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「ドイツ 2号戦車 G型 (VK901) プラモデル (5M HOBBY 1/35 AFV No.5M-35001 )」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の軽戦車「2号戦車G型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●偵察用の戦車として速度向上を図った軽戦車「2号戦車G型」を再現、独特の「ハーフトラック」のような千鳥式転輪を持ち、以後の「2号戦車」シリーズの雛形となった、力強いドイツ的なフォルムを再現した内容となっています 【 「2号戦車G型」について 】●1935年、「ヒトラー」の再軍備化宣言以降、ドイツ軍は本格的な戦車開発を開始、「1号戦車」~「4号戦車」という4車種の開発が同時に行われました ●「2号戦車」は、元々偵察用戦車として位置付けされていましたが、主力戦車としての「3号戦車」の開発と生産が遅れてしまったため、実質的には主力戦車の役割を担い、「3号戦車」の数が揃った後も補助的な戦車として運用が続けられました ●また、「2号戦車C型」までのタイプと、その発展型となる「2号戦車F型」は、当事の戦車としては高い機動力を備えていたものの、他のドイツ戦車と同レベルの機動力でしかなく、「偵察用」戦車の能力としては物足りないものでした ●そこで、ドイツ軍では機動力を重視した「2号戦車」シリーズの新たなタイプ「2号戦車D/E型」を開発しますが、この戦車は基本的にトランスミッションのギア比を変えることで最高速度を上げたものであり、根本的な機動力の向上には繋がりませんでした ●次なる偵察用戦車として、1938年6月に「2号戦車G型」の開発を開始、「MAN」社が車台、「ダイムラー・ベンツ」社が車体上部と砲塔の開発を担当し、1939年末に試作車が完成します ・ 「2号戦車G型」は車台を含めて完全な新設計車両であり、足周りは「ハーフトラック」に準じた千鳥式の転輪配置を採用しています ・ 武装は、「20mm機関砲 KwK30」もしくは「20mm機関砲 KwK38」を搭載、装甲は最大30mm厚で、これは「G型」以前の「2号戦車」シリーズと同じでした ・ 「G型」は最高速度50km/hという機動力を発揮、これは従来の「2号戦車」シリーズから大幅に向上しており、偵察用の戦車の任務性に適したものとなっています ●しかし、その後の仕様変更や改修によって生産開始は1941年4月にずれ込んでしまい、戦訓から「2号戦車G型」は性能不足という判断を下され、生産は12両の少数で終わってしまいます ●12両の「2号戦車G型」は、実戦配備は行われず、訓練部隊での運用が中心となり、最終的には砲塔を取り外して固定陣地の火点として用いられています ●「2号戦車G型」は、結果的には実験用車両の域を出ないものとなりましたが、その後の「2号戦車」シリーズの基礎となり、装甲を強化した「2号戦車J型」、車体を大型化した「2号戦車L型 ルクス」へと繋がって行くことになるのです 【 「ドイツ 2号戦車 G型 (VK901)」のキット内容について 】●このドイツ軍の軽戦車「2号戦車G型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ペリスコープや前照灯などはクリアーパーツ、エンジングリルのメッシュはエッチングパーツといった、中国系メーカーのキットとしてはスタンダードともいえるパーツ構成、薄く成型されたパーツにカッチリとしたモールドが施され、新興メーカーらしからぬ高品質な造型で「2号戦車G型」を再現した内容となっています ●「2号戦車G型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●小型で面で構成された「2号戦車G型」の砲塔形状を再現、各部の溶接跡を繊細なモールドで再現しています ●砲身は、「20mm機関砲 KwK30」と「20mm機関砲 KwK38」の2種が付属、選択して使用します ・ 「砲身」は一体成型のパーツで再現、先端部のフラッシュハイダーは開口しています ・ 「防盾」は、防盾本体と砲身の装甲スリーブの2パーツで再現、同軸機銃は別パーツ化しています ・ 機関砲と機銃は機関部を再現しています ・ 「防盾」は、基部に内蔵するポリキャップにより完成後も上下可動します ●砲塔は各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します ・ 「車長キューポラ」は下部を砲塔上面に一体成型化、上部のリング部は別パーツとなります ・ 「ペリスコープ」はクリアパーツにより個別にパーツ化しています ・ 「車長ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 砲塔各部の「吊り下げフック」を別パーツ火しています 【 車体上部 】 ●「1号戦車」や「2号戦車」の後期シリーズの共通デザインとなる車体上部レイアウトを再現、薄く成型されたフェンダーやフェンダー支持架、吸気グリルのスリットなど、軽戦車としての華奢な造りを再現しています ●車体上部は、フェンダーを含めた一体成型のパーツで再現、これに別ブロック化した戦闘室、エンジンデッキを取り付けて作製します ・ 「フェンダー支持架」は車体パーツに一体成型化、薄く成型しています ・ 前後の「マッドフラップ」は別パーツ化、前部の「マッドフラップ」は装着の有無を選択できます ・ 「前照灯」は本体とガラス部の2パーツで再現、ガラス部はクリアパーツとなります ・ 「車載工具」類は個別にパーツ化、それぞれ固定具をパーツとともに一体成型した状態となっています ・ 「ジャッキ」は3パーツで構成、固定具は別パーツ化しています ・ 「車間表示灯」「尾灯」は別パーツ化して再現しています ●戦闘室は、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します ・ 「操縦手ハッチ」「無線手ハッチ」及び各「装甲バイザー」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます ・ 「装甲バイザー」で挟まれた「偽装バイザー」は一体成型のパーツで再現 ・ 戦闘室上部の「フック」はベース部分をモールドにて再現、フック本体は別パーツ化しています ●エンジンデッキは、側部の吸気グリルを含めて一体成型のパーツで再現、後部パネルは別パーツとなっています ・ 車体後部は、「スモークディスチャージャー」を装備した状態と「牽引ワイヤー」を装備した状態とを選択して作製します ・ 「吸気グリル」のメッシュを再現したエッチングパーツが付属しています ・ 「排気管」は左右方向に4分割したパーツで再現、先端部は開口しています 【 車体下部 】 ●車体下部は、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します ・ 「サスペンションアーム」「ショックアブソーバー」「ダンパー」は別パーツとなっています ・ 「起動輪」「誘導輪」「転輪」は前後に分割したパーツで再現 【 履 帯 】 ●履帯は、360mm幅となる「2号戦車G型」用のシングルピン履帯を再現しています ・ 履帯は、一部連結式履帯となっており、上部と下部の直線部は繋がった状態、前後の曲線部は1枚ずつに分割したパーツで構成しています ●ペリスコープ、前照灯のガラス部などを再現するクリアパーツが付属 ●エンジングリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています ●転輪のゴムの部分を塗り分けするマスキング用のエッチングシート(×2)も付属しています 【 「2号戦車 G型」の塗装 】 ●「2号戦車 G型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されています ●「ドイツ 2号戦車 G型 (VK901)」の完成時のサイズ ・ 全長 : 137mm ・ 全幅 : 63mm 【 「ドイツ 2号戦車 G型 (VK901)」のパッケージ内容 】・ 2号戦車G型 ×1 ・ エッチングシート ×3 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2015年 完全新金型
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
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