ソビエト T-38 水陸両用軽戦車 (プラモデル)ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.83865 スケール:1/35
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「ソビエト T-38 水陸両用軽戦車 プラモデル (ホビーボス 1/35 ファイティングビークル シリーズ No.83865 )」です●第2次世界大戦時におけるソ連軍の水陸両用軽戦車「T-38」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「T-37」の発展型、車体を大型化し、フェンダーのフロート機能を廃止した水陸両用軽戦車「T-38」を再現、操縦席と銃塔とを並列に配置した、特徴的なスタイルを再現した内容となっています 【 「水陸両用軽戦車 T-38」について 】●ソ連はウクライナなどの大穀倉地帯を抱える一方で、河川、湖などが多く、さらに湿地帯も点在することから、そのような場所でも運用することができる水陸両用戦車の開発を必要としていました ●ソ連の戦車開発は、革命による混乱から国内が安定化した1920年代末頃から始まりましたが、ソ連独自の戦車開発技術を保有していなかったため、当初は他国の戦車を輸入し、研究する方式を採っていました ●水陸両用戦車も同様で、1931年にイギリスから水陸両用型の豆戦車「カーデンロイド D-12」を輸入、これをコピー生産する形で最初の水陸両用戦車「T-33」を開発します ●しかし、この「T-33」は「カーデンロイド D-12」をそのままコピーしたため、小型過ぎる車体とサスペンションの性能の点で「水陸両用戦車」として不適合となり、続いて同車を改良した「T-37」を開発します ●この「T-37」は「T-33」よりも車体を若干大型化し、銃塔は左側から右側へと移動、サスペンションもフランス戦車を範としたものへ改良を行いました ●車体は浮航性を持った船形の形状を採用、その後部には水上推進用のスクリューを装備し、左右のフェンダーには浮航能力を高めるために内部にバルサ材を充填しています ●1933年には「T-37」の改良型となる「T-37A」を開発、この「T-37A」では「T-37」よりも車体長を延長し、浮航時の安定力を向上を図っています ●1936年になると、この「T-37A」をさらに発展させた「T-38」を開発、「T-38」は車体をより大型化し車高を下げることで、浮航時の安定力を向上させ、従来のフェンダーのフロート機能は廃止しています ●そして「T-38」の最大の特徴は操縦手と銃塔の配置を「T-37」の逆へと変更したことで、「T-33」で採用されたレイアウトに戻ることになりました ●「T-38」は、「T-37A」と平行生産する形で1340両を量産、「フィンランド戦」や「ノモンハン事件」などに投入されました ●「T-38」は水陸両用機能に裏づけされた機動力で活躍しますが、装甲、武装共に貧弱であったため戦車としての能力は極めて限定的であり、評価は決して良いものではありませんでした ●そして、「独ソ戦」が開戦すると、戦車そのものの能力不足が顕著となり、「T-38」は後継車輌の「T-40」へとその座を譲り渡し、第一線から徐々に姿を消して行ったのです 【 「ソビエト T-38 水陸両用軽戦車」のキット内容について 】●このソ連軍の水陸両用軽戦車「T-38」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●砲塔や車体の主要部分は一体成型化したパーツを多用しながら、サスペンション部などのディテールは細分化したパーツ構成とエッチングパーツにより「T-38」を再現した内容となっています ●「T-38」は、「銃塔」「車体」の2ブロックで構成しています 【 銃 塔 】 ●スライド式金型を使用して「T-38」の銃塔形状を一体成型のパーツで再現、銃搭表面部の細かなリベットや視察口をモールドで再現しています ●「銃塔」は、上下に分割したパーツで構成 ・ 「上部ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 「機銃マウント」は別パーツ化して再現 ・ 「機銃」は機関部も含めた状態で一体成型となったパーツで再現しています 【 車 体 】 ●浮航性能を持った「T-38」の独特の車体の船形フォルムを再現、軽戦車らしく細かなリベットを繊細な彫刻で再現しています ●「車体」は、バスタブ状に一体成型となった車体下部パーツに、「上部パネル」「フェンダー」などを取り付けて作製します ・ ボギー式の「サスペンションユニット」は片面3パーツの構成、前後にブロック分けした構成となっており、「転輪」と「コイルスプリング」のパーツを挟んで作製します ・ 「起動輪」「誘導輪」「転輪」はそれぞれ一体成型のパーツで再現 ・ 左右の「フェンダー」はそれぞれ一体成型のパーツで再現しています ・ 後部の「スクリュー」は、スクリュー、推進軸、ベースの3パーツで構成 ●車体上部パネルは一体成型のパーツで再現、操縦席の各パネルと戦闘室前面パネル、エンジングリル部は別パーツ化しています ・ 「操縦手ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択して組み立てることができます ・ 車体前面の「視察ハッチ」は別パーツにて再現 ・ 「ホーン」は装着の有無を選択することができます ・ 「エンジングリル」のメッシュ部分を再現するエッチングパーツが付属 ・ 「排気管」は左右分割のパーツで再現、固定バンドは付属のエッチングパーツで再現 ・ 車載工具類はそれぞれ個別にパーツ化、工具類に固定具を一体成型した状態となっています 【 履 帯 】 ●履帯は、ガイドが2枚タイプとなる「T-37」シリーズ用のシングルピン式履帯を再現しています ・ 履板を1枚ずつに分割した接着連結式履帯で再現しています ●エンジングリルのメッシュ、排気管の固定バンドなどを再現するエッチングパーツが付属しています 【 「T-38 水陸両用軽戦車」の塗装とマーキング 】 ●「T-38 水陸両用軽戦車」のマーキングとして、ソ連軍仕様1種とフィンランド軍1種の合計2種類の塗装例がカラー塗装図に記載されており、フィンランド軍の国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています ●「ソビエト T-38 水陸両用軽戦車」の完成時のサイズ ・ 全長 : 113mm ・ 全幅 : 67mm 【 「ソビエト T-38 水陸両用軽戦車」のパッケージ内容 】・ T-38 水陸両用戦車 ×1 ・ エッチングシート ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 金属線 (サスペンション用) ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ・ カラー塗装図 ×1 ●2015年 一部新金型 (足周り、履帯はホビーボス社製「ソビエト T-37 水陸両用軽戦車 初期型」のパーツを使用)
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