日本帝国陸軍 九五式軽戦車ハ号 (後期型) (プラモデル)ドラゴン 1/72 アーマー シリーズ No.7517 スケール:1/72
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「日本帝国陸軍 九五式軽戦車ハ号 (後期型) プラモデル (ドラゴン 1/72 アーマー シリーズ No.7517 )」です●日中戦争から太平洋戦争を通じて帝国陸軍及び海軍で広く使用された「95式軽戦車」の「後期型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット ●小型の砲塔に少し腰高の車体を持つ「95式軽戦車」のフォルムを再現、ミニスケールらしくリベットの表現やパネルラインのモールドがメリハリの在るモールドで表現されており、日本戦車独特のシルエットを手のひらに収まるサイズで楽しむことができる内容となっています ●ドラゴン社製「九五式軽戦車 八号」をベースに、「後期型」を再現するために車体上部パーツを変更したバリエーションキットとなります ・ キットの表記では、前部のフェンダー形状が変更されているようですが、大きな形状変更は認められず、かなり微細な相違となるようです 【 「95式軽戦車」について 】●国産初の制式戦車である「89式中戦車」は登場した頃は機動性能に優れた戦車でしたが、1930年代に入るとより高い機動性能を求められるようになり、「89式中戦車」を補助し、快速性を持って作戦行動を行なう軽戦車として開発されたのが「95式軽戦車」です ●「95式軽戦車」は1931年から開発が始まり、試作とテストを繰り返しながら、1935年に制式採用されました(「ハ号」というは試作時の名称となります) ●「95式軽戦車」は「94式 37mm戦車砲」を搭載、砲塔後部にカンザシ状に「7.7mm機銃」、そして車体前部にも同機銃を装備、7.4tの重量で最高速度40km/hと、当時の戦車としては高い機動性を誇り、また戦車としての総合性能としても当時の列強国の軽戦車に比べて第1級の性能を持っていました ●しかし、機動力を重視したため最大装甲厚は12mm程度にとなってしまい、装甲の脆弱さが開発当時から問題視されており、後々実戦に於いて苦戦する要因の一つとなりました ●「95式軽戦車」は、1939年の「ノモンハン事件」から実戦に参加、この戦いにおいては、夜襲によってソ連軍の砲兵陣地を壊滅させるなどの活躍を果たします ●そして、太平洋戦争に突入すると、緒戦の勝利に貢献、マレーやフィリピン、南方の攻略作戦などで活躍しています ●特に「マレー攻略戦」では、夜襲や天候の不順を利用して戦線を突破、その機動力を活かして敵後方を撹乱しながら猛進撃を実行し、敵が反撃する暇を与えないという、日本版の「電撃戦」を展開させる原動力となりました ●この日本軍が活躍を続ける同時期に、連合軍側では新型戦車の「M3 軽戦車」が配備されるようになり、同車の装甲防御力は「95式軽戦車」を凌駕、戦車戦において大いに苦戦しますが、大勢は日本軍側が圧倒的に有利な状況でしたので、それほどの問題とはなりませんでした ●ところが、連合軍の反攻が始まると、「95式軽戦車」の能力不足が露呈、前述の「M3 軽戦車」よりも遥かに強力な「M4 中戦車」が登場し始めると、「95式軽戦車」の装甲は敵の砲弾を防ぐにはあまりにも脆弱で、搭載する主砲は無力に等しいものでした ●当時の日本は、航空機や艦艇の開発、生産に手一杯の状況で、陸上兵器の改良は後回しとなっており、実質的に後継車輌の開発は行なわれず、結果として「95式軽戦車」は太平洋戦争の終結まで使われています ・ これは、当時の日本の工業力の限界を示すものであり、1941年に制式化された「1式中戦車」が1944年になって生産が開始されるという状況でした ●「95式軽戦車」は、「97式中戦車」と並ぶ日本機甲部隊の中心的存在で、大戦前から緒戦にかけてのその華々しい活躍と、大戦中期からの苦戦ぶりは帝国陸軍の歴史そのものであり、その運命も共にしたのでした 【 「日本帝国陸軍 九五式軽戦車ハ号 (後期型)」のキット内容について 