



ルノー AHN 5トン トラック 木炭燃料車 (プラモデル)エース 1/72 ミリタリー No.72532 スケール:1/72
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![]() 「ルノー AHN 5トン トラック 木炭燃料車 プラモデル (エース 1/72 ミリタリー No.72532 )」です●第2次世界大戦時におけるフランス製の大型トラック「ルノー AHN」の「木炭燃料型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット ・ マーキングはドイツ軍仕様車のみとなります ●ドイツ軍仕様として、化石燃料の消費を抑えるため燃料を木炭にした「ルノー AHN」の「木炭燃料型」を再現、キャビン後方に木炭燃焼用の大型のタンクを備えた、独特な姿を再現した内容となっています ●エース社製「フランス ルノー AHN 3.5t トラック」をベースに「木炭燃料型」を再現するため、燃焼タンク、バンパー、荷台や幌の一部などのパーツを追加したバリエーションキットです 【 「ルノー AHN 5トン トラック 木炭燃料車」のキット概要 】●1/72スケールのキットとしては細分化したパーツ構成、エース社特有の素朴なモールドを施したパーツ ●燃焼タンク部分の荷台と幌の切り欠け部分はパーツを加工して作製する必要があります ●キャビンのウィンド部分は、クリアフィルムをカットして作製(クリアフィルムは含まれていません) ●展開した状態の幌が付属、装着の有無を選択可能 ●ステアリングは前方に固定した状態 ●タイヤのゴムの部分は軟質素材製パーツ ●塗装例はドイツ軍仕様2種、ナンバープレートを再現したデカールが付属 【 「ルノー AHN 5トン トラック 木炭燃料車」のキット内容について 】●このフランス製の大型トラック「ルノー AHN」の「木炭燃料型」を再現したプラスチックモデル組立てキットです ●エース社独特のハンドメイドによる金型加工を用いて「ルノー AHN」の「木炭燃料型」を再現、レジンキットの感覚に近い独特のパーツ成型により、同車のフォルムとディテールとを再現した内容となっています ●「ルノー AHN 木炭燃料型」は、「キャビン」「荷台」「シャーシ」の3ブロックで構成しています 【 キャビン 】 ●キャビンは、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 側面ドアはパーツ上に凹モールド化して再現 ・ 各パネルはウィンド部分を開口しており、ウィンド本体は説明書に描かれたカットラインに沿ってクリアフィルムを切り出して作製します(クリアフィルムは付属していません) ・ 「前照灯」「ノテックライト」「バンパー」などを別パーツ化して再現 ・ 「燃焼タンク」は、左右に分割したパーツで再現、「蓋」「配管」などは別パーツ化しています ●キャビン内部を再現、以下のパーツで構成しています ・ 運転席 ・ 助手席 ・ メーターパネル ・ ハンドル ・ レバー類 など 【 荷台部 】 ●荷台は、各パネルを箱組み状に貼り合わせて作製します ・ 荷台側面にはプレス構造、床面と後面にはパネルラインをモールドで再現 ・ 「燃焼タンク」の切り欠け部分は、床面のパーツを切り取って作製、側面パネルなどをパーツ化しています ・ 荷台下部のトラス構造物は、縦方向のフレームと横方向のフレームを組み合わせて作製します ●展開した状態の「幌」が付属しています ・ 「幌」は左右及び前面部の3パーツで構成 ・ 「燃焼タンク」の切り欠け部分は、「幌」のパーツを切り取って作製、側面部などをパーツ化しています 【 シャーシ 】 ●シャーシのメインフレームは一体成型のパーツで作製 ・ 各「サスペンション」は一体成型のパーツで再現 ・ 「ステアリングゲージ」は3パーツに分割して再現、ステアリングは前方に固定した状態となっています ・ 「ディファレンシャル」は一体成型のパーツで再現 ●タイヤは、ホイールとゴムの部分とに分割しており、ゴムの部分は軟質素材製となります ・ ゴムの部分にはトレッドパターンをモールドで再現しています 【 「ルノー AHN 木炭燃料型」の塗装とマーキング 】 ●「ルノー AHN 木炭燃料型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています ・ ドイツ空軍所属車両 (イタリア / 1943年) ・ ドイツ陸軍所属車両 (フランス / 1944年) ●説明書の塗装例に基づく、ナンバープレートを再現したデカールが付属しています 【 「ルノー AHN 5トン トラック 木炭燃料車」のパッケージ内容 】・ ルノー AHN 木炭燃料型 ×1 ・ デカールシート ×1 ・ 組立て説明書 ×1 ●2016年 一部新金型 【 「ルノー AHN 木炭燃料型」について 】●1930年代における各国の軍隊では軍用として開発されたトラックは少なく、民間用のトラックを転用することが一般的でした ●このような民間用トラックの転用は開発費の低減には繋がりますが、仕様が異なるトラックが混在したことで、整備上の問題が生じます ●1930年代後半、ヨーロッパに戦争の気運が高まると、フランス最大の自動車メーカー「ルノー」社は、パーツを共通化しながらバリエーション展開の可能な新しい軍用トラックの生産プランを軍に提示、これを認めたフランス軍には新たな軍用トラックシリーズが誕生することになります ●このトラックはキャビンなどを共通化し、シャーシとエンジンなどを変えて積載量の増減に対応、最大積載量2tの「AHS」、同3.5tの「AHN」、同5tの「AHR」の3種が作られました ●「ルノー AHN」は、75馬力、4000cc、6気筒のガソリンエンジンを装備した後輪駆動式の3.5tトラックで、他の2車種と同様にプレス加工の鉄板を多用、キャビン形状も共通のキャブオーバー式となっているのが特徴となります ●しかし、この「ルノー」社の3種のトラックは1940年から生産が行われたために、フランス軍には少数しか配備されていない段階でフランスが降伏、1944年のフランス解放まで「ルノー AHN」を始めとする3種のトラックはドイツ軍用として生産が続けられています ●一方、ドイツ軍は大戦初期には破竹の勢いで各地を占領して行きましたが、1943年頃からは連合軍が優勢となり、戦力の拡大や占領地の減少などにより、石油や石炭の化石燃料が不足気味となって行きました ●そこで、軍だけではなくドイツやその占領地で多く用いられたのが木炭を燃料とした車両です ●この木炭燃料車は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンと比べると馬力が大きく落ちてしまうので、前線部隊での運用は困難でしたが、後方部隊や民間車両などでは多く用いられ、ドイツ軍を影から支えた存在となったのでした ![]() ![]() ![]() ![]()
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