ロシア BMP-2 歩兵戦闘車 (プラモデル)トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.05584 スケール:1/35
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「ロシア BMP-2 歩兵戦闘車 プラモデル (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.05584 )」です●現用ロシア軍(ソ連軍)の歩兵戦闘車「BMP-2」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●装甲兵員輸送車の新しいカテゴリー「歩兵戦闘車」の先駆けとなった「BMP-1」の改良型「BMP-2」を再現、半埋め込み式の背の低い砲塔に「30mm機関砲」を装備したマッシブなフォルムを再現した内容となっています ●トランペッター社製「ソビエト軍 BMP-1 歩兵戦闘車」をベースにしたバリエーションキットとなりますが、共通部分は足周り部分程度で、車体、砲塔、装備品、履帯などは「BMP-2」用のパーツを新規に作り起こしています 【 「歩兵戦闘車 BNP-2」について 】●1950年代から1960年代、世界各国の陸軍では装甲兵員輸送車の形態や仕様を思考錯誤していました ●西側諸国では一定の武装を装備した装甲兵員輸送車を試作、研究していましたが、1960年にアメリカ軍が「M113」を制式化、機銃を主武装とした兵士を戦場まで輸送する手段としての性格を強く与えられた「M113」は西側の装甲兵員輸送車のスタンダード的存在となります ●これに対し、ソ連軍は1966年に「BMP-1」を開発、この「BMP-1」は「M113」とは全く性格が異なる装甲車で、対戦車ミサイルと低圧砲を装備した砲塔を搭載、歩兵の輸送手段というだけではなく、積極的に戦闘に参加して強力な武装により支援する能力を持ち、装甲兵員輸送車に「歩兵戦闘車(IFV)」という新しいカテゴリーを生み出しました ●この「BMP-1」の出現は西側諸国に大きな衝撃を与え、「BMP-1」に対抗できる歩兵戦闘車の開発が行われ、その後「M2 ブラッドレー」などの重武装を持つ車両が登場しています ●「BMP-1」は装甲兵員輸送車としては強力な武装による戦闘能力の高さが評価されていましたが、1980年代のアフガニスタン戦では様々な弱点を露呈してしまいます ・最大の問題となったのが主砲として装備された「76mm低圧砲」で、この砲は反動が少ない分、射程が短くて命中精度が低く、また口径の関係で威力も小さく、支援火力としての威力不足は否めませんでした ・山岳地が多いアフガニスタンでは、半埋め込み式の砲塔は仰角が不十分で、武装勢力による上方からの攻撃になす術が無い状態となり、多数が撃破されてしまいます ●そこで、1980年代前半に開発されたのが「BMP-1」の改良型である「BMP-2」で、主砲を「30mm機関砲」に変更、仰角も確保され、砲塔も2名を収納する大型砲塔となりました ●搭載する対戦車ミサイルも、新型で速度が増した「コンクルース」へと変更、大きく戦闘力を増しています ●「BMP-2」は、ソ連軍(ロシア軍)やCSI諸国の主力歩兵戦闘車として配備され、中東地域などの他国にも輸出、東側諸国及び親ソ連諸国の主要車両の一つになりました ●「BMP-2」の後継として「BMP-3」が登場しましたが、この「BMP-3」は歩兵戦闘車というよりも、戦車に匹敵する武装を装備しながらも歩兵が搭乗できる車両という性格付けが強く、高コストなため一部の配備にのみ留まっています ●「BMP-2」はロシア軍などの機甲歩兵の主力車両として今後も継続使用される予定で、現在における装甲兵員輸送車の代表的な存在となっているのです 【 「ロシア BMP-2 歩兵戦闘車」のキット内容について 】●この現用ロシア軍(ソ連軍)の歩兵戦闘車「BMP-2」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●基本の躯体は一体成型のパーツで構成、これに細かに分割したディテール用のパーツを付加するトランペッター社の1/35スケールシリーズのフォーマットに従い「BMP-2」を再現 ●「BMP-2」の独特なフォルムを捉えながら、ロシア軍(ソ連軍)車両の特徴となるスカートや車体下部、足周りのプレス構造、トリムベーン等の浮航装備、砲塔の細部や追加装甲の造りなどを細かく再現した内容となっています ●「BMP-2」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●半埋め込み式ながら大型化された「BMP-2」の砲塔形状を再現、追加装甲のボルトやパネルラインなどの細部をクッキりとしたモールドで再現しています ●「30mm機関砲」の砲身は、先端部のフラッシュハイダーを含めた一体成型のパーツで再現 ・ 砲口とフラッシュハイダー側面の穴が開口されています ・ 防盾は一体成型のパーツで再現、砲塔に固定した状態となっています ・ 防盾は防塵カバーが付いた状態となっています ・ 同軸機銃は別パーツ化して再現 ●対戦車ミサイル「9M113 コンクルース」は4パーツで構成、これを架台に取り付けます ●砲塔は上下に分割したパーツで再現 ・ 追加装甲は各パネルごとにパーツ化され、これを砲塔に取り付けます ・ 車長キューポラは別パーツで、内側の視察装置なども再現しています ・ 車長ハッチ、砲手ハッチは別パーツで化、開閉状態を選択することができます ・ ペリスコープはクリアパーツで個別にパーツ化しています ・ スモークディスチャージャーは1本ずつパーツ化されています ●砲塔内部を再現、以下のパーツで構成されています ・ 砲塔バスケット ・ 砲尾 ・ 照準器 ・ 車長席、砲手席 など 【 車体上部 】 ●前部に向かって車体幅が広がる「BMP-2」の車体形状を再現、エンジングリルのスリット、溶接跡、点検パネルやボルトなどの細部を繊細な彫刻で再現しています ●車体上部は一体成型のパーツで再現 ・ 前部及び後部ハッチは別パーツで、開閉状態を選択できます ・ 側面のガンポートの蓋は別パーツで再現 ・ 車体上部のペリスコープは、成型色パーツとクリアパーツの2種が付属、選択して使用することができます ・ 前部のトリムベーンは展開状態と収納状態とを選択して組み立てることができます ・ エンジングリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属 ・ 前照灯のガラス部はクリアパーツとなっています ・ 前照灯のガードはプラパーツで再現 【 車体下部 】 ●車体下部は、後部パネルも含めてバスタブ状になった一体成型のパーツで再現、前面パネルは別パーツ化しています ・ 複雑な形状となる床面構造を再現 ・ サスペンションアームは別パーツ化して再現 ・ 下部転輪は、本体部分と裏側内部とに分割、転輪のゴムの部分は特徴的なブロック状のパターンを彫刻で再現しています ・ 誘導輪は前後に分割したパーツ構成で、内側の5枚の仕切り板はエッチングパーツで再現しています ●後部ドアは前後に分割したパーツで再現、これにディテールパーツを取り付けます ・ 後部ドアは開閉状態を選択できます ●エンジンルーム以外の車体内部が再現、以下のパーツで構成されています ・ 車体内部壁面 ・ エンジンルームの隔壁 ・ 前部座席 ・ 兵員室の座席 ・ 兵員室の中央部の構造物 ・ 操縦席のメーターパネル ・ 操縦ハンドル など 【 履 帯 】 ●履帯は、軟質素材によるベルト式履帯が付属しています ・ 履帯は、センターガイドが2枚付いた「BMP-1」「BMP-2」用のダブルピン式履帯が表現されています ●前照灯、サーチライトのガラス部、ペリスコープなどを再現したクリアーパーツが付属 ●エンジングリルのメッシュ、グリルの整風板、各部のディテールを再現するエッチングパーツが付属しています 【 「ロシア BMP-2 歩兵戦闘車」の塗装とマーキング 】 ●「ロシア BMP-2 歩兵戦闘車」のマーキングとして、10種の塗装例がカラー塗装図に記載されています ・ ソ連軍仕様 ・ ロシア軍所属 (南オセチア / 2008年) ・ ウクライナ軍所属 (ドネスク地区 / 2014年) ・ ウクライナ軍所属 (ドネスク地区 / 2014年) ・ ソ連軍所属 (アフガニスタン戦 / 1980年代) ・ 東ドイツ軍所属 (東ドイツ / 1988年) ・ ソ連軍所属 (チェチェン紛争時 / 1995年) ・ ウクライナ軍所属 (ドネスク地区 / 2014年) ・ クウェート軍所属 (湾岸戦争時 / 1991年) ・ シリア軍所属 (2013年) ●カラー塗装図に記載された塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています ●「ロシア BMP-2 歩兵戦闘車」の完成時のサイズ ・ 完成後の全長 : 191mm ・ 完成後の全幅 : 85mm ●総パーツ数 :470点 【 「ロシア BMP-2 歩兵戦闘車」のパッケージ内容 】・ ロシア軍(ソ連軍) 歩兵戦闘車 BMP-2 ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ・ カラー塗装図 ×1 ●2014年 一部新金型
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