ドイツ重戦車 タイガー 1 後期生産型 (プラモデル)タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.075 スケール:1/48
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「ドイツ重戦車 タイガー 1 後期生産型 プラモデル (タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.075 )」です●「ドイツ重戦車 タイガー 1 後期生産型」です●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の重戦車「タイガー 1」の「後期生産型」を1/48スケールで再現したプラスチックモデル組立キット ●ノルマンディ戦などにおいて連合軍に対して猛威を奮った「タイガー 1」の「後期生産型」を再現、強力な主砲と平面で構成された車体を持ち、鋼製転輪を装備した重厚で迫力あるフォルムが表現されています 【 「タイガー 1 後期生産型」について 】●1941年5月、ドイツ軍は従来の「1号戦車」~「4号戦車」とは異なる重装甲を持った重戦車の開発を「ポルシェ」社と「ヘンシェル」社に指示します ●この2社は戦前より重戦車の研究を行っており、その研究の成果を発揮する形でそれぞれ試作車を製作、比較試験の結果、「ヘンシェル」社の試作車「VK.4501(H)」が重戦車「タイガー 1」として採用されました ●この「タイガー 1」は、「88mm高射砲 Flak36」を車載化した「56口径 88mm戦車砲 KwK36」を搭載、この砲の威力は、当時の各国の戦車の主砲火力を大きく凌駕しており、無敵を誇っていた連合軍の重戦車を遠距離において撃破する能力を持っていました ●また、防御力も当時の戦車よりも分厚い装甲(前面装甲100mm厚)を持ち、当時の連合軍戦車ではその装甲を貫通することは極めて困難でした ●「タイガー 1」は1942年後半から戦場に投入され、その主砲の威力と強靭な装甲により連合軍戦車を圧倒、絶大な威力を発揮し、数々の「タイガー神話」を生み出します ●同車は、1944年8月の生産終了(後は「タイガー 2」に生産移行)までに1354両が作られましたが、生産工程の短縮化や戦訓などにより数度の仕様変更が行われ、生産時期により「極初期生産型」「初期生産型」「中期生産型」「後期生産型」「最後期生産型」の5種類に大別されています ●「後期生産型」は、1944年の初め頃から生産が開始されたタイプで、ゴム資源の節約のために、それまでの千鳥式のゴム転輪から鋼製転輪へと変更されたのが大きな特徴となっています ・ 生産時期の関係から、この「後期生産型」には吸着地雷防止用のツィンメリットコーティングが施されています ●この「タイガー 1 後期生産型」は各戦線に投入されて活躍、特にノルマンディ戦線に投入された「SS第101重戦車大隊」の「ミヒャエル・ビットマン」による活躍は有名で、「ヴィレル・ボカージュ」村での戦闘において、進撃してきたイギリス戦車隊を「タイガー 1 後期生産型」1両で奇襲攻撃を敢行、数多くの戦闘車両を撃破し、イギリス軍の進出を防ぎ、ドイツ軍の危機を救いました ●これらの活躍により、連合軍将兵にとって「タイガー 1」は強烈なイメージを残し、それは恐怖の存在を表す代名詞ともなり、そのスラングは戦後に至っても廃れることはありませんでした ●「タイガー 1」はその後継車輌である「キングタイガー (タイガー 2)」の登場の後も、重戦車部隊の主力として戦い続け、その姿はベルリン攻防戦によるベルリン中央部においても認められており、ドイツ軍の終焉までその威力を発揮し続けたのです 【 「ドイツ重戦車 タイガー 1 後期生産型」のキット内容について 】●このドイツ軍の重戦車「タイガー 1」の「後期生産型」を再現したプラスチックモデル組立キットです ●タミヤタッチによって「タイガー 1 後期生産型」を再現、タミヤスタンダードとしてのキレが冴える彫刻とパーツ同士の合いの良さ、そして「タイガー 1」としての装甲板の「荒れ」の表現など、1/48スケールとして同車の魅力が凝縮された内容となっています ●タミヤ社が1989年に完全新金型で発売した1/35スケールの傑作キット「ドイツ重戦車 タイガー 1型 後期生産型」を下敷きとしながら、最新の考証や1/48スケールに合わせたパーツ構成と一体成型化が行なわれており、同社の「1/48 MMシリーズ」の最大の特徴である「精密感を失わない組み立て易さ」が追求されており、戦車模型初心者からベテランユーザーまで広く「タイガー 1 後期生産型」の姿を楽しむことができるでしょう ●タミヤ社製「ドイツ重戦車 タイガー 1型 (初期生産型)」の一部のパーツを流用しながらも、車体や砲塔などをはじめ、ほとんどのパーツが新金型となっています ●車体下部はプラパーツで、これに金属製のウエイトを取り付けることで、モデルにずっしりとした重量感を与えることが可能です ●タミヤの1/35スケール「ドイツ重戦車 タイガー1型 後期生産型」では「後期生産型」と「最後期生産型」とのコンバーチブルキットでしたが、本キットでは「後期生産型」のみが再現されています ●「タイガー 1 後期生産型」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています 【 砲 塔 】 ●砲塔は、新型のキューポラを備え、予備履帯を側面に装備した「タイガー1 後期生産型」のタイプを再現、「初期生産型」とは異なる防盾形状や、砲塔の造りが表現されています ●「88mm戦車砲 KwK36」の砲身は、先端部のマズルブレーキを含めて左右分割式となっています ・ 防盾は基部を含めて前後方向に3分割され、内臓させるポリキャップにより上下に可動します ●砲塔は左右分割式で、天板パネルは別パーツとなっています ・ ベンチレーター、後部の脱出ハッチ、左右の吊り下げフックは別パーツです ・ 車長キューポラは天板部分に一体成型され、対空機銃架のリング部分は別パーツです ・ 車長ハッチ、装填手ハッチは別パーツで開閉状態が選択できます ・ 対空機銃及び機銃架がパーツ化 ・ 予備履帯は個別にパーツ化され、上部の固定具が一体成型されています ・ 後部のゲベックカステンは1パーツで再現 【 車体上部 】 ●車体上部は、箱組み方式ながらタミヤらしく確実に形となるようになっており、シャープかつ繊細なモールドによりエンジングリルのスリット部や各部の溶接跡、エンジンデッキ部の装甲の荒れなどが表現されています ●車体上部は、各パネルを貼り合せる箱組み方式となっています ・ 天板パーツには、車体前部上面と前部フェンダーが一体成型されています ・ 戦闘室前面パネルには、操縦手用の視察装置と前方機銃のマウントがモールドにて再現 ・ スポンソン下部を塞ぐパーツが付属 ・ 後部のハッチストッパーがパーツ化 ・ 操縦手ハッチ、前方機銃手ハッチは別パーツです ・ ボッシュライトとその基部がパーツ化 ・ 車載工具類は牽引シャックルとハンマーがパーツ化され、その他は天板パーツにモールドにて再現 ・ 牽引ワイヤーと履帯交換用ワイヤーは固定具が一体成型された状態でパーツ化されています ・ 側面フェンダーは、左右各1パーツで再現 ・ 消火器、予備アンテナケースがパーツ化 ●車体後部パネルは、車体上部ブロックを形成するために一体成型され、後部フェンダーは別パーツです ・ 排気管は、排気管本体と各支柱が一体成型された支柱部分、そして蓋のパーツの3パーツで構成されています ・ 排気管の装甲カバーと排気管カバーは各1パーツで再現 ・ 車体後部に装備されるジャッキ、始動クランクは別パーツにて再現、ジャッキは固定具も含めて3パーツで構成 【 車体下部 】 ●車体下部は、バスタブ式に一体成型されています ・ 車体前後の牽引ピントル部は別パーツです ・ サスペンションアームは車体下部に一体成型されており、起動輪のデフカバーと誘導輪基部は別パーツです ・ 重量感を演出する棒状の金属製ウエイトが4本付属、装着の有無が選択できます ・ 起動輪と誘導輪は左右分割式で、内蔵させるポリキャップにより回転可動します ・ 各転輪は個別にパーツ化 ・ 前後の牽引フックがパーツ化されています 【 履 帯 】 ●履帯は、一部連結式履帯が付属しています ・ 上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は1枚ずつが分割されたパーツとなっています 【 フィギュア 】 ●戦車長を再現した半身像のフィギュアが1体付属しています ・ フィギュアは、車長キューポラから上半身を出し、手をキューポラ部に置いているポーズとなっています ・ 服装は、国防軍用の戦車服(パンツァージャケット)を着用、略帽を被り、ヘッドフォンを装着している姿です ・ 服の皺の表現はスケールに沿っており、徽章類や服の襟などの細部は繊細かつエッジが立ったモールドで彫刻されています ・ フィギュアは、上半身、両腕のパーツ構成です 【 塗装とマーキング 】 ●「タイガー1 後期生産型」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例がリーフレットに記載されています ・ 第505重戦車大隊 第3中隊 312号車 (東部戦線 / 1944年夏) ・ SS第101重戦車大隊 第2中隊 211号車 (ノルマンディ / 1944年夏) ●リーフレットの塗装例に基づく、部隊マーク、戦術マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています ●実車の解説、塗装例、ツィンメリットコーティングの施行などが記載されたリーフレットが付属 ●完成時の全長 : 約177mm ●2013年 一部新金型(主要部分は完全新金型)
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