タンクアート Vol.3 現用装甲 (本)リナルディ スタジオ プレス Scale Modeling Books No.003 スケール:書籍
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「タンクアート Vol.3 現用装甲 本 (リナルディ スタジオ プレス Scale Modeling Books No.003 )」です●AFVモデルにおける塗装の剥がれ表現と、様々なウェザリングによる演出方法を紹介した技法解説書です ●「タンクアート Vol.3 現用装甲」では、「タンクアート」シリーズの第3弾として現用車両の塗装の剥がれ表現とウェザリング方法とを解説しています 【 「タンクアート Vol.3 現用装甲」の概要 】●AFVモデルでは、形とする楽しさや、作る喜びという模型としての原点を楽しむユーザーが多い一方で、最近では欧米のベテランモデラーのウェザリング(汚し)を重視した表現に感化され、同様な作風の作品を製作するユーザーも増えています ●このようなウェザリング(汚し)を重視した作品はリアル指向の結果とも言えますが、汚しが過大となってしまうとAFVモデルというよりも「汚し」や「錆」を表現した作品となってしまいます ●また、やみくもに汚しを行った結果、完成して間が無い車両が汚れの塊となってしまったり、車両がジオラマやフィギュアとの整合性が採れていないチグハグなものになってしまったりと、汚しを行う際の塩梅が難しいのも事実です ●特に、難しいのが現用車両であり、実戦に使用されている車両以外は塗装も頻繁に行われ、塗装が剥がれたままになっている車両が少なく、汚れ自体もハードではないことから、第2次世界大戦時の車両と同じようにウェザリングを行うことは難しいアイテムとなります ●本書は、アメリカのAFVモデラー「マイケル・リナルディ」氏が著者となり、そのウェザリング技法を紹介する解説書で、欧米人ならではの感性により、ウェザリングによってAFVモデルに魂を吹き込む方法が収められています ●「タンクアート」シリーズの第3弾となるこの「タンクアート Vol.3 現用装甲」では、その現用車両の塗装の剥がれ表現とウェザリングの方法を解説 ・ 前半の作例では、中東地域で使われている車両を中心として、ハードなウェザリングと塗装の剥がれ表現により使い込まれた車両を再現、これらの技法によるリアルさを追求したものとなっています ・ 後半では、「T-72」などを中心に、現用車両として比較的塗装の剥がれ表現は抑えとして、埃や油汚れといったウェザリングにより現用車両らしい姿を再現しています ●作例では、ステップバイステップ方式によりその工程写真を丁寧かつ詳細に紹介、様々なウェザリング工程により、1技法を経るごとに色彩のレイヤーを積み重ねるように作品が変化する様子が掲載されています ●よりハイレベルでリアル指向となるAFVモデルの製作の参考に役立つ内容となっています ・ 本書は、あくまでもベテランユーザー向けの技法書であり、ウェザリング技法を中心とした構成となっており、組立て方法などは一切触れられていません 【 「タンクアート Vol.3 現用装甲」の内容目次 】●始めに ●機材及び塗料類について ●ウェザリングの原則 ●ヘアスプレー技法と油絵具 ●ピグメントによるウェザリング ●装甲ドーザー 「D9R」 ●主力戦車 「T-62M1」 ●主力戦車 「AMX-30B」 ●試作戦車 「FV221 カーナーボン」 ●主力戦車 「T-72B 1989年型」 ●装甲兵員輸送車 「MT-LB」 【 「タンクアート Vol.3 現用装甲」の内容について 】●機材及び塗料類について ・ 製作の際に使用した塗料、エアブラシ、ピグメント類などを紹介 ●ウェザリングの原則 ・ 塗装の剥がれ方、履帯部分を中心とした土汚れの溜まり方、予備履帯の塗料の剥がれ方とウェザリング、車体の埃の表現などを考察します ●ヘアスプレー技法と油絵具 ・ ヘアスプレーによる塗装の剥がし方を解説 ・ 油絵具による塗装の剥がれ表現と、褪色表現、そして予備履帯を題材とした剥がれと埃の表現方法を紹介します ●ピグメントによるウェザリング ・ ピグメントを使用して足周りの土汚れ、車体上部の土汚れの表現方法を解説 ■装甲ドーザー 「D9R」 ●MENGモデル社製「D9R 装甲ブルドーザー」を、完成までステップバイステップ方式に解説します 1. 最初にタミヤ社のアクリル塗料「リノリウム甲板色 (XF79)」を塗料が剥がれた鉄の色として全体に塗ります 2. ヘアスプレーを吹き、車体下部をイエロー系、車体上部をグレー系の塗料で塗装し、擦って剥がれを表現します 3. 油絵具を使用して塗料の剥がれに表情を付けて行きます 4. ピグメントを使用して足周りの土汚れを再現 5. 