シャーマン ファイアフライ 1C コンポジット車体 アクセサリー付 (プラモデル)アスカモデル 1/35 プラスチックモデルキット No.35-028 スケール:1/35
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「シャーマン ファイアフライ 1C コンポジット車体 アクセサリー付 プラモデル (アスカモデル 1/35 プラスチックモデルキット No.35-028 )」です●第2次世界大戦後期におけるイギリス軍の中戦車「シャーマン ファイアフライ 1C」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット。 ●「17ポンド砲」を搭載した「シャーマン ファイアフライ」シリーズの中で、1944年の秋以降の主力となった後期型車体の「コンポジットハル」タイプを再現、車体前面は鋳造、車体後部は溶接式となる独特の形状が表現されています。 【 イギリス戦車 シャーマン ファイアフライ について 】●イギリス軍は大戦初期において、主力の対戦車砲として「2ポンド対戦車砲 (口径40mm)」を装備、この砲はドイツ戦車に対して非力さが目立ったために、代わって「6ポンド対戦車砲 (口径57mm)」が配備されるようになります。 ●この「6ポンド対戦車砲」は口径の割りには高い装甲貫通能力を持っていましたが、将来、この砲でも撃破出来ない敵戦車が登場することが予想され、より大型の対戦車砲の開発が進められました。 ●その結果、1942年8月に完成したのが「17ポンド砲 (口径76.2mm)」で、この砲は高い装甲貫通能力を誇りました 。 ●イギリスは火砲開発技術が世界トップクラスであり、更に高い威力を発揮する為に高性能の砲弾も開発、「17ポンド砲」用の「APCBC(被帽式高速徹甲弾)」では1000mの距離で140mm厚の装甲板、更には1944年の夏頃に登場した「APDS (装弾筒付き徹甲弾)」においては、同距離にて195mm厚の装甲板を貫通する能力を誇り、ドイツ軍の「88mm対戦車砲」(71口径型)に匹敵する程の高い貫通能力を示しました。 ●「17ポンド砲」は車載化も考慮された設計で、威力の割りにはコンパクトな砲となっており、早速戦車に搭載する計画が進められましたが、肝心のイギリス戦車の中ではターレットリング径の関係から搭載できる戦車はありませんでした。 ●そこで、目を付けられたのが、武器供与としてイギリス軍で使われ始めたアメリカの中戦車「M4」で、この戦車は開発当初から将来の搭載砲の大型化を考慮してターレットリングが大きいのが特徴でした。 ●この「17ポンド砲」を搭載した「M4 中戦車」シリーズは「シャーマン ファイアフライ」(もしくは「ファイアフライ」)と呼ばれ、「ノルマンディ戦」から実戦参加、ドイツ軍の「パンター中戦車」や「タイガー重戦車」の正面装甲を突き破ることができる当時では唯一の連合軍戦車でした。 ●この「シャーマン ファイアフライ」は、イギリス軍で導入された「M4 中戦車」シリーズの中の「M4」や「M4A4」に搭載されており、「M4 中戦車」シリーズのイギリス軍の名称によって、「シャーマン ファイアフライ 1C」、「シャーマン ファイアフライ 5C」と呼称されました。 ・ イギリス軍では「M4」を「シャーマン 1」、「M4A1」を「シャーマン 2」、「M4A2」を「シャーマン 3」、「M4A3」を「シャーマン 4」(ただし、極少数が供与されたのみ)、「M4A4」を「シャーマン 5」と呼称しました。 ・ また、搭載する火砲によって記号が付けられており、「75mm砲」搭載型は記号無し、「76mm砲」は「A」、「105mm榴弾砲」は「B」、「17ポンド砲」は「C」となります。 ・ つまり「ファイアフライ 1C」とは、「M4」をベースとした17ポンド砲搭載型を表しています。 ●アメリカ軍では、30気筒式のエンジンを搭載する「M4A4」は整備上の観点から嫌われており、訓練用車輌の他は、そのほとんどが供与向けとなりました。 ●そのため、イギリス軍には「M4A4」が多く装備され、「シャーマン ファイアーフライ」も同車体を使用した「シャーマン ファイアーフライ 5C」の割合いが多くなります。 ・ イギリス人はアメリカ人よりも機械に精通しており、アメリカ軍で嫌われた「M4A4」もイギリス軍将兵からは扱い易いという評価を受けています。 ●一方、「M4 中戦車」シリーズは、1943年後半から戦訓を取り入れ防御力を向上させた後期型車体へと生産が移行されました。 ●この後期型車体の移行によって「M4A4」の生産は停止、「M4 中戦車」シリーズは「M4」「M4A1」「M4A2」「M4A3」の4車種に絞られます。 ●後期型車体では、分割式の車体前面装甲を1枚物へと変更、誘爆を防ぐために湿式弾庫が採用され、前部のハッチが斜め向きとなりました。 ●ただし、「M4」の後期型車体は、車体前部を避弾経始に優れた「M4A1」と同じ鋳造式へと変更、車内容量を確保するために車体後部は前期型車体と同じく溶接式となり、その特異な形状は「コンポジットハル」とも呼ばれます。 ・ 「コンポジットハル」の生産時期では湿式弾庫が採用されておらず、乾式弾庫の対応策として車体側面に追加装甲が貼られていました。 ・ 全溶接式の後期型車体の「M4」は、「105mm搭載型」搭載型のみとなります。 ●「M4A4」の生産中止によって新規車体が入手できなくなったイギリス軍は、「シャーマン ファイアフライ」のベースとしてこの「M4」の「コンポジットハル」を選択します(イギリス軍の名称では「シャーマン ファイアフライ 1C」となる)。 ●当初、「シャーマン ファイアフライ」は「17ポンド砲」の供給不足から1個小隊に1両の割合いに配備されていましたが、この「M4」の「コンポジットハル」ベースの「シャーマン ファイアフライ」が生産された1944年8月以降には「17ポンド砲」の供給が安定化します。 ●その結果、「シャーマン ファイアフライ」は従来多くを占めていた「M4A4」ベースの「シャーマン ファイアフライ 5C」よりも、「シャーマン ファイアフライ 1C」の方が数量的に勝るようになり、大戦末期には「シャーマン」装備の戦車小隊の半数を「シャーマン ファイアフライ」が占めています。 【 シャーマン ファイアフライ 1C コンポジット車体 アクセサリー付 (アスカモデル 1/35 プラスチックモデルキット No.35-28) プラモデルの内容 】●このイギリス軍の「シャーマン ファイアフライ 1C コンポジットハル型」を再現したプラスチックモデル組立キットです。 ●アスカ社のディテール表現力と優れたリサーチ力により「シャーマン ファイアフライ 1C コンポジットハル型」を再現、同社「シャーマンシリーズ」として実車のフォルムとディテールを追求した内容となっています。 ●ディテール表現として、全体は細分化されたパーツで構成されながらも、ただ闇雲にパーツ数を増やすのではなく、組み易さとパーツ同士の合いを考慮、更にエッチングパーツは必要最小限に絞られており、アスカ社らしい堅実さによって同車の魅力とディテールとが表現されています。 ●アスカ社製「シャーマン ファイアフライ IC コンポジット車体」のキットをベースに、デカールを変更、アクセサリーを再現した新規パーツを追加したバリエーションキットとなります。 ●「シャーマン ファイアフライ1C コンポジットハル型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックに分割した構成になっています。 ■ 砲 塔 ●砲塔は、アメリカ戦車の仕上げとなるノッペリとした鋳造肌を再現、一見すると単純な造りと誤解される砲塔をディテール感豊かに表現しています。 ●「17ポンド砲」の砲身は左右分割式となっています。 ・ 先端部のマズルブレーキは別パーツで、左右分割式です。 ・ 砲身は、防盾部に内蔵されるポリキャップにより、上下に可動します。 ●砲塔部は、実車の鋳造構造の分割ラインに合わせた上下分割式となっています。 ・ 装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます。 ・ 車長用の直接照準器がパーツ化。 ・ 車長キューポラは別パーツで、取り付け位置を自由に選択できます。 ・ 車長ハッチは開閉状態が選択できます。 ・ 後部の無線機収納ボックス、雑具箱は、各パネルを貼り合せる箱組み方式です。 ・ 無線機収納ボックスの上部パネルは2種類がセットされており、選択して使用します。 ・ イギリス軍仕様の特徴的なアンテナ基部は1パーツで構成。 ・ 砲塔左側面の小フックを再現するエッチングパーツが付属しています。 ・ 砲塔は左右旋回が可能です。 ■ 車体上部 ●車体上部は、「コンポジットハル型」の特徴である前部の鋳造部分と後部の圧延鋼板の違いを明確に再現、細かな溶接跡や各部の水抜き穴などの細部も表現されています。 ●車体上部はエンジンデッキ、後部パネルを除き、一体成型となっています。 ・ エンジンデッキ部は、前後方向に3分割されています。 ・ 側面の追加装甲、サイドスカート取り付け基部(プラパーツ)は別パーツです。 ・ 操縦手ハッチ、前方機銃手ハッチは別パーツで開閉状態が選択できます。 ・ 前照灯のガラス部を再現するクリアーパーツが付属。 ・ 後部のエアークリーナーは、角型と円筒型とを選択できます。 ・ 車体後部の吸気口のメッシュを再現するエッチングパーツが付属。 ■ 車体下部 ●車体下部の特徴的なサスペンションは、アスカ社の表現力によりそのディテールを再現、「M4中戦車」シリーズとしての転輪などのバリエーションも用意されています。 ●車体下部は各パネルを貼り合せる箱組み方式となっています。 ● 「VVSS」サスペンションは、リターンローラーの支持架が斜めとなった後期型が再現されています。 ・ 各サスペンションユニットは14個のパーツにより細かく再現されています。 ・ サスペンションのアーム部分は可動式で、内蔵させる特殊なゴムシートによりスムーズかつ反発性の有る動きが再現されています。 ・ サスペンション部は左右分割式で、サポートローラーと垂直式バネ、ゴムシートなどを挟み込み、これにサスペンションアームを取り付けるパーツ構成となっています。 ●起動輪、誘導輪、転輪は2種もしくは3種用意されており、選択して使用します。 ・ 起動輪は、肉抜き穴が有る「標準型」、肉抜き穴が斜めに付いている「クライスラー型」、そして肉抜き穴の無い「後期型」の3タイプが付属しています。 ・ 誘導輪及び転輪は、前期のスポークタイプと、後期のプレスタイプとが付属しています。 ・ 起動輪、誘導輪、転輪、リターンローラーは可動式です。 ■ 履帯 ●履帯は接着、塗装が可能な素材によるベルト式履帯が付属しています。 ・ ラバーシェブロン型の「T48 履帯」を再現、外側にエンドコネクター(「ダック・ビル」)を装着した状態となっています。 ・ 同履帯を再現する連結式履帯として、モデルカステン製「M4シャーマン戦車用履帯 T48型 (可動式)」がこれに対応しています。 ■ フィギュア ●戦車長のフィギュアが1体付属しています。 ・ 片腕をハッチ部分に置き、前方を見て佇んでいるポーズです。 ・ 服装は、野戦服を着用、ベレー帽を被った姿です。 ・ 服の皺の表現はスケールに沿ったものとなっています。 ・ フィギュアは、頭部、胴体、両腕のパーツ構成です。 ■ アクセサリー ●アクセサリーパーツが付属しています。 ・ 雑具箱2種 ×各2 ・ 17ポンド砲 弾薬ケース ×4 ・ 機銃弾薬箱 ×4 ・ ジェリカン ×2 ・ 水用ジェリカン ×2 ・ 2ガロン携行缶 ×6 ・ ビスケット缶 ×4 ・ ケトル ×1 ・ バケツ ×1 ・ 洗面器 ×1 ・ ワインボトル ×6 ・ 一升瓶 ×1 ・ 石油ランプ ×1 ・ 予備履帯 ×12枚 ●ワインボトルと一升瓶のラベル、弾薬表示などを再現したデカールが付属しています。 ●ペリスコープや前照灯のガラス部などを再現するクリアーパーツが付属。 ●吸気口のメッシュ、エンジン点検ハッチのメッシュなどを再現するエッチングパーツが付属しています。 【 シャーマン ファイアフライ 1C コンポジット車体 アクセサリー付 (アスカモデル 1/35 プラスチックモデルキット No.35-28) 塗装とマーキング 】●「シャーマン ファイアフライ 1C コンポジットハル」のマーキングとして、イギリス軍及びイギリス連邦軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています。 ・ 第7機甲師団 第22機甲旅団 第5近衛竜騎兵連隊 C中隊 (オランダ / 1945年) ・ 第4機甲旅団 王立スコッツ・グレイズ連隊 A中隊 (ドイツ / 1945年) ・ 近衛機甲師団 アイルランド近衛連隊 第2機甲大隊 A中隊 (ドイツ / 1945年) ●説明書の塗装例の基づく、国籍マーク、部隊マーク、車台番号、砲身部の迷彩などを再現したデカールが付属しています。 ●2013年 一部新金型。
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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