チャーチル Mk.4 TLC カーペットレイヤー (タイプA) (プラモデル)AFV CLUB 1/35 AFV シリーズ No.AF35285 スケール:1/35
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「チャーチル Mk.4 TLC カーペットレイヤー (タイプA) プラモデル (AFV CLUB 1/35 AFV シリーズ No.AF35285 )」です●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の工兵戦車「チャーチル Mk.4 TLC カーペットレイヤー」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●海岸などの軟弱地において戦車の進撃路を啓開するために開発された「チャーチル Mk.4 TLC カーペットレイヤー」を再現、車体から突き出したアームの先端部にカーペットが巻かれたボビンを装備した特異なスタイルを表現した内容となっています ●AFVクラブ社製「チャーチル歩兵戦車 Mk.4 (Mk.5 L50 6ポンド砲 搭載型)」をベースとして、「チャーチル Mk.4 TLC カーペットレイヤー」を再現するために、アームとボビンを再現した新規パーツを追加したバリエーションキットとなります ・ キットにカーペットを再現したパーツは付属していません(カーペットパーツは別売りとなっています) 【 「チャーチル Mk.4 TLC カーペットレイヤー」について 】●1942年8月、イギリス軍(カナダ軍を含む)の将兵6000名によるフランスの港町「ディエップ」への上陸作戦「ジュビリー作戦」が決行されました ●この「ジュビリー作戦」は、奇襲によって「ディエップ」を一旦占領し、ドイツ軍の反撃の前に撤収するというもので、強行偵察とより大規模な上陸作戦の予行を兼ねた作戦でした ●しかし、この作戦は事前にドイツ軍に情報が漏れていたことから、上陸時からドイツ軍による猛反撃が行われて失敗、多くの犠牲者を出すこととなりました ●イギリス軍は上陸部隊の支援のために29両の「チャーチル戦車」を同行させていましたが、海岸の砂浜に履帯が埋まり、十分に身動きができない状態で砲火に曝され、全ての車両が撃破されてしまうという結果となってしまいます ・ もっとも、撃破された「チャーチル戦車」は遮蔽物のない海岸で兵士の命を救う役割をしています ●この「ジュビリー作戦」の失敗は、イギリス軍に大きな戦訓を残し、この戦訓が後のノルマンディ上陸作戦の成功を生む要因ともなりました ●戦車部隊では、上陸作戦時に戦車をスムーズに運用させるための部隊として第79機甲師団が編成、この部隊によって様々な工兵戦車が生み出されています ●「ジュビリー作戦」において、砂浜で戦車が足を取られたという事実は戦車部隊にとって忌々しき問題であり、第79機甲師団ではこの解決方法として、特殊なキャンバスを張ることで戦車の進撃路を啓開するという手段が考えられました ●当然のことながら、このキャンバスを張るという作業は敵の砲火の下で行わなければならないことを意味しており、生身の兵士では不可能と考え、様々な工兵戦車のベースとなった「チャーチル戦車」にこの機能を持たせるプランが進められました ●その結果、開発されたのが「チャーチル Mk.4 TLC カーペットレイヤー」で、車体から突き出したアームの先端にキャンバスのカーペットを巻いたボビンを装着、このボビンから垂らされたキャンバスを自身が走行することでキャンバスを張って行くという方式でした ・ 「チャーチル Mk.4 TLC カーペットレイヤー」は別名「ボビン」とも呼ばれています ●この「チャーチル Mk.4 TLC カーペットレイヤー」は、ノルマンディ上陸作戦において砂浜における車両用の進撃路啓開に大きな役割を果たし、作戦成功に寄与したのでした 【 「チャーチル Mk.4 TLC カーペットレイヤー (タイプA)」のキット内容について 】●このイギリス軍の工兵戦車「チャーチル Mk.4 TLC カーペットレイヤー」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●AFVクラブ社のディテール表現力により「チャーチル Mk.4 TLC カーペットレイヤー」を再現、細分化されたパーツ構成で、足周りを中心とした複雑な構造と各部のディテールとがきめ細かく再現された内容となっています ●サスペンション部分は金属製のスプリングを組み合わせて可動させることができ、付属のベルト式履帯により実車通りの足周りの動きも楽しむことができます ●「チャーチル Mk.4 TLC カーペットレイヤー」は、「砲塔」「車体上部」「アーム及びボビン部」「車体下部」の4ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、「チャーチル Mk.4」の「鋳造型」の丸みを帯びた形状を再現、表面には鋳造肌が彫刻で再現されています ●「6ポンド砲」の砲身は、金属製砲身で再現 ・ 先端のカウンターウェイトは別パーツ化されています ・ 砲尾部や同軸機関銃の機関部が再現されています ・ 砲身は上下方向に可動させることができます ●砲塔は上下分割のパーツで構成、表面部には鋳造肌などが彫刻で再現されています ・ 砲塔後部2ヵ所のピストルポートは別パーツとなっており、開閉状態を選択可能、ピストルポート内側のディテール再現用のパーツもセットされています ・ 砲塔後部の雑具箱は上下及び後面の3分割のパーツ構成 ・ 車長及び装填手ハッチは別パーツ化されており、開閉状態を選択することができます ・ 複雑な形状の車長用直接照準指針はエッチングパーツで再現しています 【 車体上部 】 ●車体上部は、箱組み状に各パネルを組み合わせ、複雑な構造を再現しています ●車体上部は、前面板、戦闘室前面板、前部の追加装甲、上面板などに分割したパーツで構成されています ・ 操縦手用の前方視察ハッチは、5パーツにより詳細なディテールが再現され、開閉状態を選択できるようになっています ・ 前方機銃は、マウント部が3パーツで構成され、上下左右に可動させることが可能です ・ 操縦手ハッチ及び前方機銃手ハッチは、別パーツとなっており、開閉状態を選択できます ・ ペリスコープ部は別パーツで、ペリスコープ本体はクリアパーツで再現されています ・ 機関部のハッチは別パーツとなっています ●フェンダーは実車の構造に合わせてブロックごとのパーツ分割となっています ・ 前後の曲面のカバー部分は別パーツ化されており、装着の有無を選択することができます 【 アーム及びボビン部 】 ●アームは、2本のフレームがV字状に一体成型されたパーツに、アームカバーなどを取り付ける構成となっています ・ アームの基部は、前後分割したプレート状のパーツを車体へと取り付けます ・ 車体に装着されるアームの保持板などのパーツが付属 ●ボビン部は、軸の部分を上下に分割したパーツで構成、これに側面パーツを接着します ・ キャンバスを垂らす装置は、ポール状のパーツを3本と、パネル状パーツ2本を組み合わせて作製します ・ ボビンに装備されるカーペットは付属していません 【 車体下部 】 ●車体下部は、複雑な足周り構造を細分化されたパーツ構成で再現、転輪、サスペンションは可動させることができます ●車体下部は、左右の足周りを作製した後、中央部分を挟み込むパーツ構成です ・ 各転輪に接続されるコイル式サスペンションは1個ずつ別パーツとなっており、サスペンション部には金属製のスプリングパーツが用意されています ・ 転輪と接続するサスペンションアームは可動とすることができ、サスペンションの金属製のスプリングにより転輪が動くようになっています ・ 車体側面に存在するエスケープハッチは、別パーツとなっており、開閉状態が選択できます 【 履 帯 】 ●履帯は、軟質素材によるベルト式履帯が付属しています ●ペリスコープや、サーチライトのガラス部などを再現する為のクリアーパーツが付属しています ●直接照準器、機銃やハッチ裏のディテール、携行缶の固定バンドなどを再現するエッチングパーツが付属 【 「チャーチル Mk.4 TLC カーペットレイヤー」の塗装とマーキング 】 ●「チャーチル Mk.4 TLC カーペットレイヤー」のマーキングとして、イギリス軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されおり、車台番号などを再現したデカールが付属しています 【 「チャーチル Mk.4 TLC カーペットレイヤー (タイプA)」のパッケージ内容 】・ イギリス軍 工兵戦車 チャーチル Mk.4 TLC カーペットレイヤー ×1 ・ デカールシート ×1枚 ●2014年 一部新金型
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