履帯部分の塗装法と汚れの表現を紹介します 6. 部分ごとの拡大写真により、塗装の剥がれ表現や露出した金属による鈍い光沢、そして埃、土によるウェザリングを考察します 7. ブルドーザーの特徴となるドーザーブレード部に残る土を考察、ピグメントを使用したそのリアルな表現は必見です ■主力戦車 「T-62M1」 ●トランペッター社製「ソビエト軍 T-62 主力戦車 Mod.1972」とMIGプロダクション製のコンバーションキットを使用してアフガニスタンの「T-62M1」を再現、その完成までをステップバイステップ方式に紹介します 1. 剥がれた鉄の色としてベースとなる塗料を塗装後、ヘアスプレーを吹きつけます 2. 基本色を塗装した後に、腰の硬い筆を使用して擦り、塗装の剥がれ表現を行います 3. その後、迷彩色を塗装、この迷彩色部分も擦って、塗装の剥がれ表現を付けます 4. アクセントとして塗装が殆ど剥がれてしまった部分を紹介 5. 油絵具を使用した塗装の剥がれ表現と、薄っすらと溜まった埃汚れの再現方法を紹介 6. 履帯部分の塗装法と汚れの表現を紹介します ■主力戦車 「AMX-30B」 ●MENGモデル社製「フランス軍 AMX-30B 主力戦車」を題材に、現用戦車として朽ち果てた姿を完成までステップバイステップ方式に紹介します 1. 最初に追加工作した箇所を紹介 2. 剥がれた鉄の色としてベースとなる塗料を塗装後、ヘアスプレーを吹きつけます 3. 基本色を塗装した後に、腰の硬い筆を使用して擦り、塗装の剥がれ表現を実施、エッジ部分だけではなく平面部分の剥がれも解説します 4. 再びヘアスプレーを吹いた後に、NATO迷彩となる迷彩色を塗ります 5. 続いて、同様に腰の硬い筆を使用して擦り、迷彩色の塗装の剥がれ表現を付けて行きます 6. ピグメントによる土汚れの再現方法を紹介 7. 金属製履帯の黒染めの方法を解説します 8. そして、履帯の塗装と汚れの再現を実施 9. エナメル系塗料によるウェザリングを紹介 10. 油絵具を使用した塗装の剥がれ表現と褪色表現を解説します ■試作戦車 「FV221 カーナーボン」 ●フルレジンキット「試作戦車 FV221 カーナーボン」を題材に、グリーンベースで塗られた車両がサンド色で再塗装された姿を再現、その完成までをステップバイステップ方式に紹介します 1. 最初にベースとなるグリーンによる塗装を行います 2. ヘアスプレーを吹き、上塗りのサンド色を塗装、腰の硬い筆を使って、塗装の剥がれ表現を行います 3. 排気管と予備履帯の塗装と汚しを解説 4. サンド色の塗装では目立つ、錆が流れた状態を表現します 5. 履帯部分の塗装法と汚れの表現を紹介します ■主力戦車 「T-72B 1989年型」 ●タミヤ社製「旧ソビエト戦車 T72M1」をベースとして、各コンバーションキットを使用して「T-72B 1989年型」再現、完成までをステップバイステップ方式に紹介します 1. まず、ファレホの「サフェイサー」を塗り、その上から同じファレホの「チッピングメディウム」を塗ります 2. その上からレッドオキサイド色を塗装、腰の硬い筆を擦って、エッジの部分を中心にサフェイサーが露出している状態とします 3. 再びファレホの「チッピングメディウム」を塗り、基本塗装となるグリーン系の塗料を塗装します 4. 腰の硬い筆を擦って、エッジ部分を中心に塗装が剥がれて、レッドオキサイドと「サフェイサー」が露出している状態を再現します 5. スポンジを使用して、塗装の剥がれ表現を付加します 6. 油絵具を使用した褪色表現と埃のウェザリングを解説 7. 部分的に飛び散った油汚れの表現方法」も紹介 8. ピグメントによる土汚れを実施 9. 履帯部分の塗装法と汚れの表現を紹介します ■装甲兵員輸送車 「MT-LB」 ●スキフ社製「MT-LB」を使用してイラク軍仕様とし、その完成までをステップバイステップ方式に紹介します 1. 改造やディテールアップした箇所を紹介 2. 最初にベースとなるグリーンによる塗装を行います 3. ヘアスプレーを吹き、上塗りのサンド色を塗装、腰の硬い筆を使って、塗装の剥がれ表現を行います 4. 金属製履帯の黒染めの方法を解説します 5 .錆などが垂れた汚しを中心にそのウェザリングを紹介 【 「タンクアート Vol.3 現用装甲」の奥付 】●著者 : マイケル・リナルディ ●版型 : A4変型版 / ソフトカバー ●全208ページ / オールカラー ●掲載写真500点以上(カラー) / 高品質マット印刷 ●全英語表記 ●ISBNコード : 9780988336339
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