ロシア SU-152 (KV-14) 自走砲 初期型 クルスク戦 (可動キャタピラ & インテリア) (プラモデル)ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.CB35113 スケール:1/35
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「ロシア SU-152 (KV-14) 自走砲 初期型 クルスク戦 (可動キャタピラ & インテリア) プラモデル (ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.CB35113 )」です●第2次世界大戦中期におけるソ連軍の「重自走砲 SU-152」の「初期型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「猛獣ハンター」という異名を持ち、クルスク戦においてドイツ戦車キラーとして活躍した「SU-152」の「初期型」を再現、重戦車をベースとして突撃砲形式に重榴弾砲を装備したソ連軍戦闘車両らしい凶暴なスタイルを再現した内容となっています ●ブロンコ社製「ロシア SU-152 (KV-14) 自走砲 後期型 (可動キャタピラ & インテリア)」をベースとして、「初期型」を再現するために戦闘室、フェンダー、エンジンデッキなどを新規パーツへと変更したバリエーションキットとなります ・ エンジングリルのメッシュの表現は、プラパーツとエッチングパーツとの選択式へと変更されています 【 「SU-152 自走砲」について 】●1941年、独ソ戦が開始されるとドイツ軍は破竹の勢いでソ連軍を撃破し、進撃を続けました ●ソ連軍自体は、多くの兵員数と戦闘車両を持つ世界最大の陸軍大国であり、甚大な被害を受けながらもドイツ軍の勢いを削ぐことに成功しますが、戦車の損害は大きく、戦前から配備されていた主力戦車「BT-7」や「T-26」が数多くが撃破された結果、従来の軽戦車指向ではなく、「中戦車 T-34」、「重戦車 KV-1」という組み合わせで生産と配備が急ピッチで進められました ・ ただし、潤沢な戦車を保有していたソ連軍というイメージとは裏腹に、実際では戦車不足が深刻化、捕獲したドイツ軍の「3号戦車」を利用した自走砲「SU-76i」も造られています ●ソ連軍は、生産コストが安く、大型の砲を装備できるドイツ軍の「突撃砲」の形式に早くから注目、戦車不足という背景から同種の車両の開発に着手します ●一方、1942年末にはドイツ軍が「重戦車 タイガー 1」を戦線に投入、この重戦車はソ連軍戦車を完全に凌駕する性能を持ち、同車に対抗する手段の開発が急がれました ●この対抗車輌の開発にあたっては、ソ連軍が進めていた突撃砲の開発を下敷きとして行われ、短期間での開発の後に1943年3月に「SU-152」が制式化されました ●「SU-152」は、当時のソ連軍の重戦車の主力であった「KV-1S」の車体を使用、密閉型の戦闘室に重砲部隊の装備であった「152mm榴弾砲 ML-20S」を搭載しています ●この「152mm榴弾砲 ML-20S」の装甲貫通能力は2000m以内であれば「タイガー 1」の前面装甲を撃ち抜く性能を持っており、仮に貫通しなくても152mmという大口径弾による弾体威力は凄まじく、戦闘能力を喪失してしまう破壊力を擁しています ●ただ、この砲は重砲をそのまま転用した関係から、分離装薬により発射速度は極めて遅く、砲弾自体も20発しか搭載できない欠点を持っていました ●「SU-152」は、1943年7月の「クルスク戦」から実戦に参加、その重火力によりドイツ軍重戦車「タイガー 1」や中戦車「パンター」などを正面から撃破する能力を持つ、当時のソ連軍の唯一の車輌として活躍しました ・ 砲火力は「SU-152」が勝っていましたが、照準装置などの光学機器はドイツ軍の方が遥かに優れていたために、実質的には正面同士の戦闘には厳しいものがありました ●「SU-152」は1943年末までに約700両が生産、「KV-1S」が後継車両である「JS」シリーズへと生産を移行すると、同車両をベースとし、戦闘室部分は「SU-152」をほぼ継承したタイプである「JSU-152」へと変更されています 【 「ロシア SU-152 (KV-14) 自走砲 初期型 クルスク戦 (可動キャタピラ & インテリア)」のキット内容について 】●このソ連軍の重自走砲「SU-152」の「初期型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●ブロンコ社のディテール表現力と高い成型技術により「SU-152 初期型」を再現、ソ連軍車輌らしい荒々しさと質素さを表現しながらも、同社ならではの細部再現を重視した内容となっています ●「SU-152」の「前期型」では戦闘室天板の周囲パネル部が切り立った形状で上部に突き出し、視野確保のためにペリスコープの位置が切り取られており、天板部にベンテレーターがないのが特徴となっています ●操縦席部分、エンジンなどの車体内部の一部が再現されています ●「SU-152 重自走砲」は、「砲身部」「戦闘室」「エンジンデッキ部」「車体下部」の4ブロックで構成されています 【 砲身部 】 ●砲身部は、先端部分だけではなく砲架などの内部機能を再現、特徴的なマズルブレーキも確かな成型技術によりシャープに表現されています ●「152mm榴弾砲 ML-20S」の主砲砲身は、砲身部分とマズルブレーキの前後分割式です ・ マズルブレーキは砲口が開口処理済みで、特徴的な側面のスリットも再現 ・ マズルブレーキ固定用のボルトも彫刻されています ・ 砲身は上下、左右に可動します ●砲尾と砲身下部の揺架、砲架も再現されています ・ 砲尾は8パーツで構成され、閉鎖器は開閉状態が選択できます ・ 揺架は3パーツで構成、その薄さと外部及び内部のリベットが表現されています ・ 砲架は左右分割式で、これに砲手席、照準器、操作ハンドルなどを取り付けます ●防盾は1パーツで構成、荒々しい鋳造肌が表現されています 【 戦闘室 】 ●戦闘室は、表面が荒れた装甲板、上部の装甲板の切断面表現など、「SU-152」の持つ荒々しさが表現されています ●戦闘室は一体成型となっており、これにフェンダーパーツを取り付けます ・ 上部及び後部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ ベンチレーター、ペリスコープカバーがパーツ化 ・ ペリスコープ本体はクリアーパーツとなっています ・ 上方の手摺りがパーツ化 ・ 前照灯のガラス部はクリアーパーツ、ライトコードもパーツ化されています ・ 操縦手用の視察ハッチは、開閉状態が選択できます ・ 戦闘室前面の小型フックは、エッチングパーツにて再現 ・ フェンダー前端部のマッドフラップはエッチングパーツとなっており、装着の有無を選択できます 【 エンジンデッキ部 】 ●エンジンデッキ部は、一体成型となっています ・ デッキ前部のエンジングリルは、プラパーツとエッチングパーツとの選択式です ・ 最後部の吸気グリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています ・ エンジンデッキの点検ハッチは別パーツで、内部の開閉機能も再現されており、開閉状態が選択できます ●後部の予備燃料タンクは前後方向に3分割式です ・ 把手がパーツ化 【 車体下部 】 ●足周りは、可動式のトーションバーサスペンションと転輪、そして可動式の履帯によりその動きを楽しむことができます ●車体下部は、バスタブ式に一体成型され、後部パネルは別パーツです ・ サスペンションアームは別パーツで、車体の反対側に接着するトーションバーパーツに接続させます ・ ダンパーは、基部の部分が車体下部にモールドされ、本体部分は別パーツです ・ 転輪、誘導輪、起動輪は左右分割式で、内蔵させるプラパーツの軸により回転可動します 【 履 帯 】 ●履帯は、1枚ずつが分割された連結式可動式履帯が付属しています ・ 履帯両側からピンにより固定する方式です ・ 履帯を作製する治具のパーツが付属 ●履帯は、「SU-152 初期型」に装着された「KV-1S」用の履帯が表現されており、モデルカステン製「JS-2 スターリン Bタイプ用履帯」がこれに対応しています 【 車体内部 】 ●砲尾、操縦席部分、戦闘室の各座席、エンジン部分が再現されています ・ 操縦席部分は、座席、メーターパネル、レバー、ペダル類がパーツ化 ・ 各乗員の座席が再現され、展開状態と収納状態とを選択できます ・ エンジンがパーツ化されており、24パーツにて細かく再現されています ●牽引ワイヤーは、アイの部分がプラパーツ、ワイヤー本体は付属の銅製ワイヤーを使います ・ アイの部分は2種類が用意されており、選択して使用します ●前照灯のガラス部、ペリスコープを再現するクリアーパーツが付属しています ●車体後部のエンジングリルのメッシュ、最後部の吸気グリルのメッシュ、予備履帯固定具、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 塗装とマーキング 】 ●「SU-152 初期型砲」のマーキングは、ソ連軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第1539自走砲連隊 (カレリア / 1944年6月) ・ 所属不明 (1943年夏) ・ 所属不明 (1943年冬) ・ 所属不明 (1943年冬) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています ●2013年 一部新金型
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