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「日本海軍 重巡洋艦 加古 フルハルスペシャル プラモデル (ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ フルハルスペシャル No.CH118 )」です●太平洋戦争時における日本海軍の重巡洋艦「加古」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●1937年の近代化改装後の連装砲を装備した姿を再現しています ●20cm砲を搭載する重巡洋艦の先駆けとなった重巡洋艦「古鷹型」の2番艦「加古」を再現、軽巡洋艦をそのまま大型化したような、シェルター甲板のないシンプルなシルエットを再現した内容となっています ●ハセガワ社製「日本重巡洋艦 加古」をベースに、フルハルモデル用の船底パーツ、エッチングパーツ、金属製砲身、金属製のスクリューパーツ、木製のディスプレイスタンドなどを追加したフルハルモデルスペシャルバージョンです 【 「日本海軍 重巡洋艦 加古 フルハルスペシャル」のキット内容について 】●日本海軍の重巡洋艦「加古」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●ハセガワ社のウォーターラインシリーズのフォーマットに沿って、ディテール表現を重視しながらも、コレクション性を考慮してパーツ数を抑えて巡洋艦「加古」を再現、1/700スケールの艦船モデルとしてバランスが取れた内容となっています ●巡洋艦「加古」は、1937年から大規模な近代化改装を行っており、本キットは近代化改修後から最終時までの姿を再現しています ●艦底部も再現したフルハルモデルとなります ・ 「日本重巡洋艦 加古」の平らな船底パーツも含まれていますので洋上モデルとしても作製することができます ●「加古」は、「船体」「上甲板」「艦橋などの上部構造物」「主砲などの艤装類」の各ブロックごとに分割した構成となっています ●各ブロックをそれぞれ個別に組み立てて、上甲板、構造物と艤装類を船体ブロックへと取り付けて完成させます ●船体上部は左右に分割したパーツで構成 ・ 船体は舷側部を左右分割のパーツで再現、その上下に蓋をするように甲板部パーツ及び船底パーツを貼り合わせて作製します ・ 左右分割した船体を組み立る際、船体パーツの間に歪みを防ぐための「桁パーツ」を挟みこむ構成となっています ・ 船体下部にはバルジを再現しています ・ 舷側の舷窓、塵捨て管、梯子、副錨などのディテールをモールドで再現しています ・ 舷側の鋼板継ぎ目を繊細なモールドで再現 ・ 洋上モデルとしての船体下を塞ぐ平らな船底パーツも付属 ●艦底部は一体成型の別パーツで再現 ・ 艦底には4基のスクリューを別パーツで再現、プロペラはメタル製パーツ、推進軸と支柱はプラパーツです ・ 「舵」(×2)も別パーツ化して再現 ●上甲板は、全通状となった一体成型のパーツで再現 ・ 「古鷹型」の特徴である「波型船体(甲板)」の形状は、舷側パーツのラインを波型に、それに合わせて上甲板パーツも波型にする事によって再現しています ・ 甲板上には、主砲塔台座、リノリウム押さえ、滑り止め、航空機軌条などの基本構造の他、リール、ボラード、アンカーチェーンなどの細かなディテールを繊細なモールドで再現しています 「加古」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成しています ●艦橋 ・ トップに6m測距儀や防空指揮所などを設けた大改装後の姿を再現、各階層ごとにパーツ分割しています ・ 艦橋は7層で構成、各層を積み上げることにより艦橋を完成させます ・ トップの主砲射撃指揮所は別パーツ化して再現しています ・ 「艦橋窓枠」は、「窓ガラス」の部分を一段凹んだ状態で再現、立体感を演出しています ・ 