査における画期的飛躍となった探査機「ボイジャー」を再現、大型のパラボラアンテナ、長大かつ複雑なセンサー、カメラ類など、「ボイジャー」の特徴を再現した内容となっています。 【 無人宇宙探査機 ボイジャー (ハセガワ サイエンスワールドシリーズ SW02) プラモデルの内容 】■ 無人宇宙探査機 ボイジャー 全体構造 ●無人惑星探査機「ボイジャー」を再現したプラスチックモデル組立てキットです。 ●「無人宇宙探査機 ボイジャー」の実物大レプリカを徹底取材し、その形状をシャープに再現、「ボイジャー」の複雑な構造やディテールを再現しながらもパーツ数は抑えられ、同機の魅力を比較的気軽に楽しむことができる内容となっています。 ・ 精密感のあるディテール表現と、「ホワイト」「ブラック」の2色のパーツ構成、メッキパーツもセットされ、塗装をしなくても実物のイメージに近い仕上がりを楽しむことができます。 ●パラボラアンテナの直径76mm、完成時の全長は394mmになる、大型キットサイズ並みの大きさになります。 ■ 無人宇宙探査機 ボイジャー 各部構造 ●「無人宇宙探査機 ボイジャー」は、大きく「探査機本体(バスハウジング)」「パラボラアンテナ(高利得アンテナ)」「計測器マスト」「原子力電池」「高磁場磁力計」「低磁場磁力」の6ブロックに分割して構成しています。 ●探査機本体は、左右、上下パネルの4パーツに分割したパーツで構成、これに計ハウジングマストや測装置ユニット、細かく分割したハウジング用の装備などを取り付けます。 ・ 探査機本体に備え付けられた「ゴールデン・レコード」は別パーツ化、メッキ仕上げのパーツになっています。 ●パラボラアンテナ(高利得アンテナ)は、傘のようなパラボラ部分は一体成型化したパーツ、先端のセンサー部分は3分割したパーツで構成しています。 ・ センサーを支える支柱は別パーツ化して再現、パラボラアンテナの接合支柱も別パーツ化して再現しています。 ●計測機器マストはパーツ上のディテールと細かく分割したパーツで独特の形状を再現しています。 ・ 表面のトラス構造は凹凸を交えたモールドで再現。 ・ 計測機器と探査機本体を繋ぐ支柱も別パーツ化して再現しています。 ●原子力電池もパーツ上のディテールと細かく分割したパーツで独特の形状を再現 ●高磁場磁力計は左右分割のパーツで構成、周囲の支柱は3分割したパーツで再現しています。 ●低磁場磁力計(探査機本体から長く突き出た機器)は4分割のパーツで構成、棒状に繋ぎ合わせて組み立てます。 ・ 表面のトラス構造は凹凸を交えたモールドで再現、先端に向かい捻じれていくような形状も再現しています。 ●「無人宇宙探査機 ボイジャー」を展示する専用のスタンドが付属しています。 ・ 台座部分は半地球儀状のモールドを施したクリアーパーツです。 ・ 支柱はステンレス製です。 ■ その他付属品 ●「ボイジャー」の解説が書かれたカラーの「解説カード」が付属、実機「無人宇宙探査機 ボイジャー」への理解を深めながら組み立てを楽しんでください。 ●オマケパーツとして、メッキ加工した「地球外生命体」のフィギュアが付属しています。 【 無人宇宙探査機 ボイジャー (ハセガワ サイエンスワールドシリーズ SW02) 塗装とマーキング 】●組立説明書内に塗装図をモノクロでプリントしています。 ・ 塗装の際に使用する塗料の種類も記載しています (Mr.カラー / 水性ホビーカラー)。 【 無人宇宙探査機 ボイジャー (ハセガワ サイエンスワールドシリーズ SW02) パッケージ内容 】・ 無人宇宙探査機 ボイジャー ×1 ・ 地球外生命体 ×1 ・ 解説カード ×1 ・ 地球儀スタンド ×1 ・ 組立説明書 ×1 【 無人宇宙探査機 ボイジャー (ハセガワ サイエンスワールドシリーズ SW02) 仕様 】●「無人宇宙探査機 ボイジャー」のパーツ数 : 88 ●パーツ成型色 : ホワイト/ブラック ●「無人宇宙探査機 ボイジャー」の完成時のサイズ ・ 全長 : 394mm (ブーム含む) ・ 全幅 : 76.2mm ●2012年 完全新金型 【 「NASAのボイジャー計画」について 】●太陽系は、太陽の周囲には主に固体で構成された小型惑星、外周部には主に気体で構成された大型惑星という配列になっています。 ・ 最も外側の惑星とされていた「冥王星」は、楕円軌道と類似の天体の発見から、近年「準惑星(この名称は暫定的)」へと変更されています。 ●太陽系最大の惑星「木星」、そして宇宙の神秘を実感させる巨大な輪を持った「土星」など、外周部の惑星は謎が多い天体であり、その実態を知るということは人類が知的生命体として生まれ持った究極の好奇心「宇宙とは何か?」への答えに近づく一歩となります。 ●しかし、このような外周部の惑星は、あまりにも距離が遠いために地球からの観測では鮮明な画像やデータは得られず、探査機により接近して観測することが望まれました。 ●1970年代初めには、アメリカ「NASA」では「パイオニア計画」に基づき、「パイオニア10号」を「木星」、「パイオニア11号」では「木星」及び「土星」を目指して打ち上げが行われ、一定の成果を得ることに成功します。 ●一方、1970年代後期から1980年代前半にかけて外周惑星が直線状に並ぶという希有の天体現象が起きることが計算で判明し、惑星の重力圏を利用して加速する「スイング・バイ」航法により、「木星」~「海王星」までが観測できる「グランド・ツアー」が計画されました。 ●この「グランド・ツアー」により誕生したのが探査機「ボイジャー」で、2機が製造、「ボイジャー1号」は1977年9月、「ボイジャー2号」は1977年8月に打ち上げられました。 ・ 「ボイジャー1号」「ボイジャー2号」は全くの同型となります。 ●「ボイジャー」は、地球及び人類の様子を紹介する「ゴールデン・レコード」を搭載、これは遠い将来に地球外知的生命体との接触の可能性を考慮したものです。 ●同様のレコードは「パイオニア10号・11号」にも搭載されており、地球の場所、人類を紹介する図、地球上の様々の音源と、55の言語での挨拶などが収録されています。 ●探査機「ボイジャー」は、1979年に到達した「木星」を皮切りに外周部の惑星とその衛星を観測、映像の他に以下のような数々の新発見が行われました(代表的なもののみ)。 ・ 「木星」の衛星「イオ」において、地球以外で初めて活火山の存在を確認 ・ 各惑星の新たな衛星の発見 ・ 「木星」「天王星」「海王星」の輪を発見 ・ 「土星」の輪の構成の詳細を撮影 ・ 「土星」の衛星「タイタン」の大気の存在 ・ 「天王星」の自転軸が黄道面に対して横倒しとなっている ●これらの発見の一部は、天文学上極めて画期的であり、既成の宇宙観を大きく変更させることとなりました。 ●また、従来の地球からの観測によって得られたものとは桁違いな鮮明な惑星、衛星画像は人々に感動を与え、宇宙の荘厳さ、雄大、そして神秘を印象付けたのでした。 ●当初、「ボイジャー計画」では予算の都合上、「グランド・ツアー」の全てを網羅せずに「土星」までで任務を打ち切る予定でしたが、「木星」「土星」の観測の成果から、任務の継続が維持され、「ボイジャー2号」は「天王星」「海王星」へと進みました。 ●「ボイジャー1号・2号」は、「2号」による1989年の「海王星」探査を最後に、惑星探査の任務を終えてそのまま太陽系外に向けて飛行を続けており、同探査機を管理するアメリカ「NASA」の「ジェット推進研究所」では現在でもモニターを継続中です。 ●2012年の時点で、「ボイジャー1号」は太陽から約180億km、「ボイジャー2号」は約147億km離れた地点に位置し、太陽系と外宇宙の境界線である「ヘリオスフィア」へと到達しています。 ・ 以前は、太陽系の範囲は「冥王星」の軌道付近とされていましたが、その他の小天体の発見などによりその範囲は大きく広がり、太陽を中心として50~160天文単位(1天文単位は地球と太陽との距離である1.5億km)と定義が変化しています。 ●探査機「ボイジャー」は、「1号」が2020年以降、「2号」が2030年以降に搭載する原子力電池の寿命が切れて探査機としての使命は終えます ●しかし、広大で真空状態に近い宇宙では、その姿と歩みは止まることは無く、たとえ数十億年後おいて古里である地球が宇宙から存在しなくなった後でも、宇宙空間を飛び続けて行くことでしょう。
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