「ドイツ海軍 Uボート 1 改訂版 別冊 (ガリレオ出版 グランドパワー別冊 No.L-04/23 )」です(2011年2月22日発売分)●第2次世界大戦時におけるドイツ海軍の潜水艦「Uボート」を解説する解説及び写真資料集です 【 「ドイツ海軍 Uボート 改訂版」について 】●第1次世界大戦の開戦時において、技術的問題などからは各国共に潜水艦を重要視しておらず、特にイギリス海軍では通常艦艇を重視して、潜水艦の研究すら不十分でした ●対してドイツ海軍では、優れた造船技術により徐々に潜水艦の能力を高め、大戦中期以降はこの潜水艦「Uボート」が猛威を発揮、対応の遅れたイギリスの船舶の損害はうなぎ登りとなり、同国が干上がる一歩手前まで追い詰めました ●第1次世界大戦の敗戦によりドイツ海軍は保有していた全ての「Uボート」を賠償艦として連合軍に引渡し、新たな保有を一切禁止されます ●しかし、敗戦により主要艦艇をも全て失ったドイツ海軍にとって短い工期と数が揃えられる「Uボート」は海軍の骨格として欠かせない存在であり、海外の造船会社をダミー代わりとしてその造船技術が継承されました ●1935年のドイツ再軍備化に伴い、ドイツ海軍は「Uボート」の建造を開始、第2次世界大戦の開戦時には数こそは少なかったものの、通商破壊戦に活躍しました ●この「Uボート」は、日本の「伊号」潜水艦よりもかなり小型の船体でしたが、通商破壊に徹した行動と「ウルフ・パック」と呼ばれる集中使用作戦により多大な戦果を収め、連合軍の大きな脅威となっています ●また、当初は小型の「1型」や「2型」が建造される一方、より大型で主力となった「7型」、そして外洋展開用の大型の「9型」が登場しています ●そして、ドイツの優れた技術力を結集した、水中速力が大幅に向上したエレクトロボート「17型」や「22型」も建造され、大戦終結までに1100隻以上もの「Uボート」が造られています ●もっとも、「Uボート」とそれに対抗する連合軍艦艇と航空機との戦いは熾烈を極めており、その激戦によって「Uボート」は3/4以上が損失し、それに伴い乗員も失われ、「死のボート」とも呼ばれています ●このドイツ海軍の潜水艦「Uボート」を解説、各型の相違、搭載兵器の変遷、そして同艦の開発史が詳しく描かれています ●タイプの違いや、武装の増強などによる艦形の推移も図解を交えて解説、種類が多くて分かり難い「Uボート」の全容を紐解く一冊となっています ●本書は、グランドパワー1996年8月号別冊「ドイツ海軍Uボート(1)」と同1997年6月号別冊「ドイツ海軍Uボート(2)」の記事を再編集(「ドイツ海軍Uボート(2)」からは一部のみを抜粋)して合本化した内容となっています 【 「ドイツ海軍 Uボート 改訂版」の内容目次 】●Uボート写真集(1型~14型) ●Uボート艦内写真集 ●Uボートの搭載兵器 ●ドイツ海軍Uボート開発史 【 「ドイツ海軍 Uボート 改訂版」の内容について 】■Uボート写真集(1型~14型)(46ページ) ・ 「1型A」、「2型」、「2型A」~「2型D」、「7型」、「9型(A~D2)」、「10型B」、「14型」をフォト・アルバム的に紹介、各型の船体外部の構造と形状を中心に、その艦橋や武装等の細部を詳しく解説します ・ また、艦橋部分に描かれた各パーソナルマークも掲載されており、モデリングなどの際に役立つ内容となっています ■Uボート艦内写真集(6ページ) ・ 魚雷発射管室、発令所、電動機室、ディーゼル機関室等を写真で紹介、狭い船内での乗員の生活と、各種機材が整然と配置された「Uボート」のメカニカルな構造が写されています ・ 搭載魚雷の様子や潜望鏡の構造なども収められており、同艦の内部の状態を把握することができます ■Uボートの搭載兵器(26ページ) ●下記の搭載兵器と装備が解説されています ●魚雷 ・ 搭載している53.3cm魚雷の「G7a型」と「G7e型」を中心に運用方法と構造を紹介、船外から発射管室に収容する場面や発射管室の構造もイラストを交えて解説します ●火砲 ・ 甲板に搭載した8.8cm砲と10.5cm砲、主として艦橋部分に搭載された3.7cm機関砲と2cm機関砲を解説します ・ 連合軍の航空攻撃に対応するために徐々に増強された対空火器の搭載もイラスト多数を交えて解説、その究極の形となる対空用潜水艦「フラックボート」の艦橋構造も収録されています ●シュノーケル ・ 潜航中でもディーゼル機関の吸排気を可能にしたシュノーケルの構造をイラスト中心に解説 ●観測用小型航空機 ・ 「Uボート」搭載用の小型エンジン付高翼単葉機「アラドAr331」、「フォッケウルフ・アハゲリスFa330」などを解説 ●逆探とレーダー ・ 連合軍哨戒機の索敵レーダー波を感知する「Fu.MB1」、「FuMB.7ナクソス」、「Fu.MB9」、「Fu.MB10」、「Fu.MB26」等とドイツ最初の潜水艦用レーダー「FuMO29」を収録 ■ドイツ海軍Uボート開発史(48ページ) ・ 「Uボート1型」から「23型」と小型「Uボート」の開発を時系列で解説、外観のイラスト25点を交えて詳細に紹介されています ・ 第1次大戦後の「Uボート」開発から「Uボート」部隊の誕生、第2次大戦初期の「Uボート」の開発状況を紹介 ・ 主力となった「7型」の製造、遠洋型の「9型」、機雷敷設用と補給型「Uボート」の開発、試製と計画された各種「Uボート」、革命的な動力を搭載した「ワルター・ボート」、「エレクトロ・ボート」なども解説 ・ 大戦末期に実戦に投入された小型潜水艦「ゼーフント」なども収録されています 【 「ドイツ海軍 Uボート 改訂版」の奥付 】●版型 : A4版 / ソフトカバー ●全128ページ / モノクロ写真181枚、図面、イラスト67枚掲載 ●発行日 : 2011年3月1日 ●ISBNコード : 4910135020315
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