イギリス 空挺戦車 M22 ローカスト (T9E1) (プラモデル)ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.CB35161 スケール:1/35
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「イギリス 空挺戦車 M22 ローカスト (T9E1) プラモデル (ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.CB35161 )」です●第2次世界大戦時におけるアメリカ製の空挺戦車「M22 ローカスト」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キットで、 ●当時において世界でも希有な存在だった空挺作戦用の戦車「M22 ローカスト」を再現、アメリカ的デザインを持ちながら、重量軽減のために傾斜装甲を採用した独特なフォルムが表現されています ・ イギリス軍仕様車を再現した内容となっています 【 「M22 ローカスト 空挺戦車」について 】●第2次世界大戦前、世界の主要国では空挺部隊の潜在的能力を重要視しており、部隊編成と用兵の研究を行っていました ●空挺部隊は、落下傘降下かグライダーによる輸送により敵戦線の奥地に展開することが前提となっており、その輸送能力から基本的には軽装備となります ●このため、装甲車両に対しては非力さが否めず、これを補うために空挺作戦用の戦車の研究が各国で行われました ・ 空挺作戦用の戦車としてはグライダーによる輸送方法が主流でしたが、国によっては飛行性能を備えた「空飛ぶ戦車」が研究されています ●ただし、空挺戦車の開発にあたっては、グライダー自体の輸送能力を考慮しなければならず、大重量を収める専用のグライダーの開発や、それを曳航する航空機の必要性など、様々な問題をクリアーする必要があり、実際に空挺戦車が具現化したのは極少数の国のみでした ●アメリカ軍では、第2次世界大戦に参戦する前の1941年2月に空挺戦車の開発を開始、重量制限7.5tやグライダーに収納できる寸法などの制約を受けながら、1942年4月に試作名称「T9」として最初の試作車が完成します ●ただし、「T9」は重量過大のために改修を余儀なくされ、更には試作までに時間が掛かった分、当時の戦車としては能力不足が目立っており、その試作車の完成を待たずに改修型「T9E1」の製作が開始されています ●「T9E1」は、1942年11月に試作車が完成、翌年の4月からは量産が開始され、1944年2月までに830両が完成、生産終了後の1944年9月に「M22」として制式化されています ●「M22」は、「37mm戦車砲 M6」と7.62mm同軸機銃を武装として搭載し、足周りは「M3軽戦車」シリーズに似たボギー式サスペンションを採用、重量軽減のために傾斜装甲が取り入れられ、外観上は小型化した「M4A1中戦車」のようなフォルムを持っています ●重量は7.43tという軽量に抑えられ、最大速度56km/hという高い機動性能を誇っています ●ただし、この重量のために装甲が犠牲となっており、最大装甲は25mmで、あくまでも軽戦車としての用途に限られています ●同車は、空挺作戦を重要視していたイギリス軍も関心を示し、生産された車両の中から260両を受領、同軍の空挺部隊に配備しました ●一方、イギリス軍では「2ポンド砲」などの小口径砲の威力を向上させるために、砲身の口径を絞りながら砲弾を発射する減口砲「リトルジョン・アダプター」を開発しており、「M22」にも同装置が装備されています ・ この「リトルジョン・アダプター」は、通常の砲身の先端部に取り付けるだけの方式となっています ・ ただ、この装置は徹甲弾の装甲貫通能力を高める役割のみで、榴弾射撃には支障があるため、同装置を装着していない車両も多かったようです ●「M22」は、1945年のライン川渡河作戦「ヴァーシティー作戦」において初陣で参加、空挺部隊の貴重な戦車戦力として運用されています ●しかし、同作戦の頃にはドイツ軍は弱体化しており、特に機甲戦力は主力がハンガリー方面に投入されていたために本格的な戦車戦は展開されず、同車の活躍の場はひじょうに限定されたものでした ・ 「M22」を空輸するグライダーは「ハミルカー」という大型グライダーを使用、同機は「M22」を搭載できる積載能力を持っていましたが、積載時の重量により着陸時の事故が絶えませんでした ・ 「ヴァーシティー作戦」では、「M22」が12両投入され、「ハミルカー」の着陸時の事故により半数が使用不能となり、グライダーでの空輸の難しさを物語っています 【 「イギリス 空挺戦車 M22 ローカスト (T9E1)」のキット内容について 】●このイギリス軍が使用したアメリカ製の空挺戦車「M22 ローカスト」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ブロンコ社のディテール表現力と高い成型技術により「M22 ローカスト」を再現、車体や砲塔の基本躯体は一体成型を重視しながらも、ディテール部分は細分化されたパーツにより構成、同車のフォルムとディテールとが細かく表現されています ●キットは、ブロンコ社キット特有の細分化されたパーツ構成となっていますが、一部連結式履帯の採用や、車体内部再現ではポイントを絞った表現により、同社の他のキットと比較してパーツ数を抑えた内容となっています ●エンジンルーム以外の車体内部構造が再現されています ●「M22 ローカスト」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、一体成型によりそのフォルムを再現、ブロンコ社の成型力により防盾周りのボルト止め構造や、鋳造刻印などが表現されています ●「37mm戦車砲 M6」の砲身は、通常の状態と「リトルジョン・アダプター」を装着した状態とを選択できます ・ 「リトルジョン・アダプター」は、砲身と一体成型されています ・ 砲身及び「リトルジョン・アダプター」付き砲身は、一体成型となっており、スライド式金型により砲口部分は開口処理済みです ・ 砲尾も再現され、防危板などがパーツ化、閉鎖器は開閉状態が選択できます ・ 同軸機銃は、銃口、放熱口が開口され、機関部も再現されています ・ 防盾は1パーツで再現 ●砲塔は上下分割式です ・ 上部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ ペリスコープは別パーツで再現され、クリアーパーツとなっています ・ イギリス軍式のアンテナマウントはガート部分がエッチングパーツです ・ スモークディスチャージャーは、本体とステーとで構成、後方のガード部分はエッチングパーツにて再現 ●砲塔内部が再現されています ・ 砲塔内部は、砲尾部分の他に砲塔バスケット及びガード、座席、弾薬箱などがパーツ化 【 車体上部 】 ●車体上部は、その特異で複雑な面構成を一体成型で再現、重量軽減による簡略化が図られながらも細かな造形を持つ同車のディテールが表現されています ●車体上部は、一体成型となっています ・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ ペリスコープはクリアーパーツとなっています ・ エンジン点検ハッチは別パーツです ・ エンジングリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属 ・ 前照灯は上部の車間表示灯も含めて一体成型され、ガラス部はクリアーパーツにて再現 ・ ライトガードはエッチングパーツとなっており、装着の有無を選択できます ●フェンダーは、サイドスカート部も含めて一体成型されています ・ フェンダー上の車載工具類は固定具も含めて一体成型され、位置を固定する板はエッチングパーツとなっています ・ 排気管は5パーツで構成され、排気管カバー及び排気管の固定バンドはエッチングパーツにて再現 【 車体下部 】 ●車体下部は細分化されたパーツ構成により足周りを再現、車体自体は一体成型となっています ●車体下部はバスタブ式に一体成型されています ・ ボギー式サスペンションユニットは各12パーツにより細かく再現(全4ユニット) ・ ボギー部分は固定式です ・ 起動輪は左右分割式、下部転輪は一体成型です ・ 誘導輪は一体成型で、履帯接触部の肉抜き穴が開口されています ●操縦席部分、戦闘室部分の車体内部が再現されています ・ 操縦席部分は、座席、操行レバー、トランスミッション及び最終減速器、メーターパネルなどがパーツ化 ・ 戦闘室内部は、エンジン隔壁、ドライブシャフト、脱出ハッチなどが表現されています 【 履 帯 】 ●履帯は、一部連結式履帯が付属しています ・ 上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつが分割されたパーツとなっています ・ 上部の繋がった状態のパーツには、上部転輪による弛みが表現されています ●履帯は、裏側に2枚のセンターガードが付いたシングルピン式履帯が再現されています ●ペリスコープ、前照灯のガラス部を再現するクリアーパーツが付属 ●排気管カバー、エンジングリルのメッシュ、ライトガードなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 塗装とマーキング 】 ●「M22 ローカスト」のマーキングとして、イギリス軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第6空挺機甲偵察連隊 車台番号T-159184 (1944年10月) ・ 第6空挺機甲偵察連隊 車台番号T-158978 (1944年10月) ・ 第6空挺機甲偵察連隊 車台番号T-158977 (1944年10月) ●説明書の塗装例に基づく、部隊マーク、重量表示、車台番号などを再現したデカールが付属しています ●2013年 完全新金型
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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