ドイツ クルップ プロッツェ (6×4) 3.7cm対戦車砲牽引型 (プラモデル)タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.259 スケール:1/35
|
|||||
「ドイツ クルップ プロッツェ (6×4) 3.7cm対戦車砲牽引型 プラモデル (タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.259 )」です●「ドイツ クルップ プロッツェ (6×4) 3.7cm対戦車砲牽引型」を1/35のスケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●第2次世界大戦時においてドイツ軍を支えた軽統制型野戦貨物車両である「クルップ L2H」を再現したキットで、「3.7cm対戦車砲牽引型」ある「Kfz.69」が表現されています ●大きく傾斜したボンネットを持つ個性的なフォルムを持つ「クルップ L2H」を再現、ドイツ将兵の足として大戦初期の電撃戦で活躍した軽快な機動力を持つ同車の魅力が表現された内容となっています ●キットは、同社「ドイツ クルップボクサー 6輪軽トラック」のバリエーションキットで、「Kfz.69」用の荷台、「3.7cm 対戦車砲Pak35/36」、搭乗する兵士のフィギュアなどを追加したものです ●ドイツ軍は、再軍備時において将来をにらんだ軍隊の機械化を進めるにあたり、各種の民間用のトラックを大量に徴用していましたが、その結果、雑多な車種のトラックが混在することになり、整備や生産性などに問題が生じました ●そこで生まれたのが車輌を統一規格として開発するという「アインハイツ計画」による統制型車両で、1車種を大量に生産することで生産コストを低下、規格されたパーツにより整備性も大幅に向上しました ●「クルップ L2H」は、統制型野戦貨物車両(野戦トラック)の軽タイプに相当し、3300cc4気筒のエンジンを水平対抗式(通称ボクサーエンジン)に搭載、そのためエンジン自体は低シルエットとなり、ボンネット部分は前方に傾斜した特徴的な形状となっています ●「クルップ L2H」は、後輪4輪が駆動する6×4方式で、その後輪はダブルウィシュボーン、水平配置コイルスプリングサスペンションにより良好な機動力を発揮、エンジン出力も60馬力と、1t強の牽引能力を持っていました ●また、予備タイヤは各タイヤ間に装着されて回転式となっており、不整地走行時の補助タイヤとしての役割も持っていました ●「クルップ L2H」は、各種タイプ車両が作られ、砲牽引車型の「Kfz.69」を始め、無線通信車の「Kfz.68」、兵員輸送型の「Kfz.70」などが存在していました ・ 「クルップ・プロッツェ」は砲牽引型「Kfz.69」に付けられた俗称で、大戦初期における主力対戦車砲である「3.7cm 対戦車砲PaK 35/36」などを牽引する役割を持っていました ●この「クルップ L2H」は1933年から1942年迄に約7000両が生産され、その軽快な足周りと、優れた機動性によりドイツ軍兵士の足として活躍、特に大戦初期の電撃戦の象徴的存在となり、各戦線で広く使用されました ●ただし、同車は戦前の設計であり、戦時生産車輌としては贅沢な作りで、その分生産コストも高いために1942年に生産が終了、また牽引する「3.7cm 対戦車砲PaK 35/36」は大戦初期において威力不足となっており、この車輌が活躍する姿は独ソ戦初期までとなっています ●この「クルップ プロッツェ(6×4) 3.7cm対戦車砲牽引型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●キットは、同車をシャープに再現、タミヤMMシリーズの特徴である精密感を兼ね備えた作り易さが追求されており、模型本来の「作る楽しさ」を感じられる内容となっています ●「クルップ プロッツェ」が牽引する「3.7cm 対戦車砲Pak35/36」と、搭乗員のフィギュアが付属しており、このキット単体でドイツ電撃戦の1シーンを演出することが可能、また同社「ドイツ 2号戦車 A~C型 (フランス戦線)」、「ドイツ 3号突撃砲B型 (Sd.Kfz.142)」などと共に配置すると、その情感が一層深まることでしょう ●「クルップ プロッツェ」シャーシのメインフレームは一体成型で、これに前部サスペンション、マフラーなどを取り付ける構成となっています ・ リアディファレンシャルは各8パーツで構成され、特徴的なダブルウィッシュボーンの構造が再現されています ・ フロントアクセル部は左右に操行が可能です ・ タイヤは本体部分と内側部分との2分割式で、回転可動式となっています ●車体裏側から見えるエンジン下部が再現、5パーツで構成されています ●操縦席部分は、床面、側面板、後面板で構成され、座席は別パーツとなっています ・ 各種レバー類が別パーツにて再現 ・ メーターパネル部にはメーター表示の細かな彫刻が施されています ・ フロントウィンドーは、枠の部分とガラスの部分とが別パーツで、ガラスの部分は9割方カット処理された透明プラ板が用意されています ・ 座席はタミヤタッチにより質感とディテールが表現されています ●「クルップ プロッツェ」のフロントボディーは、フェンダーが一体成型された本体部分とフロントグリル部で構成されています ・ バンパー、管制カバーが付いた前照灯、車幅ポール、サイドミラーなどは別パーツで再現 ●荷台(兵員室)部分は床面が一体成型され、これに座席と弾薬収納箱などを取り付ける構成となっています ・ 座席は、操縦席同様に質感とディテールが表現されています ・ 弾薬収納箱は前後分割式です ・ 荷台後部に存在する「3.7cm 対戦車砲Pak35/36」用の予備タイヤが付属 ●車輌に搭乗するフィギュアが4体付属しています ・ フィギュアは、着座姿勢の操縦手1体と、荷台の座席に座る兵士2体、助手席で立っている兵士が1体となっています ●フィギュアの服装は、「M36野戦服」にブーツを着用した典型的な大戦初期のドイツ軍兵士の服装が表現されています ●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、足部のパーツ構成となっています ●各フィギュアのポーズについて ・ 操縦手のフィギュアは、両腕でハンドルを持っているポーズ ・ 着座姿勢の兵士フィギュアの2体は、荷台の座席に座り佇んでいるポーズです ・ 立像のフィギュアは、助手席の床面に立ち、フロントウィンドーの上端に手を掛け、前方を見ているポーズとなっています ●「3.7cm 対戦車砲Pak35/36」が付属、同社「ドイツ 37mm対戦車砲」の砲本体のパーツを抽出したものです ●砲身先端部は一体成型となっており、スライド式金型により砲口が開口処理されています ・ 砲身後部は左右分割式です ・ 砲尾は上下分割式で、閉鎖器は開閉可動式です ・ 砲身は上下可動式です ●砲架は、中央のベース部分に砲架左右のパーツを取り付ける構成となっています ・ 砲架は左右旋回が可動式です ・ 操作ハンドルは別パーツで再現 ●防盾は一体成型で再現されています ●砲脚は本体部分が一体成型で、駐鋤下部が別パーツとなっています ・ 砲脚は開閉可動式です ●タイヤは一体成型で再現されており、回転可動式です ●砲番号(「A」~「C」)を表示するデカールが付属しています ●アクセサリーパーツが付属 ・ 3.7cm砲弾用弾薬箱 ×3 ・ 3.7cm砲弾 ×2 ・ 空薬莢 ×5 ・ 成型炸薬弾 ×1 ●キットには同社「歩兵携行品用Yランナー」が付属、フィギュアの装備品、車輌に装着する装具類は同ランナーから選択して使用します <歩兵携行品用タミヤYランナー> ・ 「MG34」機関銃 ×1 ・ 「MG42」機関銃 ×1 ・ 機関銃用200発入り弾薬箱 ×2 ・ 予備銃身ケース(1本用) ×1 ・ 機関銃用前脚(開いたタイプ) ×1 ・ 機関銃用前脚(閉じたタイプ) ×1 ・ 機関銃用工具入れ ×1 ・ 「モーゼル Kar 98k」 ライフル ×2 ・ 「MP40」 サブマシンガン ×1 ・ 双眼鏡 ×1 ・ 銃剣 ×2 ・ ライフル用3連マガジンポーチ ×4 ・ サブマシンガン用マガジンポーチ ×2 ・ 携帯シャベル ×2 ・ 携帯シャベル(銃剣付き) ×3 ・ ヘルメット ×5 ・ 雑嚢 ×5 ・ 飯ごう ×5 ・ 水筒 ×5 ・ ガスマスクケース ×5 ・ ポンチョ ×5 ・ マップケース ×1 ・ 「P-08」用ホルスター ×1 ・ 「P-38」用ホルスター ×1 その他 ●マーキングは、4種類の塗装例が説明書に記載されています ・ 第87歩兵師団 第187戦車駆逐大隊 第1中隊(ベラルーシ / 1941年夏) ・ 第1山岳師団 第44山岳戦車駆逐大隊 第2中隊(ウクライナ / 1941年6月) ・ 第293歩兵師団 第293戦車駆逐大隊(ベラルーシ / 1941年夏) ・ 第36自動車化歩兵師団 第36戦車駆逐大隊 第2中隊(バルト諸国 / 1941年夏) ●説明書の塗装例に基づく、部隊マーク、戦術記号、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています ●2003年 一部新金型
通販のご利用方法の詳しくは、コチラより「ご利用ガイド」 関連商品
|
|
||||