M109A6 パラディン 自走榴弾砲 (プラモデル)AFV CLUB 1/35 AFV シリーズ No.AF35248 スケール:1/35
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「M109A6 パラディン 自走榴弾砲 プラモデル (AFV CLUB 1/35 AFV シリーズ No.AF35248 )」です●現用アメリカ軍の主力自走榴弾砲「M106A6 パラディン」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●1960年代に開発された「M109自走砲」をベースとしながらも、改良により自走榴弾砲としての最新の能力を持つ「M109A6 パラディン」を再現、長砲身と大型のマズルブレーキ、そして装備品を含む大型の砲塔構造物を擁する迫力溢れるフォルムを再現した内容となっています 【 「M109A6 パラディン」について 】●戦後のアメリカ軍の自走榴弾砲の開発は多岐に及び、1951年に105mm砲を搭載した「M52」、1952年は「M52」をベースに主砲を155mm砲とした「M44」、同じ1952年には重自走砲の「M53」「M55」、1961年は完全露出型となる「M107」「M110」が登場しました ●これらの自走砲の開発を経て、アメリカ軍における自走榴弾砲の理想像が確立され、対砲兵射撃に対抗するために、砲弾の弾片に対する防御力として密閉型の車体を持ち、どの位置の敵に対しても間接砲撃が可能な全周式の旋回砲塔、そして陣地変換が容易な適度な機動力を持つものとされました ●この理想的な自走榴弾砲を実現すべく1962年に開発されたのが「105mm砲」を搭載した「M108」で、次いで「M108」の設計をベースに「155mm砲」を搭載するタイプとして「M109」が1963年に登場します ●当時のアメリカ軍は、榴弾砲の口径として「105mm砲」と「155mm砲」、そして軍団レベルの重砲として「203mm砲」の3種が運用されていましたが、「105mm砲」は威力不足との観点から重砲以外の榴弾砲は「155mm砲」のみに統一されることとなります ●このため「105mm砲」搭載型となる「M108」は短命に終わり、「M109」がアメリカ軍の自走榴弾砲の主力として生産、配備されて行きました ●また、「M109」は西側諸国に広く採用され、イギリス、西ドイツ、イスラエル、韓国などが装備、西側陣営の主力自走榴弾砲と言うべき存在となりました ●この「M109」は、1963年の制式化以降、長砲身化による射程延長や射撃統制装置の変更などにより「M109A1」~「M109A5」まで改良が続けられます ●「M109」シリーズは、登場してから相当な年代が経ち、通常の兵器の常識から考えて旧式化は免れない存在でしたが、試行錯誤による開発経緯から誕生した信頼性の高い性能と、余裕のある造りからアップデードを繰り返し、その自走榴弾砲としての性能は常にトップクラスを維持していました ●「M109A6 パラディン」は、1990年に登場した「M109」シリーズの最新タイプで、ドイツ連邦軍の「PzH2000」やイギリス軍の「AS-90」などの最新型の自走榴弾砲に匹敵する能力を持つ改良型となります ●「M109A6 パラディン」は主砲を長砲身型である「39口径 155mm榴弾砲 M284」に変更、通常弾で24km、ロケット補助推進弾で30kmの長射程を誇っています ●「M109A6 パラディン」は、短時間に多量の砲弾を発射することができるよう、給弾システムは半自動装填装置を搭載、バースト射撃時には1分間に8発を射撃できる能力を持ちます ●さらに長射程であっても目標に向かって精密な射撃を可能になるように、射撃統制装置には新型の自動射撃統制システム「AFCS」を装備、このシステムには弾道コンピューター、砲制御機能、ディスプレイ表示、データ共有装置などを持ち、スペック以上に自走砲として高い射撃能力を持っているのが特徴です ●「M109A6 パラディン」はアメリカ軍の主力自走砲として2003年の「イラク戦争」からなどにおいて活躍、また中東を始めとする親米諸国へと輸出され、その自走榴弾砲としての高い能力は現在においても揺るぎないものとなっています 【 「M109A6 パラディン 自走榴弾砲」のキット内容について 】●この現用アメリカ軍の主力自走榴弾砲「M106A6 パラディン」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●AFVクラブ社のディテール表現力により「M106A6 パラディン」をディテール感豊かに再現、同車らしい各種装備品を砲塔部に数多く備えた姿と、現用車両ならではの細かな造りを細分化されたパーツ構成で再現した内容となっています ●AFVクラブ社のキットらしく、砲身本体は金属パーツと金属バネを使用した後座可動式、足周りのサスペンションアームはトーションバー式による上下可動式で、長大な砲身と大型のマズルブレーキを装備した「M106A6 パラディン」の動きのあるモデリングを楽しむことができます ●AFVクラブ社製「M109A2 自走榴弾砲」をベースに、「M106A6 パラディン」を再現するために、砲塔及び砲塔装備品、砲身、トラベリングロックなどを新規パーツへと変更したバリエーションキットとなります ●「M106A6 