チャーチル歩兵戦車 Mk.3 潜水渡渉装置仕様 (プラモデル)ドラゴン 1/72 アーマー シリーズ No.7520 スケール:1/72
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「チャーチル歩兵戦車 Mk.3 潜水渡渉装置仕様 プラモデル (ドラゴン 1/72 アーマー シリーズ No.7520 )」です●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の歩兵戦車「チャーチル Mk.3」の「潜水渡渉装置装備車」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キットです ●1942年の「ディエップ上陸作戦」において上陸し、海岸上において歩兵の盾として活躍した「チャーチル Mk.3」の「潜水渡渉装置装備車」を再現、渡渉能力を高めるために吸排気グリルに背の高い延長ダクトを装備した迫力ある姿を再現した内容となっています ●ドラゴン社製「チャーチル歩兵戦車 Mk.3 ディエップ 1942」をベースとして、「潜水渡渉装置装備車」を再現するために、車体上部などを変更し、延長ダクトなどを追加したバリエーションキットとなります 【 「チャーチル Mk.3 潜水渡渉装置装備車」について 】●1940年夏、フランスがドイツ軍によって席巻されると、その矛先はイギリス本土へと及びましたが、からくも航空決戦に勝利したイギリス空軍によってドイツ軍による本土上陸作戦は中止されました ●その後、独ソ戦が開始され、フランス戦によるダメージから回復したイギリス軍は北アフリカ戦線に兵力を投入する一方で、ドイツ占領下への奇襲作戦を実施します ●この奇襲作戦は基本的に小兵力による軍事施設などへの急襲が主であり、重要施設の破壊とレーダーなどのドイツ技術力の把握を目的としたものでした ●このような小規模の奇襲作戦ではなく、規模を大幅に拡大させて上陸作戦を行ったのが「ジュビリー作戦」です ●この「ジュビリー作戦」は、カナダ軍とイギリス軍が中心となる兵力6000名がディエップの海岸に上陸、内陸へと進出した後に撤収をするという威力偵察の意味合いが強いものでした ●この作戦では、支援用として戦車を投入することが決定、ドイツ軍の砲火の下で行動するために装甲の厚い「チャーチル Mk.3」が選ばれました ●作戦では海岸に上陸することから、舟艇から海岸に達するまでに水没してしまうことを防ぐために渡渉水深の向上が図られ、排気管を延長した車両が作られる一方で、より本格的な車両として排気管だけではなく、吸排気グリルを延長するダクトを装備した車両も登場しています ・ この吸排気グリルは、エンジンに空気を供給するためと、エンジンを冷やすための空気の流れを作るという役割を持ち、通常のエンジンを装備する車両には必ず必要となるものです ●「ジュビリー作戦」は1942年8月に決行されましたが、ドイツ軍は諜報活動によりこの作戦を事前に掴んでおり、上陸部隊は海岸に釘付け状態のまま砲火に曝され、投入兵力の2/3を失うという損害を受けて作戦は失敗します ●渡渉水深能力を向上させて作戦に参加した約30両の「チャーチル Mk.3」は、海岸の砂利による機動力の低下やドイツ軍の激しい砲火により結果的に全滅してしまい、当初の目的である歩兵支援の目的は果たせませんでした ●しかし、遮蔽物が全く存在していない海岸において、残骸となった「チャーチル Mk.3」は兵士が身を隠せる場所として極めて重要な働きを見せ、この意外な働きは後のノルマンディ上陸作戦の貴重な戦訓として役立ったのです 【 「チャーチル歩兵戦車 Mk.3 潜水渡渉装置仕様」のキット内容について 】●このイギリス軍の歩兵戦車「チャーチル Mk.3」の「潜水渡渉装置装備車」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ドラゴン社のディテール表現力により「チャーチル Mk.3」の「潜水渡渉装置装備車」を再現、大型の車体に不釣合いな砲塔を持つ独特なフォルムをディテール感豊かに再現した内容となっています ●「チャーチル Mk.3」特有の複雑な車体形状と足周りは、手軽に組めるミニスケールの趣旨に沿って一体成型化してパーツ化されており、全体のパーツ数が抑えられ、その独特のフォルムを気軽に再現し楽しむことができることでしょう ●「チャーチル Mk.3 潜水渡渉装置装備車」として、フェンダーが中央部分のみに付いた露出式の足周り、延長された排気管と吸排気グリルの延長ダクトを装備した姿が再現されています ●「チャーチル Mk.3 潜水渡渉装置装備車」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●「6ポンド砲」の砲身は一体成型のパーツで再現、砲口が開口処理されています ・ 同軸機銃は、機関部も含めてパーツ化 ・ 砲身は上下可動式とすることができます ●砲塔は、上下に分割したパーツで再現されています ・ 車長、装填手ハッチは別パーツで、開閉状態を選択できます ・ 直接照準器、アンテナ基部、ペリスコープなどがパーツ化されています ・ 砲塔は左右旋回が可能です 【 車体上部 】 ●車体上部は、戦闘室前面、中央部、エンジンデッキ部の3つのブロックに分割されています ・ 戦闘室前面パーツには、機銃マウント、操縦手用の視察ハッチがモールドで再現 ・ 中央部にはフェンダーが一体成型されています ・ 工具類、牽引ワイヤーは車体にモールドされています ・ 車体後部の消火器は別パーツとなっています ●吸排気グリルの延長ダクトは、前後に分割したパーツで構成されています ・ 延長された排気管は1パーツにて再現、スライド式金型により先端部分が開口処理されています ・ ダクトを支えるステーは3パーツで構成 【 車体下部 】 ●車体下部はバスタブ状に一体成型したパーツで再現されています ・ サスペンション部は左右に分割したパーツ構成で、転輪も一体化して成型されています 【 履 帯 】 ●履帯は、接着及び塗装が可能なDS素材によるベルト式履帯が付属しています ・ 履帯は、「チャーチル Mk.3」の重量型履帯が再現されています 【 「チャーチル Mk.3 潜水渡渉装置装備車」の塗装とマーキング 】 ●「チャーチル Mk.3 潜水渡渉装置装備車」のマーキングとして、イギリス連邦軍カナダ軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第1カナダ戦車旅団 第14機甲連隊 B中隊 (ディエップ / 1942年) ・ 第1カナダ戦車旅団 第14機甲連隊 B中隊 (ディエップ / 1942年) ・ 第1カナダ戦車旅団 第14機甲連隊 B中隊 (ディエップ / 1942年) ●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車台番号、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ製 ●パーツ数 : 70パーツ 【 「チャーチル歩兵戦車 Mk.3 潜水渡渉装置仕様」のパッケージ内容 】・ イギリス軍 歩兵戦車 チャーチル Mk.3 潜水渡渉装置装備車 ×1 ・ デカールシート ×1 ●2014年 一部新金型
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