ロシア SU-152 (KV-14) 自走砲 後期型 (可動キャタピラ & インテリア) (プラモデル)ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.旧CB35109 スケール:1/35
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「ロシア SU-152 (KV-14) 自走砲 後期型 (可動キャタピラ & インテリア) プラモデル (ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.旧CB35109 )」です●「ロシア SU-152 (KV-14) 自走砲 後期型 (可動キャタピラ & インテリア)」です●第2次世界大戦中期以降におけるソ連軍の「重自走砲 SU-152」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「猛獣ハンター」という異名を持ち、ドイツ軍戦車相手に活躍した「SU-152」を再現、固定式戦闘室に152mm重榴弾砲を搭載するというソ連軍車輌らしい凶暴さを感じるフォルムが表現されています 【 「SU-152」について 】●ソ連軍は、多砲塔戦車「T-35」の後継として「重戦車 KV-1」を1939年に採用しました ●同年に開始されたフィンランド戦における戦訓から、強力な砲火力を持つ戦車の必要性が高まり、「152mm榴弾砲 M10」を装備した「KV-2」を急遽開発、前線に投入して高い評価を得ています ●1941年独ソ戦が開始、この戦争ではフィンランド戦のような陣地戦ではなく機動戦が行われ、機動性能が低く、重量の重い砲塔を搭載した「KV-2」は思うような活躍ができず、多くが故障もしくは孤立により撃破されてしまいます ●このため、独ソ戦の開始以降は生産が中止され、対戦車戦に適した「T-34」や「KV-1」などに生産が集中されました ●ただ、その「KV-1」は、大重量と後輪駆動式によるトランスミッションの配置の関係で機動力が低く、戦場に出れば強靭な防御力により無敵の強さを発揮したものの、故障などにより戦場に到達できない事例が多く発生し、現場や用兵側から不満が噴出します ●そこで、装甲を薄くし、無駄なスペースを削った軽量型である「KV-1S」が登場、機動性能は大きく向上し、一定の評価を獲得します ●一方、ドイツ軍の重戦車「タイガー 1」の出現により、これに対抗する手段として、ドイツ軍の「3号突撃砲」の活躍からヒントを受け、「KV-2」の流れを汲んだ突撃砲形式となる重自走砲の開発が進められます ●この重自走砲には、「KV-1S」の車体が流用され、車体前部を戦闘室スペースとした「SU-152」が誕生しました ●この「SU-152」は、「152mm榴弾砲 ML-20S」を搭載、この砲の装甲貫通能力は2000m以内であれば「タイガー 1」の前面装甲を撃ち抜く性能を持っていました ●また、152mmという大口径弾による弾体威力は凄まじく、被弾角度などにより装甲を貫通することができなくても、戦闘能力を喪失してしまう破壊力を持っています ●しかし、この砲は重砲を転用したもので、分離装薬により発射速度は極めて遅く、砲弾自体も20発しか搭載できませんでした ●「SU-152」は、1943年3月より生産が開始され、同年7月の「クルスク戦」から実戦に参加、その重火力によりドイツ軍重戦車「タイガー 1」や中戦車「パンター」などを正面から撃破する能力を持つ、当時のソ連軍の唯一の車輌として活躍しました ・ 砲火力は「SU-152」が勝っていましたが、照準装置などの光学機器はドイツ軍の方が遥かに優れていたために、実質的に正面同士の戦闘には厳しいものがありました ●「SU-152」は1943年末までに約700両が生産、「KV-1S」が後継車両である「JS」シリーズへと生産を移行すると、同車両をベースとし、戦闘室部分は「SU-152」をほぼ継承したタイプである「JSU-152」へと変更されています ・ 「SU-152」では前面装甲の厚さは75mmでしたが、「JSU-152」では90mmへと強化されました 【 「ロシア SU-152 (KV-14) 自走砲 後期型 (可動キャタピラ & インテリア)」のキット内容について 