】●この「95式軽戦車」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ドラゴン社のディテール表現力により「95式軽戦車」を再現、細かなディテールが表現されていながらも、ミニスケールモデルらしい省略、そして一体成型化が進められたパーツ構成により、作り易さが考慮された内容となっています ●キットは、総パーツ数が「35」と、極めて少ないパーツ数で構成されており、1時間程度で組み立てることが可能、戦車模型初心者からベテランユーザーに至るまで、「気軽に」その姿を楽しむことができ、週末モデリングやミニスケールを活かしたジオラマ展開など、模型としての様々な「楽しさ」を味わうことができるでしょう ●「95式軽戦車」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、「95式軽戦車」としての1人用の小型砲塔を再現、溶接跡やリベットなどがスケールに沿った彫刻で再現されています ●「94式 37mm戦車砲」の砲身は、砲身基部も含めて一体成型のパーツで構成され、スライド金型により砲口が開口処理されています ・ 防盾は砲塔パーツにモールドにて再現 ●砲塔部は上下に分割したパーツで再現 ・ 下部パーツは、砲塔底板と砲塔リング部となっています ・ 砲塔後部には、機銃のマウント部がモールドで再現されています ・ 砲塔の旋回が可能です ●車長キューポラは、砲塔部とは別パーツとなっています ・ キューポラは、円筒状に一体成型されたパーツで再現、スライド金型を使用して側面の視察口、ハッチヒンジが再現されています ・ ハッチは別パーツとなっており、裏側のディテールが表現され、開閉状態が選択可能です ●機銃は、スライド金型により放熱口と銃口とが開口処理され、下部の切り欠けも再現されています 【 車体上部 】 ●車体上部は中央部が膨らんだ「95式軽戦車」の車体レイアウトを再現、表面のリベット、エンジングリル、装甲パネルの継ぎ目などが繊細なモールドで表現されています ●車体上部はフェンダーも含めた一体成型のパーツで再現されています ・ 工具のバールは、車体にモールドで再現され、工具止めも細かく再現されています ・ 帝国陸軍の星章がパーツ上に彫刻で再現されています ・ 前方機銃マウント、雑具箱は別パーツとなっています ・ 複雑な構造のマフラーは、一体成型のパーツで再現 ・ マフラーガードはエッチングパーツとなっています ・ シャベル、ツルハシ、ジャッキは別パーツにより立体的に表現、ジャッキの細かなディテールも再現されています ・ 前照灯は別パーツです 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ状に一体成型したパーツで再現 ・ ナンバープレート、尾灯、牽引フック、牽引ワイヤーなどが、車体下部パーツにモールドで再現されています ・ サスペンションアームは、車体下部に彫刻で再現 ・ 上部転輪、誘導輪はそれぞれ一体成型のパーツで再現されています ・ 起動輪は前後に分割したパーツ構成です ・ 下部転輪は、ボギー部分も一体で成型されており、転輪及びボギーは前後に分割したパーツ構成となっています 【 履 帯 】 ● 履帯は、接着及び塗装が可能な軟質素材によるベルト式履帯が付属しています ●マフラーカバーを再現するエッチングパーツが付属しています 【 「95式軽戦車」の塗装とマーキング 】 ●「95式軽戦車」マーキングとして、日本陸軍仕様となる4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第14師団戦車隊 (ペリリュー / 1944年) ・ 第14師団戦車隊 (ペリリュー / 1944年) ・ 戦車第14連隊 第3中隊 (マレー / 1944年) ・ 戦車第9連隊 第1中隊 (グアム / 1944年) ●説明書の塗装例に基づく、部隊マーク、車体名称、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製 【 「日本帝国陸軍 九五式軽戦車ハ号 (後期型)」のパッケージ内容 】・ 日本陸軍 95式軽戦車 後期型 ×1 ・ デカールシート ×1 ●2014年 一部新金型
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