アメリカ海軍 重巡洋艦 インディアナポリス (CA-35) 1944 (プラモデル)トランペッター 1/350 艦船シリーズ No.05327 スケール:1/350
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「アメリカ海軍 重巡洋艦 インディアナポリス (CA-35) 1944 プラモデル (トランペッター 1/350 艦船シリーズ No.05327 )」です●「アメリカ海軍 重巡洋艦 インディアナポリス (CA-35) 1944」です●第2次世界大戦時におけるアメリカ海軍の重巡洋艦「CA-35 インディアナポリス」を1/350スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●太平洋戦域において主要な海戦に参加し、悲運な最期を遂げた「CA-35 インディアナポリス」を再現、船体中央部にカタパルトを装備し、戦艦のように3連装式の主砲塔を3基装備した特徴的なシルエットをで再現した内容となっています ●トランペッター社製「重巡洋艦 インディアナポリス CA-35 1945年 」をベースに、機銃スポンソンなどの使用するパーツを変更、艦載機を「SOC シーガル」へと変更したバリエーションキットとなります 【 「アメリカ海軍 重巡洋艦 インディアナポリス (CA-35) 1944」のキット内容について 】●アメリカ海軍の重巡洋艦「CA-35 インディアナポリス」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●主要パーツは一体成型としつつも、船体上のディテールは細分化されたパーツ構成とエッチングパーツにより重巡洋艦「CA-35 インディアナポリス」を再現した内容となっています ●重巡洋艦「CA-35 インディアナポリス」は逐次対空兵装や電子装備を中心に改装が施されており、本キットでは1944年時の状態がで再現されています ●重巡洋艦「CA-35 インディアナポリス」の艦体全体を再現したフルハルモデルとなっています ●「CA-35 インディアナポリス」の船体は左右分割のパーツで構成され、これに船首楼甲板、上甲板、上部構造物、各艤装類を取り付ける構成となっています ●船体部には、ビルジキール、デッドウッドが一体成型されており、舷側の舷窓、ホースパイプ、フェアリーダーなどがモールドされています ・ 船体部の歪みを防ぐ、桁のパーツが付属 ・ 船底の舵、推進軸、プロペラ(スクリュー)がパーツ化されています ●上甲板と船首楼甲板は、それぞれ一体成型となっており、 甲板上には滑り止めや木甲板表現の他、ボラード、昇降口、天窓などが彫刻で再現されています ●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「主砲部」「煙突部」「マスト」「前部構造物」「後部構造物」「後檣」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます 「CA-35 インディアナポリス」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています ●艦橋 ・ 艦橋は4層で構成されています ・ 各層は、基本構造物とスポンソンとで構成され、構造物の各面には扉、舷窓などがモールドされています ・ 艦橋窓枠はモールドにて再現 ・ ラッタルは、プラパーツとエッチングパーツとの選択式です ・ 艦橋上部のレーダーは基本躯体はプラパーツ、レーダー部分はエッチングパーツです ・ 艦橋前部の射撃レーダーは5パーツで構成され、パラボラアンテナと支柱のステーはエッチングパーツとなります ・ 艦橋を構成する「探照灯」(×4)が付属 ●煙突 ・ 煙突は左右分割式で、トップは別パーツとなっています ・ 上部のファンネルキャップと梯子はエッチングパーツにて再現 ●マスト ・ マストは単檣で、マスト、ヤード、フラット、トップマストを組み合わせて作製します ●後檣 ・ 後檣は三脚檣型、トップは単檣となっています ・ 三脚檣部分は前後分割式で、トラス部分はエッチングパーツです ・ 単檣部分は、ヤード、フラット、トップマストを組み合わせて作製します ・ 後檣に装備されるレーダーはエッチングパーツです ●前部構造物 ・ 前部構造物は一体成型で、スライド式金型によりスポンソン、舷窓、扉などがモールドされています ・ 前部構造物に装備される、「40mm 4連装機銃」(×2)、「20mm連装機銃」(×2)が付属 ●後部構造物 ・ 後部構造物は各パネルと甲板とを貼り合せる箱組み式で、3層のブロックで構成されています ・ 舷窓、扉などがモールドされています ・ ラッタルはプラパーツとエッチングパーツとの選択式です ・ 後部構造物に装備される、「12.7cm単装砲」(×8)、「40mm 4連装機銃」(×2)、「20mm連装機銃」(×6)が付属 ●クレーン ・ クレーンは展開図状にプリントされたエッチングパーツを接合させて製作します ●カタパルト ・ カタパルトは上下がプラパーツで、側面のトラスはエッチングパーツとなります ・ 台座は左右分割式です ●主砲塔 「55口径 20cm 3連装砲」 ×3 ・ 砲塔は上下分割式で、砲身は3連装式に一体成型されています ・ 砲身の砲口部分は開口処理済みです ・ 測距儀、救命ボートは別パーツです ●副砲 「25口径 12.7cm単装砲」 ×8 ・ 副砲は、砲身と左右分割式の砲架、そしてベース部分で構成されています ●対空機銃 「40mm 4連装機銃」 ×6 ・ 機銃は、連装式に一体成型された銃身部と、左右の防盾、砲架で構成されています ●対空機銃 「20mm連装機銃」 ×12 ・ 機銃は、連装式に一体成型された銃身部と、防盾、砲架で構成されています ●内火艇、カッター及びボートダビッド ・ カッター ×2 ●艦載機 「SOC シーガル」水上機 ×2 ・ 艦載機は、左右分割式の胴体、翼、水平尾翼、フロート、プロペラのパーツ分割です ・ 艦載機はクリアーパーツです ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 艦首、艦尾旗竿 ・ 錨 ・ 探照灯 ・ 機銃ブルワーク ・ ケーブルホルダー ・ 機銃弾薬箱 ・ フェアリーダー ・ プロペラガード ・ 各種レーダー ・ パラベーン ・ ラッタル(プラパーツとエッチングパーツの選択式) ・ リール ・ 梯子(エッチングパーツ) ・ 救命ボート ・ フローターネット バスケット(エッチングパーツ) などがセットされています ●展示用のスタンドが付属しています ・ 艦名を表示したネームプレートもセットされています ●レーダー、ラッタル、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています ●マスト、旗竿に掲げられるアメリカ海軍旗、艦番表示、艦載機用の国籍マークなどを再現したデカールが付属 ●「アメリカ海軍 重巡洋艦 インディアナポリス (CA-35) 1944」の完成時のサイズ ・ 全長 : 約53cm ●パーツ数 : 630パーツ以上 ●2014年 バリエーションキット ------------------------------------------------- 【 「重巡洋艦 CA-35 インディアナポリス」について 】●第1次世界大戦後、ヨーロッパの各国は戦火や戦費負担により勢力が弱まる一方で、その勢力と軍備とを拡張させたのがアメリカと日本です ●アメリカは近隣に敵対国がないことから、海軍力の整備を重点的に進め、日本もそれに呼応するような造艦計画を進行させていました ●このような海軍力の拡大を警戒したヨーロッパ列強は1920年代前半と1930年に軍縮会議を開催、各国の海軍には保有制限が掛けられるようになります ●アメリカ海軍の重巡洋艦「ポートランド級」はそのような軍縮条約下で建造された艦で、当初は軽巡洋艦として建造されたものの、1930年の軍縮会議によって軽巡洋艦と重巡洋艦の定義が定められ、それにより重巡洋艦に艦種が変更されています ●「ポートランド級」は、前級である「ノーザンプトン級」よりも大型化した排水量10,000tクラスの重巡洋艦で、「20cm砲」を3連装式として3基搭載、これにより連装砲を多く装備するよりも重量の軽減が達成され、従来の重巡洋艦よりも防御力が強化されました ●「ポートランド級」は、1番艦「ポートランド」と2番艦「インディアナポリス」の2隻が建造、「CA-35 インディアナポリス」は1932年に竣工しています ●竣工後の「CA-35 インディアナポリス」は、各艦隊の旗艦を歴任、太平洋戦争の開戦時には太平洋艦隊に配属されており、演習により真珠湾攻撃時には難を逃れ、その後は帝国海軍の機動部隊の捜索に就いています ●1942年に入ると、「CA-35 インディアナポリス」はニューギニア方面に進出して日本軍の拠点などを攻撃、その後一旦オーバーホールのために本国へと帰還した後、1942年8月から1943年11月まではアリューシャン方面で作戦行動を行いました ●このため、「CA-35 インディアナポリス」は日米双方の激戦が繰り広げられたソロモン海域の戦いに参加することなく、大きな損傷を受けることのないままに1943年11月にハワイへと移動しています ●「CA-35 インディアナポリス」はハワイ到着後、反攻作戦の艦隊の旗艦(「スプルーアンス大将」が乗艦)として上陸作戦などに参加、主にその砲撃力により上陸部隊の火力支援や、上陸前の制圧射撃で活躍し、飛び石作戦で各島嶼を占領するアメリカ海軍の行動に合わせて各地を転戦しました ●「CA-35 インディアナポリス」は、1944年8月に再びオーバーホールのために本国へと帰還、1945年1月に戦線に復帰し、再び艦隊旗艦として運用、空母機動部隊共に日本本土近海に進出して戦果を挙げます ●しかし、帝国陸軍の特攻機の攻撃を受け損傷、戦列を離れ、本国に帰還して本格的な修理が行われました ●修理が完了した「CA-35 インディアナポリス」は、1945年7月に原爆の部品を搭載してテニアン島に向けて航行、その部品を無事テニアン島に下ろし、単独でレイテ島へと向かいました ●ところが、その途上において日本の潜水艦「伊58」の攻撃を受けて被雷、弾薬庫へと被害が及び轟沈してしまいます ●「CA-35 インディアナポリス」は、あまりにも早い沈没から救助信号を送信する暇もなく、単独で行動していたことから乗員の救助が遅れてしまいました ●「CA-35 インディアナポリス」は、原爆の部品を運んでいたことと、その前は艦隊旗艦という重要な役割を持っていたこと、そして日本軍側によって沈められた最後の大型艦艇などの理由により、有名艦としてその名を残したのでした
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