モデルグラフィックス 2013年5月号
モデルグラフィックスモデルグラフィックス 2013年2013年3月発売模型関係月刊誌ホンダ NSR500ヤマハ YZR500 OW98スズキ RGV-Γ XR741984 WGP1988 WGPWGP
「モデルグラフィックス 2013年5月号 (雑誌) (大日本絵画 月刊 モデルグラフィックス No.342 )」です
●「モデルグラフィックス 2013年5月号」です
(2013年3月25日発売)【 「モデルグラフィックス 2013年5月号」について 】
【 巻頭特集 】「GP500レーサー」熱狂時代、再来!
【 198X モーターサイクルヒーロー列伝[番外編] 】
駆け抜けた「あの夏」の想い出が総天然色で蘇る2013年
ロードレース世界選手権を彩った「最強モンスターマシン」たち
●1981年6月、前年にロードレース世界選手権(以下WGP)の最高峰カテゴリー500ccクラスでチャンピオンを獲得した"キング"「ケニー・ロバーツ」の「ヤマハYZR500(0W48)」で、タミヤの1/12オートバイシリーズは颯爽とスタートを切りました
●その後、「一般人には手が届かぬ夢のレーサーマシンと人気の市販バイク」という組み合わせによりラインナップを急速に充実させて行きましたが、「500cc GPレーサー」の製品化に関しては、1987年3月発売の「ホンダNSR500('86年型)」を最後に、「WGP 500cc GPレーサーモデル冬の時代」とも言われる11年の永きに渡る空白期間が空いてしまいます
●しかも残念なことに、「WGP 500ccクラス」はこのとき史上最高とも言える盛り上がりを見せていました
●「エディ・ローソン」(ヤマハ)と「ワイン・ガードナー」(ホンダ)がしのぎを削り、新鋭「ケビン・シュワンツ」(スズキ)と「ウェイン・レイニー」(ヤマハ)が急速に台頭、この4名が極めて高度な駆け引きを演じ合い、テレビ大阪の千年屋俊幸アナによる絶叫中継('89年~)も加わって、「4強時代」の濃密さに多くの人々が熱狂したのです
●そうした時代にWGPへ陶酔していたモデラーならば、誰もが「500cc GPレーサー」が一切プラスチックモデル化されない状況への不満を抱いていたはずで、特に、熱狂的なファンが多かった「ケビン・シュワンツ」の「スズキRGV-γ」の製品化を望む声は大きいものがありました
●こんな「500cc GPレーサー」の冬の時代において、突如フジミが1/12スケールの「スズキRGV-γ(XR74/'88年後期型)」の発売、その直後に、まるでタイミングを合わせたかのように、ハセガワが1/12スケールの「ヤマハYZR500(0W98/'88年型)」の製品化を発表しました
●ただ、このような「500cc GPレーサー」モデルのバッティングは意図的ではなく、まったくの偶然であり、いよいよ「500cc GPレーサー」では「ヒストリック系マシンの製品化もごく自然という時代が到来した」と考えるべきでしょうう
●今号では、この「500cc GPレーサー」を特集、実車の解説はもちろん、レースでの展開、模型メーカーの開発の背景を作例を交えて紹介します
■特集記事
●introduction(あさのまさひこ)
●国産1/12「GP500レーサー」モデル史 (あさのまさひこ)
●「ファスト フレディ」 vs「キング ケニー」いまなお語り次がれる伝説の闘い (吉村誠也)
●Honda NSR500'84(NV0A)クローズアップ&ヒストリー (吉村誠也)
●タミヤ1/12「Honda NS500 '84」製作講座
・ 後期仕様の外装に改造する方法を写真を交えて解説
●「当事者」たるモデルメーカーに聞く GP500レーサーモデル復権への背景
●「レーサーズ」編集長 加藤 裕インタビュー
●「K.シュワンツ」 vs 「W.レイニー」 強烈な敵対心がサーキットに熱狂を呼ぶ (吉村誠也)
●スズキ RGV-γ'88(XR74)クローズアップ&ヒストリー (吉村誠也)
●フジミ 1/12 「スズキRGV-γ'88」製作講座
●ヤマハ YZR500 '88 (0W98)クローズアップ&ヒストリー (吉村誠也)
■特集作例
●タミヤ王道フォーマットで楽しむ異形マシン
・ 「ホンダ NSR500 '84」 (1/12 タミヤ)
●30年前のモデルを最新パーツを使ってブラッシュアップ
・ 「ホンダ NSR500 グランプリレーサー 」 (1/12 タミヤ)改造
●フジミ初の1/12WGPレーサーはファン待望、シュワンツのガンマ!