艦橋に装備する、「3.5m測距儀」(×2)、「4.5m高角測距儀」(×2)などを別パーツ化しています ●メインマスト ・ メインマストは単檣型で、一体成型のパーツで再現 ● 煙突 ・ 第1、第2煙突は左右に分割したパーツ構成で、トップは別パーツ化して再現しています ・ 1番煙突の配管は「古鷹」と異なる形状を再現しています ●後檣 ・ 後檣は三脚檣型、トップは1本の単檣となっています ・ 後檣は三脚檣部分は前後に分割したパーツ構成で、上部の単檣とクロスツリー部はそれぞれ一体成型のパーツで再現しています ・ フラットは別パーツ化して再現 ●クレーンは別パーツ化して再現、トラス構造を凹凸あるモールドで再現しています ●探照灯台座部 ・ 探照灯台座は、フラットと支柱の2パーツで再現 ・ 支柱にはトラス構造を彫刻で再現しています ・ 台座に装備する、「110cm 探照灯」(×2)を別パーツ化しています ●後部艦橋 ・ 後部艦橋は2層で構成、機銃のスポンソンは個別にパーツ化しています ・ 後部艦橋に装備する、「25mm連装機銃」(×4)、「110cm探照灯」(×1)などを別パーツ化して再現 ●カタパルト 「呉式 2号5型射出機」 ×1 ・ カタパルトは一体成型のパーツで再現 ●主砲塔部 「50口径 3年式 20cm連装砲 E2型」 ×3 ・ 砲塔は一体成型のパーツで再現、砲身は1本づつ独立したパーツとなっています ・ 砲身部分には防水カバーを再現 ・ 測距儀は別パーツ化しています ●高角砲 「45口径 10年式 12cm単装高角砲」 ×4 ・ 高角砲は、シールド部分と砲身の2パーツで構成 ・ 円形の高角砲台座を別パーツ化しています ●魚雷発射管 「92式 61cm 4連装発射管」 ×2 ・ 魚雷発射管は一体成型のパーツで再現 ●対空機銃 「25mm連装機銃」 ×4 ・ 機銃は一体成型のパーツで再現 ●内火艇、カッター及びボートダビッド ・ 11m内火艇 ×2 ・ 8m内火ランチ ×2 ・ 9mカッター ×3 ●その他の艤装を再現したパーツとして ・ 錨 ・ 菊花紋章 ・ 予備魚雷装填装置 ・ スキッドビーム などをセットしています ●艦載機 ・ 94式水上偵察機 ×1 ・ 95式水上偵察機 ×1 ・ 零式水上偵察機 ×1 が付属、この中から2機以下を選択して配置します ・ 艦載機は、胴体、上部翼、フロートに分割したパーツ構成となっています ●静岡模型教材協同組合「大型艦兵装セット」のランナーが1枚付属しており、機銃、艦載機、カタパルト、カッターなどは同ランナーのパーツを使用します 【 付属している金属製パーツ 】 ●以下の金属製パーツが付属しています ・ 主砲砲身 ×6 ・ スクリューのプロペラ ×4 【 付属しているエッチングパーツ 】 ●エッチングパーツが付属しています ・ 船体各部の手摺り (脚無しタイプ、弛み表現なし) ・ 艦首、艦尾旗竿 ・ 探照灯台座の支柱 ・ クレーン ・ 方位測定器 ・ スキッドビーム ・ 後檣のクロスツリー ・ 予備フロート架台 ・ カタパルト ・ 航空機運搬台車 ・ 航空機滑走台 ・ 艦載機のプロペラ(2翔タイプ) ×1 ・ 艦載機のプロペラ(3翔タイプ) ×1 など ●木製のディスプレイスタンドが付属しています ・ 船体を支える支柱はプラパーツとなります ・ アルミ製のネームプレートが付属 ●艦尾の軍艦旗(直線タイプとなびいている状態の2種)、艦載機の日の丸マークなどを再現したデカールが付属しています ●完成時のサイズ ・ 全長 : 264mm ・ 全幅 : 25mm 【 「日本海軍 重巡洋艦 加古 フルハルスペシャル」のパッケージ内容 】・ 重巡洋艦 加古 ×1 ・ 94式水上偵察機 ×1 ・ 95式水上偵察機 ×1 ・ 零式水上偵察機 ×1 ・ 「大型艦兵装セット」ランナー ×1 ・ 真鍮挽き物パーツ(砲身) ×6 ・ メタル製パーツ(スクリューのプロペラ) ×4 ・ エッチングシート ×1 ・ デカールシート ×2 ・ ディスプレイスタンド ×1 ・ ネームプレート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●スポット生産品 【 「重巡洋艦 古鷹型」について 】●第1次世界大戦後、日本海軍は水雷戦隊の旗艦用として5500t型軽巡洋艦を建造します ●しかし、当時のアメリカ海軍の7500トン級の軽巡洋艦「オマハ級」は、15cm砲を12門を装備しており、日本海軍の5500t型軽巡洋艦の火力では「オマハ級」に対抗できないと考えられていました ●そこで、このアメリカ海軍の「オマハ級」や英国海軍の「ホーキンス級」などの軽巡洋艦の火力を圧倒し打ち勝つ事ができる巡洋艦、さらには1万トン級の巡洋艦とも互角に戦うに対抗する事ができる巡洋艦として建造されたのが「古鷹型」です ・ 「古鷹型」は7100トン級の小柄な船体に、日本の巡洋艦としては初めて20cm砲を搭載、さらに同船体に高角砲や魚雷発射管などの重装備を収められたのは、新機軸となった「波型船体」を初めて採用した事が大きな要素となっています ・ 「波型船体」は、艦首から艦尾にかけて上甲板が次第に低くなるように、上甲板ラインを波型に配置した構造で、これにより船殻重量を軽減、余剰になった重量分を兵装配置に回す事ができるというメリットがあり、7100トン級の巡洋艦にどれだけ重兵装を詰め込む事ができるかにチャレンジして生まれた日本独特の船体ラインでした ●本来は実験的な艦としての意味合いが強い「古鷹型」は、建造後のロンドン軍縮会議の定義付けに従い、20cm砲を搭載していたため重巡洋艦に区分、当時の重巡洋艦としては最も小型となりました ●重巡洋艦「古鷹型」は竣工後、幾度かの改修を実施、1937年より主砲の換装、上部構造物の近代化などを盛り込んだ大改装が行われます ●単装砲だった主砲は、自動装填装置を備えた20cm連装砲へと換装、武装の交換に伴った各種測距儀・射撃装置の近代化、全くの新しい構造物として生まれ変わった艦橋などの例を見ない大改装を実施し、「古鷹型」はその艦容を一新して太平洋戦争の開戦に臨むことになるのです 【 「重巡洋艦 加古」について 】●重巡洋艦「加古」は、本来は軽巡洋艦「川内型」の1艦として建造される予定でしたが、軍縮条約の影響で起工を中止、新設計の重巡洋艦の1番艦として建造が始まります ●しかし、工期の遅れから2番艦である「古鷹」が先に竣工、このため「加古」は「古鷹型」の2番艦となりました ●「古鷹型」は1937年に近代化改装が行われ、「加古」も1937年12月に改装工事を完了、艦形を一新しています ●太平洋戦争開戦時、「加古」は同型艦「古鷹」、そして準同型艦「青葉」「衣笠」と共に「第6戦隊」を編制していました ●「加古」は、「第6戦隊」の一員として「グアム島攻略作戦」「ウェーク島攻略作戦」に参加、その後もソロモン海域を中心とした各攻略作戦に従事しています ●1942年5月、「加古」は「ポートモレスビー攻略作戦」に参加、攻略部隊の主力として小空母「祥鳳」と陸軍部隊を乗せた輸送船団と行動を共にしますが、アメリカ機動部隊の猛攻を受けて「祥鳳」は戦没、作戦も中止となりました ●1942年8月、アメリカ軍はガダルカナル島への上陸を開始、日本海軍は「第6戦隊」を含む「第8艦隊」を同島に急行させます ●「第8艦隊」は、夜間においてガダルカナル島に突入、「第1次ソロモン海戦」が発生しました ●「第8艦隊」は、油断していた連合軍艦隊に襲い掛かり、小規模の艦隊を各個に撃破、最小限の損害と引き換えに大きな戦果を挙げ、「加古」もこの戦果に貢献する活躍をみせました ●この「第1次ソロモン海戦」の終了後、「第6戦隊」は「第8艦隊」と分離して帰路に就きましたが、その途上においてアメリカ潜水艦の攻撃を受けます ●この攻撃は「加古」に集中し、魚雷3本を被雷、その姿を波間に消したのでした
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