アメリカ シャーマン用 ダックビルズ (T48/T51/T54E1用)
「アメリカ シャーマン用 ダックビルズ (T48/T51/T54E1用) (プラモデル) (ブロンコモデル 1/35 AFV アクセサリー シリーズ No.AB3548 )」です
●ブロンコモデル社製「T48型 ラバーストッパー型 可動キャタピラ (シャーマン用)」「アメリカ シャーマン T74型 金属ストッパー型 可動キャタピラ」「T54E1型 金属鋭角くさび型 可動キャタピラ (シャーマン用)」などの「M4中戦車」シリーズの「VVSSサスペンション」用履帯に対応する延長コネクター「ダックビル」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●履帯のサイドコネクター部分に接着することで、延長コネクター「ダックビル」を装着した状態を再現することができるパーツセットです
・ 接着強度の関係から、ベルト式履帯に接着した場合は外れやすくなりますので、連結式履帯への装着が適しています
・ 「T48」「T51」「T54E1」履帯は本パッケージには含まれていません
【 「延長コネクター ダックビル」について 】
●「M4中戦車」シリーズは、アメリカ軍の中戦車の主力として開発、生産されましたが、中戦車「M3」をベースとして開発が行われたことから、履帯を含めて足周りはほぼ「M3」と同等であり、「M3」よりも重量が重い「M4中戦車」シリーズでは、開発当初より履帯の接地圧の高さが問題となっていました
●そこで登場したのが「延長コネクター」であり、サイドコネクター部に取り付けることで、履帯の幅を拡大、これをもって履帯の接地圧を低減することができました
・ 履帯の幅を拡大することは、走行時の抵抗を増やすことにもなり、速度の低下を招くという欠点もあります
●この「延長コネクター」は、その形状をとらえて「ダックビル」と呼ばれ、「M4中戦車」シリーズの中でも重量が重い「M4A3E2」はとりわけ必需品となり、その他の車両にも装着例を多く見ることができます
●「M4中戦車」シリーズに「HVSSサスペンション」が導入されると、履帯の幅も拡大し、接地圧を増やすための「ダックビル」は不要となりましたが、「VVSSサスペンション」の車両ではその後も多数に装着されており、継続して使用されていたようです
【 「アメリカ シャーマン用 ダックビルズ (T48/T51/T54E1用)」のキット内容について 】
●「M4中戦車」シリーズの「VVSSサスペンション」用の履帯に装着する延長コネクター「ダックビル」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●「ダックビル」は1枚ずつに分割して再現しており、履板のサイドコネクター部分に接着することで、「ダックビル」を装着した状態を作製することができます
●「ダックビル」の基部は、ブロンコモデル社製の連結可動式履帯に合わせた形状となっています
・ 他社の連結式履帯にも装着が可能と思われますが、基部(ダボ)の形状の修正が必要となります
・ また、接着強度の関係から、ベルト式履帯に接着した場合は外れやすくなりますので、連結式履帯への装着が適しています(焼き止めのベルト式履帯には装着することは困難です)
【 「アメリカ シャーマン用 ダックビルズ (T48/T51/T54E1用)」の対応車両 】
・「M4中戦車」シリーズの「VVSSサスペンション」装備車両
【 「アメリカ シャーマン用 ダックビルズ 不整地用 履帯部材」の対応キット 】
・ ブロンコモデル社製 「T48型 ラバーストッパー型 可動キャタピラ (シャーマン用)」
・ ブロンコモデル社製 「シャーマン T62型 金属ストッパー型 可動キャタピラ 」
・ ブロンコモデル社製 「アメリカ シャーマン T74型 金属ストッパー型 可動キャタピラ 」
・ ブロンコモデル社製 「T51型 フラットラバー型 可動キャタピラ (シャーマン用)」
・ ブロンコモデル社製 「T54E1型 金属鋭角くさび型 可動キャタピラ (シャーマン用)」
・ ブロンコモデル社製 「T54 金属鈍角くさび型 可動キャタピラ (シャーマン用)」
など
【 「アメリカ シャーマン用 ダックビルズ (T48/T51/T54E1用)」のパッケージ内容 】
・ M4中戦車シリーズ用延長コネクター (ダックビル) ×216枚入