・ 「スズキ RGV-γ 後期型 (XR74) 1988年 チーム ペプシ スズキ」 (1/12 フジミ 1/12)
●「4強時代」はレイニー抜きには語れない!
・ 「ヤマハ YZR500 (OW98) 1988 WGP500 チャンピオン」 (1/12 ハセガワ)
■CHARACTER MODELING
●大洗女子学園の風紀を守るカモさんチームの戦車を攻略
・ 「フランス戦車 B1 bis 」 (1/35 タミヤ)
●06R、再臨!
・ 「MS-06R-1A 黒い三連星ザク」 (1/144 バンダイ)
●あらゆる装備を手に入れて力を増したユニコーンガンダム2号機
・ 「RX-0(N) ユニコーンガンダム 2号機 バンシィ・ノルン」(1/144 バンダイ)
●国連宇宙海軍 極東方面空間戦闘群連合 宇宙艦隊第1艦隊
・ 「国連宇宙海軍 連合宇宙艦隊セット 1」、「国連宇宙海軍 連合宇宙艦隊セット 2」 (1/1000 バンダイ)
■AIR MODELING
●「またファルクラム?」と言わせない本気の再現度
・ 「MiG-29 9.12 フルクラムA」 (1/48 グレートウォールホビー)
●エアフィックス最新作は1/72にしてこの精度、駿馬は何度でも蘇る
・ 「ノースアメリカン P-51D ムスタング」 (1/72 エアフィックス)
■AUTO MODELING
●ツヤ消しなクルマ模型のススメ
・ 「スバル サンバー 赤帽仕様 」 (1/24 アオシマ)
■AFV MODELING
●SFメカ的な魅力を放つIDFの主力戦車
・ 「メルカバ Mk.3 バズ w/Nochri Dalet マインローラー付」 (1/35 MENGモデル)
●タミヤ1/35MMシリーズ屈指の名作に加わるイスラエルの風
・ 「イスラエル軍戦車 ティラン 5」 (1/35 タミヤ)
■SHIP MODELING
●艦隊の生命線たる存在
・ 「米国海軍 サクラメント級 高速戦闘支援艦 AOE-4 デトロイト」 (1/700 ピットロード)
●陸上部隊を支援すべく大河を遡る砲座
・ 「日本海軍 砲艦 宇治 1941 スーパーディテール 」、「日本海軍 砲艦 勢多/比良 (せた・ひら)」 (1/700アオシマ)
■連 載
・ 最後の晩餐 (二宮茂樹)
・ 世界の駄っ作機 (岡部ださく)
・ 岸川ラボ (岸川 靖)
・ オレが愛でずに誰が愛でる!? 廣田恵介の組まず語り症候群 (廣田恵介)
・ 世界の舷窓から (岩重多四郎)
・ GUNDAM DASHBOARD
・ ニノさんのアレコレ(二宮茂樹)
・ 新刊線のりば
・ 戦車道千代田新陰流月報
・ KANDA SPACE CENTER
・ 極端流超実践模型写真塾
・ スクーデリア芦別 (POOH熊谷)
・ Ma.K.Profile MG side (横山 宏)
・ Let's TRY ビギナーズ「実録版」 (伊藤霊一)
■情 報
・ ヘッドライントピックス
・ NEWCOMERS
・ NEWCOMER EXTRA!
【 「モデルグラフィックス 2013年5月号」の仕様 】
●版型 : A4版
●全152ページ
●雑誌 : 18747-5