1/144 オリジナルレジンキャストキット （AFV） フォルクスワーゲン ビートル マツオカステン (Matuo Kasten)

「フォルクスワーゲン ビートル レジン (マツオカステン 1/144 オリジナルレジンキャストキット （AFV）  No.MTUAFV-094 )」です

●第2次世界大戦時におけるドイツ軍のスタッフカー「フォルクスワーゲン タイプ82E」と、ピックアップトラック型の「フォルクスワーゲン タイプ825」を1/144スケールで再現したレジン製組立キット

●本キットには
　・ スタッフカーとなる フォルクスワーゲン タイプ82E ×1
　・ ピックアップトラック型 フォルクスワーゲン タイプ825 ×1
　をセットしています

●野戦型の「キューベルワーゲン 82型」のシャーシを利用したスタッフカー「フォルクスワーゲン タイプ82E」と、そのピックアップトラック型の「フォルクスワーゲン タイプ825」を再現、「フォルクスワーゲン ビートル」シリーズの原型となる、独特の丸みを帯びたフォルムを再現した内容となっています

【 「フォルクスワーゲン タイプ82E」について 】

●「ヒトラー」が率いた「ナチス党」は、全体主義とナショナリズムだけではなく、しっかりとした経済政策を行っており、第1次世界大戦の敗北と世界恐慌の影響で疲弊していたドイツは、「ナチス党」が政治力を発揮し始めると一気に景気が回復して行きました

●その成果が見えつつあった1933年、「ヒトラー」は経済政策の一環として、1家族に1台の車両を保有するという「国民車計画」を立案します
●この「国民車計画」は、「ヒトラー」からの厚い信頼を得ていた「ポルシェ」社の「フェルディナント・ポルシェ」博士によって開発が進められ、低価格な小型車「KdF ワーゲン」が1938年に誕生します

●「KdF ワーゲン」の製造にあたり、大量生産を前提とした専用の大型工場を建設しましたが、民間用タイプを生産する前に第2次世界大戦が勃発、その生産ラインは「KdF ワーゲン」の野戦型となる「キューベルワーゲン 82型」へと変更されてしまいます

●しかし、民間用として開発された「KdF ワーゲン」のボディをそのまま軍用のスタッフカーとして流用することも行われ、「KdF ワーゲン」オリジナルの「タイプ60」、「キューベルワーゲン 82型」のシャーシを使用した「タイプ82E」、4輪駆動型となる「タイプ87」などが生産されました

●約500台が生産された「フォルクスワーゲン タイプ82E」は、クローズトボディがもたらす快適性が評価され、ドイツ軍や政府関係機関で使用、戦後も連合軍の管理下で生産を継続し、戦後復興にも大きな貢献を果たしたのです

【 「フォルクスワーゲン ビートル」のキット内容について 】

●このドイツ軍のスタッフカー「フォルクスワーゲン タイプ82E」と、ピックアップトラック型の「フォルクスワーゲン タイプ825」を再現したレジン製組立キットです

●レジン成型の特性を活かし、「フォルクスワーゲン タイプ82E」と「フォルクスワーゲン タイプ825」を一体成型で再現、強弱を付けたモールドとカッチリとした造型、そしてマツオカステン独特の細部ディテールの追求により、ディテール感豊かに「フォルクスワーゲン タイプ82E」と「フォルクスワーゲン タイプ825」を再現した内容となっています

●「フォルクスワーゲン タイプ82E」と「フォルクスワーゲン タイプ825」はそれぞれ一体成型のパーツで再現
　・ 独特のボディのプレスライン、後部のグリル、荷台のパネルラインなどを強弱を付けたモールドで再現
　・ 各ウィンドはモールドにて再現、ワイパーやドアノブなどの細かなディテールも再現しています


●原型製作 ： マツオカステン

【 「フォルクスワーゲン ビートル」のパッケージ内容 】

　・ フォルクスワーゲン タイプ82E ×1
　・ フォルクスワーゲン タイプ825 ×1
　・ 組立て説明図 ×1


●2016年 リメイク

【 「フォルクスワーゲン ビートル」の組立て上のご注意 】

●レジン製キットですので、組立てる前にファインモールド社製「ご機嫌クリーナー 」やガイアノーツ社製「レジンウォッシュ （大）」などの離型剤クリーナーを使用して表面に付着している離型剤を洗い流して下さい
●また、パーツの接着には、瞬間接着剤もしくはエポキシ系瞬間接着剤を使用して下さい