】●このソ連軍の「重自走砲 SU-152」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●ブロンコ社のディテール表現力と高い成型技術により「SU-152」を再現、ソ連軍車輌らしい荒々しさと質素さを表現しながらも、同社ならではの細部再現を重視した内容となっています ●操縦席部分、エンジンなどの車体内部の一部が再現されています ●「SU-152 重自走砲」は、「砲身部」「戦闘室」「エンジンデッキ部」「車体下部」の4ブロックで構成されています ●「152mm榴弾砲 ML-20S」の主砲砲身は、砲身部分とマズルブレーキの前後分割式です ・ マズルブレーキは砲口が開口処理済みで、特徴的な側面のスリットも再現 ・ マズルブレーキ固定用のボルトも彫刻されています ・ 砲身は上下、左右に可動します ●砲尾と砲身下部の揺架、砲架も再現されています ・ 砲尾は8パーツで構成され、閉鎖器は開閉状態が選択できます ・ 揺架は3パーツで構成、その薄さと外部及び内部のリベットが表現されています ・ 砲架は左右分割式で、これに砲手席、照準器、操作ハンドルなどを取り付けます ●防盾は1パーツで構成、荒々しい鋳造肌が表現されています ●戦闘室は一体成型となっており、これにフェンダーパーツを取り付けます ・ 上部及び後部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ ベンチレーター、ペリスコープカバーがパーツ化 ・ ペリスコープ本体はクリアーパーツとなっています ・ 上方の手摺りがパーツ化 ・ 前照灯のガラス部はクリアーパーツ、ライトコードもパーツ化されています ・ 操縦手用の視察ハッチは、開閉状態が選択できます ・ 戦闘室前面の小型フックは、エッチングパーツにて再現 ●エンジンデッキ部は、一体成型となっています ・ デッキ前部の吸気口のメッシュはモールドにて再現 ・ 最後部の吸気グリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています ・ エンジンデッキの点検ハッチは別パーツで、内部の開閉機能も再現されており、開閉状態が選択できます ●車体下部は、バスタブ式に一体成型され、後部パネルは別パーツです ・ サスペンションアーム別パーツで、車体の反対側に接着するトーションバーパーツに接続させます ・ ダンパーは、基部の部分が車体下部にモールドされ、本体部分は別パーツです ・ 転輪、誘導輪、起動輪は左右分割式で、内蔵させるプラパーツの軸により回転可動します ●履帯は、1枚ずつが分割された連結式可動式履帯が付属しています ・ 履帯両側からピンにより固定する方式です ・ 履帯を作製する治具のパーツが付属 ●後部の予備燃料タンクは前後方向に3分割式です ・ 把手がパーツ化 ・ 溶接跡もモールドされています ●車体内部の一部が再現されています ・ 操縦席部分は、座席、メーターパネル、レバー、ペダル類がパーツ化 ・ 各乗員の座席が再現 ・ エンジンがパーツ化されており、24パーツにて細かく再現されています ●牽引ワイヤーは、アイの部分がプラパーツ、ワイヤー本体は付属の銅製ワイヤーを使います ・ アイの部分は2種類が用意されており、選択して使用します ●前照灯のガラス部、ペリスコープを再現するクリアーパーツが付属しています ●車体最後部の吸気グリルのメッシュ、予備履帯固定具、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています ●「SU-152 重自走砲」のマーキングは、5種類の塗装例が説明書に記載されています ・ ソ連軍 所属不明 (東部戦線 / 1944年夏) ・ ソ連軍 所属不明 (東部戦線 / 1944年春) ・ ドイツ軍捕獲車輌 (東部戦線 / 1944年3月) ・ ソ連軍 所属不明 (ハリコフ / 1943年9月) ・ ソ連軍 所属不明 (東部戦線 / 1944年3月 ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号、スローガンなどを再現したデカールが付属しています ●2012年 完全新金型
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