ウクライナ BTR-3E1 シュトゥルム砲塔搭載型 (プラモデル)エース 1/72 ミリタリー No.72175 スケール:1/72
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「ウクライナ BTR-3E1 シュトゥルム砲塔搭載型 プラモデル (エース 1/72 ミリタリー No.72175 )」です●ウクライナ軍の装甲兵員輸送車「BTR-3E1」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●「BTR-80」をベースにした発展型として、強力な武装を備える「シュトゥルム砲塔」を搭載した「BTR-3E1」を再現、機関砲や対戦車ミサイルなどを大きく突き出した、威圧感のあるフォルムを再現した内容となっています ●エース社製「ソビエト BTR-80 装甲兵員輸送車 初期型」をベースに、「BTR-3E1」を再現するため、砲塔や車体上部などを新規パーツへと変更したバリエーションキットです 【 「ウクライナ BTR-3E1 シュトゥルム砲塔搭載型」のキット概要 】●1/72スケールのキットとしては細分化したパーツ構成、エース社特有の素朴なモールドを施したパーツ ●各ハッチは開閉状態を選択可能 ●前部の視察ハッチも開閉状態を選択することが可能、ただしウィンドを再現したクリアパーツなどは付属していません ●ガンポート、スモークディスチャージャーの蓋などを再現したエッチングパーツが付属 ●タイヤのゴムの部分は軟質素材で再現 ●塗装例は、ウクライナ軍2種、タイ王国軍1種、車体番号などを再現したデカールが付属 ●ボックスに描かれているデジタル迷彩のパターンを再現したデカールも付属 【 「ウクライナ BTR-3E1 シュトゥルム砲塔搭載型」のキット内容について 】●ウクライナ軍で運用される装甲兵員輸送車「BTR-3E1」を再現したプラスチックモデル組立キット ●エース社特有のハンドメイドによる金型加工を用いて「BTR-3E1」を再現、レジンキットの感覚に近い独特の風合いと、ミニスケールキットとしては細分化したパーツ構成で、「BTR-3E1」の全体像とディテールとを再現した内容となっています ●「BTR-3E1」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成しています 【 砲 塔 】 ●「30mm機関砲」の砲身は一体成型のパーツで再現 ・ 砲身基部のフレームは0.5mm径の金属線などを使用して作製します(金属線は付属していません) ・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現、「同軸機銃」は別パーツ化しています ●砲塔は、3層のパーツで構成 ・ 対戦車ミサイル「9M113 コンクールス」は、本体と取り付けベースの2パーツに分割して再現 ・ 「スモークディスチャージャー」は1本ずつ個別にパーツ化、「蓋」は付属のエッチングで再現します 【 車体上部 】 ●車体上部は、天板と左右両側面の3パーツで構成 ・ 前部の「視察ハッチ」、上部の「ハッチ」、兵員室の上部の「ハッチ」は別パーツ化しており、開閉状態を選択することができます ・ 「ガンポート」は付属のエッチングで再現しています ・ エンジンデッキの「装甲ガード」は1つずつ個別にパーツ化 ・ 「足掛け」「ライトガード」「前照灯」「車載工具類」「トリムベーン」などを別パーツ化 ・ 「排気管」は上下に分割したパーツで再現しています ・ 後部のプレートは付属のエッチングパーツで再現します 【 車体下部 】 ●車体下部は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 側面ハッチは別パーツ化しています ・ 「ダブルウィッシュボーンサスペンション」は、上下のアーム、車軸、軸受け、ショックアブソーバーに分割したパーツ構成となっており、これを8輪分作製して車体へと取り付けます ●タイヤは、ホイール部とゴムの部分とに分割しています ・ ゴムの部分は軟質素材製で、トレッドパターンを深めのモールドで再現しています ●ガンポート、スモークディスチャージャーの蓋などを再現したエッチングパーツが付属しています 【 「BTR-3E1 装甲兵員輸送車」の塗装とマーキング 】 ●「BTR-3E1」のマーキングとして、3種類の塗装例が説明書に記載されています ・ ウクライナ軍 (2012年) ・ ウクライナ軍 (2015年) ・ タイ王国軍 (2014年) ●説明書の塗装例に基づく、車体番号などを再現したデカールが付属 ●ボックスに描かれているデジタル迷彩のパターンを再現したデカールも付属しています 【 「ウクライナ BTR-3E1 シュトゥルム砲塔搭載型」のパッケージ内容 】・ BTR-3E1 装甲兵員輸送車 ×1 ・ エッチングシート×1 ・ デカールシート ×2 ・ 組立て説明書 ×1 ●2016年 一部新金型 【 「BTR-3E1 装甲兵員輸送車」について 】●ソ連軍は、第2次世界大戦後に装甲兵員輸送車の本格的な開発を開始、装輪式装甲車「BTR-152」や「BTR-40」などの開発を経て1959年に誕生したのが兵員輸送車「BTR-60」です ●この「BTR-60」はオープントップ式の車体でしたが、1966年に登場した改良型「BTR-60PB」では密閉型の車体へと改良、上部に「14.5mm機関砲」を装備した銃塔を搭載し、このスタイルは後々まで続くソ連軍の装輪装甲車輌の基本デザインとなりました ●しかし、この「BTR-60PB」は、車体前部に操縦席、中央部に兵員室、後部にエンジンというレイアウトを採用したことで、兵員の乗降は車体上部のハッチしか使用できず、乗降時に兵員の体が露呈してしまうという兵員輸送車としては致命的な欠点を抱えていました ●そこで、1972年に誕生した「BTR-70」では、第2、第3タイヤの間に側面ハッチを増設、側面からの乗降が可能になり「BTR-60PB」の欠点が改善されました ●ところが、このハッチは小型であったため様々な装備を付けた兵士にとっては不便極まりなく、また「BTR-60PB」と同じガソリンエンジンを搭載したことで、引火しやすいという弱点も持っていました ●「BTR-70」は「BTR-60PB」と並んでアフガニスタン侵攻に参加、この戦いでは上記のような「BTR-60」系列の欠点が噴出し、これらの欠点を改善したタイプとして1984年に登場したのが「BTR-80」です ・ この「BTR-80」は、従来のガソリンエンジン2基から260馬力のディーゼルエンジン1基へと変更、機動性能と防御力が大きく向上しています ・ 側面ハッチも大型化、兵員の迅速な展開と撤収が可能となり、銃塔の仰角も60度へと引き上げられています ●「BTR-80」は、ソ連軍のみならず東側諸国や親ソ連国家などに広く輸出が行われ、現在においても「BTR-60」系列の発展型として確固たる地位を得ています ●ソ連崩壊により独立国家となったウクライナは、ロシアから一定の距離を置いた政策を採り、ソ連時代から重工業国家であったことを活かして、外貨獲得のために積極的に兵器の輸出を行っています ●このウクライナが輸出用に独自に開発した「BTR-80」の発展型が「BTR-3」です ●「BTR-3」では、「シュトゥルム砲塔」という重武装の砲塔を搭載、この砲塔には、30mm機関砲1門、30mm自動擲弾発射機1基、対戦車ミサイル「9M113 コンクールス」2基を装備し、「BMP-2」を超える火力を持っています ●このため、「BTR-3」は装甲兵員輸送車というカテゴリーよりも歩兵戦闘車に近い存在であり、装輪式の装甲車としては極めて強力な車両です ●この「BTR-3」は輸出先のニーズに応えるように様々なタイプが用意され、「UTD-20 エンジン」を搭載した通常型となるのが「BTR-3E1」です ●「BTR-3E1」は、強力な武装を持ちながら、比較的安価な車両として各国が導入を進め、ウクライナ軍でも制式採用、着実に配備が進んでいるのです
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