パラディン」は、「砲身部」「砲塔」「車体」の3ブロックで構成されています 【 砲身部 】 ●主砲「39口径 155mm榴弾砲 M284」を精緻なパーツ構成で再現、太く伸びた砲身にマズルブレーキ、戦闘室内部の砲尾部分も再現されています ●砲身は、マズルブレーキ後端部から砲尾前端部まで延びる長大な金属製の砲身パーツに、マズルブレーキ、排煙器、砲尾、防盾などを取り付ける構成となっています ・ 砲身後部に付属している金属製のスプリングを装着することで、砲身は後座可動式となります ●砲身は金属製砲身で、砲口部分が開口処理されています ・ 砲身のマズルブレーキ、排煙器は別パーツで、それぞれ左右もしくは上下分割式です ・ マズルブレーキ内側中央部の間仕切り部分は別パーツにて再現 ●砲尾は、前後方向に3分割式となっています ・ 閉鎖器は7パーツで再現され、開閉状態が選択できます ・ 閉鎖器及び砲尾部分のネジ山がパーツ化され、その隔累式閉鎖器の機能が表現されています ●防盾は、円弧状に3分割式となっており、防盾から延びる駐退器などは別パーツです ・ 防盾(砲身)は、基部に内蔵させるポリキャップにより上下可動します ・ 防盾上部をカバーするキャンバス覆いを再現したパーツが付属 【 砲 塔 】 ●砲塔は、「M106A6 パラディン」の特徴である角型形状をスライド式金型を用いた一体成型で再現、天板部には滑り止め部分や溶接跡、側面には小フックなどが繊細なモールドで彫刻されています ●砲塔は上下分割式で、後部の弾薬バスルの天板及び側面パネルは別パーツとなっています ・ 砲塔側面のドアは別パーツで開閉状態を選択することができます ・ 砲塔上部の装填手ハッチは開閉可動式となっています ・ 砲塔上部及び側面に装備される機銃弾薬箱、ジェリカン、クリーニングロッドなどが個別にパーツ化 ・ 天板部と側面の各種フック類は別パーツ化により細かく再現 ●砲塔上部の照準サイトは左右分割式で、内部の照準器がパーツ化されています ・ 照準サイトのガラス部を再現するクリアーパーツが付属 ・ 照準サイトは回転可動式です ●車長キューポラは上下3分割式で、機銃架、車長ハッチは別パーツにて再現 ・ 車長ハッチは開閉可動式です ・ 車長用のペリスコープはクリアーパーツです ●「M2重機関銃」は6パーツで構成されています ・ 前方の放熱筒の放熱口は開口処理されており、これに銃身パーツを取り付けます ・ 銃身は、フラッシュハイダー付きとフラッシュハイダーなしの状態を選択することができます ・ 銃口部分が開口処理されています ・ 機銃架及び弾薬箱受け、固定装置などが細分化されたパーツ構成で再現 ●後部のバスケットはパネル状の各パーツを貼り合わせて作製します ・ バスケット部に張られたメッシュを再現するエッチングパーツが付属 【 車 体 】 ●車体は各パネルを貼り合せる箱組み方式です ・ スポンソン部分などはダボとしての凹凸パターンが付いており、確実に形となるように工夫されています ・ 複雑な形状の車体前部は1パーツにて再現 ●車体上部は、エンジングリル、前部の点検ハッチは別パーツとなっています ・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 操縦手用のペリスコープユニットはクリアーパーツです ・ ペリスコープカバーは別パーツで、開閉状態が選択できます ・ 前照灯のガラス部、赤外線ライト部はクリアーパーツが用意されています ●トラベリングロックは、その複雑な造りが14パーツで構成されています ・ トラベリングロックは起倒可動式です ・ 砲のロック部分も開閉可動式となります ●車体後部は、後部ドアが別パーツ化され、開閉可動式となっています ・ 後部左右に装備されている駐鋤は、各6パーツで構成され、可動式とすることができます ●足周りは、サスペンションアームが車体パネルとは別パーツ化、トーションバーで延長されてその基部で接着する方式となります ・ サスペンションアームは上下可動式とすることができます ・ 起動輪、誘導輪、転輪は内蔵させるポリキャップにより回転可動します ・ 誘導輪は4分割式により履帯との接触部の肉抜き穴を再現 ・ 転輪は4分割式によりリム内側のオーバーハング部分を再現 【 履 帯 】 ●履帯は、接着及び塗装が可能な素材によるベルト式履帯が付属しています ・ 履帯は、表面のパッド形状が楔形となるダブルピン式履帯「T-154」が表現されています ●前照灯のガラス部、赤外線ライト部、各ペリスコープなどを再現するクリアーパーツが付属 ●砲塔後部のバスケットのメッシュなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 塗装とマーキング 】 ●「M106A6 パラディン」のマーキングとして、5種類の塗装例が説明書に記載されています ・ アメリカ陸軍 (3色迷彩) ・ アメリカ陸軍 (3色迷彩) ・ アメリカ陸軍 (デザートイエロー単色塗装) ・ アメリカ陸軍 (3色迷彩) ・ アメリカ陸軍 (デザートイエロー単色塗装) ●説明書の塗装例に基づく、車輌番号、部隊記号、部隊表記、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています ●2013年 一部新金型
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