ドイツ海軍 重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー 1941 (プラモデル)ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.W157 スケール:1/700
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「ドイツ海軍 重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー 1941 プラモデル (ピットロード 1/700 スカイウェーブ W シリーズ No.W157 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ海軍の重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー級」の1番艦、重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット ●通商破壊戦活動時、大型艦として最も活躍した重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」を再現、他の国の重巡洋よりも一回り大きな船体と、戦艦、巡洋戦艦に似たシルエットを持つ、均整が取れた姿を再現した内容となっています 【 「ドイツ海軍 重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー 1941」のキット内容について 】●ドイツ海軍の重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●ピットロード社の外国艦シリーズのフォーマットにのっとり重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」を再現、艦橋を初めとする上部構造物は各パネルごとに細分化したパーツ構成で、船体上のディテール表現に重きを置いた内容となっています ●重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」は、1941年時の状態が再現されています ●艦体喫水線から上の部分が再現された洋上モデルと、喫水線から下の艦底部も再現されたフルハルモデルとを選択して組み立てることができます ●「アドミラル・ヒッパー」の船体は上下にブロック分けしたパーツ構成で、これに上甲板、上部構造物、各艤装類を取り付けて作製します ●船体は、喫水線の部分で上部と下部とに分割されたパーツ構成となっています ・ 船体下部は、洋上モデル用の船体下を塞ぐ平らな船底パーツと、フルハルモデル用の艦底部を再現したパーツが付属、再現したい状態により選択して使用します ・ 船体側面には、バルジが表現され、舷側の舷窓、ホースパイプなどがモールドで再現されています ・ フルハルモデル用の船体下部のシャフト、プロペラ(スクリュー)、舵が別パーツ化 ●上甲板は、鎖錨甲板も含めて一体成型のパーツで再現されています ・ 甲板上には、木甲板表現、波除け、主砲塔台座などの基本躯体の他、ボラード、アンカーチェーン、天窓、昇降口などの細かなディテールが再現 ●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「シェルター甲板部」「主砲部」「煙突部」「後部構造物」「マスト部」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます 「アドミラル・ヒッパー」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています ●艦橋 ・ 艦橋は、7層で構成されており、各層は箱組み状に各パネルを貼り合わせる構造物と、ブルワーク部とで形成されています ・ 艦橋窓は、窓枠部分が凸モールド、窓の部分が一段凹んだ状態で再現 ・ 艦橋窓枠は、窓の部分が一段凹んだ状態で再現されています ・ 主砲射撃指揮装置は、独立した一体成型のパーツで再現 ・ 各パネルには艦橋各部の窓、扉などが彫刻されています ・ 艦橋に装備される、レーダー(×1)、20mm単装機銃(×2)、37mm連装機銃(×2)などが別パーツにより再現されています ●シェルター甲板部 ・ シェルター甲板部は、側面部分が各パネルで構成され、これに主砲台座を一体成型したシェルター甲板を取り付けます ・ 側面の各パネルには、窓、梯子、扉などがモールドされています ・ シェルター甲板部に装備される、10.5cm連装高角砲(×4)、20mm単装機銃(×2)などが別パーツ化 ●メインマスト、後檣 ・ 艦橋部分のメインマストは、一体成型のパーツで再現されています ・ 後檣は、上下で分割されたマスト本体に、下部の支柱、見張り台、フラットなどを取り付ける構成となっています ・ 後檣に装備される、探照灯(×2)などが別パーツ化されています ● 煙突 ・ 煙突はフラットの部分で分割した、上部と下部のブロックで構成されています ・ 各ブロックは左右に分割したパーツ構成となっており、煙突のトップは別パーツです ・ 煙突に装備される、20mm4連装機銃(×2)、探照灯(×2)が別パーツ化されています ●後部構造物 ・ 後部構造物は、箱組み状に各パネルを貼り合わせて作製します ・ 構造物の各パネルには、窓、梯子、扉などがモールドで再現されています ・ 後部構造物上部の後部艦橋は2層で構成 ・ 後部艦橋上部の主砲射撃指揮装置は、一体成型のパーツで再現、マストは別パーツとなっています ・ 後部構造物に装備される、37mm連装機銃(×4)、20mm単装機銃(×2)などが別パーツ化 ●カタパルト ・ カタパルトは、3段に分割した台座部分に一体成型のカタパルトを取り付けて作製します ●主砲塔部 「60口径 20.3cm連装砲」 ×4 ・ 砲塔は、上下に分割したパーツ構成で、連装状に一体成型した砲身パーツを内部から取り付けて作製します ・ 測距儀と機銃座は、砲塔とは別パーツで再現 ・ 砲塔には、リベット、梯子などのディテールが繊細なモールドで再現されています ・ 砲塔は、中央の軸と軸受けのパーツとを接着することにより旋回を可動とすることができます ●魚雷発射管 「533mm 3連装魚雷発射管」 ×4 ・ 魚雷発射管は、一体成型のパーツで再現されています ●高角砲 「65口径 10.5cm連装高角砲」 ×6 ・ 高角砲は、連装状に一体成型された砲身と砲架とで構成 ●対空機銃 「37mm連装機銃」 ×6 ・ 機銃は、連装状に一体成型された銃身部と銃架との2パーツで再現 ●対空機銃 「20mm単装機銃」 ×8 ・ 機銃は一体成型のパーツで再現しています ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ ラッタル ・ リール ・ 主錨、副錨 ・ クレーン ・ 内火艇、カッター類 ・ ボートダビット などがセットされています ●艦載機 「アラド Ar196 水上偵察機」 ×2 ・ 艦載機は、胴体、フロート、プロペラに分割したパーツ構成で、クリアパーツとなっています ●フルハルモデル用のディスプレイスタンドが付属しています ●艦名が彫刻されたネームプレートも付属 ●艦首と艦尾の甲板部分に描かれたハーケンクロイツの記号(赤色の部分は無し)、ドイツ海軍旗(直線タイプとなびいている状態の2種)、艦載機用の国籍マークなどを再現したデカールが付属しています 【 「ドイツ海軍 重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー 1941」のパッケージ内容 】・ ドイツ海軍 重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー ×1 ・ アラド Ar196 水上偵察機 ×2 ・ ディスプレイスタンド ×1 ・ ネームプレート ×1 ・ デカールシート ×1 【 「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー級」について 】●第1次世界大戦後のドイツ海軍は、ベルサイユ条約によってその保有艦艇を厳しく制限されており、1929年にようやく艦齢が古くなった艦の代替として装甲艦「ドイッチュラント級」の建造が開始されました ●装甲艦「ドイッチュラント級」に続いて建造が計画されたのが重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー級」で、計画時にはベルサイユ条約破棄が予定されていたため、様々な制限の下で建造された「ドイッチュラント級」とは異なり、制限のない状態で設計、建造が行われました ●一方、通商破壊艦としての性格が濃い「ドイッチュラント級」に対して、「アドミラル・ヒッパー級」では他の国の海軍の重巡洋艦よりも性能的に凌駕することが求められ、そのために船体は大型化、最大満載時の排水量は20,000t弱という巡洋艦としては巨大な艦となりました ●「アドミラル・ヒッパー級」の主砲は、20.3cm連装砲を4基装備、この20.3cm連装砲は最先端の火砲技術を持つドイツらしく60口径という長砲身によって33kmの最大射程を擁し、対艦攻撃だけではなく対地攻撃用としての能力も持ち合わせています ●また、「アドミラル・ヒッパー級」は、後の巡洋戦艦「シャルンホルスト級」、戦艦「ビスマルク級」とほぼ同じ艦影を持ち、このことは海戦時において対峙する連合軍に混乱を招く結果となっています ●重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー級」は、「アドミラル・ヒッパー」「ブリュッヒャー」「プリンツ・オイゲン」の3隻が竣工、他に「ザイドリッツ」「リュッツオ」が建造されましたが、「リュッツオ」は建造途中でソ連へと売却(独ソ戦の開始前)され、「ザイドリッツ」は航空母艦へと改装工事が行われています ●竣工した3隻の重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー級」は、数少ないドイツ海軍の大型艦として活躍、ただし、戦力的には世界最大の海軍力を持つイギリス海軍に対抗することはできず、本格的な海戦が発生することはありませんでした ●そして、重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー級」は、航続距離の関係で通商破壊には向いていないことからノルウェー方面とバルト海沿岸での作戦行動が中心となり、更に総統「ヒトラー」はドイツ艦隊の活動が消極的と見て大型艦艇の行動を制限、このため本来の能力を発揮する機会は少なくなりましたが、砲撃能力によって地上支援などで活躍しています 【 「重巡洋艦 アドミラル・ヒッパー」について 】●重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」は、重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー級」の1番艦として1939年4月に竣工しました ●第2次世界大戦開戦後、重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」はノルウェー進攻作戦に参加します ●このノルウェー進攻では、陸上での戦闘は連合軍側が脆弱なことから順調に進みましたが、海上においては強大なイギリス海軍が立ち向かい、両軍が甚大な被害を被り、ドイツ海軍は多くの駆逐艦を失いました ●重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」は、商船などを撃沈する戦果を挙げ、イギリス海軍の駆逐艦「グローウォーム」も沈めましたが、この駆逐艦「グローウォーム」には体当たり攻撃によって損害を受けています ●1940年11月、重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」は通商破壊戦として大西洋へと進出、輸送船団を発見し、攻撃を加えます ●しかし、船団に随伴していた護衛艦隊から反撃を受け、イギリス海軍の重巡洋艦「ベリック」を中破させる戦果を挙げるものの、自身も損傷し、ブレスト港へと帰還しました ●1941年2月、修理が完了した重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」は、再び大西洋へと出撃、護衛が随伴していない輸送船団を発見し、19隻の内、7隻を撃沈する戦果を挙げています ●1941年3月、重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」はノルウェー方面に配備され、ソ連に向けた輸送船団の迎撃任務に就きます ●しかし、ドイツ海軍の動きを察知したイギリス海軍は、この方面に航空母艦を含む強力な艦隊を派遣しており、輸送船団への攻撃は難行、ドイツ海軍の活動は「Uボート」が中心となってしまいました ●更に1942年12月の「バレンツ海海戦」では、重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」は装甲艦「リュッツオー」と駆逐艦を率いて輸送船団を迎撃するために出撃しますが、護衛艦隊の反撃を受けて撤退、輸送船を取り逃がしてしまう結果となります ●この海戦の結果を知った、総統「ヒトラー」は激高し、ドイツ海軍の大型艦艇の運用を停止させる命令を出します ●このため、以後は重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」の活動は低調となり、練習艦として運用されます ●しかし大戦末期、ドイツ領内にソ連軍が進攻、このソ連軍の足を止めるために重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」はバルト海の沿岸部に展開してソ連軍の地上部隊を砲撃、甚大な損害を与えることに成功します ●キール軍港に寄港した重巡洋艦「アドミラル・ヒッパー」でしたが、1945年5月にイギリス空軍の爆撃によってドック内で大破、そのまま放棄され終戦を迎えています
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